前期6期生ゼミを終えて(名桐)

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 こんにちは。玉置ゼミ6期生の名桐です。さて、東海地方も本格的に梅雨が明け、夏らしい暑さが戻ってきました。マスクをつけているときは、水分補給をしっかりし、熱中症にも気をつけていきたいと思います。

 さて、先日7月31日で前期のゼミがすべて終了しました。スピーチや発表、道徳・算数の模擬授業をオンラインで行いました。6期生のみんなと内容の濃いゼミにすることができて、改めてこの玉置ゼミに入れて良かったなと実感しております。

 前期のゼミを終えて、私は対話的な学びを具体的にどう行うかを最も考えるようになりました。玉置先生から発表ごとに、「そこはその方がいいよ」や、「あの声掛けいいね」とアドバイスを頂き、授業はそうして展開していくのかとたくさん学ぶことができました。自分が無意識に使っていた「なるほど」という言葉も、先生から魔法の言葉だよと教えて頂き、そこからは意識して「なるほど」を使えるようになりました。言葉は教師と子どもたちを結ぶ大切な存在です。なかなか言葉に関して深く考えることが無かった為、そういったアドバイスはとても印象に残っています。

 また、ゼミ生のみんなの授業のレベルの高さにとても刺激されました。自分の中には無い考えを持っている人や、話し方が優しい人、ユニークで惹き込まれるような授業をする人など、それぞれに個性があってとても参考になりました。特に、ユニークな授業ができる人はすごく羨ましいと感じています。実習だけでなく、様々な場面でその個性は輝くと思います。私自分にも何か特徴的な個性がほしいなと思えるようなゼミでもありました。

 来月には、いよいよ教育実習が始まります。今年は、コロナ禍でなかなか難しい実習になると思います。ですが、自分の準備次第で目標を持って取り組めると思います。ゼミで学んだこと、あるいは玉置先生の授業で学んだことを存分に活かす為にも、再度振り返りを行い、自分の中での目標を達成できるよう頑張っていきたいと思います。(名桐)

7月31日六期生ゼミでの学び(金子)

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 こんにちは、6期生の金子奈央です。7月31日のゼミでの学びをまとめます。

 今回は、志水廣先生の授業を基に小学校5年生の算数「割合」の模擬授業をオンラインゼミにて行いました。授業を構成するのはとても難しく、これからもっと経験を積み重ねていかなければならないと痛感しました。

 授業の中で私が特に悩んだのは、割合を倍関係で考えるということへのもっていき方です。この授業はクラブの希望者を定員と比べ割合を出して、一番人気のクラブをみつけるという授業でした。志水先生の授業では、「定員の人数が違うから、希望者だけ見るのは違うと思う。」という子どもの発言から授業が展開していきました。

 実際に行ってみても、児童役のゼミ生たちの発言の深まりから倍関係の考えかたを引き出すことができました。子どものその場の状況に合わせて臨機応変に対応することはとても難しいと思うけど、教材研究をすればするほどカギとなる子どもの発言が出たときにそこに気づき、引き出すことができるのだと思いました。

 次に、自分の課題として挙げられた点は授業のメリハリについてです。私の授業は子どもたちが追究する場面がとても多かったです。実際、志水先生がさらっと進んだところも少し時間をとる部分がありました。玉置先生からは、授業が一定の速度で流れているため、子どもたちが段々疲れてしまうというご指導をいただきました。トントンと進むところと、じっくり追究するところのメリハリをつけることで、本当に深めていきたいところがはっきりした授業になると学びました。なにより、子どもが飽きずに、疲れずに問いに取り組むことができます。これは、数学だけでなくどの教科にもいえることです。追究するべきところにじっくりと時間をかけることができる授業構成を考えていきたいです。

 今回も、実践したことでより多くのことに気づくことができました。課題がたくさん見つかるなかに前回の模擬授業から成長を感じられる部分もありました。今後もこれらの課題を成長に変えられるように、学びの積み重ねと追及、実践を繰り返してきたいです。ご指導いただいている玉置先生、いつも刺激をもらえる六期生のみなさん、ありがとうございます。(金子)

