生涯かけてのこる記録 (加藤諒太)

 4期生の加藤諒太です!今日は自分のスマホのメモを見てふと感じたことを書きたいと思います。


 勉強をしていて、ふと自分の記録を振り返ろうと思った時のことです。私はゼミの記事の下書きをiPhoneのメモ機能で行なっています。メモを開くと過去のメモが157件も溜まっていました。量にも驚きましたが、記録を遡ると内容は玉置ゼミを志望した時の記事まで出てきました。懐かしいと同時にもうそんなに経ったのかと、恐怖も感じました(笑)

 読んでみると当時の自分の考えがわかって面白く、様々な記憶が呼び起こされ、まだまだ未熟ですが過去の自分よりは前に進めているのかなと思いました。ここで改めて思ったのは「記録を取ることの大切さ」です。記録を残すことで今の自分との変化、成長を感じることができます。それだけでなく過去の自分から学ぶこともあると思います。

 現場に出た後も記録をとること大切にしていきたいです。そして今を大切にこの書くことで学ぶゼミで成長していきたいです!!(加藤涼太)
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5月12日多賀先生の教師力アップセミナーに参加して(高橋・北神・長谷川)

 こんにちは!先日、大口中学校で行われた、多賀一郎先生の教師力アップセミナーに参加させていただきました。そこからの学びを、4期生の高橋、5期生の北神と長谷川で書かせていただきます。

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 こんにちは。五期生の北神です!5月12日に行われた教師力アップセミナーに参加しました。今回はそこでの学びについて書きます。

 今、私は、いろんな先生方の素晴らしい授業をたくさん見せて頂き、自分もより良い授業ができるように頑張っています。しかし、今回の講演を聞いて、ただ真似をするだけではいけないなと思いました。なぜなら、ヒドゥンカリキュラムがあるからです。

 ヒドゥンカリキュラムというのは、潜在的教育効果のことです。教師は、良くも悪くも知らないうちに子ども達にメッセージを送っています。私が持つヒドゥンカリキュラムと、その先生方のヒドゥンカリキュラムは違います。

 多賀先生は、自分の個性にあったヒドゥンカリキュラムをつくることが大切だとおっしゃっていました。今回の講演で学んだたくさんのヒドゥンカリキュラムの中で、自分が出来そうな物から意識して取り入れていきたいと思っています。

 まず、私は、「使いやすい子どもにばかり頼んでいる」というヒドゥンカリキュラムを意識したいと思いました。教師になった時、頼んでもやってくれるかどうか分からない子より、きちんとこなしてくれる子を無意識に何回も頼ってしまいそうです。でも、それは、教師の信頼を失うだけでなく、その子の立場も悪くなるということを知りました。子ども達が「ひいき」だと感じると、学級崩壊に繋がってしまいます。だから、これは特に気をつけなければならないと思いました。貴重なお時間をありがとうございました。(北神)

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 こんにちは。5期生の長谷川です。5月12日に行われた多賀先生の教師力アップセミナーで学んだことを書かせていただきます。

 私が多賀先生から学んだことは、プラスのヒドゥンカリキュラムを行うことで、学級経営が上手く回るということです。具体的には「子どものマイナス点よりプラス点をみつける」ことです。私は人間の性格上、人のマイナス点は見つけようとしなくても、すぐ目につくと思います。しかし、人のプラス点をすぐに見つけることは難しいと考えます。私は子どもたちのプラス点をたくさん見つけることができる教師になりたいです。そのために、普段の生活でも、人のプラス点をたくさん見つけるように意識しようと思いました。

 多賀先生は「マイナス点は誰でも見つけることができる。しかし、子どものプラス点を見つけることができるのは、教師である。」と仰っていました。9月から実習が始まるので、児童、生徒に、教師だからこそ出来ることを、少しでも多く実践したいです。

 また、教育に限らず、人のプラス点を見つけることは、より良い人間関係を築く点でも同じことが言えると思います。他人の嫌なところを見つけるより、良いところを沢山見つけた方が、お互いに尊敬し、高め合うことができる関係に繋がるのではないかと思いました。今回も多くの学びを得ることができました。ありがとうございました。(長谷川)

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 こんにちは!4期生の高橋です。今回のセミナーでは、学級づくりとヒドゥンカリキュラムについて学びました。

