本学オープンキャンパスでゼミ生活躍(玉置)

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 3回にわたる本学のオープンキャンパスも無事終了しました。

 1回目は私の模擬授業の動画配信があり、2回目はかつての玉置ゼミの早川君、4年生ゼミ生の矢崎さんが動画出演をしています。玉置ゼミはあちこちで活躍です!

 玉置授業動画配信はこちらをクリック

 早川君、矢崎さんが教育学部について対談している動画配信はこちらをクリック

9月7日 大治町立大治小学校での学び(二宮)

 こんにちは、5期生の二宮です。今回は、9月7日の大治町立大治小学校での指導助言に参加させていただいて、学んだことを大きく3点書いていきます。

 まず1点目は、「エビデンスではなくエピソードが大切」ということです。自分の目指したい授業や学級を創る中で、教師が実際に起きていることや自分の経験の中からイメージが持てるように子どもに伝えることが大切だということがわかりました。最近私は自分の卒論に直接関係はない教育書を読んでいるので、著者の先生のエビデンスやエピソードを語るのではなく、自分自身の経験や学級を持った時の「〜〜さんのこんな姿が」のようなオリジナルを増やし、大切にしたいです。

 次に2点目は、「いいです」という言葉についてです。自分も子どもの時に経験してきた言葉ですが、意見の肯定と同時に危険であることがわかりました。今回見させて頂いた研究授業で複雑な図形の体積を求める授業の中で、大人も考えつかないような発想をする児童がいました。そこでの子どもは「いいです」と小声でその児童の考えを肯定していましたが、自信はなさそうでした。玉置先生のご指導から「わからない」と言えること、「どう思った?」と聞いていくことが大切だと改めて感じました。答えがあっていても、途中の考え方を大切し、時に立ち止まって疑問を投げかけたり、深めたりすることが学び合いには必要だと思いました。

 そして3点目は、間違いを恐れさせない雰囲気づくりについてです。教員採用試験の面接の練習でもこのことについて考えることはありましたが、今回自分の選択肢として新しいものを得ることができました。「その間違いも個性として受け入れること」「思ったことをふざけない限りなんでも言っていいと思える雰囲気」の二つです。前者は大切だと分かってはいても私自身も苦手なことです。一方後者は、子どもの呟きを拾って、繋げることができるということを玉置先生の話から、自分にもできそうと感じられました。特にコロナ禍の密を防ぐ中で子どもの対話を活発にするためにも、自分のベースの考え方と照らし合わせながら大切にしたいと思いました。

 大荒れの天気の中で初めて学校での指導助言に学生1人で参加させて頂いて、困惑はありましたが、上記以外に振り返りや学習規律についてなど本当に多くのことを学ぶことができました。現職の先生方に交じって研究協議会に参加させて頂いたり、心の天気が本当にすごいもので自分達の責任を改めて感じたり、中西君と二村さんが「振り返り」について話す動画を見て刺激をもらったりすることができました。玉置先生、大治小学校の先生方、貴重な時間をありがとうございました。(二宮)
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岐阜新聞真学塾に原稿掲載

 本学教員で連載している岐阜新聞真学塾に、「何ごとも数学で考えてみる」を投稿しました。大学HPでも掲載されました。


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集中講義での学び(池戸)

 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です!

 教育実習まであと一週間をきり、ついにこの時が来たかとワクワクしつつ、不安な気持ちでいっぱいな最近の気持ちですが、先月の24日から28日の一週間、教育実習の代替として大学で集中講義が行われました。一週間毎日1から5限までの講義で学んだことは本当にたくさんありますが、今回はそこで学んだ振り返りについて書かせていただきます。
 
 自分の中で今も心に残っているのが「振り返りは反省ではない」という言葉です。その時に起きたことや自分が感じたことを記録することこそが振り返りであると学びました。

 子どもに振り返りをさせるためには、まずは自分が振り返りをできないといけません。「振り返りは反省ではない」この言葉を意識しながら自分もより良い振り返りをしていきたいと思っています。
 
