7月15日 遠藤さんの発表から学び得たこと(北神)

画像1
 こんにちは。五期生の北神です!7月15日に、遠藤さんが伊藤先生の授業から学んだことをもとに国語の授業をしてくれました。遠藤さんの授業は、今までゼミで学んだことがたくさん取り入れられていて、前期最後の発表にふさわしいものでした。今回は、その授業発表から私も取り入れたいと特に思ったことを書きます。

 まず、詩をいきなり全部子ども達に見せないということです。遠藤さんは『うとてとこ』の詩をもとに授業をしたのですが、その詩をいくつかに分けて板書していました。だから、私たちは次にどんな言葉がくるのだろう?と興味を持つことができました。また、前の二行を考えてから、一見すると同じように見える後の二行について考えたので、後の二行を考える時には自然と前と後で違う所を探していました。最初に全部を読んでから細かく読み取りをする方法と、少しずつ分けて順番に読み取りをする方法を選びながら授業を作っていきたいです。

 もう一つは、いろんな子どもを指名することです。遠藤さんは、ほぼ全員に指名をしていました。同じことでも分かりにくいことは、他の子どもに自分の言葉で言わせていました。先生がすぐに伝えたいことを言ってしまうと、子ども達は友達の話を聞かなくなると思います。それに、理解しているつもりでも、自分の言葉で言おうとすると上手く言葉にできないということもあります。そうなると、他の友達の話を聞こうと思うでしょう。だから、一つの発問に対していろんな子どもの意見をどんどん繋いで、教師が伝えたいことまでもっていくことが大切だなと思いました。(北神)

7月15日 五期生ゼミから学んだこと(遠藤)

画像1
 こんにちは!5期生の遠藤です。今回は、7月15日のゼミで行った、自分にとっては前期最後となる発表について書きたいと思います。

 私は今回、これまでとは異なり、研究授業のDVDを観て、その授業を分析し、自分なりに再構築するという試みを行いました。研究させて頂いたのは、伊藤彰敏先生の「うとてとこ」という授業です。学級全体の音読技術を向上させつつ、一人一人が考え、発言し、行動する場が作られた、素晴らしい授業でした。特に真似したいと思った点と、実際にやってみて難しかった点の二つに分けて、まとめていきます。

 まず、伊藤先生の素晴らしい授業工夫についてです。私はこれまで何度も、教師は子供の発言を繋ぎ合わせて授業を作っていくのが大切だ、と学んできました。伊藤先生の授業は、そもそも子供が発言したくなるような揺さぶり、刺激に溢れていて、常に子供が生き生きと考え、行動している印象でした。

 更に、出てきた発言に対しての価値付けを、自分ではなく子供たちがするよう促しているところも、成る程と思いました。私は、子供の発言はどんな内容であろうとありがとう、よく答えてくれたね、という気持ちで迎えたいと思っています。しかし、その思いが強いあまり全てのリアクションを先生が取ってしまって、先生だけが先走ってしまう可能性があることに気が付きました。伊藤先生は、突拍子もない発言でも素晴らしい気付きでも、同じように「ありがとう」と声をかけてらっしゃいました。話しすぎない、という大きなコツを、伊藤先生の姿から勉強させて頂きました。

 自分が実際にこの教材をやってみると、導きたい方向に児童を刺激するのが本当に難しいことを感じました。その中でも特に、授業中盤で先生から「教室全体が活動できる時間を作った方が良い」というご指摘を頂いた時のことが印象に残っています。実は私は、その時まで全員での活動をしていなかったことに気がついておらず、いかに自分が緊張して、必死だったか思い知りました。今回私は、全員が一度は話す時間を設けようということは意識していたのですが、それに固執するあまり、全体の活動を疎かにしていたのだと感じました。最終的な大きいポイント、「大小」「緩急」「間」のお話に自然に持っていけるよう心がけていたのですが、どうしても子供のリアクションが予測しきれず、対応が適切でなかったせいで話が逸れることが何度もありました。

 自分にはまだまだ実践経験が足りないことを身に染みて感じましたが、これまでゼミで学んだことを生かした工夫は出来たと思うので、この学びを忘れずに実習に取り組みたいと思います。この授業に出会うことが出来て、自分の中で大きな目標が出来ました。自分にとってどんな授業をしたいのか、実習までにもっと固めて、このゼミでもらった指摘や助言を忘れることなく、学んでいきたいです。(遠藤)

図書館で見かけたおじいさん(高橋)

 こんにちは!日に日に肌が焦げていっています、4期生の高橋です。

 久しぶりの四方山話は、日曜日、友達と一緒に岐阜県図書館に行ったときのことを書こうと思います。

 夏休み中の日曜ということで、2人で勉強するスペースを探すのも一苦労…というくらいたくさんの人がいました。

 やっと見つけた場所で勉強道具を広げようとふと前を見ると、1人のおじいさん(おじさん?)が、問題を解いていらっしゃいました。その冊子の表紙には、「気象予報士試験」と書いてあり、この間まで理科の勉強で見ていた天気図に似た物が、たくさん並んでいました。

 問題は、とても難しそうで私には何が何だかでしたが、そのおじいさんを見て分かったことがあります。それは、年齢など関係なく、目標に向かって頑張っている人はとっても素敵だということです。そのおじいさんが気象予報士を目指されているかは確かではありませんが、私も、いくつになっても挑戦し続ける素敵な大人でありたい、と思いました。

