4月25日 味岡小学校参観&玉置先生の講話からの学び(加藤奨基)

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 こんにちは、4期の加藤奨基です!4月25日の味岡小での玉置先生からの学びを記事にさせていただきます!味岡小にはボランティアでお世話になっているのですが、改めてゼミ生としておじゃまさせていただきました!

 今回の講話を聞いて特に印象に残った内容が、「学習の転移の難しさ」についてです。これは、知識として学んだことを実際に応用して生かすことがいかに難しいか、ということです。

 お話にあった例には、小学6年生に平行四辺形の面積を求める問題を出した時、ただ面積を求めるだけの問い方なら正答率は96%を超えるが、平行四辺形を地図上の公園に当てはめて、周りの道の長さからAとBのどちらの公園が大きいかという問い方に応用すると正答率は18.2%まで落ちてしまうという驚きの結果がありました。

 このような学習の転移が子どもたちの中でスムーズに行われるようにするためには、教師としてコンテンツ(内容)からコンピテンシー(資質・能力)を重視した教育を行っていく必要があります。また、子どもたちが授業で学んだことを上手に使うには、やはり、対話が必要です。しかし、子どもの間での対話が難しいことも事実です。そんな時、味岡小の先生方は子どもに対話の仕方=つながり方を指導されていました。教師が子ども同士をつなぐことも確かに大切ですが、子どもだけでつながれるようになるために、時にはつながり方自体を教えることも大切なのだと実感しました。

 子どもたちの応用力を伸ばして資質・能力を育成するため、会話ではなく対話のできる授業工夫や、味岡小の先生方のように子ども同士の対話の機会を増やしたり対話の仕方を教えてあげられるような教師になっていきたいな、と感じた一日でした!玉置先生、味岡小の先生方、ありがとうございました!(加藤)

4月29日 生田くんの発表から学び得たこと(長谷川)

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 こんにちは。5期生の長谷川です。今回は生田くんが「図解 よくわかる授業上達法(著書 上篠晴夫)」の本を授業風に紹介してくれました。その発表から学んだことをまとめます。

 生田君は前回の反省点を生かし、生徒の発言を言い換えないこと、児童が選択した回答の挙手を全員にさせて全員参加の授業を行うこと、をしっかりと意識して、授業を行っていました。

 実際に全員参加が意識された授業を受けてみると、教室にいる全員で授業を作り上げている感じがしました。また、発言のさせ方についても、最初は個人に意図的指名をして、次に全員で答えさせる、など細かな工夫がされていました。そして、生田君の話し方は「、」や「。」 が多いため、内容や指示が明確で分かりやすかったです。

 他にも授業の始めではクイズ型プレゼンや、前回の授業よりも勢いがあり、とても楽しい授業展開でした。私も2回目の発表では、前回よりもレベルUPした授業ができるように頑張ります。生田くん、お疲れ様でした!(長谷川)

5期ゼミでの2回目の発表を終えて(生田)

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 こんにちは!五期生の生田朋也です。やっと車校の卒検を終えて、免許取得まであと少しです。

 今回はゼミでの2回目の発表を終えて学んだことを書いていこうと思います。

 自分が今回選んだ本は「図解 よくわかる授業上達法」上篠晴夫先生の本です。その中で印象に残った事2点あります。

 まず1つ目は「クイズ型プレゼンをする」です。子どもにレクリエーションの指導のサークルで子どもと関わってる中で、クイズが好きではない子どもはなかなかいません。あまりレクに積極的でない子でさえ興味を持ってじっと見つめていることが多いです。また手を上げさせたりなど全員参加もできますし、プリントを穴埋め形式にしてクイズ感覚でやればポイントへの注目を喚起できます。なによりも出題している自分も楽しくなってくるので、盛り上がりにかける授業序盤や、授業の途中などで積極的にとりいれていきたいです。

