【授業】1月11日岡崎市立額田中学校で「いのちの授業」(玉置)

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 本日(1月11日)は、岡崎市立額田中学校で、向宇希さんと「いのちの授業」を行いました。

 全校生徒の皆さん、保護者の方々に、向さんの生き方(小児ガン発病、いじめに合う、動物介在介護師として生きる)を通して、いのちや生きることについて考え、話し合い、発表をしていただきました。

 最後には、ワンちゃん・ののちゃんの登場で、大切なメッセージを伝えることができたと思います。(玉置)

12月12日 あま市立美和東小学校での学び(高桑・中澤)

 こんにちは、4期生の高桑です。先日、美和東小学校で子ども役として玉置先生の模擬授業を受けました。「17番目の秘密」という算数の授業です。今回は、特に印象に残った場面を2つ挙げ、学んだことを書いていきたいと思います。

 まず1つ目は、価値づけの仕方です。玉置先生は子どもの細かなところまで褒めて価値づけをしていました。そうすることで、子どものしぐさやつぶやき一つ一つが無駄じゃないこと、クラスに貢献していることを子どもに伝えていました。

 特に、授業中に出た何気ないつぶやきを黒板の右端にメモしておいて、最後に振り返ることで価値のあるものにしていた場面が印象的に残っています。価値づけされることで、子どもは意欲的になり、自分の価値に気づくことができます。それだけではなく、新たな価値を見出し、教師の影響を受けて周りの仲間を多くの言葉で評価できるようになります。

 しかし、ただ「そうだね、素晴らしい」と教師が一律に評価するだけではいけません。この1対1の対応では、教師が正誤判定者になってしまうからです。玉置先生は授業の中で、答えた子どもの隣の席の子どもに「どう?」と聞いて、子ども同士で評価させ、それを価値づけることを行っていました。玉置先生のように、教師が意図的に価値づけができる場面を増やし、適切な評価していきたいと思います。

 2つ目は、子どもに発見させることの大切さです。自身で発見した学びは、誰かに教えてもらったこと以上に自分の学びとして今後も生き続けます。授業の中で印象的だったのは、玉置先生が「5、3、7、9、、」と子どもから上がったバラバラな順番で板書をしていた場面です。意図的にこれを行うことで、「見づらいから、1、2、3、4、、と順番に書いた方がいい」という発言を子どもから引き出すことが大切だとおっしゃっていました。

 つまり、「ものごとのきまりを見つけるためには整列させた方がよい」という汎用性のある重要な学びを子ども自身に気づかせるために、教師が仕組んだのです。この場面を見ていて、自分自身の勉強の教え方を振り返りました。私はバイト先の塾で小学生に勉強を教えてるのですが、問題の核となる部分を子どもが気づけるように上手く仕組むことができず、私からの説明がどうしても多くなってしまいます。教師が丁寧に一つ一つ説明していく方が良く見えがちだが、実際は子どもの学ぶ機会を奪うことになってしまうということを今回学び、改善すべきだなと思いました。玉置先生のように、時に遠回りしても余裕をもって振る舞えるように、子どもを理解し、信頼して、また教材をもっと研究した上で勉強を教えていきたいと思います。

 玉置先生の授業は細かなところまで考え尽くされていて、でもそれが誰も気づかないくらい自然に仕組まれているため、気づいた時に「やられた〜」となるようなとても深い授業でした。玉置先生の素晴らしさを肌で感じ、少しでも先生に近づけるように、はやく教師としての経験を積みたいという気持ちになりました。最後になりましたが、玉置先生、美和東小学校の先生方、素晴らしい学びの機会をありがとうございました。(高桑)

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 こんにちは!四期生の中澤です。今回は12月12日木曜日に美和東小学校で行われたセミナーについて、新たに学び得たことを書いていきたいと思います。

 私が今回新たに学び得たことは、『確信ついたら対話確認をする』ということです。今回玉置先生は17番目の秘密という模擬授業を行いました。この時学生と美和東小学校の先生が生徒役を担いました。教師の問いかけに対して、子どもの答えは多種多様です。当然いきなり確信をつくことをいう子もいます。多くの先生は、確信をつかれたら、それで子ども全員が理解をしたと認識して次へ進めようとしたり、確信をつかれたことを嫌がり、子どもに発言の自由を制限させてしまうということがあります。そのため、玉置先生がこの時行ったように、確信をつかれたら、「今彼がいったことがわかるか確認し合おう」と対話をさせることが、子ども全員を授業についていかせるためにも効果的であると学びました。

 多くのセミナーに参加することを通して、大人社会の雰囲気や発言を丁寧にするために頭と体と心を鍛える場になっていると実感しています。このような素敵な場を与えていただいていることに、改めて感謝の気持ちを抱いています。本日も素敵なセミナーに参加させていただき、本当にありがとうございました。(中澤)
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12月14日飛島学園での学び(木下・大久保)

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 こんにちは、5期生の木下です。今日は12月14日に飛鳥学園で行われたセミナーのことについて書きたいと思います。

 セミナーの内容は、和田先生と玉置先生の道徳の授業を飛鳥学園の先生方が児童生徒役となり受ける様子を私たちゼミ生が見学させていただくという内容でした。和田先生は小学校低学年向けに、玉置先生は中学2年生向けに授業をしてくださいました。今回は、セミナーの中で特に自分の心に響いたことや驚いたことを3つ書きたいと思います。

 1つ目は、板書についてです。和田先生、玉置先生のどちらの先生にも共通して板書が型にはまっておらず構造的でした。私は2人の先生方の板書に自由帳のような印象も受けました。小学校の時に使った自由帳といえば、小学生が自由に好きな物を描いていくイメージです。それと同じように板書が自由で、しかし後から見てわかりやすい板書であることに感激をしました。発問を書いて横に児童生徒の考えを書いていくという型にはまった私の道徳の授業の板書とは全く違い、「このような板書の仕方もあるのか!」ととても勉強になりました。