 またもう一つ、私がこの集中講義で学んでこの後の教育実習で心がけていきたいと感じたのが落語家の桂源太先生がおっしゃった声のトーンの大切さです。同じセリフでも声のトーンが高いか低いか、テンポがゆっくりか速いか、間を空けるかどうかで子どもがどれだけ自分の話を聞いてくれるかが大きく変わります。大事なことは間を空けてからゆっくりと、声のトーンを高くして他の言葉と差をつけ、一定な退屈な話にならないよう、教育実習で心がけていきたいと思いました。
 
 他にもこの集中講義でたくさんのことを学びました。できるだけ多くのことを自分の武器にして教育実習に臨んで行きたいと思っています。(池戸)

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教育実習に向けて(金子)

 こんにちは。6期生の金子奈央です。いよいよ教育実習が始まろうとしています。そのための集中講義が行われました。そこでの学び、そして教育実習に臨むにあたっての思いをまとめたいと思います。
 
 私は4日間の集中講義に参加しましたが、さまざまな分野の講義がありました。どの講義の先生も、外部講師の先生や動画などで見る子どもたちも、笑顔がキラキラしていたり眼差しが真剣だったり、本当に学校が好きなんだなということが伝わってきました。
 
 玉置先生の授業づくりに関する講義のなかで、「子どもは授業を受けるプロだ」という言葉がとても印象に残っています。その言葉を聞いたとき、子どもたちに認めてもらえる授業をしたいと思いました。しかし、うまくいくことばかりではないし、この不安から授業をして「全然だめだったな、、、」と思う自分の姿が少し頭によぎっています笑)。 だからこそ、準備をするべきであると思います。
 
 そのために私は、授業だけでなく日常の中で子どもと一生懸命向き合うことを心がけたいです。子どもがこの先生の話を聞こうと思うには第一に先生に対する関心や好意がなければいけません。そのための関係は何もせずに生まれるものではありません。会話やコミュニケーションを通して積極的に向き合うことで子どもたちとの信頼関係を築いていきたいです。授業を始めるにあたり、子どもたちが先生の授業どんなんだろう、先生なりに一生懸命なんだな、と思ってくれるように準備をしていきたいです。
 
 前期ゼミや今回の集中講義で○×法やオープンカンニングをはじめ多くの授業技術を学びました。このゼミで模擬授業ができたことは自分にとって本当に大きな強みです。これまでに学んだ授業技術を全て活かすことは難しいことであり、うまくいかず一つも用いることもできないかもしれません。しかし、ゼミで学んだ、授業は子どもが主役、ということは絶対に忘れないようにしたいです。不安なことがたくさんありますが、まずは子どもたちとのコミュニケーションを大切にしながら、この状況下で実習を行えることに感謝をし、価値のある2週間にします。(金子)

※ 写真は、林文通先生撮影のある学校の一コマです。記事とは関係ありません。学校のワンシーンがとてもうまく切り取られていますので、使わせていただけるようにお願いをしました。
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上半期報告(四期生中澤)

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 お久しぶりです。四期生の中澤佑太です。皆様元気でいらっしゃいますでしょうか。さて今回は、上半期報告をさせていただきたいと思います。(写真は私の新たにできた居場所です。詳しくは名古屋市子ども若者総合支援センター金山ブランチにて)

 手始めに酒井先生、岐阜聖徳学園大学就職課の大杉さん。4月から5月にかけて、ご心配をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。下記に記していきますが、今のところ問題ないと判断できる状態でいます。ありがとうございました。

 三つのことを伝えます。

 一つ目は公務員試験対策についてです。大学を卒業し、予備校ではありますが環境に慣れない日々が続きましたが、講師の方々にも覚えてもらい、親身に勉強のことだけでなく人生経験などいろいろなことを教えていただいています。どうやら私のことが気にかかるみたいです。模試では初級レベルですが、(東京アカデミーは4月から8月まで初級クラス9月から上級クラスの授業・模試を受けるカリキュラムになっています。)偏差値65、校内模試三位という人生初めての数値を自分の模試結果に残しました。成績がインフレしていると判断しています。上級に繋がればと思っています。また、筆記試験だけでなく、名古屋市について、面接について調べています。その結果合格する見通しは立っています。後はその通りに自分が行動できれば良いなと思っています。