 2つ目は「1人の子と対話的に話をする(別室で話す)」です。この本には授業中のやんちゃな子についての対処法として「別室法」というものを紹介していました。別室に連れていって話をするというやり方です。自分も小学校、中学校の時何度も別室に連れていかれてました。(笑)別室に連れて行くのを聞くと「またあいつ怒られてる」としか思っていなかったのですが、この別室法にはちゃんと意味があり、「児童のメンツを保つ」「児童、先生両方冷静になれる」「そのことだけ話せる」などがあります。つまりクラスの中で指摘するのではなく、しっかりと個人に直接話しかけることの大切さを訴えているのです。この本の中でこんな言葉がありました「命は大切だ。命を大切に。そんなこと何千何万回言われるより『あなたが大切だ。』誰かがそう言ってくれただけで生きていける」
この言葉で対話的の大切さがわかると思います。

 僕は教師を目指すにも関わらず今まで本を全く読んできませんでした。しかしこのゼミに入って「本を授業風に紹介する」ということをやりはじめて本を読むようになってから段々と本を読むことの面白さに気付きはじめました。さらに5、6冊読んだだけですが、沢山の良い言葉にも出会いました。発表も前回より授業の形が作れました。よりステップアップしていきたいです。ありがとうございました。(生田)

4月29日四期生ゼミ記録(加藤奨基)

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 こんにちは!四期の加藤奨基です。4月29日(水)のゼミ記録を書かせていただきます。

 今回は教採過去問を解いた後、小論文で扱うデータをもとに「現代の子どもの意見形成の状況をどう読み取るか」について話し合いました。

◎現代の子どもの意見形成の状況をどう読み取るか

・「テレビ」が一番多い
・「親・教師の意見」が少ない
→☆資料の項目が多数ある、ということを踏まえて見る

<以下、多数の項目を踏まえて>
・人と話す機会が減っている
・紙媒体に触れる機会が少ない
 →教師として紙媒体を扱う機会を増やす(図書館を授業で積極的に利用するなど)
・各項目に差がある=一つのメディアだけから情報を得ている
 →複数のメディアを用意する(同じニュースで、ネットの記事と新聞記事を用意するなど)

【集団討論NGポイント!】
・発言しない
・話題に繋がりがない
・主張がずれている

【クラスでメディアを面白く扱う】
☆新聞係を二つ用意することで、それぞれ記事の書き方に違いが生じる。リアルなメディアの特徴(社によって内容に差がある)を体感できる!

 愛知県では頻出のグラフ論作の見方を全員で議論でき、とても勉強になりました!一人ではなかなか思いつけないような事も、みんなでなら思いつけるのが多人数ゼミのいいところですね!全員で合格しましょう!(加藤)

4月29日5期生ゼミ 北神さんの授業から学んだこと(木下)

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 こんにちは。5期生の木下です。今回は4月29日の北神さんの授業から学んだことを書きたいと思います。

 北神さんは国語の授業の基礎や詩の授業について発表をしてくれました。

 北神さんの授業はまず3つの漢字を提示して「それぞれの部首を考えて仲間外れを考えよう。」のようにクイズ形式で始まり、子供役である私たちの興味を引く導入でした。
また、1つの詩をとりあげて最後の部分をカッコ抜きにして子供役である私たちに考えさせる授業展開もみられました。ここでは前の授業でも良いとされていた意図的指名が使われていました。

 北神さんの授業や玉置先生からのアドバイスから学んだことは多くありましたが、その中でも教材研究は自分が面白いと思ったものを使うのが良いということは大きな学びでした。自分が「面白いな。」と思ったものは子供も思うため、感覚を大切にすることが大事であることも学びました。

 また、子供を待ちすぎることはあまり良くないということも学びました。例えば「言えるよというひと。」か「言えるよーという人」であったら後者は間延びをしてしまっています。言い方1つで変わるのだなということを強く感じました。

 北神さんお疲れ様でした。(木下)

4月29日5期ゼミ発表から学び得たこと(北神)

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 こんにちは!五期生の北神です。4月29日に『白石範孝の国語授業の教科書』をもとに初めて発表をしました。とても緊張しました。今日はその発表から学び得たことを書きます。