8月2日虹天塾で講演と口演

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 13時前に家を出て、彦根の「みんなの食堂」へ向かう。1年前から依頼を受けていた虹天塾での登壇。1年前にはまさかこんなになっているとは思いもしなかった事態。zoomか対面講演のいずれかを問われたが、感染防止に配慮されていれば、対面で!と応えて、久しぶりに車で遠出。
 
 15時から1時間ほどの講演。演題は「コロナ禍で今後考えていかなければいけない学校のあり方 コロナ禍で起こったことを整理して次の一手を打つ」。もちろん全て新ネタ。学校関係者ばかりではないので、用語説明もしながら展開。対面している(といってもかなり離れている(笑))皆さんの反応は、私の主張を受け入れていただいているととらえ、快調に話す。自信をいただけた。皆さんに感謝。

 着物に着替えて、リクエストの落語。まくらたっぷりの「親の顔」。マスクなしで認めていただき、久しぶりの声を張り上げての落語。落語をすることはこんなに楽しいのだ、と体感。それもよく分かっていただける皆さんのおかげ。

 循環型未来食堂「みんなの食堂」特製のお弁当をいただき、皆さんとマスクをして歓談。19時前に会場を出て、1時間ほどで帰宅。心地よい疲れ。

7月24日6期生ゼミでの学び(松浦)

 こんにちは!6期生の松浦です。今回は7月24日の6期生オンラインゼミでの学びについてまとめます。

 今回のゼミでは志水廣先生の授業をもとに、オンラインで模擬授業を行いました。私が担当した授業は「テーブルといす」という授業で、4人がけのテーブルを10脚並べる時、何人座れるかというものでした。

 初めに志水先生の授業を見た時、児童の発言や行動を綺麗に拾いながら、とてもスムーズに授業が進んでいくことに驚きました。オンラインであってもそれをできるだけ再現できるように、資料を作ったり、どのような意見が出るかを想像しながら展開を考えていきました。
 
 実際に授業をしてみると、自分では予想もしていなかったところで話が展開していってしまったり、対応を迷ってしまったりして、正直どうしたら良いか分からない状態が多くありました。

 オンラインということもあり、志水先生がされていた机間巡視ができなかったので、指名した子の意見でどう展開していくかドキドキしながらの授業でした。教材研究が不十分であったと思いましたし、自分の中では反省することばかりでしたが、その中にも多くの学びがありました。

 私が今回の学びの中でも、特にこれから大切にしたいと思ったことは「授業は思い通りに進まない」ということです。先程も書いたように、今回の授業では自分が思ってもいなかった部分で話が展開してしまって、戸惑ってしまいました。今までの模擬授業では計画通りに授業が進んでいったので、余裕がなく、どうにかして自分の計画の方向に戻そうと必死になってしまいました。

 しかし、玉置先生からの助言で、思ってもいなかった言葉が出てきても、ちゃんとその言葉を押さえておけば後から効いてくることや思い通りに進まなくても慌てずに子どもに説明させれば良いということを教えて頂きました。教師が分かっていないということは、きっと子どもの中にも分かっていない子はいるからそういう時は子どもに説明させることで、自分の計画とは違う方向であっても上手く授業を展開していけることを学びました。

 初めから授業は自分の思い通りに進められると思っていたことが間違いだったのだと気付きました。教育実習前にこのことに気付けたのは私の中でとても大きな学びです。現場であれば、ゼミよりもさらに思い通りにいかないことが多くあると思います。そんな時は焦らず、今回学んだことを思い出して、落ち着いてできるようにしたいです。また、指導計画の時点で授業の展開パターンをいくつか考えておくようにしたいと思いました。一つの方法しか頭にないと、そこから外れた時に焦ってしまうと思うので、いくつか思い浮かべてその時の対応もイメージしておくようにしたいです。経験の浅さから、臨機応変に対応できる柔軟性がまだまだ不足しているので、教育実習やこれからのゼミでそのような力もつけていきたいと思いました。