 2つ目は、児童生徒になりきって教材研究をすることの大切さをあらためて感じました。そうすることで児童生徒の答えに対しての切り替えを考えることにもつながります。
 3つ目は、授業の中での「ライブ感」の難しさです。いくつか児童生徒から答えが出た時に次にどの答えをつなげるかという場面で、「なぜその答えを取り上げたのか?」と聞くと先生方は「児童生徒をよく見て、ライブ感を大切にする。」とおっしゃいました。

 一歩間違えると授業が大失敗につながることもあります。その中でも、どの答えを取り上げるかライブ感を大切にして決定するというのです。とても難しいことであるなと感じると同時に私も児童生徒をよく見て、ライブ感を大切にした道徳授業をしたいと強く感じました。

 今回のセミナーでは和田先生と玉置先生2人の先生方の素晴らしい授業を見させていただくことができ、とても充実したものとなりました。(木下)

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 こんにちは!5期生の大久保です!今回は12月14日に行われた飛島学園でのセミナーについて書いていきます。

 和田先生、玉置先生の模擬授業から様々な道徳の授業テクニックを学ばせていただきました。

 和田先生の授業で、印象に残ったことは2つあります。

 1つ目は、教材を読み終えてから発問しないということです。和田先生は、教材を途中まで読み、「ここでの主人公はどういう気持ちだろう」「どうして小さな声でただいまって言ったんだろう」と細かく切って、発問していました。そうすることにより、先の話が分からないため読み取りの授業にならないようにしているのかなと思いました。

 2つ目は、考えを書けていない児童の実際を生かすということです。和田先生は、児童に気持ちを紙に書かせて、発言させる際に、「迷った人手を挙げて」と児童に手を挙げさせていました。

 気持ちを書けている児童だけで進めるのではなく、迷ったという児童の考えを大切にし、なぜ迷ったかを聞くことによって、その子自身の考えも整理され、周りの子も一緒に考えることができると思いました。

 私は小学校実習の授業で、児童が書けていない時、焦って、考えやすくなるよう言い直していました。しかし、そこで一旦待って、児童が悩んでいる気持ちを生かしていくことべきだと知り、とても自分の中で衝撃的でした。

玉置先生の授業で印象に残ったことも2つあります。1つ目は、登場人物の行動を考える際に、「どんなことを主人公はできるか。ただし、自分がやらなくてもいい。こんな行動があるっていうのをありったけ書いて、出来ても出来なくてもいいよ」と伝えていました。

 自分が取る行動と絞るのではなく、自分が出来ない行動を考えさせることで、生徒の考えが広がるて思います。また、出来ない行動の方にもその生徒の道徳性が現れるはずです。そういったところを深めるための玉置先生の考えがあったのではないかと思います。
 
 2つ目は、その時の子の様子、ライブ感で発問を変えるということです。玉置先生の授業は、私が今までに受けてきた道徳とは全く別物の道徳の授業でした。1つ目に書いたように、自由に生徒に考えさせていました。そこには、先生自身が予想していない発言が数多くあったと思います。その中で玉置先生は、対立しやすそうなものを選んで、話し合わせていました。そういった児童生徒のその場の様子を見極め、ライブ感を大切にするのは、数多くの経験と力がないと出来ないことだと思います。

 私は玉置先生の授業に、大変感銘を受けたので、今回見せていただいた道徳の授業を目指していきたいです。

 和田先生、玉置先生、貴重な機会をいただきありがとうございました。今回の学びを、私の力にしていきます。(大久保)

※写真は、昨年のゼミでの発表時のものです。

【執筆】授業力&学級経営力2020年2月号「話す」を極める(玉置)

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 月刊誌「授業力&学級経営力 2020年2月号 特集 教師はしゃべることが仕事だから「話す」を極める」には、拙稿が二つ掲載されました。

○ [説明・発問]を極める 「おいしいところは子どもに残す発問」ってどうすればいいの?

○ [エンタメ系話術]を極める 落語に学ぶ「まくら」と「間」の技術

 ちなみに、久しぶりの顔写真表紙掲載号です。

玉置ゼミ 6期生 中江真帆 自己紹介

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 こんにちは!玉置ゼミで勉強させていただくことになりました!特別支援教育専修2年の中江真帆です。初めて記事を書かせていただくので自己紹介します。

 私は三重県の伊勢市出身で現在は大学に通うため岐阜市でひとり暮らしをしています。ひとり暮らしをする前はホームシックになったりするものなのか心配していましたが、ひとり暮らしを始めるとホームシックの「ホ」の字もでないほどでした…笑。(家族はよく寂しがります)

 そんな私ですが、地元伊勢市は自慢の町だと思っています!伊勢市といえば伊勢神宮が1番有名だと思います。初詣にはいつも伊勢神宮を訪れていて今年も参拝してきました!
 
 1枚目の写真は外宮の勾玉池です。私が幼い頃によく遊んだ思い出の場所です!今は私の子ども時代よりきれいになっていて昔の姿を懐かしく感じます。家から神宮まで行くのは苦ではないのでふとした時にふらっと立ちよることができます。成人式の日も神宮に参拝する伊勢市の新成人は多いです。私もそのひとりです(笑)。

 また、余談が重なりますが伊勢に帰れば私の大好きな愛犬に会うことができるので帰省するときはいつもそれが楽しみです(笑)。

 2枚目の写真を見てください!今年で5歳になりますがとっても小さくて彼の背中は靴のサイズほどしかありません。私が帰ると毎回出迎えてくれる優しいわんこです!