 まず、教材研究の大切さです。授業のはじめに、「問」「聞」「閣」という漢字を黒板に書き、それぞれの部首は何だろう?というクイズを出しました。すると、ゼミ生達は最初固まっていましたが、段々と周りの子と相談し始め真剣に考えていました。それが私は嬉しかったです。なぜなら、私が紹介したものは、この本の中でも特に面白い!と思ったものだったからです。授業の始めに、何だろう?気になる!と思わせることができれば、その学びはしっかり身につくものになると思います。子ども達がそう思える授業にするためには、自分が面白いと思える教材を選ばなければいけないなと思いました。

 ただ、あれもこれもといろんな教材を用いるのではなく、一番面白いと思う教材を選出することも大切だなと思いました。私は、今回、漢字を学ぶ時の原理・原則と、詩を学ぶ時の原理・原則を紹介しました。しかし、時間がなくなり、詩の時間と1番大切なまとめの時間が少なくなってしまいました。詩を学ぶ時の原理・原則はもう少しゆっくりやって、みんなにもっとなるほど!と思ってもらいたかったです。また、2つの例を通して、だから国語でも「用語」「方法」「原理・原則」を学ぶことは大切だということも伝えたかったです。伝えたいことを絞ることも大切だと思いました。

 そして、もう一つ時間がなくなってしまった原因は、周りの子同士で話し合う時間が長かったことだと思います。話し合いが終わっているペアもいるけれど、まだ話し合っているペアもいる状態の時、どこで時間を区切っていいか分からず、長々と話し合いの時間を続けてしまいました。それでは段々飽きる子ども達がでてくると思います。最初に時間を決めて話し合いをするようにしたいです。

 また、意図的指名の大切さも学びました。全て挙手で当てるのではなく、例えばクイズの部分だけは意図的指名をすると、より重要な所に時間をかけることができます。交流をしている時に子ども達のノートを見て、どんな考え方をしているのかを把握し、意図的指名をするよう心がけていきたいです。

これらの学びを次回に生かしていきたいです。(北神)

4月29日5期生ゼミ 中西君の授業から学んだこと(二村)

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 こんにちは!5期生の二村です。今回は4月29日に行われた中西くんの発表から学んだことを書きたいと思います。

 中西君は授業の構成が上手で、キレのある話し方が印象的でした。

 生徒とのコミュニケーションの取り方がとても自然で、質問するときには中西君自身が動き、横に来て質問をしたり、机間指導の時、赤ペンで、よい回答のところに線を引くなど、生徒が発言しやすい工夫があり私も見習いたいと思いました。

 自分の本当にしたい質問をゆっくり言うことで、生徒も考えやすく、わかりやすいと感じました。全体的に授業らしい授業で、受けていて楽しかったです!

 中西君お疲れさまでした!!(二村)

4月29日5期ゼミ発表を終えて(中西)

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 こんにちは。5期生の中西です。4月29日、菊池先生の「授業がうまい教師のコミュニケーション術」をもとに私が発表した内容から改善すべきことを2つ書きたいと思います。

 一つ目は、発言した子に対してその理由を聞くことです。私は意図的指名を行うことに必死で、発表した人の発言に対する深掘りを全くしませんでした。その結果、発表全体的が淡々と進んでいってしまった気がします。その子がどのように考えたのか、なぜそのように思ったのかを時と場合に応じて追加で問いかけることで、より明確な考えを聞き出すことができます。授業の幅を広げる上でも大切なことだと学びました。

 二つ目は、授業を展開していく中でいらない発問はなくすということです。私の発表では、教師からの問いかけに対して黙ったままの子への教師の対応を扱う内容の中で、「教師は子どもの言葉を先取りや代弁せず、励ましと期待の言葉をかける。」というまとめでした。

 このような場面で教師に言われたら嫌な言葉は何かを挙げていってもらいましたが、そのあとにまた子どもはどんな気持ちになるのかを問いかけてしまいました。嫌な言葉と先に言っているのに、気持ちを聞く必要はありません。また、最後のまとめにも上手くつながりません。発表の準備段階で気付くべきだったと反省し、次回へ活かしていきたいと思います。