 その他にも、辺りを見渡すと、資格試験の参考書を開く人、夏休みの宿題であろう計算ドリルをやる女の子、パソコンを開いて作業する人…など、図書館には、それぞれ自分の頑張ることを持ち寄って、一生懸命取り組んでいる人たちばかりでした。

 学校が開いていない日曜日は、カフェや、自宅で勉強するのが常なのですが、図書館で様々な人の頑張る姿を見て、なんだか嬉しい気持ちになったので、これからも図書館で勉強してみようかな、と思った週末でした。

 おじいさん、気象予報士試験、頑張ってくださいね!私たちも頑張ります!(高橋)

画像1

7月15日5期生長谷川さんからの学び記録(酒井)

画像1
 7月も中旬にはいり、いよいよテスト期間が迫ってきているなあと感じてる5期生の酒井です。

 先日7月15日に13回目の5期生ゼミがありました。そこで行われ長谷川さんの発表から学んだことを書かせていただきます。

 今回長谷川さんは「手品師」という教材で道徳の授業をしてくださいました。授業をする上で長谷川さんは時間をかける所とかけない所をうまく見極めていて、とてもテンポがよさをとても感じました。テンポがだらっといてしまうと児童の気持ちもだらっとしてしまうことが考えられるので、時間配分やテンポは授業を進めるうえで気を配りたいポイントだと思いました。

 授業のうち児童らが発言し考えを深める場面では、「こころのものさし」を用いていました。これにより立場が明確化させて自分の意見を述べやすくなったり、仲間の意見を立場を意識して聞くことが自然とできるようになったりしました。またこころのものさしには名前が書かれ、黒板に残るので発表した子の認めらた!という気持ち、また発表したい気持ちが育まれたり、周りの子の発言への意欲が高まったりすることも考えられそうだと感じました。

 発問においても揺さぶりの質問を効果的に活用し、子どもたちの興味を引き付けて離さない授業であり、15分弱ではなく45分フルで受けたいと思う授業でした。

 子どもたちを置いてきぼりにしないことは授業の大前提でもあると思うので、どんな授業をするときも子どもたちと共に学びを深められることを重点において行っていきたいと改めて思いました。

 長谷川さんの前期の発表は今回が最後でしたが今までの集大成といえる素晴らしいものだったと思います。たくさんのことを学ばせてくださってありがとうございました。(酒井)

7月15日 5期生 ゼミ発表からの学び(長谷川)

画像1
 こんにちは。5期生の長谷川です!7月15日に道徳教材で有名である「手品師」の模擬授業を行いました。そこで学び得たことをまとめます。

 今回は『道徳教育』という教育雑誌の数冊を参考に、現場で行われている授業を、そのまま実践してみました。玉置先生は「手品師の授業は、教師の数だけ何通りもある。」と仰っていました。まさにその通りで、手品師の授業展開は、沢山のパターンがあり、とても悩みました。その中でも、私は、手品師の教材を通して、多面的、多角的に考えることができる授業を行いました。

 まず、今日は誠実な生き方について考えるよ、と課題提示をしました。次に、誠実の意味について確認をしました。これらは、主発問の際に道がそれることを防ぎ、誠実な生き方について、立ち返ることができるようにするためです。そして、「手品師は迷いに迷いました。」という部分を取り上げ、ここで、あなたが手品師だったらどのような行動をとりますか?という主発問をしました。このとき、ワークシートに"心のものさし"を準備しておき、自分の立ち位置を明確にしてから、理由を書いてもらうようにしました。

 道徳は、ゆさぶりが大切なので児童役の意見が出た後、ゆさぶり1:男の子との約束は守れたけど、手品師の大劇場に出る、という夢は叶えられなかったよね?手品師は自分自身に誠実であったと言えるかな? ゆさぶり2:自分の夢には正直になれたけど、男の子との約束は…?誠実って、正直という意味もあったけど…。と、2つのゆさぶりをかけました。その後、意見が変わった子がいるかどうかを聞き、最後に、手品師のどのような行動をとることが、誠実な行動だったと言えるだろうか、と発問をする授業展開でした。最後の方は時間が足りず割愛となりましたが、また授業をする機会があれば、最後まで通してみたいと思います。

 道徳の授業で大切なことは、もう1つあり、自分のことに置き換えて考えさせることです。自分だったら…と答えてくれた子には「自分のこととして考え、発表できたことはいいことだね。」と褒めて、価値付けをすることが大切だと学びました。

 道徳の授業は初めて挑戦しましたが、特に葛藤場面を深く考えさせるための、ゆさぶりが重要だと感じました。また、児童の発言を上手く拾い、臨機応変に対応したり、切り返したりする授業スキルがいるなぁ、と実感しました。どんな発言が来たとしても、しっかり対応出来るようにするためには、事前に教材研究や分析、補助発問を準備しておく必要があると感じました。

 振り返ると、1回目の発表はとても緊張していて、自分がどんな授業をしたのかすら、覚えていない状態でした(笑)。経験を積むことで、少しは自信がつき、授業をすることの楽しさを感じることができました。何事も経験は大切なので、これからもたくさん挑戦したいと思います!(長谷川)

二村さんの第4回目のゼミ発表からの学び(杉山)