 玉置先生、6期生の皆さん、ありがとうございました!(松浦)
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作文で感動した話(矢崎)

 「日本のいじめ対策は間違っている」

 私は、論述対策で「いじめ」について色々調べたいと思い、ネットで「いじめ対策」と調べた時、この言葉に出会った。

 正直、とても驚いた。私が調べたいと思っていたことを否定している言葉だったからだ。更に、この言葉は中学2年生が書いた人権作文のタイトルだった。あまりにインパクトのありすぎる言葉に惹き付けられ、私は気づけばそのサイトを開いていた。

 この作文を書いた中学2年生の生徒さんは、いじめを受けた生徒をカウンセラーの協力を得ながら支援することやいじめを行った生徒を別室で授業させる、道徳教育の充実は本当にいじめの根本的解決につながっているのかということを問題視していた。

 そして、その解決したいと願う日本の「いじめ」は「長期的に陰湿化しやすい」ことを一番の問題点として挙げていた。

 では、なぜ日本の「いじめ」は「長期的に陰湿化しやすい」のか。その生徒さん曰く、二つ原因が考えられるという。

 一つ目は「日本のいじめは精神的苦痛を主とし、表面上分かりにくく、教師などに気づかれにくい」こと。

 二つ目は「いじめを見ている人の反応」。

 この二つにより、いじめを止めるための「いじめのストッパー」がなく、どんどんエスカレートし、いじめが長期化してしまうということだ。

 だが、三つの要素があれば、誰でも「いじめのストッパー」になれるという。
一つ目の要素は「善悪の判断ができること」。
二つ目の要素は「自分の意見をもつこと」。
三つ目の要素は「他人の意見を尊重すること」。
一つ目と三つ目の要素は既に備えている日本人は多いという。

 しかし、二つ目の要素である「自分の意見をもつこと」が日本人は備えきれていないことが多いという。

 私自身、「周りに合わせること」が良いこととされている空気が日本には流れていると感じる。その空気は周りの人と上手く楽しく生きていくには必要な空気だとも思う。でも、その空気は時として、黒く重い空気になることはないだろうか。私はその代表的な「時」は「いじめ」の場だと考える。

 いじめが行われる場で流れる黒く重い空気を吸うこと、「周りに合わせること」で周りの者は自分を守ろうとする。でも、その空気は重いから、いつまでも吸った人間の中に居続ける。だから、いじめは長く存在し続ける。

 だからこそ、この作文を書いた生徒さんの仰る通り、「自分の意見をもつこと」要素を持つことが重要なのだ。自分はこのいじめは認めない、許さない、黒く重い空気は吸わないと「自分の意見」を一人ひとりが持つことができればいいのだ。

 この生徒さんは日々の生活の中で、集団で一つの課題に対して真剣に話し合い、取り組む活動を取り入れることで三要素が培われると最後に仰っている。これは日々の学校生活の中のどんなときでも、教師の意識次第でどれだけでも取り入れることができるのではないだろうか。つまり、子ども達が三つの要素を獲得できるかは、教師の働きかけも大きく影響するのだ。

 だから、道徳教育であろうとなんであろうと、自分が教師として子どもたちに対して行う活動はこの三要素を意識して構成していきたいと思う。この三要素を網羅するのは簡単なことではないし、今の自分には難しいとはわかっている。でも、この作文を書いた生徒さんが大人になられて、見る教育現場に、周りに合わせて黒い重い空気を吸う子がいないようにしたいと思った。(矢崎)

※ 写真は、林文通先生撮影のある学校の一コマです。記事とは関係ありません。学校のワンシーンがとてもうまく切り取られていますので、使わせていただけるようにお願いをしました。

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7月17日6期生ゼミでの学び(名桐)