 二つ目は、学び続ける教師の会での勉強会に対する感謝です。この会は月に一回、松井さん主催、ズームを活用して、一期生二期生の方が多く参加していて、授業で使えるICTを探求していくという会です。四期生が新任で参加しにくいため、四期生の誰かが参加できるようになるまで私がその場にいようという思いをきっかけに参加してきました。緊張というよりはどういう心持ちで参加しているべきかで不安でした。けれども何度か参加していく中で、参加者の輪に入れてもらい、気がつけばまるで何でも話せる友達かのように関るようになってしまいました。本当にありがとうございます。

 三つ目は、『名古屋市子ども若者総合支援センター』という名前を紹介したいです。これはぜひ一度ネットで検索し、ホームページをメニューをクリックしつつ隅々まで見てほしい場所です。ふとしたご縁で私はこの場所を紹介してもらいました。

 この場所は一言で言いますと、『ハローワーク(場所)よりハローワーク(就労支援)している場所』です笑。二十代を中心に一人一人の性格適正を明らかにし、企業と密接に繋げ、負担なく就職させ、その後続いていく見通しが立つまで見届けきるという場所です。まさに今の時代に求められた結果、財が豊富な名古屋市が生み出した環境です。こんな場所があることもですが、この施設ができたのが7年前であり、就労支援に特化し出したのがなんと令和元年10月。私が公務員試験に移ったタイミングです。施設の方から「中澤さんが引き寄せたかのような偶然ですね」と笑っていましたが、自分自身驚きました。抽象的な表現になっていますが、また記事を書く時に詳しく書ければ良いかなと思っています。

 この施設の方々にも私は覚えてもらい、これから公務員試験と同時にダメだった時に就職して続いていけるように親身にサポートしていただけるみたいです。どうやら私のことが気にかかるみたいです笑。

 このように気がつけば多くの人が私の周りに集まってきました。玉置ゼミで培ったメタ認知によって自分のことを丁寧に説明したことで興味を持っていただいたからだと思っています。また、大学を卒業し、自己肯定感が下がることもなくなり、学生のノリに頭を抱えることがなくなりました。

 その結果、のびのびと笑えるようになってきました。またなんといいますか、ようやく自分の人生に集中できる、人生が動き出したと感じています。

 玉置ゼミがきっかけで私の人生が大きく変わりましたが、さてどうなることやらと思っています。感謝の気持ちで胸がいっぱいです。

 流れを読み、最善手を打ち、飄々と生きていきたいと思っています。

 このような感じです。公務員試験は来年の6月です。応援願います。あとすみません、学生時代の記憶がほぼ薄れていることを申し上げます。それではお読みいただきありがとうございました。(中澤)

愛知教育大学落語研究会50周年機関誌届く(玉置)

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 大学時代のほとんどは落語研究会生活だったと言ってもいい過ぎではない。それほど落語にどっぷりはまった。

 その落研が今年50年を迎え、機関誌「熊ん八」が発刊された。僕は昭和50年度から53年度に在籍。どのページを見ても懐かしく感じることばかり。

 年表を見ると、落語会だけではなく、「パンチdeデート」などTVで脚光を浴びている番組を下地にイベントを開いたり、1081分落語会(ロングラン落語会)を開催したりしている。その企画のほとんどに携わった。今なおいろいろなイベントを開いているが、その原点はこの落語研究会時代にあるといってもいい。

 機関誌初代顧問の長沼先生らが編集していただけた。長沼邸には、なんと落語資料館もあって無料公開もされている。僕の高座記録も保存されている。久しぶりに訪問したくなった。(玉置)

8月29日野口芳宏先生の道徳授業での学び(宮野・大久保)

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 こんにちは!5期生の宮野と、大久保です。今回初めて野口先生の講演会に参加しました。そこで学んだこと、感想をまとめていきます。