 私が印象に残ったのは、居心地の良いクラスにするためのポイントの1つが、安心感がある、ということです。

 いつ叱るかがわからない教師は、子どもたちにとって、何について怒られるかがわからない、つまり、安心できない存在であるそうです。そのため、子どもたちに早いうちから叱るポイントをはっきり示しておくことが大切だと学びました。多賀先生は、人を傷つけることと、時間を守らないことは厳しく指導されていたそうですが、それ以外はほとんど叱ることはないそうです。

 それに関わって、「注意ではなく手をかける」という言葉が心に残りました。授業中話している子どもに「静かにしなさい」と注意をするのではなく、側に立ってしばらく授業を行う、というのが1つの例でした。そうすると、何も言っていないのに静かになるそうです。声をかけるだけでなく、自分自身が動いて手をかけることで、叱らなくても子どもを正すことができると学び、ぜひ実践したいと思いました。

 今回のセミナーでは、授業の中でのヒドゥンカリキュラム、気づかないまま伝わってしまうヒドゥンカリキュラムなど、教師になった際、学級経営で大切にしていきたいことをたくさん学ぶことができました。しかし、多賀先生は、これを全部やろうとしてはいけないとおっしゃいました。無理して全部やろうとせず、自分が本当に大切にしたいこと、自分のキャラクターに合っているものを考え、出来ることから取り入れていきたいです。
多賀先生、玉置先生を始め、関係者の皆さん、このような学びの機会を与えてくださったことに深く感謝いたします。ありがとうございました!(高橋)

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5月12日教師力アップセミナーでの学び(二宮・中澤)

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 こんにちは!四期生の中澤佑太と五期生の二宮健吾です。今回は、5月12日に行われた教師力アップセミナーについての学びを記します。

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 こんにちは!すっかり暑くなってきました。5期生の二宮です。今回は5月12日の教師力アップセミナーで学んだことを書かせていただきます。

 今回のセミナーは多賀一郎先生の、「これからの学級づくりとヒドゥンカリキュラム」についての講演でした。その中でも「聞くことに集中させるために」ということで教師がしてはいけない10個のダメな例があり、私はその中から特に気をつけようと思った1つ述べたいと思います。

 それは「しょっちゅう、ぶれる」ということです。これは人によって指導の仕方を変えてしまうということだが、ちょうど次のゼミの発表で紹介しようと思っている本の内容と似ていて、とても納得できる内容でした。多賀先生は授業中の場面で「一度言ったら二度は言わない」という意思を持たれていて、もし話を聞いてなくて隣の子に聞いている児童がいて、その隣の子が教えていたら、その隣の子を注意する。結果、教える行為はなくなり、児童が話を聞くようになる、と言った具体例を挙げられていました。

 一方、本では先生によって校則違反の注意が変わるために生徒に不信感が生まれ違反が溢れるといった例が挙げられていました。多賀先生と本の話には、指導の人数に差があったり場面が授業中と生徒指導中のように条件に違いが多くあるが、この2つの例の大きな違いは、自分の言った言葉に責任を持っていることだと思いました。なので、自分の指導方針を固め、ぶれないようにすることが大切だと学びました。

 まだ私は多賀先生の「一度言ったら二度は言わない」のような、徹することが大変な意思見つけられていないが、「聞くことに集中させるために」で挙げられた10個の例は常に気をつけ、その中から自分なりに意思を見つけていこうと思いました。(二宮)

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 こんにちは!四期生の中澤佑太です。5月12日教師力アップセミナー、多賀一郎先生のヒドゥンカリキュラムの講演に参加しました。

 今回は、その講演で学び得た、「使いやすい子どもにばかり頼んでいる」というヒドゥンカリキュラムについて深掘りしていきたいと思います。

 「使いやすい子どもにばかり頼んでいる」

 私は、現場で働いている姿を想像すると、このことをなくすのは困難であると考えています。

 使いやすい子どもにばかり頼んでいると、当然他の子は、
1 自分は役に立ちたいのに必要とされていない。
2 自分は能力がなく、能力が上がる機会もない。
3 先生は人を選んでいる。
4 自分は何もしなくても代わりにやって来れる。
5 むかつくから、わざと失敗しよう。
など、学級が荒れることに繋がってしまう。

 しかし教師の視点にたつと、
1 限られた時間のなか教師がお願いした仕事を速やかに遂行してほしい。
2 子ども全員に同じ事をお願いする余裕がない。
3 積極的に手伝おうとする子の気持ちを尊重したい。
など、自然と使いやすい子どもにばかり頼んでしまいます。