 こんにちは。6期生の名桐です。この記事では、算数の模擬授業の活動で学んだこと及び感じたことを述べていきたいと思います。

 今回の活動では、教材をどういった形で子どもたちに伝えるかとても悩みました。オンラインですので、机間巡視や黒板を使った授業ができません。どうすれば子どもたちの主体性を働かせながら進められるかと考えた結果、紙を使った体験型の授業にしようと決めました。

 算数の規則性を見いだす単元だったので、子どもたちの発言が鍵となってきます。どうすればめあてにたどり着くような発言を促せるか、子どもたちの反応はどういった形で現れるか、不安ばかりの模擬授業でした。私自身、算数の授業が最も難しいと考えています。子どもたちの理解度を知ることが容易でなく、また、最も「わからない」が生まれる教科だと思うからです。そこで、子どもたちの言葉を繋いで授業を作っていくことの重要性を改めて感じました。

 子どもたちの言葉を繋ぐことで、その考えを膨らませ意見を共有することができます。ですから、教師が一方的に説明して問題を解くばかりの授業ではなく、言葉を繋ぎ一つ一つの「なぜ?」を解決していくことで子どもたちの中に算数の考え方が蓄積されていくと思います。

 2週連続の発表になり、自分の力を伸ばせる良い機会がたくさんあったので喜ばしいと思いました。また、他のゼミ生の授業も凄くクオリティが高いものばかりなので、これからもお互い切磋琢磨し合ってスキルを磨いていきたいと思います。(名桐)

※ 写真は、林文通先生撮影のある学校の一コマです。記事とは関係ありません。学校のワンシーンがとてもうまく切り取られていますので、使わせていただけるようにお願いをしました。
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7月30日愛知県庁と犬山市役所にて会議(玉置)

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 7月30日午前は、愛知県庁にて「第4次愛知県教育振興基本計画第1回検討会議」に出席。22025年までを想定して、いわゆる愛知県の教育施策の方針を策定する会議。岐阜聖徳学園大学人として、愛知県の教育施策に関われることは、とても意義のあること。僕はICT活用教育の面から発言。

 午後は犬山市役所で第1回犬山市ICT活用教育研究委員会に出席。アドバイザーとして何度か発言。

 ここのところ、いわゆるGIGAスクール構想会議が続く。(玉置)

7月29日金沢市中堅教諭等資質向上研修講師(玉置)

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 久しぶりの対面講演のため金沢市へ移動。名古屋から米原まで新幹線、米原から金沢まではしらさき。いずれも自由席で。十分に選ぶ余地ある座席。

 12時前に着。昼食をとってタクシーで金沢市教育プラザ富樫へ。中堅教諭の方が40名ほど参加。講師席にはシールド。皆さんは距離をとってのマスク参加。

 演題は「働き方改革時代をふまえた中堅教員の学校組織マネジメント」。90分間の講演。参加者の頷き具合に安心して快調に話すことができた私が出会った優れたミドルリーダーの話。

 終了後、すぐにタクシーで金沢駅へ。往路と同じようにしらさぎ号からひかり号へ乗り継いで名古屋駅へ。夕食は奮発したが失敗。まあ良い情報を得たことにしておこう(泣)。(玉置)

7月24日6期生ゼミでの学び(池戸)

 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です!今回は7/24日に行った第13回目となる6期生ゼミのことを書いて行きたいと思います!

 6期生の新しい課題は授業名人である算数の志水先生の授業動画を見てそれを参考にオンラインで模擬授業を行うというもので自分は小学校3年生の分数の大小という単元を課題に模擬授業を行いました。

 この課題に取り組んで初めに思ったことはオンラインで授業を行うのは難しいということです。資料の清水先生の授業は対面の授業であり、同じようにしたくてもどうしてもオンラインでは同じようにできない時、いかに工夫してその活動を行うかを考えることが授業を作る上で大きな自分の課題になりました。
 
 模擬授業中の一場面では、僕が子ども役に意見を聞いている時に子ども役が自分の意見を話す前に「〜くんの意見と似てるんですけど」と言った場面がありました。僕はそのままその子の話を聞いていたのですが、玉置先生から「似てるってことは似てるけど違うところがあるんだ!どんなところ?」と声をかけた方がいいという助言をいただき、子どもの言葉をもっとしっかり聞くという次の授業に向けての課題を見つけることができました。
 