画像1
 こんにちは。5期生の杉山です。二村さんの発表から学んだことを記します。

 二村さんは、「レストランで」という教材をもとに、道徳の授業をしてくれました。
これまでの発表での学びを総括したもので、オープンカンニングや意図的指名、板書のスムーズさにおいては自然にできていて、ゼミ発表ですが、まるで普通の授業を受けているみたいだと思いました。

 挙手を求める際の細かい声掛けもしっかりとできており、子供が発言しやすい環境づくりもできていました。

 授業の流れはスムーズだったのですが、二村さんはこれまでの発表でも、発問や指示が難しいことがありました。今回の道徳でもちょっとどうしたら良いか迷ってしまうものがあり、指示を簡潔にすることや、子供たちを課題に集中させる言葉がけの選択の難しさを実感しました。

 また、今回の授業では、考えさせたいことがいくつかあって、どれがまとめに繋がる課題なのかがわからなくなってしまったので、課題とまとめが繋がるような明確なものを教師が設定し、その方向に持っていけるように、子供たちの意見を繋げつつ、あらゆる意見に対応できるように、教師は、まとめに繋がる選択肢を増やせるようにせねばならないことを感じました。

 ゆさぶりの発問を通して、子供役に意見を求めさせたことは、新しい様々な考えを生み出し、更なる方向へ進んでいったため、とても良いと思いました。

 今回の道徳授業は、これまでの発表以上に事前準備等が大変だったと思いますが、僕はとても充実した学びになりました。深い学びを提供してくれた二村さん、ありがとうございました。(杉山)

5期生ゼミ 7月15日 最後の発表で学び得たこと(二村)

画像1
 こんにちは!5期生の二村です。今回は最後の発表ということで「道徳教育」の中から中学年向けである「レストランで」の資料を活用し、道徳の模擬授業をしました。そこで学び得たことを書かせていただきます。

 今までのように自分で考えた授業構想ではなく、この本の中にあり、現場で使われている授業構想をそのまま実践してみました。

 この教材のねらいとしては、約束や社会の決まりを守り、公徳心を大切にする態度を育てること、考え続ける姿勢を養うことです。後者を実践するためにゆさぶりをかけ、葛藤場面がありました。

 今回の発表を通し、玉置先生から2点指摘をいただきました。1つは意見が変わった子をもっと褒めてあげること。もう1つは葛藤場面で全員が葛藤する発問ができていないことについて、指摘していただきました。

 1つ目について、道徳の授業で児童の意見が変わるということはとてもすごいことであり、貴重な体験であるので、もっと価値付けしてあげるべきであることを学びました。

 児童の意見に対する価値付けやとっさの対応の言葉選びの難しさを改めて実感しました。現場の先生方や玉置先生の対応に注目し、切り返しの技術を盗んで自分のものにしていきたいです。

 2つ目について、葛藤させることが今回のテーマだったのですが、揺さぶりをかけきれず、不完全燃焼で終わってしまいました。この失敗をこのまま終わらせず、いい揺さぶりを自分の中で考え、実践して成功体験をしたいと思いました。

 今回の発表を終え、改めて授業の難しさを感じました。今まで自分が何気なく受けてきた授業もたくさん工夫があり、現場の先生方のすごさに気づきました。この4回の模擬授業のおかげで、人前に立つことに慣れ、最初に比べたら成長することができたと思います。これからもこの素晴らしい環境で学べることに感謝して、少しずつ成長していきたいです!(二村)

7月10日前期最後の4期生ゼミ記録(安藤)

 こんにちは!4期生の安藤優里です!最近暑さが増してきましたね。勉強のご褒美と称して、大学の帰り道にはついアイスを買ってしまいます(笑)さて今回は、7月10日の前期最後のゼミ記録を書かせて頂きます!

 今回も、教職教養の問題から始まりました。みんな丸をつける回数が圧倒的に増え、何回も解いてきた成果が出てきていると感じます。一方で、何回も間違える問題もあるので(それもだいたい同じ問題)もう一度しっかり復習して試験に臨みます。

 そのあと、玉置先生から教育と笑いの会で福島の大熊中学校を訪問された時のお話を伺いました。東日本大震災から原発の影響や、働き口の不足などによって、その町に住む人が減っていて、子どもの数も少なくなっているそうです。国の補助で、ペッパー君が学校に導入されているなど、施設は潤ってきていても、子どもがいなくなってしまうことも考えられるそうで、私たちが考えているよりもずっと難しい問題であるということを、非常に考えさせらました。

 いよいよ、採用試験を目前に控え、とても緊張しています。春から始まった前期ゼミはもちろん、セミナーに、毎日の勉強にと、採用試験に向けて、そして教壇に立つ日に向けて、13人全員で学び合ってきました。ここまで頑張ってこれたのは間違いなく、玉置先生やゼミのみんな、先輩方や、玉置先生が巡り合わせてくださったたくさんの方々がいたからです。玉置ゼミに入って得た、たくさんの学びと、たくさんの出会いに感謝して、明日は全員が自分の精一杯が出せるよう頑張ります!!!玉置先生、前期ゼミご指導ありがとうございました!(安藤)
画像1

アツい夏を乗り切ろう!(加藤諒太)

画像1
 こんにちは!4期生の加藤諒太です!テストも終わり、夏休みだ!‥と言いたいところですが今年の夏休みは違います(笑)いよいよ教員採用試験も佳境に入り、最終関門を迎えようとしています。今年の夏は「暑さ」よりも「緊張感」が勝りそうです‥(笑)