 私はまず、仕事を手伝った子を価値付け、その人の影響を受けた子の、「手伝いたいアピールをしたこと」を汲み取って他の子に仕事をお願いし、使いやすい子どもにばかり頼んでしまうことを回避していきたいと考えました。また、少人数グループをつくり、そのグループに手伝いを頼むことも行いたいと考えました。このことにより、その子達同士で仕事を分担したりすることで、能力の差を回避することができると考えました。

 今回の教師力アップセミナーでは、ヒドゥンカリキュラムという教師誰もが意識次第で改善できることを学ばせていただきました。多賀一郎先生をはじめ多くの先生方に、感謝の気持ちを伝えさせていただきます。ありがとうございました。(中澤)

【20190516指導助言】犬山市立犬山西小学校

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 13時頃、家を出て犬山市立犬山西小学校へ。校長、教頭、主幹、研究主任さんらと事前打ち合わせ。授業は外国語活動。さすが英語の免許を持っておられるだけに、いわゆるALT(犬山では授業をする意味で別称)さんとの息もぴったりで、子どもたちにとっては素晴らしいモデル。授業展開も無駄がなく、活動量も多く、子どもの変容も見られて、言うことなしの授業。ただし、犬山西小が目指している「みがきあう」場面を作るのは、この授業では難しい。いつもそうした場面設定ができるわけではないので、致し方ないこと。

 先生方の研究協議も素晴らしく、子どもの変容をしっかりとらえ、その源となっていることまで言及する協議に感心。

 僕の話は、冒頭に研究協議の質の高さを価値付け、逆に「エビデンス重視」の昨今の評価軸について思うことを話し、異動されてきた先生方を意識して犬山西小の研究の方向の確かさを伝える。深い学びを生み出すための裏付けとなる資料を提示して、授業でのつながりをしっかり作っていただきたいと伝える。校長、教頭先生には拙著「働き方改革時代の校長・副校長のためのスクールマネジメント」を購入していただいた。ちょっと押し売りという感じだったけど、良い本なので勧めることに躊躇なし。

【20190514指導助言】名張市立南中学校

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 今日は名張市立南中学校での指導助言日。スケジュールの関係で、今年度の訪問は2回。次回は研究発表日なので、今日はしっかり助言をして、入念な打合せまで完了する腹づもりで出かける。

 10時、校長先生に駅にお迎えをいただき学校へ。すぐに研究主任さんらと今日のスケジュール、研究の進み具合、研究発表会の内容などについて話し合う。

 3、4時間目、自己選択場面を中心に授業観察。例によって写真を撮って指導助言の準備。この学校の授業を初めて見たときは、聞こえてくる声はほとんど教師の声で、「入力より出力が重要」とかなり強調。このこともあってか、子どもの声でよく聞こえるようになってきた。これは大きな変化。

 さらに「主体性を育みたい」という学校の願いを受けて、僕が提案した「1授業1自己選択場面の設定」も意識されつつあって、嬉しい状況。

 8月の校内研修会の講師推薦をしてほしいと依頼をいただくが苦慮。来校されていた指導主事さんからジャストアイデア。大賛成をして、ほぼその方向へ。

 5限は特設授業。数学授業で自己選択場面設定の提案授業。教科書の行間を補い考えさせる適切な選択場面で、子どもたちはよく考え、意見交流。助言者としては、よし!という手応え。

 15時10分から17時まで研究協議に参加。その中で2回にわけて話す。これまでの歩みを価値付けて、自己選択場面を作るよさをデータをもとに強調。今後の方向付けまで話す。

 その中で、良くある研究発表会事例として、「研究発表会が終わればすべて終わる学校」「研究発表会が終わったことだけを評価される学校」「テーマと子どもの実態が乖離している学校」「開発した授業手立てが研究発表会後には使われない学校」など、具体的に話し、「そうではない研究を目指しましょう。この学校の方向性は間違っていません」と話す。

 「授業がいいので研究紀要を読まれるのです」は、僕が附属時代に副校長から言われた言葉。授業が悪ければ研究紀要なんて目を通そうとは思わない。授業がよければ、どういう理論でこの授業が作られたのかと興味が湧くはず、とも。このように言えるのも確かな良い変化がこの学校にあったからこそ!