 私は第1回目の発表が5期生のなかで一番最後だったのでプレッシャーでしたが、思っていたより落ち着いて発表ができたという収穫と先ほど上げた課題の両方を見つけることができました。次回は1回目の反省を活かしてより良い発表を作り上げていきたいです。(中西)

第4回5期生ゼミ 古川さんの発表で学んだこと(矢崎)

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 こんにちは!5期生の矢崎です!第4回5期生ゼミの古川さんの発表からの学びを書かせていただきます。

 今回、古川さんは「話し方」について授業を行ってくれました。

 この授業で学んだ事は「表情は言葉以上に影響力がある」ということです。確かに、私が尊敬する先生方もお話しされている時の表情が印象に残っており、上手な話し方には表情が必要不可欠であると気付きました。古川さん自身も表情がとても豊かでした。玉置先生は古川さんの声にも表情があり、子どもが安心できる声だとおっしゃっていました。

 玉置先生が古川さんにアドバイスされた中に「口癖をなくす」がありました。私もよく「すごく」を無意味に使い過ぎてしまいます。この口癖を出さないようにしていきたいです。

古川さんお疲れ様でした。次は私も2周目!前回よりも進化した授業を展開します!(矢崎)

4月29日5期ゼミでの発表から学び得たこと(古川)

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 こんにちは。 5期生の古川瑛理です。今回はゼミでの初めての発表を終えて、学んだことについて書かせて頂きます。

 まず発表の構成の仕方です。自分が想像していなかった展開になった時、どうすれば良いのか、分からず混乱してしまいました。準備段階としてあらかじめ様々な展開を想定しておくこと、まずそのような展開にならないようにする為、聞き手に対し始めに今日は何を学ぶのか、その授業のゴールを示すことが重要だと学びました。

 次に口癖についてです。玉置先生に指摘して頂いて気付いたのですが、 私は上手く言葉が出てこない時に無意味に「なんだろうな」と言ってしまいます。言葉を意図的に選んで使うことが出来るよう、教育実習までに意識的に改善していきたいです。

 今回、初めての発表という事もあり、とても緊張しましたが、実際に発表をする事で多くの学びを得ることができました。今回、ゼミの仲間や玉置先生から貰ったアドバイスを忘れずに次回に活かしていきたいと思います。(古川)

教育フォーラム2019「新学習指導要領を深掘りする」開催

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 今年度で3回目となる本学教育フォーラム2019は、6月9日(日)午前・午後、名古屋ルーセントタワーで開催します。

 今年度も、午後は奈須正裕先生に講演「真の対話とは」をいただき、それを受けてパネルディスカッションを行います。
 
 午前は「教室でこまったことの共有と対話」と題して、会場からの意見を踏まえ、その対応について情報交流をします。

 午後の最後には「情報交流会」として、参加者で気軽な意見交流をします。飲物・お菓子付きです。

 毎回満席となる人気フォーラムです。今年度もお早めにお申し込みください。お待ちしています。(玉置)

 申し込みはここからしていただけます。

4月24日第6回ゼミ記録(高橋)

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 こんにちは!4期生の高橋です。4月24日(水)のゼミ記録を書きたいと思います。今回は、面接練習を中心に、いじめや保護者対応などについて、いろいろな意見を出し合いました。

◎道徳の教科化についてどう思うか。
 教科書で教えることになっているので、教科書も大切にしながら、目の前の子供達の実態に合わせて行う、というようなことが言えたら良い。

◎生きる力とはどのような力か。
 きちんと定義を言い切る。(確かな学力、豊かな人間性、健やかな身体)

◎僻地校への勤務はできるか。→僻地校について知っていること
 僻地校とは、山間や離島など、交通の便や、教育環境に恵まれない都市的地域から離れた場所にある学校で、児童生徒が数十名の学校のこと。複式学級や、小中学校が合同の場合もある。

◎島の学校に務めることについてどう思うか。
 勤務地がどこであろうと、子供たちがいればどこへ行っても教師を一生懸命頑張る、という熱意を伝える!