 さて、私の教師像の話を少しさせてください。私は子ども一人一人に向き合うことのできる教師になりたいと考えています。特別支援教育を勉強したいと思ったのも通常学級を超えていろんな特性をもつ子どものことを知りたいと考えたからです。

 玉置ゼミ加入のきっかけは、1年生の時に玉置先生の授業を受けて多くの教師像を知って玉置先生のもとで勉強したいと思ったことでした。玉置ゼミでは学級経営や授業づくりを学び、自分の理想の教師を目指していきたいと思っています。これからたくさんのことを学んで日々努力を重ねていきたいです!よろしくお願いします!(中江)

玉置ゼミ6期生 伊藤 幹太 自己紹介

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 初めましての方ははじめまして、記念すべき玉置ゼミ6期生として玉置先生のもとで学ばせていただけることになった伊藤幹太です。

 いきなりですがこの世には2種類の教師しかいません。

 授業の中に沢山の工夫があり、子供が学びつつ学ぶことに対して楽しいと思えるような授業づくりができる教師。そして、その他の教師、私は前者を目指しています。玉置先生の教師論で授業工夫のヒントをいただき、玉置ゼミでもっと学びたいと思いました。希望どうり玉置ゼミの6期生にさせていただけたからには、様々な先生から技術を盗み理想の教師像に近づけるよう頑張っていきます!

 少し真面目な話ばかりしてしまったので雑談をしたいと思います。興味がある方は読んでくださるとありがたいです。

 私の自己紹介をさせていただきます。手短に済ませるのでお付き合いください。岐阜市に住んでおり私の家は、母、私、弟、弟、犬(オス)猫(オス)猫(オス)という母以外男という環境で育っています。そのため女性の方の扱いがわからないため、たまに失礼な言動をする恐れがありますが、広い心と温かい目で許していただけると嬉しいです。

 また一番好きなものは「友達」で1日の睡眠時間以外のほとんどの時間を友達と過ごしています。一人でいるのが苦手で暇さえあれば小学校、中学校、高校、大学それぞれでできた友達と遊んでいます。ゼミの同期とも仲良くなりたいです。そのためにも沢山自分から話しかけていきたいです!(伊藤)

玉置ゼミ6期生 金子奈央 自己紹介

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 こんにちは!玉置ゼミ6期生になりました、金子奈央といいます!教育学部保育専修の2年生です。今回は初めての記事ということで、自己紹介をします!

 わたしは岐阜県中津川市出身です。すごく田舎ですが、自然豊かで美味しいものもたくさんあっていいところです。現在1人暮らしをしていて、すごく楽しいですが寂しくてすぐ帰りたくなります!

 わたしは、食べることが大好きです!大学になって一人暮らしをして友達とご飯に行くことも多くなり美味しいものと沢山出会いました!二枚目の写真は大学の友達ですが、みんな食べることが好きなので美味しいものを探してみんなでおいしいを共有しています。おいしいお店があったらぜひ紹介してください!(笑)

 さて、わたしは現在、保育専修で学んでいます。玉置ゼミには今まで保育専修の先輩がいなかったとお聞きしました。その中で不安なことも沢山ありますが、自分なりに頑張っていきたいと考えています。

 保育で重要とされるものの中に『子ども理解』があります。私は子どもに寄り添える教師になりたいと考えています。これまで学んできた保育学を強みにして玉置ゼミで自分の理想像を明確にしながら取り組んでいきたいです。学級経営や授業づくりについてはゼロからの学習となりますが、その分たくさんのことを得られるように精一杯がんばります!
これからよろしくお願いします!(金子)

【20200109講演】北名古屋市立天神中学校で講演(玉置)

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 1月9日は北名古屋市立天神中学校から依頼を受け、先生方に話をしてきました。

 14時45分から16時20分ごろまで、「新学習指導要領を教室で実現するために」と題して実践的な話をさせていただきました。先生方が熱心に聞いていただけるので、いつも以上の熱量での語りとなりました。このことは参加したゼミ生が同感でした(笑)。

 質問も鋭く、講演で不十分だったところを補える質問で有り難く思いました。(玉置)

【紹介】第12回教育と笑いの会写真と動画発信(玉置)

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 2019年12月7日、名古屋東建ホールにて、「第12回教育と笑いの会」を開催しました。

 その様子を写真と動画で4分30秒ほどでご覧いただけます。

 ぜひここをクリック(YouTube)でご覧下さい。

12月11日3分間スピーチの振り返り(秋田)

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 こんにちは。4期生の秋田です。今回私は、以前行ったスピーチの振り返りについて書いていきたいと思います。

 私は四年生を対象にスピーチをしました。内容としては、自分の長所短所を知ろうというものでした。以前、ゼミの道徳の模擬授業で「世界に一つだけの花」の教材からオンリーワンについて考えた後という設定で行いました。この一人一人のオンリーワンであったり、長所短所を知るという話は教師になってから必ずすると思い、この内容をスピーチとしました。

 まず初めに、自分の幼い頃の写真を見せ「これは先生の長所をあらわしています。何かわかりますか?」と聞き子どもたちがぐっと話に入り込めるようにしました。その後、自分の長所短所を知ることは簡単そうでむずかしいがとても大切なこと、友達や家族など周りの人に言われて気づくこともあること、このクラスの友達のもみつけていこうという話もしました。

 話してみて、伝えたいことがたくさんあって言葉をどんどん足してしまい締まりがないなぁと感じました。玉置先生からは、伝えたいことを言うときに「一番伝えたいことは、…」と言わずに子どもたちにそれを汲み取らせたほうがよいというお言葉をいただきました。子どもたちが先生が何を伝えかったのかがわかれば、それは本当に子どもたちに響いている話なのだと思いました。
 
 4期生の仲間たちのスピーチを聞いて、話の組み立て方、話し方、表情など本当に上手で見習わなければならない点がたくさんありました。玉置先生の他の4期生への助言もふまえて、4月から子どもの前で話すときにいかしていきたいです。そして、話すネタもたくさん作れるようにしていきたいと思います。(秋田)

玉置ゼミ6期生 松浦遥菜 自己紹介

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 こんにちは!玉置ゼミ6期生になりました、松浦遥菜(まつうらはるな)です。これから玉置ゼミの一員として活動していく上で、私のことを皆さんに知って頂きたいと思うので、簡単な自己紹介をしたいと思います。

 私は岐阜県の大野町出身です。5人家族で父、母、弟、妹がいます。私は現在、実家から車で通学しています。

 大学内では、「岐阜聖徳学園大学 柳」というよさこいサークルに所属しています。このサークルでは学部や専修などは関係なく、様々な人と関わります。同期はもちろん、先輩や後輩との関わりも強く、柳でしか経験できないようなことが沢山あります。ハードなスケジュールで大変な時もありますが、仲間たちと一つの目標に向かって、一緒に頑張るというかけがえのない経験をしています。ゼミや授業などの学業とこのサークルとの両立を4年間保っていけるよう頑張っています!