 列車の関係で、駅までの車中で研究主任さんと研究発表会のスケジュール確認とアドバイスをして、名張駅から特急に乗車。さすがに帰路は疲労困憊。気持ちはとても良く、学校のエネルギーが高まってきた手応えがあったこと、別れ際に校長先生から「先生に出会えて本当に良かったです」と言っていただけたことが心から嬉しい。

【20190510講演】虹天塾

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 17時に大学打合せを中座して彦根市へ向かう。彦根駅近くの東地区公民館に18時20分ごろ着。北村さんから依頼をいただいた虹天塾で講演。開始までプレゼンづくり。

 19時から1時間は輪読会。森信三氏の書籍から。輪読後の感想交流では、僕は「相手の立場に立って」から発想したことを発言。

 20時から21時45分ほどまで僕の講演。演題は「新学習指導要領の背景」。中学校教師、高校教師、学生、議員さんが参加という僕がこれまで経験したことがない皆さんを相手に、人のつながりを生むことの良さなどもエピソードを交えてしっかり話す。

 22時に彦根を出て、途中で夕食をとって自宅へ戻る。23時30分近くに到着。

【20190509指導助言】東員町立東員第一中学校

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 今日は、昨年、校長先生らが僕の講演を聞き、「本校の指導助言者としてぜひお願いをしたい」と来研されこともあって引き受けた東員第一中学校への初の訪問日。

 自宅から1時間余で到着。到着約束の時刻まで30分ほど余裕が生まれたので、ガストでモーニング。

 校長先生、教頭先生、研究主任さんと打合せ。今年度の研究内容、僕への依頼事項を確認後、3限、4限と授業参観。指導助言のために、例によって写真撮り。

 県北勢教育支援事務所指導主事さんが来校。昼食をとりながら貴重な情報交換。拙著「チームリーダーの仕事術」を持参されての来校、さらに玉置研究室HPをよくご存じで、感激。

 5限の研究授業参観。研究主任の授業で、子ども一人一人のちょっとした考えが徐々に結び付き、ワンランク上の考え方に行き着いた良い授業。

 先生たちのアクティブな授業検討会を参観しながら、プレゼン最終調整。50分間ほど「東員第一中学校 分からないことから始まる授業づくりの価値」と題して、なぜ「わからないと言えることが大切なのか」を新学習指導要領から話し、最後は授業参観中に撮った写真をもとに授業のよさを伝えた。

 校長室で今後の訪問日程を決める。近くに講演に来ることをご存じで、そのときの午前中に訪問するなど、なんとかやりくり。1時間余で帰宅。

拙著中学校向け書籍第3位

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 嬉しいことに4月早々に発刊した拙著「働き方改革時代の校長・副校長のためのスクールマネジメントブック」が明治図書中学校向け書籍で総合ランキング第3位となりました。

5月13日 酒井さんの発表から学び得たこと (二宮)

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 こんにちは、1週間ぶりのゼミが嬉しかった5期生の二宮です。今日はそんなゼミの酒井さんの2回目の発表から学んだことを書きたいと思います。

 「新任3年目までに身につけたい『超』教師術!」/中嶋郁雄

 この本から「願いや思いが伝わる話し方について考えよう」とテーマを決めてペアワークをする授業をしてくれてましたが、目的をはっきり黒板に書いてくれたのでとてもわかりやすい授業でした。またクラスがよく見えていたので状況に応じて指示ができていたことがよかったです。

 そのあとの玉置先生の指導で、「考えよう」だと、子どもが口で言ってしまえばそれまでの可能性があるので、「明らかにしよう」などに変える方がより良くなることを学びました。

 前回課題になった板書が、今回とても見やすく出来ていたので、今回指摘されたことがどう変わるのかが楽しみです。私もぜひ取り入れてより良い授業を作っていこうと思いました。酒井さん、お疲れ様でした。(二宮)

5月13日第5回5期生ゼミ記録(酒井)

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 まだまだ平成が抜けきれない5期生の酒井です。

 5期生のゼミも5回目が終わりました。2回目の発表だった私が紹介したのは中嶋郁雄さんの「新任3年目までに身につけたい「超」教師術!」でした。特に印象に残ったキーワードが3つありました。

○ キーワード1 「迎えにいく」話術をみがく
 自分が思いを語り子ども達を導いていくことは、子どもの話を聞くことと同じくらい教師にとっての大切な役割の一つだと考えています。そんな話すことに関して身についておきたいこととして本書に挙げられていた「迎えにいく」話術はまさに私の理想でした。

 まず教師に限らずですが何かを話す時同時にその話を聞く人は必ず存在します。話す側にはなにかしらの伝えたいことが存在します。お互いのために話し手は、聞き手を置いてきぼりにして一方的に話すのではなく聞き手の反応を感じながら話すことはまず大前提だと考えました。