 さて、今日は夏の過ごし方について書きたいと思います。先ほどニュースで、熱中症搬送が前週比2.9倍になったと報道していました。特に高齢者の方が多いそうです。しかし、熱中症は誰でもなります!私自身も少年野球をしていたころに熱中症で倒れてしまった経験があります。1つ間違うと命を失う危険な症状です。

 そこで!熱中症にならない為にはどうしたらいいのか。よく水分補給をと言いますが、水分だけでは危険だそうです。汗をかくと水分と共にナトリウムも失われます。水だけではナトリウムの補給はできないため、喉が渇いていないのに熱中症で倒れてしまうなんてこともあるそうです!水と共に適度な塩分、糖分の補給が必須です。そのために、市販のスポーツドリンクやそれを薄めたものを飲むといいと聞きました。それを知って以降、私は欠かさず買うようにしています!!

 皆さんもこの夏は暑くなるそうですから、熱中症に気をつけて頑張りましょう!!特に現場に出られている先輩方は学校は夏休みに入っているかもしれませんが、外で活動するときはスポーツドリンクを忘れず、熱中症に気をつけてください!そして、同期のみんなは暑さなんかに負けず、教員採用試験ゴールに向けてあと少し!突っ走りましょう!!!

あの、22歳になりました。(中澤)

 こんにちは。お久しぶりです。四期生の中澤佑太です。この記事は、7月27日に書いています。本日をもちまして、わたくしは、22歳になりました。私は基本、誕生日にテンションが特別上がる性格ではないのですが、今私は感激しています。今日はその理由を記事に書いていきたいと思います。

 当たり前のことですが、22歳になるということは、去年も同じ日に誕生日があって、21歳になって、21歳から22歳になるまでの一年間を過ごしたことになります。この一年間、様々な人が、様々な思いで一年間を過ごされたと思います。

 私の過ごしたこの一年間は、本当に長く、心臓に負荷をかけてばっかりの一年間でした。

 結論から言えば、この一年間のおかげで、メタ認知ができたり、相手の視点にたつことができたり、肝が座るようになったり、ADHDの症状がなくなったり、対人恐怖・精神疾患といった症状がなくなったり、頭がすっきりして物覚えや合理的な思考力がついたりなどなど、人格が変わるような、普通ではあり得ない、大袈裟、冗談と思われる事態が、5月頃から私の身に降りかかることになりました。

 しかしそうなるまでに、いろんな経験をしました。ゼミ前期の活動、セミナー参加、教育実習、ゼミ合宿、教採対策。書き出すと先輩も後輩も経験することであるし、それぞれの経験談ができますが、私の場合、詳しく書くと、余りにもいたたまれないエピソードが有りすぎて、大袈裟でなく自伝小説書いたら、そこそこ感動を呼ぶのではないかと思う日々を過ごしてきました。3月には、大学に行けなくなるという事態も起きました。本来なら教育実習が終わったときに大学に行けなくなら未来が待っていたと思っています。

 しかしという言葉が続きますが、私の人生、未来を180度変えた方々がいます。それが玉置先生と四期生をはじめ、ゼミ関係者です。玉置先生は、比喩表現でなく父親の役割を果たすかの如く、私に自立心を育みながら、出来事が起こるたびに動じず、常に明るい未来を示していただきました。四期生は、私が変わっていくのと同じように、一人一人成長していく中で、中澤を支えていこうという気持ちをみんながもって、献身的に支え続けていただきました。いや本当に、一年間共に過ごして、四期生の仲の良さ、人柄は、時々怖くなる瞬間があるほどです。彼ら誰か一人正規採用されないようなら、もう人を見抜く力がないと、生意気にも本気で言ってしまいたくなる人たちです。

 三期生の皆さんが卒業した後に、私に大きな変化が起きたことが少し寂しい気持ちでいます。同時に五期生は、私が変化の過程の姿しか知らないため、これもまたもどかしい気持ちでいます。

 さて、よくわからないけど濃密な一年間を過ごしたことだけが伝われば幸いです。最後に、すこし未来のことを記します。まだ私は変わっただけで、結果を残せていません。そのため、変化をしたといっても説得力がありません。しかし約束します。二年から三年後に、私は大きなことを成し遂げます。それが何かはいずれ話すことになります。

 次記事を書くときは、わかりいい記事を書きます。ありがとうございました。(中澤)
画像1

7月7日 人間共育道場からの学び (二宮、葛山)

画像1
 こんにちは、5期生の二宮です。今回は7月7日に行われた人間共育道場での冨田正美さんのお話から学んだ2つの素晴らしい言葉について書きたいと思います。

 1つ目は「最悪をそうぞうして最善をそうぞうする」という言葉です。これは冨田さんが阪神淡路大震災で実際に経験されたことから生まれた言葉ですが、この言葉が違う場面でも自分を助けてくれそうだと思ったので自分が学ぶことができたと思える言葉に選びました。例えば学級経営をしていたとして、常に状況が変わり続けてどんなことが起こるか予測しにくいところでも、この言葉を意識しておけば、どんなことが起こるか想像してその対策を創造していけると感じました。また授業においても結果論だと感じてはいますが、その時には最も良いと思える方法を常に考えていこうと前向きな気持ちになれました。