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 私は卒論で作文教育をテーマに設定してわいるため、野口先生の出している作文教育に関する著書を何冊か読んでいました。いつか野口先生のお話を聞きたいと考えていた中で、このような機会を玉置先生に設けていただき、「参加するしかない!」と思い、すぐに申し込みをしました。

 野口先生の道徳の授業は、今まで学んできた道徳とは一味も二味も違ったものでした。私の学んできた道徳では、児童の発言を、「なるほど」「そう思ったんだね」といったように受け止める授業でした。しかし、野口先生は児童の発言の後に、野口先生自身の考えを述べている場面を多く見受けました。しっかりと児童の心に言葉を置いてくるように、一つ一つの言葉に重みがある伝え方でした。

 野口先生の模擬授業後に、講義がありました。そこで先生が仰っていたことで特に印象に残っていることがあります。

 野口先生は、道徳の価値項目を教科書にある言葉で理解させるのではなく、適切な熟語、言葉に置き換えて教師が伝えることは有効な手段であるということを仰っていました。例えば、今回の模擬授業では、目に見えない心遣いが価値としてありました。野口先生はそれを目に見えない徳、陰徳と呼んで児童に伝えていました。こうすることによって、児童の思考の整理につながるということです。

 この考えに、強く心打たれました。このような授業の仕方、考え方があったのかととても勉強になりました。

 2時間の講演会の後、玉置先生と1期生、4期生の先輩御三方と5期生の宮野さんと私を合わせた6名で話す機会を作っていただきました。そこで、現場での苦悩であったり、何を考えて道徳の授業を行っているかという先輩方の貴重な話を聞かせて頂きました。
話を聞いていて、何度も道徳の難しさを痛感しました。私は残された大学生活、4月から現場で活躍できるよう力を付けていこうと思います。

 講演をして下さった野口先生、運営委員の皆様、このような場を設けていただいた玉置先生、本当にありがとうございました。(大久保)

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 野口先生の道徳授業を拝見して、先生は、1つ1つの登場人物の行動から、そこに理由があると捉え、それを気づかせるということを終始大切にされていると感じました。なぜ主人公の晶子はすぐに立ち上がって電話のところに走っていったのだろう、など私なら読み飛ばしてしまいそうな部分を、拾い上げ、深めていく先生の道徳は、今まで見たことがなく、とても新鮮でした。
 
 また、野口先生は、徳=自分の持つ良さであり、陽徳(見えるところで良い心遣いを持って行動する)陰徳(見えないところで、良い心遣いを持って行動する)がある。などとても深く心に染みる多くの言葉を与えてくださいました。野口先生だからこそ1つ1つの言葉に重みがあり、深くなるのだと感じました。
 
 今回の道徳の授業を通して、いかに物語文の研究をすることが大切かということと、普段からより良いものに出会い、教材化しようとする意識が大切かを学びました。

 また、セミナー後の玉置先生はじめ、学校現場で活躍しておられるゼミの先輩方、5期生の大久保くんと振り返ることで、学びをさらに深めることができました。野口先生、またこのような機会を紹介してくださった玉置先生、ゼミの先輩方、5期生の大久保くん、ありがとうございました。(宮野)
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8月27日中学校教育実習集中講座で5期生大活躍(玉置)

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 8月27日午後の中学校教育実習集中講座で、5期生の皆さんが大活躍をしてくれました。仕事日記には次のように記録しました。

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 午後の前半は、中学校での集団づくり、人間関係作りのための一手法「構成的グループエンカウンター」をテーマに講義。当初は3教室をオンラインで繋いで、僕が一人で講義をする予定だったが、どうもうまくいかないという情報が入り、5期ゼミ生9名が協力をしてくれたので、3名ずつ、各教室に分かれて説明と動画視聴まで展開してくれた。僕は3教室を行き来して、その様子を把握する役目。わずかあれだけの打合せで、これほどうまく展開できるとは!いやあ力をつけてきているなあ、と我がゼミ生に感心するばかり。