◎いじめのサイン3つ
・表情・下を見る回数が増える・持ち物の変化・服装の変化・日々の様子・掃除区域に集まる様子…等

◎茶髪にして登校してきた児童にどうするか。
 小学校はそのことについての校則はない。まずは親に連絡をして茶髪にしてきた背景を聞く。

◎6年生の担任で、中学でセーラー服のスカートを着たくないと言っていると、LGBTの児童の保護者から相談されたら?
・本人の意思を尊重しながら、中学校へそのお気持ちを伝えます。など、気持ちを受け止める。
・中学校との連携役になる

 今回のゼミも面接の質問から、いろいろな意見が交わされ、とても勉強になりました!(高橋)

教育書寄贈ありました(玉置)

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 3月末に定年退職された小牧の秋月先生から研究室へ写真の教育書の寄贈をいただきました。あらためて御礼を申し上げます。さっそくゼミ生が借りていっています。(玉置)

4月22日5期ゼミでの長谷川さんの発表から学び得たこと(遠藤)

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 こんにちは!5期生の遠藤です。今回は、4/22に行われた長谷川さんの発表から学んだことを書きたいと思います。

 長谷川さんは、最初から最後までとても明るい声で授業を進めていて、板書も素早く、とてもリズムの良い発表でした。また、紹介した本の中に登場する「はてな帳」を自ら作って持ってきたり、実際に「はてな」を考えてみる例文を配ったりなど、授業準備に余念がない点も、見習いたいと思いました。

 そんな長谷川さんの授業を通して、人前で話す難しさを改めて感じました。正直、長谷川さんがずっと動きながら喋っている、という玉置先生のご指摘があるまで、そのことに全く気が付きませんでした。

 しかし、玉置先生自ら体をしっかり正面に向け、ゆっくり堂々と話してくださった姿を見て、その重要性を感じました。ここぞという場面では、真剣な表情と緊張感を持たせることが何より大事なのだと思います。これから人前で話すときは、キーワードに重みを持たせる、メリハリのある話し方を心がけていきたいです。

 長谷川さんは、発問に対して明らかに間違ったことを言っている子にも、「たしかに、そうかもしれないね」というように肯定する声かけをしていました。この一言があるだけで、私がその子供だったらとても嬉しいですし、次も怖がらずに発言しよう!という気持ちになれます。子供の自己肯定感を高める声かけを、常に忘れないようにしたいと思いました。(遠藤)

4月22日5期ゼミ発表から学び得たこと(長谷川)

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 こんにちは。5期生の長谷川です。今回は『「追究の鬼」を育てる』(有田和正)の本を授業風に紹介しました。

 私は有田先生が特に「はてなを大切にする授業」をしているというこを伝えたいと思い、児童役の人達に「はてな」というキーワードを答えてもらおうと考えました。しかし、同じキーワードを3回繰り返し発言させたことで、かえって授業が、だれてしまいました。ゼミ生から、3回の内容をまとめて書き、○○○に入るキーワードはなんでしょう?と質問を簡潔にする改善策を教えてもらったので、今後に生かしたいです。

 また、玉置先生からは、大事なことを言うときは必ず立ち止まって話すこと、というアドバイスを頂きました。やはり、何かを伝えたいときは、立ち止まって相手の目を見て、しっかりと話すことが大切です。理解はしていても、実際に授業をしてみると、出来ていませんでした。これからもゼミの活動を通して沢山経験し、出来ることを増やしていきたいです。

 初めてのゼミ発表で緊張し、なかなか上手く授業が出来ませんでした。しかし、そんな授業でも、ゼミ生の仲間が、私の授業の良い点を見つけ、発表してくれて嬉しかったです。このような環境の中で、ゼミ活動ができることに、とても感謝しています。これからもゼミ生の仲間と、お互いにアドバイスをし合いながら、成長できると良いなと思います。(長谷川)

4月22日 宮野さんの授業からの学び(大久保)

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 こんにちは!5期生の大久保です!今回はゼミでの宮野さんの発表で学んだことを書き記していきます。

 宮野さんは、指導についての授業を行ってくれました。宮野さんは授業が始まると共に「広島に旅行に行った時にスカートの丈を怒られている修学旅行中の女子高校生を見かけました。そこで、今日は指導について授業します」と言って、授業へ入りました。授業へ入る展開がとてもスムーズでした。何故その授業をするのか説明することで、児童は授業に対して興味がわき、こんなことを勉強するんだといった授業について見通しが持てるので受けやすくなると思いました。