 2つ目は「まじめにふざける」という言葉です。これはグループで感想を共有していた時に特に印象に残りました。私は自分で真面目な性格だと思っていてそんな生き方が辛いと思うことが何度かありました。だからこそこの言葉の姿こそが憧れだと感じ、学ぶことができたと思える言葉に選びました。また、ふざけるにも限度があると思ったので冨田さんに限度を伺ったところ、「法に触らない程度に」とおっしゃっていたのでこれから少しずつでもふざけて、辛いと思うことを減らしていきたいと思いました。

 今回初めて参加させていただきましたが、普段の学校生活で学生と話しているだけでは得られない新しい考え方得られたことや、ぜひ参考にしたい生き方を考えるきっかけを作れた素敵な会だと思いました。玉置先生、冨田さん、そして道場の皆様、貴重なお時間をありがとうございました。(二宮)

*****

 こんにちは。特別に参加させていただきました。3年の葛山大輔です。7月7日に行われた人間教育道場での富田正美さんの話とグループワークで学んだことについて書かせていただきます。今回学んだことは2つあります。

 1つ目は「最悪を想定して最善を想像する」ということです。常に最悪の状況を想定して最善を想像すると、物事の最悪な状態と最善な状態がわかるようになります。例えば富田さんの「知多娘地域活性化プロジェクト」では、ひきこもりの子どもたちにアニメというコンテンツを使ってひきこもりを脱出するのですが、ここではひきこもりを続けてしまう最悪の状態と、それを脱出した最善を想像した上で、その子たちにあった脱出方法(アニメ)を用いられていました。このように「最悪を想定して最善を想像する」と物事の本質が見えてきて、問題解決に役立つのではと感じました。

 2つ目は、「現場に出向く」ということです。富田さんは、役所にいて机上の空論を唱えるのではなく、現場に出向き、現地の人々と交流を深めるなど、実際に行動してみることが大事たとおっしゃっていました。ここで私が学んだことは、行動することはさることながら、現場に出向くということです。教師は学校の中だけに留まりがちで、教科書に書かれたことを教えてしまいがちです。ですが実際に現場へ出向き、国の文化、貧困、震災などを自分の目で見て、体感・体験すれば、自然と視点も広がり、指導にも幅が出て、なおかつ伝えたいことがはっきりしてくると思うのです。最近、私はやっと免許がとれたので、車の運転に慣れたら、被災地である福島に行ってみたいなと思うのですが、そのように実際に「現場へ出向く」ということは新たな学びや視点を得ることができ、大切なことであると学びました。

 今回これらの学んだことを受け、それをどう生かすか考えました。まず、夢や目標といったものを設定します。ここで、富田さんのように「最悪を想定して最善を想像」します。最善の理想と最悪の結果を理解することでこれから何をするべきか、何をしないべきかが見えてくるはずです。何をするべきかわかったところで、次に「行動」します。ここでは大げさに何かをやり遂げようというのではなく、軽く、できることから一歩一歩、行動することが大切になってきます。そして行動したら、1日の充実感を感じるようにします。日記や、寝る前に1日を振り返るのも良いでしょう。1日、自分は夢や目標のためにこんな行動をしたと実感することが大切です。これらを行うと、自然と最初に設定した夢や目標に近づいていくことができます。どう生かすかを考えたことで、いかに「最悪を想定して最善を想像する」こと、まず行動してみることが大事かがよく分かりました。

 最後に、この講義をしてくださった富田正美さん、玉置崇先生、一緒にグループワークをしていただいた玉置ゼミの方々、近藤さん、すみさん、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。(葛山)

7月7日 人間共育道場(冨田正美さん)からの学び(竹内、加藤奨基)

 こんにちは。4期生の竹内です。今日は先日参加させていただいた人間共育道場について書きたいと思います。

 今回のゲストは冨田正美さんでした。冨田さんは話の中で「真面目にふざける」という言葉を何回もおっしゃっていました。様々な理事を務める冨田さんですが、プロジェクトが成功するような仕組みを真剣に考えて、実行する際にはどこかにおふざけ要素を入れていました。プロジェクトの名前や内容を聞いただけでは、冨田さん意図を理解できませんでしたが、話を聞いていくうちに実は深いところまで考え抜かれていたのだと分かりました。

 また、冨田さんと玉置先生の対談後には「たくさんのプロジェクトに参加している冨田さんの行動力と視野の広さに凄さを感じた」という声がたくさんありました。冨田さんは「自分とは違う人たちの集まりに行くと輪が広がるので、行ったことのない所に誘われたら行くようにしている」ということをおっしゃっていました。行動力があるからこそ、そういったたくさんの集まりに参加し、そこで多様な考えを見出し、それを基にまた新たに行動するといった行動力と視野を広さには相関関係があるのだと学ぶことができました。

 今回の人間共育道場を通して、私も冨田さんのような実行力を大切にしていきたいと思いました。多様な価値観の人と話す中で人間性をより豊かにする人間共育道場は私にとって楽しみな時間です。今回もこのような機会を設けていただいた関係者の皆様、ありがとうございました。(竹内)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 こんにちは、4期の加藤奨基です。今回は、児童虐待防止を主に活動されている、冨田正美さんをゲストに招いた人間共育道場からの学びです。

 冨田さんのお話の中で特に印象深かった内容が、戦隊モノのマスクを被り街中でゴミ拾い活動をする団体で活動もされているというお話です。この活動の凄いところは、ただ単にボランティア活動をするだけではなく、主に引きこもりなどの方々に参加を募っているところです。今まで成功体験がなく自己肯定感の低い方々でも、マスクを被ることで生まれ変わって活動できるようになる、そして街の人に感謝され認められることで自信が持てるようになるそうです。