 また、実際には模擬授業をしてみてこれまでの2回の模擬授業の成果なのか子どもたちの発言をつなげるということがスムーズにできるようになってきていることが自分でも実感できて、玉置先生から学んだことが着々と自分の力になっていることを実感することができました。
 
 このように自分が成長できているのも玉置先生と同じ6期生のおかげです。前期のゼミはあと一回ですがこれからもより良い学び合いをしていきたいです。(池戸)
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7月24日6期生ゼミの学び (中野)

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 こんにちは!6期生の中野です。7月24日のゼミで模擬授業をやらせていただいたので、今回はゼミでの学びを書いていきたいと思います!

 今回私は、志水先生の授業を真似した模擬授業で、小学五年生の題材、「人文字」についての授業を行わさせていただきました。いい授業を真似をすることで学ぶということで、志水先生の授業の真似をさせていただきました。

 真似をしているので、授業を行う前は完璧だと思っていたのですが、オンライン授業ということもあり、途中で通信が切れてしまったり、思うように伝わらなかったりして、色々テンパってしまい、なかなか散々な授業になってしまいました。

 しかし、これも含めての教材研究なので、私の教材研究不足が身に染みました。また、6期生の皆さんは、本当に児童役がうまくて、全然予想してないような発言が飛び出してくるので、とても勉強になりました。

 このような散々な授業でしたが、自分の中で良かったと思うところも少しだけあり、前回模擬授業を行ったときよりも自然に児童の言葉を汲み取って授業を進めることができたのではないかなと感じました。途中で玉置先生にご指導を受けながら授業を進めた面もあったので、本当にまだまだですが、この調子で少しずつでも自分のできることを増やしていき、模擬授業ではたくさん失敗を重ねて、教師として成長していきたいとあらためて思いました。読んでくださりありがとうございました。(中野)

7月21日5期生ゼミでの学び(酒井)

 こんにちは。5期生の酒井です。4年前期が終わろうとしているのが信じられない今日この頃です(笑)。

 今回は7月21日にあったゼミでの学びの書かせていただきます。この日は久しぶりの授業研究ゼミで、志水廣先生の飛び込み授業をみて学ばさせていただきました。今回先生は一回で一通り見るのではなく二回目に分けて前半終了後に後半の展開を予想する流れで進めてくださいました。後半視聴後の感想も5期生内で交流しより深まった気がしています。それらの活動を踏まえて特に感じた学びのを2つ書かせていただきます。

 1つ目は考えたくなるしかけのもつパワーを大きさです。先生のかける声や、展開の仕方、児童の意見の拾い方は全部子どものたちの知りたい気持ちを掻き立てていました。教材への目のつけどころが鋭いんだろうと思います。飛び込み授業であそこまで子ども達をつなぐことができるのは才能と教材研究の深さなのではないかなと思いました。

 2つ目は板書とすとんと腑に落ちる授業展開の親密な関係性です。ひみつ1とひみつ2を順番に考えていくのは大学生である私も思いつく展開ですが、志水先生はひみつそれぞれ導き出すだけでは終わらずひみつ1がひみつ2がつながっていることにも気付かせる声かけをしていらっしゃいました。板書してあるひみつが線で結ばれたとき私もおもわずをわあ、なるほどなあ、と思いました。板書の効果はこういうところにあるんだということにも気付かされました。

 知識や技能は今や学校でなくても身につけることができます。それでも学校で授業をおこなうのは今回見たような授業を通して表現したり、対話したりするなかで身につく力があるからなのだと思っています。学校でまなぶわくわくを感じさせられるような存在でありたいと改めて思うことができました。
 
 貴重な映像の提供をしてくださった玉置先生、多様な考え方に触れさせてくれた仲間に今回も感謝してます。前期のゼミもあと一回!大切に受けたいです。(酒井)
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6月26日「幸せは作るものではなく、気付くものである。」道徳の模擬授業を終えて(伊藤)