 聞き手に自分の思いを伝えるには話すのにつかう言葉だけではなく話し手の表情や身振り手振りも武器になるはずです。少しくらい大袈裟になっても聞き手である子ども達に伝えたい!という熱い思いを伝えて、自分の話に引き込むということが語るうえでは大切だと感じました。

○ キーワード2 休み時間は子どもとの時間
 授業外の時間で特に長いのは休み時間ではないでしょうか。子どもと関われる貴重な時間を提出物のチェックなどの事務作業ばかりにあてるのではなく一緒に遊んだり、話をしにいったりすることを続けることは子ども達との距離を縮めることにもなりそうです。たとえ1日10分は子どもと関わる時間にあてるというルールを自分で決めて時間をうまく使う必要がありそうだと感じました。関わる時はどの子とも関わりをもつことも大切にしたいです。

 休み時間、子どもたちは開放的になりがちなので授業ではみせない顔が見られことも考えられるはずです。普段と違う様子はないかなど気になる子がいればよく観察して、トラブルが起きれば対処して子ども達との関係を築いていきたいです。

○ キーワード3 丁寧な説明や解説はしない
 一つの考え方として手取り足取り支援するのではなく子どもらにどうするとより良いか考える時間を与えることが重要だというものがあると思います。

 また考えさせる時は書くことをセットにしたり、挙手制をやめて指名制にしたりすることは子ども達がなんとなく授業の時間を過ごすことのないようにできそうです。子ども一人ひとりに学ぶのは他の誰でもなく自分であるという自覚を持たせることが大切だと考えられます。間違っても指導や支援が教師側の自己満足にならぬようにしなければならないと思いました。

 2回目の発表ということでプレッシャーがとてもありました。自分ではできなかったところばかり目についてしまうけど、仲間にここはよかったと言ってもらえることで、次も続けよう、と思えたり自分自身に少しだけ自信が生まれたりしました。仲間のコメントのレベルがだんだん高まっているのもひしひしと感じ、一緒に学べている喜びも感じています。

 これからもたくさん吸収して、学び合える仲間を大切にしたいです。(酒井)

5月13日大久保君の発表から学んだこと(中西)

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 こんにちは。5期生の中西です。5月13日、大久保君の発表から学んだことを書かせていただきます。

 今回は野中信行先生の「新卒教師時代を生き抜く初任者1ヶ月の成功シナリオ」についての発表でした。子どもに指示を出す「フリ」・フリに従う子どもの姿である「オチ」・オチに対する対応や評価を教師が行う「フォロー」の3点が子どもを伸ばすとのことでした。

 大久保君は導入の所で、ダチョウ倶楽部の芸の動画を見せ、フリ・オチ・フォローを私たちに意識させました。馴染みのある芸人さんということもあって面白く興味も湧いてきて、自然と授業の導入から引き込まれます。導入で子どもの興味関心を持たせることは、次の展開へスムーズにつなげることができます。授業の最初である導入がとても大切だと学びました。

 また前回の発表の課題であったまとめを言うときの教師の表情についても良くなりました。いつも笑顔なのではなく、大事なことを言うときは真剣な表情だと子どもは「今先生が言っていることはこの授業で大切な所だ!」と読み取ることができます。前回の反省がしっかりと活かされた、とても受けていて面白く為になる授業でした。大久保君お疲れ様でした! (中西)

5月13日ゼミ発表を通して学び(大久保)

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 こんにちは!5期生の大久保樹です。今回はゼミ発表で学び得たことを書き記していきます。

 今回は野中先生の「新卒教師時代を生き抜く初任者1ヶ月の成功シナリオ」という著書を読み、授業風に発表しました。

 本の中に書いてあったフリ、オチ、フォローで子どもを動かすといった内容を授業の軸としました。

 導入では児童の身近なものから入り、展開していくことが出来ました。授業が終わり、5期生のみんなから感想を貰う時間でたくさん反省点を指摘されるだろうと思っていると、反応は驚くものでした。

 「前より格段に良くなった」と言ってくれたり、「表情を意識して授業出来ていた」と言ってくれたりしました。前回の授業の発表で、教師がお話をする時、その内容にあった表情をしなければ児童に入っていかないというご指摘を玉置先生からいただきました。その反省を意識して、今回の授業に取り組んだので、そこを褒めてもらいとても嬉しかったです。