 後半こそ3教室をzoomで接続してオンライン講義をしようと接続を始めたが、うまくいかず(泣)。走り回って調整していてもうまくいかず、相当な焦り。

 そこにゼミ生から「私たちでやりますよ」という申し出。これがベスト!と判断して、急遽、教育実習からの学びと教員採用試験での面接伝授を1時間で終えるように依頼。ゼミ生はさっそく3教室に分かれて講義。

 我がゼミ生ながら、その展開に驚くばかり。どの教室に行っても、参加学生の集中度は半端ない。いやあ凄い。

 この気持ちをあらためてゼミ生に伝えたいと思い、帰宅して次のメッセージ発信。

 あれからずっと感激が続いています。午後全てを初めから任せればよかったとつくづく思っています。みんなの力は予想を遥かに超えていました。確かな力をしっかりつけてきています。誇るべきゼミ生です。どこまで伸びるのだろうと、ますます期待ができます。後期ゼミで、さらに鍛えたくなりました。今日は本当に助けられました。感謝感激です。ありがとう。(玉置)

8月25日小学校教育実習集中講座・桂源太さんから学ぶ

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 8月25日、小学校教育実習集中講座の一コマでは、桂源太さんをお招きして、「落語から学ぶ教師の話術、落語修業と教師修行、落語を楽しむ」を行いました。

 上の写真は、源太さんと対談をしているところです。落語とは何か、なぜ落語家になったのか、師匠である桂雀太師匠からの教え、落語家修業などについてお聞きしました。

 真ん中の写真は、学生に上がってもらい、声を一調し上げる体験をしてもらいました。

 下の写真は落語を一席やってもらっているところです。

 翌日のことです。ある学生は、その日、さっそく家で落語をYouTubeで見たそうです。落語に興味をもった学生は確実に増えたと思います。(玉置)

8月25日小学校教育実習集中講義で桂源太さんと講義(玉置)

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 8月25日小学校教育実習集中講義の二日目のプログラムの一つ、「落語家から学ぶ教師としての話術、落語家修行と教師修行、落語を楽しむ」が大好評でした。

 私にとっても久しぶりの打合せなしの80分間のライブ。源太さんは若いとはいえ、さすがプロ。24歳の青年落語家に挑んだ63歳の素人落語家(笑)。ことごとくうまく切り替えされました。

 こうしたコミュニケーションの楽しさはもちろん、挨拶や礼儀の仕方は落語家というより社会人として大切なことにあらためて気づいた人も多かったと思います。また初めて「生落語」を聞く人がほとんどでしたが、ポイントを外さず笑っている学生の様子を見ながら、我が学生は知的レベルが高い(笑)とも思った次第です。

 源太さんは学生を絶賛していただきました。「学ぼうという気持ちがどの教室からもしっかり伝わってきます。また笑いも、うなづきも多く、楽しい時間が過ごせたのは、学生さんのおかげです」とも言っていただけました。

 写真は4年生のゼミ生です。落語家さんから直接学ぶ機会はめったにありませんので紹介したところ、3名が参加してくれました。

 なお、源太さん(私の左隣)が私服なのは、大切な高座着ですし、このあと昼食をとることもあって、控え室に入られたらすぐに着物を脱いできちんとたたまれたからです。ズボラな私は、1日中、着物でした(玉置)。
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大丈夫。(二宮)

 こんにちは、五期生の二宮です。突然ですが、タイトルにもある「大丈夫」という言葉の意味をご存知でしょうか?



 危なげがなく安心できる様、強くてしっかりしている様、まちがいがなく確かな様。が主な意味だそうです。色々な場面で何気なく使っていたこの言葉ですが、教員採用試験に臨む私は「大丈夫」と言える状況ではありませんでした。今日はそんな自分が試験勉強を経て成長したことについて書いていきます。

 私は試験勉強を経て、精神面が大きく成長したと思っています。そのきっかけとして、自分の過去の苦しさや、コロナウイルスの自粛生活のストレスを自分の中に溜め込んでしまうことがありました。しかしある時限界がきて、玉置先生にその苦しさの一部を話した時「大丈夫」と言われました。その一言があったおかげで立ち直ることができ、多くの成長に繋がりました。