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 先日7月13日、21歳の誕生日を迎えることができました。沢山の友達に支えられ生きてこれたことにとても幸せを実感することができました。

 そんな私ですが、20年間振り返って、魔日毎日、課題やら宿題やら予定やらから逃げて、追われ続けてきました。そんな生活をしていたため、自分に余裕がなく、何事も空回りしてしまい、ダサい生き方をしてきたなと思いました。そのため、21歳は「期限に余裕を持ち様々なことをこなし、スマートでかっこいい大人になる」を21歳の抱負にしたいと思います。そんな中21歳3日目、15日に期限を大いにすぎたこの記事を書いてます。

 6月26日金曜日5限にゼミで道徳の授業をやりました。周りと比べて、劣等感を抱いていた主人公が、ある日をきっかけに個性を伸ばし自分に自信をもって成長するという「嬉しく思えた日から」という教材について模擬授業をしました。

 授業を作る上で、一番最初に困った場所は、導入です。今までの授業の流れでは、物語の前後で主人公の気持ちが変わった場面のイラストを見て、児童が、主人公はどのように気持ちが変化したのかを想像するというのがいつもの流れでした。しかし私の教材には、主人公の気持ちが変わったことが想像できるようなイラストが一切なく、導入をどのようにつくるのか、とても悩まされました。結果、イラストはないので、主人公の気持ちが変わったことがわかる、文章を教材から一部分抜き取り、そこから、主人公に何が起きて、どんな気持ちに変わったのかを想像する導入にしました。すると、テーマの「自分の個性に気付き、個性を伸ばす」ということに直結しており、狙いに沿ったとても良い、導入ができたと思います。またイラストでクイズのようなものも出し、児童の興味を引けるような導入になったと思い満足しています。しかし、反省点もたくさんありました。

 まず1つ目の反省点は、授業の構成を考えたり、導入を作ることに時間をかけすぎて、授業の通した練習をしていなかったことです。この事により、当日になり、発問が伝えにくい文章になってしまいました。また、余裕がなくなり、周りのことが見えずから回ってしまったことです。このような反省から、模擬授業をする際は、周りの友達や、兄弟などの最低2人授業をして、感想をもらい改善して、穴を埋めていくことが大切だと思いました。

 2つ目の失敗は、自分の狙いに集中しすぎて、児童役の人たちに目を向けることができなかったことです。自分がこだわっていたいた事に集中しすぎて、先生中心の授業になってしまっており、自分勝手な授業担ってしまいました。道徳は、児童が考えることに意味がある教科なので、自分のことを先行するのではなく、児童にもっと自由に考える機会を与えることが大切だと思いました。

 最後に今回の授業でアドバイスしていただいたことで、最も大切にしたいなと思ったことは、「児童から先生が狙っていた意見が出たら、それをもう一度言わせて、クラス内でその意見の価値を高めていく」ということです。このことは道徳に限らず、どんな授業でも使える技術で、子供の発言で勧めていく授業で、教師が狙ったことを学ばせることができるとても素晴らしい授業技術だと思いました。
 
 最後の最後に余裕を持ち、私生活も授業もスマートにかっこよくこなせる、先生(大人)になることを個々に誓いたいと思います。
(令和2年7月15日伊藤幹太21歳)

7月15日5期生ゼミ記録(二宮)

 こんにちは、5期生の二宮です。今日は7月15日のゼミについて書いていきます。今回は特別支援とICTについての問題を全員で解きました。

 前日に「明日のゼミ何やりたい?」の一言から今日のテーマが決まりましたが、自分の苦手とみんなの苦手は近いことがわかって少し安心しました。それでも残りの短い時間で少しでも苦手を解消しようと思います。またほとんど初めて見る問題の中で間違いもあり、「これが本番だったらどうしよう」や「自分だけできてない」焦りを感じましたが、「苦手がわかった」「これが本番じゃない」のように前向きな気持ちで終えることができました。