 またとても勉強になった点が、全ての板書が活きていたことです。導入でゼミ生から聞きだした言葉を板書し、終末で書いたものについて触れて終わるというとても綺麗な授業展開でした。

 玉置先生から「授業は上手くても、板書で時間がかかっては躓いてしまう。なので、黒板に書くことは必要なことだけにする」といったことを教えていただいたことがあります。その教えを宮野さんは体現出来ていました。

 やはり同期の授業を受けるのはとても刺激になります。みんな頑張っているから私ももっと頑張ろうという気持ちになりました。

 この恵まれた環境に感謝しつつ、実習まで残り4ヶ月という短い期間で少しでも授業技術を学び、より良い先生となった状態で実習では教壇に立ちたいと思います。今回授業をしてくれた宮野さん、ありがとうございました。(大久保)

嬉しかった出来事(安藤)

 こんにちは。4期生の安藤優里です!

 私は子どもを大学へ招き、畑作やレクリエーションの体験活動を行うフレンドシップという活動に参加していて、先日は今年度最初の活動日でした。そこでとっても嬉しい出来事があったので紹介したいと思います!

 私は大学に着いた子どもと保護者の方を駐車場から活動場所へ案内する係になりました。学生はもちろん子ども同士も初めましての日で、子どもたちは緊張した面持ちでやってきます。4年目ということもあって、いつものように、そんな子どもたちに色々質問を交えつつ、目線を合わせて笑顔で話しかけることで緊張をほぐしていきました。何組か案内を終え、最後にやってきた姉弟を案内することになりました。

 ふたりとも緊張している様子で、いつものように話しかけても、特に弟のA君(1年生)はお母さんにきつく抱きついて全く反応してくれませんでした。それでもお姉ちゃんを交えながらA君に話しかけていきました。

 しかし活動場所まで来ると、帰ろうとするお母さんにしがみつき、「いやだあ〜!」と、離れません。「小学生になったんだから1人で行きなさい!」とお母さんが説得を続ける中、大声で泣きじゃくり、お姉ちゃんと一緒ならということで、なんとかお母さんと離れることができました。しかし活動が始まってもA君はお姉ちゃんにしがみついて、活動に参加しようとしませんでした。私はこんな時どうしたらいいんだろう、と思いながら「大丈夫だよ」とA君にギリギリまで付き添っていましたが、自分の仕事に戻らなければならなくなったので、A君を彼の班の人に引き継ぐことしかできないまま1日の活動が終わりました。

 子どもたちが帰る中、片付けのために外に出た私はA君がお母さんと帰る姿を見つけました。私はとっさに「A君!今日楽しかった?」と声をかけると、なんとA君は大きく頷いて、「僕ね、じゃんけん列車で1番になったんだ!」と嬉しそうに話してくれました。A君はじゃんけん列車の企画で、1回も負けず、50人の先頭になるという大活躍をしたそうです。朝とは全く違う、A君の誇らしそうな様子にお母さんも嬉しそうで、私も胸が熱くなりました。

 私はA君に何もしてやれなかった、と無力感を感じていましたが、A君の成長が、素直に嬉しかったです。そして、自分たちが作ってきた活動が、関わり方の一つ一つが、子どもの「一歩踏み出すきっかけ」になる。A君から教えてもらった今日の喜びを忘れないでいたいです。

 長くなってしまいましたが、ご一読ありがとうございました!(安藤)
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4月22日の二宮くんの発表から学んだこと(酒井)

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 あたたかい日が増えて、冷たいアイスが食べたい日も増えた5期生の酒井です。

 今回は4月22日に行われたゼミでの二宮くんの発表から学んだことを書かせていただきます。
 
 二宮くんは導入で話し方や、興味をひく言葉遣いによって児童役側の心をぐっと引き付けていました。何事もスタートは肝心だとよく言われます。スタートを大切にして子どものわくわくする気持ちを生み出していて私も見習いたいと思いました。