 冨田さんの行われている活動は、一見すると理想を体現したような単に面白い活動なのですが、前述したようにその真意は別にあり、とても現実的で効果的な意味合いが含まれています。しかし、冨田さんはそのことはあまり公には話さないそうです。理由は、上から目線になってしまうから。かっこよかったです。男らしさというか、拘りみたいなものを感じました。

 自分は教育実習や大学生活での体験から、子どもの自己肯定感を高める教育を行いたいと思っています。また、身近にいる自分に自信を持ちにくい人たちにも自信を持たせてあげられたら、とも思っています。そのために、自己肯定感を高める働きかけ方を卒業研究のテーマにもしています。しかし、自己肯定感を高める方法を学べば学ぶほど口で言うほど簡単なものではないということを知りました。こちらがどんなに働きかけようとも、最後の最後に決断するのは相手なのです。その「最後の決断」ができるように、冨田さんは(言葉をお借りすると)「真面目にふざけ」ながら常に考えられているのだなと感じました。また、冨田さんは他の人の自己肯定感を高める働きかけをする時は、その人が今までに積み上げた年数分の働きかけが必要な時もあると仰っていました。なので、粘り強く根気よく、そして信念を持って自分の教育観を磨いていきたいと思います。冨田さん、玉置先生、道場の皆さま、ありがとうございました!(加藤)
画像1

7月7日 人間共育道場での学び(高桑、杉山)

 こんにちは!最近、学生ボランティアとして母校の小学校に行き、教師になりたい!という気持ちが今まで以上に高まっている4期生の高桑です。先日、ゲストに富田正美さんを迎えた人間共育道場に参加しました。富田さんの強い信念、行動力から学ぶこと、そこから考えることが多くあったので、共有したいと思います。


 私は富田さんの"何か人から頼まれたら「はい」か「Yes」か「喜んで」と答える"という言葉に衝撃を受けました。その言葉を聞いて私だったらと考えましたが、富田さんのような前向きな返答をすぐにはできず、きっとその時の自分の状況や気持ちを重視してしまうと思います。また、「はい」と返事をしたとしても「本当に自分にできるかな」と不安な気持ちがいつまでも付きまとうと思います。ですから、被災地の困っている方々のため、引きこもりの人のため、虐待を受けている子どものためにとすぐ行動に移すという富田さんの話を聞いていて、私は自分のことばかり考えていたなと恥ずかしくなりました。その富田さんの行動力の根底には、頼まれたことが新たなものにつながるという考えがあるそうです。

"未知の世界に飛び込むことで新たな学びが上書きされる"

 本当にその通りだと思います。色々考えてしまうことはありますが、まずは行動してみて、そこから経験を多く詰めるような人生を私も歩んでみたいという気持ちにさせていただきました。

 話を聞いているうちに、私とは真逆だなと感じる部分が多くあり、多くの批判を受けながらも自分の信念を貫く富田さんは生き方は心の底からかっこいい!!!と思いました。今回3回目の参加となった人間共育道場ですが、参加するたびに自分の世界が広がっていくのをひしひしと感じます。このような機会をつくってくださっている玉置先生、その他関係者の皆様、心から感謝しています。富田さん、素敵なお話をありがとうございました。(高桑)


*****

 こんにちは。5期生の杉山です。7月7日に参加した人間共育道場から学んだことを記します。

 今回の人間共育道場では、ゲストに富田さんをお迎えして、お話を伺いました。富田さんは、一般でいう、「社会的に弱い方々」を献身的に支援されているお方です。
富田さんは行動力がとてもある方で、やろうと思った事はすぐにやってしまいます。また、様々なボランティア活動の原動力となるものは、「全ての子供たちが夢や希望を持って生きていけるように」という富田さん自身の思いからというもので、本当に素晴らしいお方だなと思いました。

 そんな富田さんのお考えのなかで、特に心打たれたものが2つあります。
1つ目は、「真面目にふざける」ということです。

 様々なボランティア活動に精力的に活動されてきた富田さんのアイデアは、とても裏の裏まで読んだものばかりで、ここでは書けませんが(笑)、今回の道場に参加した人しか聞けないものだったり、ただフォーラムを開催するのではなく、講演者に工夫を加えたり(男性をターゲットにするなら、若い女性を起用する等)するものもありました。また、ふざけるというのはどこまでふざけていいのかという質問には、「法律にふれなければ大丈夫」ということをおっしゃっていました。それほど振り幅の大きいふざけというのはとても楽しいものだと思いますが、ただふざけるだけではなくて、その中にもしっかりとした「芯」があり、目的や目標を達成するためにさまざまな知恵を絞って行動されているんだなと思いました。富田さんのお話を伺うと、全ての活動に対して、頼まれたからやっているという風ではなく、自らが楽しんでやっているということがひしひしと伝わってきました。

 2つ目は、「常に最悪を想像して、最善を創造する」ということです。僕は、いわゆる楽観主義者で、悪い事は考えず、良いことだけを考え、万が一悪い事が起これば「ああ、起こっちゃった。でもなんとかなるでしょ。」という風に考える人でした。でも、この事を聞いて、将来教師を目指す上で、こういったことはとても重要だと思うので、常に先を見据えた行動をし、悪い事が起こったとしてもすぐに対応できるような生き方を心がけようと思いました。