 私が玉置ゼミを希望した理由は、私が学びたいことが学べるゼミだと思ったからです。具体的には学級経営や授業作りについて深く学べるという点です。模擬授業やセミナーを通して、実践的な学びができるところや現場の声を多く聞けるところにとても魅力を感じました。私は先日初めてセミナーに参加しました。そこで強い衝撃を受けました。詳しくはまた記事を見て頂けると幸いです。

 そのセミナーに参加して、玉置ゼミの強みを改めて実感しました。これから約2年間様々なことに積極的に取り組んで、より多くのことを吸収できるよう、精一杯頑張ります!よろしくお願いします!(松浦)

玉置ゼミ6期生 中野 紗希 自己紹介

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 こんにちは!玉置ゼミに6期生として参加させていただくことになった中野紗希(なかのさき)です!はじめての投稿ということで少し自己紹介をさせていただきます。

 私は愛知県犬山市出身で、大学には毎日2時間ほどかけて電車で通学しています。サッカー部に所属しているので、帰りも遅くなることもあるので、電車通学は大変ですが、年子の兄が下宿生なので、私は四年間電車通学になりそうです。

 中学校では、ソフトテニス部に所属しており、高校では陸上部に所属しており、先ほども少し話しましたが、今はサッカー部のマネージャーをしています。このように、何かを長く続けたことがなく、何かに熱を注いだ経験があまりありません。

 しかし、唯一ずっと私の中で変わらずに存在しているものが、将来の夢です。それは教員になることです。

 私が教員を目指したきっかけは、兄によく勉強を教えてもらっていたということです。兄が教えてくれると今までが嘘のように勉強がわかり、分かるのが楽しいと感じるようになりました。なので、私は尊敬する先生がいたわけではないので、理想の教師像の具体例が私の中にはありません。ですが、大学に入り、学んでいるうちに、自分が尊敬する先生が思いつかない分、私自身が児童生徒たちに尊敬される先生になりたい。と思うようになりました。玉置ゼミで、児童生徒たちに尊敬され、いつまでも児童生徒たちの心に残ることが出来るような先生を目指していきたいと思っています。これからよろしくおねがいします(中野)

玉置ゼミ6期生 池戸颯 自己紹介

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 はじめまして!岐阜聖徳学園大学 玉置ゼミ6期生になりました!教育学部2年の池戸 颯(いけど そう)です!初の記事投稿ということで自己紹介とこのゼミに入りたいと思った理由について書きたいと思います!

 出身地は愛知県名古屋市港区です。所属しているサークルはよさこいサークルの柳で毎年8月下旬に行われる日本ど真ん中祭りに向けて日々練習に励んでいます!僕のスケジュールはほとんど柳が中心となっており、かなり力を入れて活動しています。中学生の頃はサッカー部に入っており、高校では卓球部に入っていましたが、大学にはこのサークルに入り、充実した毎日を過ごしています。

 趣味は食べること、寝ること、踊ることでこれで一日が終わってしまうことがほとんどです。なのでこれからこの玉置ゼミでこれらの趣味の中に『学ぶ』という新たな趣味を付け加えたいと思っています。

 次に僕がこの玉置ゼミに入りたいと思った理由についてです。まず、僕はゼミを選択するとき最初から絶対に教職ゼミに入りたいと思っていました。そして様々な実習を経験して、大学で学ぶことも大切ですが、そこでは学べないこと、理論だけではない、直接自分が学ぶことの大切さを感じ、また実習で多くのことを学んだ事からもっとより多くの授業を直接学校に行って観て学びたいと思うようになりました。この願いを叶える事ができるのがこの玉置ゼミでありここに所属し、学ぶことで自分は大きく成長できると感じた為、このゼミに入りたいと思いました。

 僕はこのゼミでより良い指導が行き届くような学級づくり、生徒作りについて学んでいきたいと考えています。このゼミに入れていただいたからには自分の成長の為、努力は惜しみません!これからのゼミの活動、それによってできる自分の成長がとても楽しみです!よろしくお願いします!(池戸)

玉置ゼミ6期生 名桐大智 自己紹介

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 こんにちは!この度、玉置ゼミ6期生としてこれから活動させていただきます、名桐大智(なぎり だいち)と申します。簡単な自己紹介をするので、もし宜しければ少し目を通していただければ幸いです。

 私は、愛知県名古屋市の出身で、大学までは毎日電車で通学しています。5人家族で、父、母、私、妹、弟という家族構成です。最近は、妹と弟も高校生になったということで、昔よりは喧嘩が減り穏やかな生活ができています。

 小中高と野球をやっていました。ポジションはピッチャーや内野を守っていました。部活の仲間とは今も仲が良く、特に中学校時代の同期と後輩とは今でも盛んに連絡をとり、日程を合わせ集まったりしています。野球をすることももちろん楽しかったですが、仲間と過ごした時間は今でもかけがえのないものとなっています。

 さて、少し真面目な話になりますが、私は将来児童生徒に信頼される教師になりたいと考えています。立派な教師像というのは人それぞれだと思いますが、私の中では子どもたちに信頼され、けじめがつけられる人が理想です。

 玉置先生のゼミでは、学級経営のことを多く学べたり、様々な講演会に参加させていただけたりと、自分の財産となり得る経験がたくさんできます。教師は、児童生徒にとって親に次ぐ第二の大人です。自信を持って教師という仕事を全うできるよう、たくさん学んでいきたいと思っています。これからどうぞよろしくお願いします!(名桐)