 いよいよ今週末には愛知県、名古屋市、岐阜県でも一次試験があります。雨が続いていますが体調に気をつけること、これまでの学びを自信をもって活かすことの2点を大切にしてまずは一次試験に臨めるようにしたいです。玉置先生、今週もありがとうございました。(二宮)
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共に頑張る仲間(宮野)

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 こんにちは!5期生の宮野です。先日、教員採用試験の1次試験が終わりました。
 私は、地元の滋賀県を受験しているのですが、ほぼ毎日、滋賀を受験する仲間と面接練習等を重ね、切磋琢磨してきました。試験前日最後の面接・討論練習で、滋賀の仲間たちの「このメンバーで頑張って来れて本当に良かった」「この仲間だから、話を繋いでくれる安心感がある」という言葉に心が熱くなり、全員で受かって滋賀の教師になりたいという思いがますます強くなりました。
 
 現在、まだ1次試験の結果は分かりませんが、2次試験に向けて、また滋賀の仲間と1歩踏み出しました。教員採用試験を通じて、人と繋がる喜びと、自分自身が、色々な人に支えてもらって今頑張れているのだという感謝の気持ちをひしひしと感じています。
 
 ここまで切磋琢磨してこれた大切な仲間と、1日1日を大切に、玉置ゼミで学んだ”分福”精神を忘れず、最後まで諦めず、努力していきたいです。(宮野)

7/13 教員採用試験、1つ目の筆記試験を終えて。(生田)

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 こんにちは!玉置ゼミ五期生生田朋也です!四方山話は久しぶりの投稿となってしまいましたが今回は現状と今の気持ちを書いていこうと思います。

 コロナが第2波が来ている中、前日入りで1泊して一つめの筆記試験を受けてきました。コロナで模試などがなくなってしまったため、受験は久しぶりの感覚でとても緊張しました。

 いよいよ始まったという気持ちです。あれほど遠い存在だった教員採用試験が始まりました。

 正直毎日不安で押し潰されそうになっています。しかし勉強の不安は勉強することでしか消えません。

 そのような中でも3つのものに支えられています。それは家族、友達、そして玉置ゼミ。この3つです。玉置ゼミでやってきたこと、玉置先生に指導していただいたこと、教わったことすべてが自分の教師になりたいという思いを一層強くしました。もし、玉置ゼミに入っていなければ夢への思いが薄くなって、厳しい状況で折れていたかもしれません。

 そして最後に、この教員採用試験が終わっても学び続けることをわすれないようにしたいです。

 母親に「教採教採ばっか言ってるけど、教採終わったら終わりじゃないよ。受かることはもちろん大切。でもそこで勉強しなくなったら受かった意味ないよ。」と言われました。本当に最近は目の前のことしか考えていませんでした。しっかり周りに感謝の気持ちを忘れずに、先を見据えて、教採が終わってもしっかり学び続けていきたいです。(生田)

三重郡教頭会講演「学校を元気にする教頭の在り方・心得」

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 雨の中、三重県菰野町へ向かう。早朝に出たこともあって、とてもスムーズで会場付近に1時間以上前に到着。しばらく車の中で寝る。

 10時から三重郡教頭会で講演。小さな町で全員でも14名。今日は12名の参加とのこと。私の話を聞こうとしていただいただけで嬉しいこと。1時間40分ほど「学校を元気にする教頭の在り方・心得」と題して講演。マスクをしたままの講演は辛い。時々眼鏡が曇る。いつも以上に水分補給。学習指導要領の捉え方から授業の助言の仕方など、内容はたっぷり。そのため一つ一つの説明の丁寧さに欠けたなと反省。本もたくさん買っていただき感謝。

大学人となって雑誌掲載155本に(玉置)

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 2015年度に大学人となって、原稿依頼をコンスタントにいただけるようになりました。