 9月には教育実習があります。そこでは30人近くの児童を見ながら、45分の授業をしていくことになります。当然意識しなければならないことは様々ありますが、今回学んだ「フリ、オチ、フォロー」については確実に意識して授業に臨みたいです。

 まだまだ実習までに学んでおかなければならないとこはあります。それを玉置ゼミで1つでも多く学び、より充実した教育実習になるよう精進します。

 今回一緒にゼミを受けている5期生、お忙しい中授業を見ていただいた玉置先生ありがとうございました。(大久保)

16年の仲(井上)

 こんにちは!4期生の井上です。最近は教採へ向けての勉強、面接練習、勉強の繰り返しの生活。少々疲れが溜まってきているところです...笑

 そんな中、今日は久しぶりに一日中何もなく、勉強の休憩で少しリフレッシュしようと思い、1年ぶりに家の庭へ出て、気持ちいい風に当たりながら、庭の観察をしてみました。すると、とても嬉しい発見がありました!

 なんと、私が5歳の時に植えた、伊予柑の種の木が育ち、花を咲かせたのです!今まで、一度も花を咲かせたことはなかったのですが、16年かけて、ついに2輪の花が咲きました!

 この伊予柑は買ってきた種ではなく、食べていた時に出てきた種を植えてみただけだったので、家族には、育たないよ、花は咲かないよ、と言われ続けてきましたが、周囲の予想を超え、ゆっくりと時間をかけて伊予柑は成長していき、白い綺麗な花が咲きました。引っこ抜かれそうになった時や、枯れてしまいそうになった時もありましたが、16年諦めず育て続けてきてよかったです。16年の思いが少しだけ、実を結んだ日でした。何かいいことがありそうです。

 また、嬉しい反面、この自分の中の大ニュースは心に刺さりました。最近忙しく、自分のことで精一杯だった私は、周りを見ることを忘れていました。周りを気にしている余裕はない。そう感じていました。しかし、その間にも自分が気がつかないうちに、自分の周りは大きく変わっていたかもしれません。この伊予柑のように。

 忙しいからこそ、周りのことはなおざりにしてはいけない。忙しい時こそ、周りを見るべきだ。そう伊予柑に教えられました。一度、自分の生活や行動を見直してみよう。そう思った日にもなりました。

 さすが16年も付き添っただけあって、私のことをよく分かっています(笑)。いいタイミングにいいアドバイスをくれました。今日をターニングポイントとして、気持ちを引き締め、自分の将来のために頑張っていこうと思います!(井上)
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5月13日遠藤さんの発表から学び得たこと(北神)

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 こんにちは。五期生の北神です!5月13日に、遠藤さんが『鍛える国語教室シリーズ12子どもは授業で鍛える』からの学びを発表してくれました。その発表から学んだことを書きます。

 前回もそうでしたが、遠藤さんは、私たちが発言する時に頷きながら話を聞いてくれるのでとても話しやすいです。

 今回特にいいなと思った所は、「発言することが得意だったか得意でなかったか」という発問をした後、挙手をさせて自分がどちらの意見なのか意思表示させたことです。挙手をするためにはその発問について考えなければなりません。だから、自分がどちらなのか挙手させることは、全員参加に繋がるなと思いました。また、その後意図的指名をするためにも重要なことだと思います。

 その後、遠藤さんは意図的指名をしてみんなに理由を聞きました。そして、その理由と似ているか違うかを聞き挙手させました。違うという方に挙手をした子にはもちろん他の理由を聞きます。そこで更にすごいと感じたことがあります。遠藤さんは、同じ意見だと挙手をした子にも自分の言葉で理由を話させ、本題にもっていくためのキーワードを引き出しました。同じ意見だというか子どもも大切にしている所や、子どもの言葉を使って授業を進めていく所が素晴らしいなと思いました。(北神)

5月13日5期ゼミ発表を通しての学び(遠藤)

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 こんにちは。先日読んでいた本の中に、「コミュニーケーションは鏡と同じ」と書いてあり、ドキッとした遠藤です。

 相手を尊敬しながら話すと相手も自分を尊重してくれるし、緊張して喋っていると相手にも緊張は伝染してしまうのだそうです。相手が態度が悪いなぁと思ったら、まず自分を見直すこと、そしてその嫌な態度に自分まで引きづられないことが大切なのだと書いてあり、成る程なと感心しました。