【20200107講演】みよし市新年教育研究会

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 新年最初の講演は、1月7日みよし市新年教育研究大会での講演で、みよし市勤務の350名ほどの先生方にお聞きいただきました。

 演題は「新学習指導要領を踏まえた授業づくり」。新学習指導要領の背景、Society5.0、主体的・対話的で深い学びを生み出すための手だてなどをお伝えしました。

 講師紹介で、「教育と笑いの会」会長とも紹介いただきましたので、笑っていただく箇所も意図的に多く入れて、90分間の講演をさせていただきました。

 大きな会場では質問はまずないのですが、今日はお二人からいただけました。有り難いことです。(玉置)

12月16日 春日井市立押沢台小学校での学び(安部・加藤奨基・高桑)

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 こんにちは。4期生の安部、加藤奨基、高桑です。12月16日に押沢台小学校に行かせていただきました。玉置先生による、本物の子どもの前での模擬授業、その後の講演を含め、多くのことを学ばせていただきました。

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 こんにちは。4期生の安部です。先日、春日井市立押沢台小学校に行かせていただきました。今回はなんと、初めて玉置先生の講演のお手伝いをさせていただきました。それは私と高桑さんで、行われた授業について玉置先生にインタビューをするというものです。私と高桑さんは数日前に違う学校の講演で、「17番目の秘密」を先生方相手に授業されているいるのを見ていました。そのこともあって、玉置先生は今回、インタビュー方式のお手伝いをしてみないか、という提案をしていただきました。どんなことを質問したら深い内容になるのか、とても緊張しましたが、何とか任務を果たすことができました。玉置先生からもお褒めの言葉をいただき、とても嬉しかったです。

 先生の授業を本物の子ども相手に改めて見させていただいて、目の前の子どもとのやりとりが本当に上手いなぁということを実感しました。前回は先生たち相手だったため、もしかすると、先生が意図する発言が出てくるのは当たり前かもしれません。

 しかし、今回の授業は本物の子ども相手でした。1番前で、先生が指示する前からどんどん計算してしまう子、「計算するのがめんどくさいなぁ」という素直な気持ちを話す子どもなど様々な子どもがいました。そのような中で、先生は、なるべく多くの子どもを巻き込んで、それぞれの特性を生かしてみんなで作り上げる授業展開をされていました。

 例えば、先ほど挙げた、自分で勝手に計算を進めてしまう子どもに対して、厳しく指導するよりも、その子のノートを黒板にそのまま書いて「彼女、何やってるかわかる?」という発問をしました。その女の子がノートに書いていたものはこの授業の核心に迫るもので、それをみんなに共有する、しかもどうしてこの行為をしたのか、全体に問うことで、ぐっと解決に向かうのだということに気が付きました。この発問を聞いた時は、さすが玉置先生だなぁということを感じました。一人一人の子どもの行動、発言、つぶやきをどのようにつなぎ、コーディネートするか、それが教師の腕の見せどころだと思います。自分には到底できるものではありませんが、先生の授業を頭に焼き付けて自分もいつかあのような素晴らしい授業ができるように頑張りたいと思います。

 今回も多くのことを学ぶことができました。玉置先生をはじめ、押沢台小学校の関係者の皆様、ありがとうございました。(安部)


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 こんにちは、玉置ゼミ4期の加藤奨基です。春日井市立押沢台小学校で、玉置先生の飛び込み授業と講話を見学させていただいたので、記事にしたいと思います。押沢台小学校は小高い丘の上に建っていて見晴らしが良く、周囲をぐるりと囲んだ山が紅葉しており、とても綺麗な景色の学校でした。

 今回の講話は新しいスタイルでした。玉置先生の授業を見ていたゼミ生が、授業中の先生の気になった働きかけについて質問し、それに先生自身が答えていくというものです。自分は記録行ったので、それらを記していきます。

〇子どもに、「17番目の秘密」というタイトルから、何を思ったかを質問したのはなぜか。
 授業では何を言っても良い、ということを分からせるため。子どもの「えっ!」という発言も褒め、「何か思うということはいいことだ」と価値付けした。

〇子どもの気持ちを黒板の隅に板書していたのはなぜか。
 対話のタネにする意図があった。「こう言ってたけど、どう思う?」と後から発言を生かすことができる。また、グループ活動中に子ども同士の繋がりを書いておくことで、後で拾うこともできる。

〇ペア交流を多めにしたのはなぜか。
 どこまで子どもが理解しているか、確認するため。また、子どもの頭の中を整理し、束ねるため。できる子どものペースで進めると全体がうまくいかないと感じ、ペア交流を多くとった。

〇後ろ席の子どもの食いつきがよくない。「(問題に対して)どう思う?」声をかけると「面倒くさい」と反応。それでも、「『面倒くさい』も良い」と価値付けしたのはなぜか。
 「面倒くさいから簡単にしよう」という気持ちの転換を図りたかった。馬場先生の言葉に、「教師は、子どものどんな発言でも舞台に乗せられる」というものがある。ふざけている発言でなければ、深い教材研究が必要だが、価値付けすることでどこかで生かすことができる。

〇褒め言葉がとても多かったが、どういった意識だったのか。
 事実を基にして褒める。ヨイショで褒めるのは逆効果。また、褒めすぎもあまりよくない。対象の子どもの様子を見ながら、褒めるところは褒め、注意するところは注意する。

〇一人だけでどんどん問題を進めてしまう子どもにはどう対応すればよいか。
 どんどん問題を進めていくということは、授業にのめり込んでいる証拠。全体へ繋いで、子どもを生かしていく。

〇「(子どもの発言に対して)今、なんて言ったか分かる?」と発問し、もう一度子どもに返しているのはなぜか。
 発言の核となる、「一番おいしいところ」は子どもの言葉で言わせたいため。教師はよく、子どもの発言の足りない部分を補って、言い過ぎてしまう。子どもに問い返すことで、子どもに言わせている。

〇「法則」「仮説」などの小学生には難しい、数学的な用語を使ったのはなぜか。
 子ども目線で、大人の言葉を使って褒められると嬉しいため。また、難しい言葉に触れる機会を設けることで、子どもの経験値にもなるため。