 本日の月刊プリンシパル8月号掲載で、通算155本となりました。

 様々な機会でこれほど発信をさせていただいてきたことにあらためて感謝し、喜んでいます。感想もいただけることもあり、励みになっています。今後も頑張ります。

 ちなみに雑誌掲載一覧はここをクリックしていただけると見ていただけます。(玉置)

東員町立笹尾東小学校で指導助言

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 10時30分ごろ家を出て、東員町立笹尾東小学校へ向かう。時間調整のため、途中でマクドで休憩。

 12時30分学校着。4月からの学校の様々な対応をお聞きして、その苦労を思うばかり。「学校行事の今後についても方針を決めていますが、果たしてできるだろうか、と思うこともありまして…」という言葉が出るのもよくわかる。

 5時間目の6年生算数授業参観。指示が明確で、その指示を聞き、すぐに動く子どもたち。課題に対してすべての子どもが自分の考えをノートに自分なりに書けていることも驚く。意図的指名で二つの考えを出させ、それを比較検討する中で、課題解決をする展開。グループでの話し合いにおいては、この状況なので机を合わせることなく、体の向きを変えて、一生懸命聴き合う姿が愛おしい。

 すべての先生たちが子どもの姿をとらえ、そこから学ぼうとしておられていて気持ちの良い職員集団。腰を屈めてマスク越しの子どもの声を聴き取ろうとする姿にも心動く。

 授業検討後に、1時間弱の時間をいただいたので、「主体的・対話的で深い学び」となるための授業づくりについてポイントを話し、今日の授業における「見方・考え方」の言及へ。この視点から本日の授業のさらなるバージョンアップのためのヒントを提示。

 指導助言後、同席していただいた教育事務所の先生から「面白くて分かりやすく、あっという間に時間が過ぎて、元気になる講演でした」とコメントをいただく。久しぶりの高座といった感覚で話す。たくさん笑っていただき、持参した本もたくさん買っていただき大感謝。

7月8日5期生ゼミでの学び(中西)

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 こんにちは。5期生の中西です。7月8日の5期生ゼミでの学びについて書かせていただきます。

 今回のゼミは、玉置先生が面接練習をしてくださいました。「高学年の子どもが長期休みに読んで欲しい本」、「3密とは何か」、「withコロナとは」など初めてされる質問に苦戦しました。「3密」は、密閉・密集・密接のことをさします。「withコロナ」は、3密を避け、手洗いや消毒を徹底するなど新しい生活様式を取り入れながら新型コロナウイルスと共存していくということです。聞いたことはあっても、答えることができなかったので勉強になりました。

 「高学年の子どもが長期休みに読んで欲しい本」と実際に聞かれたら、私は「イチロー262のメッセージ」と答えます。この本を読み終えたとき、イチローは「野球の天才」という表現よりも「野球に対して誰よりも努力する人」があてはまると感じました。小さな積み重ねを諦めずに続けていくことが、成功の鍵だと学んだ一冊です。諦めない心や小さな積み重ねの大切さを子どもたちにも感じて欲しいと思い、私はこの本を挙げました。

 教採の一次試験まで、10日を切りました。正直とても不安です。それでもこれまで勉強したことやゼミで学んだことはひとつも無駄なことはないと思います。精一杯やりきりたいです。玉置先生、今回も私たち5期生に面接練習をしてくださりありがとうございました。(中西)

小牧中学校校長時代に生徒が作ってくれたポスター(玉置)

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 いろいろと整理をしていたら、小牧中学校長時代(2012年〜2014年)に、生徒情報発信部が作ってくれた私の紹介ポスターが出てきた。校長として生徒からどう見られていたかがキーワードからよくわかる。生徒と共に学校づくりできた時代。

 ちなみに「ABCDの法則=A当たり前のことを Bバカにしないで Cちゃんとやれる人こそ D出来る人」、「キャベツの芯=この学校はめくってもめくっても残るキャベツの芯のような学ぶ芯をあなたたちに育てる学校」と言っていたことから、キーワードにしてくれた。あらためてあの当時の生徒にも感謝。(玉置)
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