 また最善を創造することも、自己肯定感の高い自己を創造することに直結する事だと思うので、今後から意識していこうと思いました。

 今回の人間共育道場での富田さんのお考えは、これまでの僕にはなかったものばかりで、とても刺激的でした。新たな価値観が僕の中で芽生えたと感じています。今回このような素晴らしいお話をして下さった富田さん、開催・運営して下さった玉置先生や斎藤さんなど、多くの方にお礼申し上げます。ありがとうございました。(杉山)
画像1

7月1日酒井さんの発表から学んだこと(二宮)

画像1
 こんにちは、5期生の二宮です。今回は酒井さんの最後の発表から学んだことを書きたいと思います。

 「11の視点で授業が変わる!算数教科書アレンジ事例40」/盛山隆雄 編著

 今回酒井さんは小学校教育実習の配当先の一年生を想定して算数の授業をしてくれました。

 大きさを直接比較する内容でしたが、「比べる時に重ねて大きい方が大きい」という概念を小学校一年生でもわかりやすい動物の大きさに合った家を探す場面で授業をしていたので児童も参加しやすいものだと思います。

 また、本のタイトルの11の視点にもある「比べる場面にする」が今回の授業であったが、対話をするためには、比べるような自分で深く考えることが、改めて大切であると学びました。

 玉置先生から、特に小学校一年生は「たくさん喋らせること、色々な児童に同じ質問をして実感をさせることが大切」といったことをご指導していただきました。そこから学年ごとに合わせて発達段階を意識して授業を進めることが大切だと学びました。

 私は小学校六年生が配当先ですが、迷わせる算数の授業をしていくことで子どもが自発的に考えることを酒井さんの発表から感じることができたので、自分の実習でも意識したいと思います。酒井さん4回の素敵な発表お疲れさまでした!(二宮)

7月1日5期生ゼミ記録(酒井)

画像1
 梅雨の時期となり傘が手離せない日が増えた5期生の酒井です。

 さて今回は7/1のゼミでした発表について書かせていただきます。2年前期における最後のゼミ発表で、私は盛山先生の「11の視点で授業が変わる!算数教科書アレンジ事例40」という本を参考に模擬授業をさせていただきました。

 この本には題名の通り11の視点から考えられた教科書アレンジの事例が紹介されていました。

11の視点とは以下もののことです。
1、 逆をたどる        
2、 きまりを仕組む      
3、 迷う場面にする      
4、 比べる場面にする
5、 考察の対象をする
6、 考察の視点を与える
7、 単純化する
8、 条件をかえる
9、 隠す
10、視覚化する
11.オープンエンドにする

 これらを元とした事例が書かれている2章の前の1章ではそもそも教科書とは何か、から始まり、教科書アレンジの意義等について書かれていました。そんな第一章の締めくくりの文に出てきたこの言葉が「目の前の子どもたちに合わせた柔軟な授業を」でした。

 日本の教科書は日本の平均的な子どもを想定して作られているものの、地域によって学校によってクラスによって子どもは異なります。それなのにどの子たちに対しても同じように授業を行うのは平等な教育であり一見聞こえはいいが目指すべきなのは公正な教育なのではないでしょうか。そこで子どもたちの実態に応じて教科書教材の扱い方を変えるのが教師の役目だとも盛山先生は述べています。

 教科書アレンジの目的については以下のようにまとめられていました。
・子どもの意欲を喚起する。
・子どもに問題意欲をもたせるため。
・授業のねらいをよりよく達成するため。
・次の授業(内容)にスムーズにつなげるため。

 自分の中になんとなく授業がどう進むのかイメージできているつもりでしたが、実際前に立つと、予期せぬことがたくさん起きてイメージしていたものは頭からふっとんでしまいました。その分度々いただく玉置先生や仲間からアドバイスが身にしみました。
 例えば
・1人の子の発言から周りに考えを広げてみんなで考えを深める。
・何度でも同じことを複数の児童に説明させて、話すことで定着をはかる。
・子どもからその授業のキーワードを引き出す発問、声かけをする。
 などです。どれも欠かせないポイントだと思うので、それを実際にできるように教育実習までにもっと練習をしたいなあと感じました。待ち受けている実習は不安でいっぱいですが、やってみることの偉大さを痛感できてよかったです。(酒井)

第3回人間共育道場通信

画像1
 2019年7月7日、冨田正美さんをゲストに迎えた「第6回人間共育道場」。その報告ができました。ぜひここをクリックしてご覧ください。

7月8日 4期生ゼミ記録(安部)

画像1
 こんにちは。4期生の安部です。教採前のゼミもいよいよ残り2回となってしまいました。週2回必ず全員揃って集まれる機会がなくなると思うと寂しい気持ちでいっぱいです。

 さて、今日のゼミも最初に教職の問題に取り組みました。問題演習も、もう集大成で、みんなの丸付けの音は勢いよくなってきました!また、今日はその後に、教育のニュースに関して少し話し合いました。教育情報に関して、教師としての自分の考えをしっかり持っておくことが大切だと玉置先生から助言していただきました。