〇「17番目の秘密」の法則を見つける活動の際に、「動き回って探す」という指示をしたのはなぜか。
 法則を見つけるには、必要なやることが多いので、役割分担が必要である。その役割分担を価値付けするため。また、子どもの様子を見ていて、「動き回る」ができそうなクラスだと判断したため。「役割分担する」ということは、授業の枠を超えて一生使えることである。そのため、役割分担を価値付けした。

〇グループ活動を指示した際、一人でいる子どもに、どのように声を掛けたのか。
 グループになり、繋がれるように声をかけた。グループ活動にした時は、離れている子どもがいないかをよく見る。また、グループの隊形になっていても話し合いに入れていない子どももいるため、そのような子どもを見つけて声をかける。

 以上が、ゼミ生の質問と玉置先生の答えになります。先生の働きかけで特に印象的だったことが、子どもの様子をみて働きかけを変えていく、ということです。自分が授業者だったら、子どもが予想外の行動をした時に、すぐに調子が狂ってしまいそうです。玉置先生のように、落ち着いて子どもの様子を見て、これから行う働きかけが子どもにとって最高のものになるように対応する力を身に付けていきたいと感じました。

 また、授業をみて質問をしていた安部さんと高桑さんも凄いなと感じました。自分には、まだまだ二人のような授業を見る目が足りません。これから、どんどん精進していきたいです!玉置先生、校長先生をはじめとする押沢台小学校の先生方、ありがとうございました。(加藤)

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 こんにちは、4期生の高桑です。先日は、押沢台小学校に伺い、玉置先生の「17番目の秘密」という算数の授業を見ました。本物の小学生を相手に玉置先生が授業をする姿を生で見るのは初めてのことだったのですが、子どもとのやりとりが絶妙で、授業を見ながら何度も感動しました。今回は、そこから学んだことを書いていきたいと思います。

 玉置先生はよく、教師と子どものつながりでなく、子ども同士のつながりを重要視すべきとおっしゃっています。私が今まで受けてきた授業は、先生が発問を投げかけてそれにわかる子や自信のある子が答えて解決すると流れが一般的でした。

 しかし、それでは、教師と子どもの1対1のつながりで終わってしまうと同時に、できる子だけで進んでいく授業が当たり前となり、教師の知らないところで苦しむ子どもが増えていきます。それに対して、玉置先生は、華麗に子どもをつなぎ、巻き込みながら、全員で授業を受ける意味を見出していました。例えば、子どもが作業し終わったあとに「はぁ」とため息をついていた様子や「そういうことか!」というような反応をもとに「どう思ったの?」と発問をし、子どもから言葉を引き出していました。

 また、子どもの返答をそのままにせず、「今、〇〇くんどういう言い方してた?」と他の子どもにつないでいました。他にも、しっかりと押さえる必要のあることは「隣同士で説明しあって、確認して」と促したり、最後子どもたちに秘密を見つけ出させる場面では「1人でやっていたら辛いよ、自由に動き回っていいからね」と促し、子どもたちが自然とつながり合える機会を何度もつくっていました。

 このような玉置先生の自然な促しに子どもはのせられ、周りの仲間と協力して学びに向かおうとする姿が多く見られました。私は、いきいきと学習に向かう子どもたちの姿を見て、この授業を通して子どもたちは算数の学び以上に大切な「仲間の大切さ」「学習の面白さ」を学んでいるなぁと感じました。私たちゼミ生にとっても、子どもたちにとっても、学びの多い素晴らしい授業でした。

 そして、授業が終わった後の講演会では、先生方の前で安部さんと2人で玉置先生に質問をするという大役を務めました。とても緊張したのですが、「伝えたかったことを余すことなく聞いてくれた、幸福感に満ちている」と玉置先生にお褒めのお言葉をいただいたので、その日はいい気分で過ごせました(笑)やはり、玉置先生に褒められるのは何ごとにも代えがたい喜びがあります。何を言われるかよりも、誰に言われるかが大事。私も子どもたちにとって、「あの先生に褒められたら嬉しくて、やる気が出る」と思ってもらえるような教師になりたいなと思いました。

 最後になりましたが、玉置先生、押沢台小学校の先生方、素晴らしい学びの機会をありがとうございました。(高桑)

12月16日 春日井市立押沢台小学校での学び (中西・北神)

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 こんにちは。5期生の中西です。12月16日に春日井市立押沢台小学校で実際の子供たちをまえにして玉置先生が実際に授業を行う場面を見させていただきました。そこでの学びを書かせていただきます。

 今回は「17番目の秘密」という内容の授業でした。私が印象に残っている場合は、17番目の秘密を見つけるために、「動きまわって探していいよ」と玉置先生が子どもに指示されたところです。このことについて玉置先生は講演会で、「法則を見つけるために、1人ではなく何人かで分担しながら考えていったほうが効率的。仕事分担を行うということは、これからも使っていくことができる」とおっしゃりました。

 17番目の秘密を見つけることだけを目的とするのではなく、これからの生活で活かしていくことができる「仕事分担」について子どもに意識させます。動きまわって探すという玉置先生の指示だけで、仕事を分担していた子を価値付けし、クラス全体に仕事分担の大切さを伝えておりました。私が授業を見ていて近くに座っていた子が、プリントに「仕事分担」と書いて赤で囲んでいました。授業の狙いを意識させることは当然必要なことですが、これから生活していく上で大切なことを、授業という枠組みを超えて学ぶことができるような展開も必要だと学びました。

 玉置先生はちょっとした子どものつぶやきや反応を見逃さずつないでいくことや、子どもとの自然なやりとりが本当にお上手だなと感じました。「どうして〜な反応をしたの」「〜についてあなたはどう思う?」「〜さんはみんながまだやってないことをやっているよ。〜さんは何をやっているのか分かるかな?」など、どの問い掛けも子どもの学びが深まるものです。私も子どもが主体的な深い学びにつながる発問を意識していきたいと思います。