 スタートで高めた子ども達の気分が下がらないように授業のいたるところで価値づけが見られたのも素敵だと思いました。些細なことや、勇気を出して手を挙げたことを褒められると授業に向かうモチベーションも高くなり、活気ある授業になると考えられそうだと感じました。

 机間指導が丁寧であったり、発表させた意見を板書する時も発言をした子に確認しながらして、私たちになるべく背中が向かないようにしたりするなど子ども側を大切にしているのを感じる場面が他にも多くありとても印象的でした。

 玉置先生から実習に行ったらやらない方がいいことも教えていただきました。その一つが、“手を叩いて注目を集める”などの行為は調教的にも感じるためしない方がよいというものでした。私もやりそうになるのですが、子ども達を従わせて言うことを聞かせることが目的となっていけない!と思うので気をつけようと思います。

 今回も多くの気づきがあり、楽しいゼミの時間でした。だんだんみんなの見る目も適格さを増してきているので2回目の発表に向けてそろそろ準備をしようと思います。(酒井)

4月22日5期ゼミ発表から学び得たこと(二宮)

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 こんにちは、五期生の二宮です。今回は自分の発表から学び得たことを3点書きたいと思います。

1:「叱る」大切さについて
 これは本書のタイトルの「叱らない指導術」とは逆に必要最低限の「叱る」行為は必要だと学びました。「叱れない先生は学級崩壊を起こす」の玉置先生の言葉の通り、叱る演技すらできなかった自分は叱る事を場面に応じて教育実習でも恐れずにしていこうと思います。

2:調教
 活動をする際に手を鳴らして開始の合図をすることを授業の間無意識にやっていたが、これが相手の尊厳がなくなるような調教に近い行為だということがわかりました。これは自分の塾のバイトで知ったものだったので相手が児童でも見下さず人権を大切にすることを意識して授業内の活動を展開していこうと思いました。

3:テーマを絞る
 今回は「叱らない」指導術の本についての発表だったのに「怒る」と「叱る」から考えてしまい、自分が最も言いたかったことがきまらず、まとめでうまくしめることができませんでした。自分の授業全体を振り返った時に、「伝えたい情報を1つの授業に詰め過ぎた」ということがあり、テーマが絞りきれなかったと思います。なので伝えたいことを絞ってそれを軸に展開できる授業を考えていこうと思いました。

 同期の5期生からは、「価値付けがしっかりできていた」や「流れが明確だった」のようにたくさん褒めてもらえたが、自分の中では失敗の多い授業になってしまったので、褒めてもらえたことに感謝すると同時に今回の失敗は潰せるような授業を次回以降は作っていきたいと思います。(二宮)

4月22日5期ゼミで発表を終えて(宮野)

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 今回、私は、初めて授業風に発表をさせて頂き、次回に向け改善したいことを主に2点見つけました。

 まず1つ目に、書き順です。発表後の交流の際に玉置先生初め、ゼミ生の多くから指摘されました。自分ではあまり自覚がなく、それはとても危ないことだと思うので、次回は事前に、使う漢字の書き順を確かめてから模擬授業に臨みたいと思います。

 2つ目に、初めの発表者の発言に注意を払うことです。初めに発表してくれたゼミ生のある1人は、厳しい指導とは?という私の問いに、「頭髪」と答えてくれました。私はその時、さっと受け流してしまいましたが、よくよく考えてみると、問いに対してかみ合っていないことが分かります。

 その後玉置先生から、初めの発言が後の発言の基盤となると教わりました。このことから、今後授業の生徒の初めの発言には、注意を払い、問いに対する焦点を合わせられるような指摘をするように心がけたいと思いました。

 私は、あまり模擬授業をする機会が無く、今回とても不安でしたが、事前に専修の友人に授業を見てもらったことで、少し安心して発表できました。何度も失敗を繰り返しながら模擬授業をして、慣れていくことが大切だと実感しました。まずは教育実習までに、ゼミや普段の授業を通じて、自分が授業をするということに対する不安や抵抗を無くしていきたいです。(宮野)
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