 さて、少し余談ですが、最近私が感じることを書きたいと思います。それは、思いやりは伝染するいうことです。最近玉置先生が体調を崩されていて、4期生のみんなはすごく心配していました。先生に会ったと言うと「先生の調子はどうだった?」と先生を気遣っていたり、先生が好きな甘いものやドリンクを差し入れしている姿が見られました。私はそんなみんなの姿を見て心がすごく温まりました。先生のために何かしてあげたい!という気持ちはひしひしと伝わってきました。こんなみんなの行動は、日ごろの玉置先生から頂いているたくさんの思いやりを受けての恩返しなんだろうなという風に感じました。思いやりは一方的に人が人に行うことかなと思っていたけれど、そうではなくて、思いやりを心で受け止めた人は、自分もまたどこかでその思いを返したいなと思って新たな思いやりの行動につながるのではないかな、と私は感じました。教員になった際にも、思いやりが伝染する学級を作りたいなぁとふと考えてしまいたした。

 やはり、こんなに温かい心を抱かせてくれるゼミのみんなが大好きで、私たちのためにたくさんのことをしてくださる玉置先生には感謝の気持ちでいっぱいです。周りの支えあってこその採用試験、感謝の気持ちを忘れずに本番に挑んでいきたいと思います!

 写真は先日、玉置先生が北海道のお土産をくださったときに撮ったものです!みんないい笑顔です!(安部)

7月1日5期生ゼミ発表での学び(矢崎)

画像1
 こんにちは。五期生の矢崎です。今回が最後の発表でした。最後ということで、教科で授業をしてみようということになりました。私は小学校の頃から算数が大の苦手でした。その事を玉置先生に伝えたところ、「それは挑戦するしかないな!」とアドバイスを頂きました。

 私の今回の成果は「価値付け」ができていたことです。そして、今回の課題は「声かけの言葉選び」です。

 私は授業の発問の中で「グループの中で面白いと思った計算方法を1つあげて、黒板に書きにきてください。」というものがありました。しかし、「面白い」という言葉は、一人ひとり面白いと感じる基準も違うので、適切な言葉ではないと先生からアドバイスをいただきました。確かになと思いました。授業を行う中でつい出てしまった言葉でした。
でも、この「面白い」という言葉を「なるほど」という言葉に置き換えるだけで、全く違った分かりやすい発問になりました。

 今回、この「声かけの言葉選び」に気をつけて発問や声かけをすることによって授業の雰囲気がガラッと変わることを体験することができました。この体験を実習までにすることが出来たことは私にとって大きな財産だと感じました。

 今回学んだ事だけでなく、今までゼミで学び合ってきた事をちゃんと自分の物にして実習に向かいたいと思います。4回の貴重な実践の機会をくださった玉置先生ありがとうございました。拙い授業を熱心に受けてくれた五期生のゼミ生の皆さんありがとうございました。みんなでこれからも切磋琢磨していきたいです。 (矢崎)

7月1日5期生ゼミ 中西君の発表からの学び(二村)

画像1
 こんにちは!5期生の二村です。第10回5期生ゼミでの中西君の発表からの学びについて書かせていただきます。

 今回は、白石先生の「白石範孝の国語授業のつくりかた」についての発表でした。実際にごんぎつねの教材を使い、国語の模擬授業をしてくれました。

 中西君はいつも通り、落ち着いていて、とても聞きやすい話し方でした。最近ゼミでよく話題に上がるオープンカンニングが意識してできていたり、引き出したい大事なキーワードの示し方がとても上手な印象でした。

 玉置先生から授業のテクニックとして生徒をあてる時の自然な流れを教えていただきました。まず1人に当て、同じ意見の人と聞く。次に同じ人もいるけど違う人もいるよねと違う意見の人と聞いてから、それぞれ理由を聞いてみようと深めていく。この流れにすることで、違いがあるから確認しようと自然な流れになると教えていただきました。

 模擬授業を通し、生徒に当てる順番にも1つずつ工夫があり、たくさん生徒に話すチャンスを与える大切さを学びました。今回も中西君の授業からたくさん学び、刺激をもらいました。中西君お疲れさまでした。(二村)

7月1日5期生ゼミ発表での学び(中西)

画像1
 こんにちは。5期生の中西です。7月1日のゼミ発表から学んだことを書かせていただきます。

 今回は、白井先生の「国語授業のつくりかた」をもとに「ごんぎつね」の教材で模擬授業を行いました。初めて教材を使っての発表だったので、うまくいかないことがありました。

 一つ目は目線です。発表風景の写真を玉置先生に見せていただくと、どれも目線が下を向いていました。事前に授業構想を書いた紙を見るのに必死で、目線が前を向いていませんでした。これでは子どもの様子を見ることができません。子どものちょっとした表情の変化や仕草、態度から意図的に指名するなどの授業技術は子どもの様子を見ることが大前提となってきます。子どもの様子を見るために、目線を意識する必要性を学びました。

 2つ目は子どもの指名の仕方です。私は自分が求めている答えを子どもが発言すると、すぐに次へ進んでしまいました。玉置先生の助言として、最初の1人に聞いた意見と同じ人、違う人を挙手させそれぞれ論議させたり指名したりすることで全員参加の授業ができると教わりました。たしかに私の模擬授業は特定の人だけが発表するだけで、発言しない人のほうが多かったと気付きました。授業者として子どもの全員参加という意識が低かったと思います。次回の発表ではこの点についても意識していきたいです。

 今回の玉置先生の助言をもとに、次回はよりレベルアップした授業をつくっていきたいと思います。(中西)
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30