 今回も多くの学びを得ることができました。このような学びの場を与えてくださった玉置先生、押沢台小学校の先生方、本当にありがとうございました。(中西)

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 こんにちは!五期生の北神です。先日、押沢台小学校で、玉置先生が授業をされました。今回はそこでの学びについて書きます。

 今回、玉置先生が授業をされたのは、算数の「17番目の秘密」という教材です。子ども達は17番目にどんな秘密があるのか、とても真剣に考えていました。「分かった!」「すごい!」という声が聞こえてきたかと思ったら、「あれっ?」「何で?」という声が聞こえてきました。ああでもないこうでもないと何度も仮説を立て直して考えていました。子ども達の表情を見ていても、本当にこの教材に興味を持って取り組んでいることが伝わってきました。

 私が一番印象に残っていることは、「ふざけていない限りは舞台にのせる」ということです。規則性を見つけるために、何回か計算をして表を埋めていくという活動がありました。その時に、ある男の子がため息をつきました。玉置先生は、その男の子に、「何でため息をついたの?」とお聞きになりました。すると、男の子は、「めんどくさかった。」と答えました。それに対して、玉置先生は、すぐに、「算数は、めんどくさいって思うことが大事なんだよ。算数はめんどくさいって思うことを簡単にするためのものだから。」とおっしゃいました。すごく上手な返し方だと感じました。

 私は、教育実習の研究授業で、自分が想定していなかった意見が出てきて時に焦ってしまいスルーしてしまいました。しかし、その子はふざけていて間違えた訳ではありません。その子は真剣に考えていました。この男の子も、真剣に取り組んでいたからこそ、めんどくさいと感じたのだと思います。だから、それを否定したり無視したりしてはいけないと思いました。子ども達が真剣に考えた発言ならば、プラスの方向に持っていくことが教師の役目だということを学びました。「ふざけていない限りは舞台にのせる」ということを心掛けたいです。

 玉置先生、押沢台小学校の先生方、貴重なお時間をありがとうございました。(北神)

2020年1月4日第3回学び続ける教師の会開催(玉置)

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 2020年1月4日、1期生・2期生・3期生による「第3回学び続ける教師の会」を行いました。

 午後3時からはレンタル会議室で、それぞれから去年1年の振り返りをしながらの情報交流会。1期生はさすが教員3年目。表情にも実践内容にも余裕が感じられました。一方、1年に満たない3期生は表情が硬く、日々必死という人もいましたが、当然のことと聞いていました。

 また他地域での教育事情を聞き、自分が取り組んでいる教育活動の意義について考える機会にもなったようです。いずれにしても、それぞれの勤務校で順調に教員生活を送っているようで、元指導者としてほっとした2時間30分でした。

 場所を変えて、人数がさらに増えての懇親会では、教員生活ばかりではなく私生活の話題も飛び交い、ゼミの横のつながりばかりではなく、縦のつながりのよさを感じさせてくれました。

 この会を提案したのは私です。卒業後、ほぼ同業に就くわけですので、ゼミの横のつながりばかりではなく、縦のつながりも大切にしておきたいと思っての「学び続ける教師の会」です。

 先日も同じ地で働くことになった2期生と4期生の出会いを作りました。記事から縦のつながりのよさを感じていただけると思います。

 ゼミ生はますます教育活動の場が広がってくると思います。思わぬところで、玉置ゼミでのつながりが生きることもあると期待しているところです。

 私にとってはゼミ生から元気を出させてもらう会になっています。また教育学部の大学人として今後の講義のヒントももらっています。今回も充実の1日となりました。ゼミ生に感謝の日でした。(玉置)

※写真は懇親会後のワンショットです。実は全員が集合していると思って撮ったのですが、そうではありませんでした。研究室HPトップの写真が懇親会参加メンバーの写真です。なお、情報交流会には3期生の菱川君が特製ケーキを持って参加してくれました。ごちそうさまでした。

12月7日 教育と笑いの会からの学び (生田・中西・二宮)

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 こんにちは!5期生の生田朋也です。今回のセミナーは丸の内駅近くでの開催でしたが、間違えて丸ノ内駅に行ってしまい危うく遅刻するところでした。とても焦りました。

 さて今回は「教育と笑いの会」ということでセミナーの名前からもとても興味を惹かれました。やはり教師もパフォーマーとして、話がうまく、引きつけることのできる話の仕方をしていかなければなりません。自分は玉置先生の「落語家直伝 うまい!授業の作り方」を読んでから教員と笑いの関係についてとても興味が出まして、今回このセミナーに参加させて頂きました。

 今回色々なゲストが来てくださったのですが自分は道徳とわかりやすい話し方について書いていこうと思います。

 まず山田貞二先生の道徳です。「かぼちゃのつる」というお話です。話の内容としては主人公のかぼちゃがわがままにつるをのばしみんなをこまらしてしまい、最後にはツルが切れてしまいかぼちゃが泣いてしまうお話です。山田先生の授業は2回目でしたが、大人の僕でさえも小学生に戻ったかのように引き込まれてしまう授業でした。そこまで特別な事はしていないのに、タイミングと話の間と話し方の抑揚が一層雰囲気をつくっていました。

 そして役割演技では子ども2人だけでやるのではなくインタビュー形式でやっていました。これにより沢山子どもから引き出せるのと、なんとなくやるだけの形式的に役割演技をやることを防げ、追質問や切り替えしにより、より深く考えれるなと思いました。自分は役割演技をなんとなく入れてしまっていたのでしっかり考える部分を伝えて、子どもだけでやらせるのもありだとは思いますが、こういったインタビュー形式も面白そうだし、他の子もドキドキしながら真剣に聞く雰囲気をつくれるのではないのかなと思い、やってみたいと思いました。