 さて今回は、そんな本の内容から思いついて取り組んだゼミ発表の第2回についてお話したいと思います。

 今回の私のテーマは、「話すこと・聞くこと」について重要なポイント考えることでした。『鍛える国語教室シリーズ12 子供は授業で鍛える(野口芳宏著)』からの学びを通して、話すことにおいては、間違える=悪いというイメージをまず教員側から払拭しなくてはいけない、という点。聞くことについては、常に相手の話からなんで?どうして?という疑問点を見つけ出すよう意識して聞く点についてまとめました。

 今回の授業では話すことにしか触れられなかったのですが、自分の意図通り、間違える=悪なのか?という疑問を投げかけるところまで出来、流れは上手く出来たのではないかなと思います。授業内容は、冒頭で述べた、「コミュニーケーションは鏡」ということを伝えるべく、そこに最終的に持っていけるよう指名の方法と板書を工夫しました。

 しかし、後ろの方の席に座っていた子から、板書の字が小さかったと指摘してもらい、改めて見ると確かに小さいことに気がつきました。書き出しから文字が小さいと、そこから大きくするのは困難なので、最初から一定の大きさを保って書けるようになりたいと思います。それ以外では、意図的指名の工夫や授業の流れなどについて褒めてもらえて、自分の意図が伝わったことがわかり、とても嬉しかったです。

 ゼミ生の仲間がこれ程沢山の意見をくれるのも、野口先生の仰る疑問を持って相手の話を聞く、という聞き方の実践が既に出来ているからだと思います。今回は授業で扱うことは出来ませんでしたが、「聞き方」についての自分の学びはレジュメに詰め込んだので、きっとゼミ生の皆に届いたと信じています。

 これからのゼミでも、今日の学びを生かして創意工夫のある授業を考えていきたいです。(遠藤)

【20190425指導助言】小牧市立味岡小学校

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 今年も味岡小学校から依頼を受けて指導助言をさせていただきます。
 以下は4月25日の指導助言の状況を学校HPでアップしていただいたものです。写真も引用させていただきました。

 今年度も、岐阜聖徳学園大学の玉置崇先生を招き、教員の授業力向上を目的とした校内授業研究会を行います。本日は、その第1回ということで、全学級の授業を参観していただきました。授業後には、「対話を考える2」と題して講演をしていただきました。
・コンテンツからコンピテンシーへ
・学び合いの密度を高めていく
  つなぐこと
  対話をしたくなる仕掛け
  子どもの発言への価値付け
  対話を生み出すアドバイス
 など、本校の授業で見られた具体的な場面を示していただきながら、指導をしていただきました。明日からの授業でさっそく実践し、よりよい授業づくりに精進していきます。先生、ありがとうございました。

5月15日 4期生ゼミでの学び(安部)

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 こんにちは。4期生の安部です。ゴールデンウィークが空けてあっという間に1週間が経ちました。教採を控えた私たちは5月病にかかっている暇もなく、毎日力つくまで頑張っています。週2回のゼミは玉置先生にご指導をいただいて、毎回本当に多くのことを学ばさせていただいています。

 今日のゼミは最初に、いつも通りの教職教養の過去問を解き、その後、久しぶりに面接練習を見ていただきました。教職教養の過去問はとうとう2巡目に入り、みんなのページをめくる音が速くなってきていることを実感します。面接練習は2次試験も想定して、追質問を加えて玉置先生に指導してくださいました。

◎なぜ教師を目指したのか
・子どもの居場所をつくりたい、さみしい子どもをつくりたくない
→最初の切り口からずれないように 意識しすぎず、普段通りに喋ればよい
・恩師の影響 子どものもつ良さを伸ばしたい
→追質問;あなただけを褒めていたのでは?
・子どもの成長を間近に感じ、喜ぶことのできる魅力ある職業
→追質問;教育実習でさらに教師になりたいと思いましたか?
・部長の経験から、人の成長に関わることのできたときに大きな喜びを感じた
→追質問;あなたの考える子どもの可能性とは?
・先生より分かりやすいと言ってもらえた、大学では教育のセミナーに参加
→追質問;どんな先生から何を学んだか
・自己肯定感の低かった自分に先生がしてくれたこと
→追質問;自己肯定感が低いと思ったのは具体的にいつか
・自閉症である兄の存在 全員がまた明日学校に行きたいと思えるように
→追質問;インクルーシブ教育へのあなたの理解は?