そしてわかりやすい話の講演で印象に残ったのが、話す目的、話す相手を明確に意識していることです。

 話す相手というと自分は実習子ども相手に話すことは強く意識していましたが、話す目的ということについては少し自信がありません。子どもに対して、なんでいま先生がこの話をしているのか、という意識が弱かったので子どもたちも理解しにくかったと思います。やってそうで意外と意識が低いなと思いました。なんとなく話していることが多すぎました。そして内容、技術、熱意はわかりやすい話には欠かせません。

 「教育と笑いの会」という斬新な題名で、とても濃い一日で教育について色んな視点から学ぶことができました。玉置先生はじめ、教育と笑いの会に携わった方々ありがとうございました。(生田)

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 こんにちは。5期生の中西です。12月7日に行われた授業深掘りセミナー・教育と笑いの会で学んだことを書かせていただきます。

 授業深掘りセミナーでは山田貞二先生が道徳の模擬授業を行いました。そこで学んだことは先生と子ども1人が行うインタビュー型の役割演技についてです。子ども同士で行う役割演技は自分ごととしてとらえにくく、役割演技に重点が置かれ、授業のねらいを子どもが意識しにくい場合があります。それに比べて先生が入って行う役割演技では、子どもの率直な思いを引き出すことができ、出された良いワードを先生がとらえ、広げていくことができます。少し難しい問い掛けをするよりも、この役割演技を行うことで、子どものさまざまなな意見を引き出すことができると学びました。

 午後から行われた「教育と笑いの会」では、先生がよく笑うと、その先生のクラスの雰囲気が良くなるということを感じました。あまり笑えない子は、自分だけ笑っていてはいけない、と周りの人を気にしてしまいがちです。このような子は、どんなことにおいても他者からの評価を気にしてしまい、消極的になってしまいます。先生がたくさん笑えば、笑える子ばかりになり、他者の評価をきにしすぎず、気持ちにゆとりができていろいろなことに挑戦する子どもが増えていくと思います。私が教師になったとき、笑いの絶えない明るいクラスの雰囲気を心がけていきたいです。

 今回のセミナーでも、沢山の学びを得ることができました。このような学びの場を与えてくださった、玉置先生はじめ関係者の皆さま、ありがとうございました。(中西)

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 こんにちは!5期生の二宮です。今日は12月6日に参加させていただいた「教育と笑いの会」に参加させて頂いて学んだこと二点について書いていきたいと思います。

 一点目は、自分事にするということです。山田先生の模擬授業を受けさせていただいて、小学校1年生の物語でも自分の立場に立って考えることが大切だということを学びました。山田先生の授業の中で自分が「南瓜は、」「蜂は、」「蝶は、」とそれぞれの立場に立って、「自分だったら」の考えを持つことができました。そのことが「考え、議論する道徳」の第一歩になるのかなと思いました。

 そしてそれを生み出す方法の一つとして山田先生から「聞き合う」活動というヒントを頂きました。まだまだ何もイメージは出来ていないですが、自分の理想の「考え、議論する道徳」を探していきたいです。

 二点目は、先生が子どもを写す鏡だということです。シンポジウムの中で「失敗をも楽しもう」とすることで余裕が生まれてくる一方で「失敗を何とかしよう」とすると固くなるということを話されていました。教育実習を終えた今だからこそこのことがよくわかり、自分を見直すことができました。今の自分は後者であり、特に実習でも失敗を恐れて、失敗を重ねてしまうということがありました。なのでまずは「失敗をも楽しもう」とゆとりを持つことが大切だと感じました。そして、そのゆとりから生まれる表情が子どもたちに反映し、いい雰囲気の学級ができると思いました。野口先生や玉置先生や和田先生、池田先生のようなベテランの先生方が行われていた実践をお聞きしましたが、そういったことは出来なくても、自分なりの実践を見つけていきたいと感じました。

 懇親会を含め朝から夜までとても勉強になり、「自分がやりたい」と思うことだけでなく、自分自身と向き合い考えるいい機会になりました。玉置先生、関係者の皆様、本当にありがとうございました。(二宮)

12月16日 4期生ゼミ 模擬授業の反省(山田)

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 こんにちは、4期生の山田です。今日は先日行った2回目の模擬授業の反省を書きたいと思います。

 今回は算数に挑戦しました。単元は「計算のきまり」で、坪田耕三先生の授業を参考に模擬授業を行いました。

 今回自分で感じるの反省点は、子どもの気づきや理解のスピードのばらつき、子どもの発言の可能性を考えきれていなかったことです。

 授業序盤の「37×9=333」「37×12=444」から気付いたことを発表する場面で、授業に真剣に取り組んでくれていたからか、奨基さんと優里さんからいきなり授業の核心を突くような発言が出てしまいました。自分の想定外のことに、私はとても焦ってしまいました。

 自分なりに子ども役の立場になって様々な角度からの発言を考え、本番でそれに対応できるように準備していたつもりでした。しかし、どこかで自分のやりやすい授業のシナリオを作ってしまっていて、その流れに合う範囲でしか発言を考えられていなかったと気づかされました。

 また、玉置先生からは、「ものわかりの悪い(フリができる)教師」になれと教えていただきました。

 例えば、奨基さんの、「37×12=444だから37×15=555になるのかなと思った。」という発言に対して、私はそのまま受容してしまっていたのですが、それでは何も深まりませんでした。ものわかりの悪い教師はそこで、「え、なんでいきなり15が出てきたの?」ともう一度奨基さんに問い返すことで発言を引き出し、「同じところと違うところをみつける」という数学的に意義のあることを価値づけるのだと言います。

 さらに、優里さんの「37×9の9を3×3×3にして」という発言は、「分解してみる力」を価値付けるチャンスだったと教えていただきました。

 模擬授業も2回目となりましたが、本当にまだまだだなあと痛感します。課題は沢山ありますが、子どもと子どもを繋げて全員参加の授業になっていたことや、全体的に柔らかい雰囲気で授業できていることなど、みんなが良さだと言ってくれたことを大切にしながら残り3ヶ月、自信を持って教壇に立てるように、玉置先生やゼミの仲間から学べることは、学べるだけ学んで過ごしたいです!(山田)
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