◎担任になったとき、「去年の先生の方が良かった」と言われたら?
→まずは、「よく言ってくれた、言ってくれてありがとう。」という労いの言葉を言うとよい。
◎今、関心のある教育時事→教員の不祥事について大学で何らかの講義はあったか
→折に触れて色々な先生から聞いております。
◎フリースクールへの理解は?
→フリースクールについてあなたの考えは?
◎望ましい教師像
→学び続けるためにどんなことをするか
◎「先生は僕のこと全然分かってくれない、大嫌い」という手紙
→「思いを伝えてくれてありがとう。」労いの言葉、寄り添い、直接コミュニケーションをとる
◎小6、手首に傷、どうするか
→自分の命を大切にしてほしいことを伝える。テレビで面白くおかしくやっていても情報を全て鵜呑みにしてはいけない。


 適度な緊張感の中、とても良い面接練習ができました!玉置先生いつもありがとうございます。(安部)

5月13日 矢崎さんの発表からの学び(宮野)

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 矢崎さんの発表を聞き、素晴らしいと思った点が主に2つあります。

 1つ目に、子供に選ばせるという課題の提示の仕方です。自分自身で考えることで、その後の答えに対して、興味や関心が深まり、理由などが自然と頭に入っていくように感じました。その際、黒板に席順の絵を貼り、何人かにその絵の中に答えを示させることで、答えが可視化され、他者の答えと比較しやすいと思いました。

 2つ目に、机間指導です。矢崎さんは赤ペンを持って1人1人を見て回り、良い回答には印をつけていました。私も実際に印をつけてもらって、自分の答えに自信を持って発言ができました。子供たちならば、尚更そうだと思います。それを毎授業続けることで、少しずつ自信を持って発表できる子が増えていくのではないかと思いました。

 取り上げていた内容もとても興味深く、表情豊かで、授業を受けていて、心地よく楽しい授業でした。もうすぐ私も2度目の模擬授業の番が回ってくるので、今日の学びを取り入れていきたいです。(宮野)

5月13日第5回ゼミ発表での学び(矢崎)

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 こんにちは。玉置ゼミ5期生の矢崎です。

 今回は第5回5期生ゼミ発表での学びを書かせていただきます。私は今回の発表で「伝わることの嬉しさ」を学びました。

 発表の中で生徒役に前に出てきて自分の考えとその理由を答えてもらう場面がありました。その時、発表者が私の方を向いて話してくれたので、他の生徒役の方を自然と向いて話せるようにわざと教室の後ろの方に立ちました。

 発表が終わってから、ゼミ生からの意見をもらう時に古川さんがその私の行動が良かったと評価してくれました。後ろに行ったのは自分の中でとっさにとった行動だったので、意図が伝わってとても嬉しかったです。

 その他にも自分が用意してきた掲示物や意図的行動が評価してもらえてとても嬉しかったです。こうやって評価してもらえたのも、自分が1回目の反省をいかして発表準備をしたからだと思います。だから、これからもゼミの中での反省をいかして発表を作っていかなくてはと思いました。

 玉置先生にもステップアップしたと言っていただけました。ステップアップした課題をもっと言っていただけるように精進していきたいです。 (矢崎)

5月13日4期生ゼミの学び(安藤)

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 こんにちは。ゴールデンウイーク気分も抜けていつもの日々に戻ったなぁと実感している4期生の安藤優里です。でも私たちには教採が刻一刻と迫ってきているので気が抜けません!(笑)今日は5月13日の4期生ゼミ記録を書かせて頂きます。

 今日はなぜ「コンテンツベース」から「コンピテンシーべース」へ変わったのか、つまり「内容重視の学習」から「見方・考え方などの資質・能力を育てる学習」への転換が図られている背景について考えました。

 近年AIの発達により、コンテンツベースの知識や内容といったことは全てAIが答えてくれるようになりました。もはや覚えるだけの学習では意味がありません。一方、コンピテンシーベースで見方・考え方などのAIに取って代わられることのない人間特有の資質・能力を育てることが、これからの未来を生きる子どもたちに必要な力になるということです。

 例えば、三角形の内角の和で考えると、コンテンツベースの「三角形の内角の和は180度」という知識だけを覚えることよりも、これからの時代で大切なのは、「なぜ180度になるのか」というコンピテンシーベースの考え方で、「ある辺に平行な線を引くことで、角が一直線上に集めることができる。よって180度」と言えることだと具体的な例を通して学ぶことができました。

 学習指導要領の改訂と合わせてコンピテンシーベースについて一層理解を深めていきたいです。玉置先生、本日もご指導ありがとうございました。(安藤)


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