 その成長の多くは面接、模擬授業で現れたと私は思っています。面接の中で目を逸らさないように話をしたり、考えたりすること、模擬授業で笑顔のキープや揺さぶりかける時の声のトーンや表情の変化など、多くのことが昔に比べできるようになりました。それ以上に試験の本番ではかなり悔しい失敗もありましたが、その失敗を受け止めることができました。それは、自分の長年の短所である「完璧を追い求めること」の克服の一歩であり、最大の精神面の成長だと感じています。
 
 正直私は自分の成長を認めることが苦手です。ですが、玉置先生から何度も褒められたこと、面接練習を一緒にやったゼミ生や仲間からのアドバイスのおかげで少しは自分を認めることができました。ありがとうございます。

 この記事を書いていて、今の自分なら「大丈夫」と言えること、教員採用試験の成長で終わらず、残りの大学生活でさらに成長することの2点を大切にしたいと思いました。そして、これから生きていく上で「大丈夫」とこれからの自分に、将来自分が関わる子どもや周囲の人に言えるように様々な力をつけていきたいです。(二宮)
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教員採用試験を終え(生田) 8/23

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 こんにちは!五期生の生田朋也です。今回は教員採用試験を終えた自分の素直な気持ちを書いて行こうと思います。

 私は2つの自治体を受け、一つは二次試験の結果待ち、一つは残念ながら落ちてしまいました。

 教員採用試験を終えてすぐに記事に自分の気持ちを書こうと思っていたのですが、予想もしなかった結果になにも言葉が出てきませんでした。この二週間やっと少しずつ気持ちに整理ができ始め、こうして記事を書かせていただいています。

 正直まだ立ち直れていません。ひどく劣等感を感じてしまいます。どう気持ちを保てばいいかもわかりません。しかしまだ一つ合否発表が残っています。講師をやるのか、ご縁のあった自治体で正規でやるのかまだなにもわかりません。とりあえず結果がでるまではじっくりもう一度自分と見つめ合って行きたいと思います。
 
 この教員採用試験での学び、ゼミでの学びは必ず現場で生かしていきたいと考えています。ここで学びを止めないようにもう一度頑張っていこうと思います。
 
 教員採用試験は思うような結果は出ませんでしたませんが、まずは真摯に結果を受け止めます。そしてここまでやってこられたのも支えてくださった玉置先生はじめ、沢山の先生方、ゼミ生の皆様本当にありがとうございました。ここで終わりにしないよう諦めず、立派な先生になれるようこれからも精進していきます。(生田)

愛知県環境局地球温暖化対策課からの依頼講演(玉置)

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 今日は愛知県環境局地球温暖化対策課からの依頼で、ウインクあいちに出かけてきました。2時間の講話「全員の子どもが授業にのってくる授業の技」と模擬授業「ストップ温暖化」です。

 対象は、推進員(ボランティア)として学校へ出向き、子供たちに地球温暖化の授業をやっておられる皆さんです。お見受けするかぎり、ほとんど人生の先輩でした。1時間は授業の基本技術を紹介、その後、それを活用した模擬授業をさせてもらいました。

 意欲的な皆さんで質問も多く、少しでも良い授業をしたいという気持ちは教師にも負けないのでは、とも感じました。ただ模擬授業では、子供になりきれない方も多く、技術を駆使して、子供と共に作る授業の面白さを伝えました。(玉置)

教員採用試験を終えて(大久保)

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こんにちは!5期生の大久保です!
教員採用試験の区切りがついたので、久しぶりに記事を書きます。

8月19日、教員採用試験が終了しました。
私なりに小学校全科、一般教養、教職教養を勉強して、面接も様々な先生方にやっていただいて、しっかり準備をして挑めました。

しかし、面接本番は緊張し過ぎて、正直何を言ったかも覚えておらず、結果はどうなるか分かりません。やれるだけのことはやったと捉え、気持ちに整理をつけていこうと思います。

教員採用試験に向けて勉強している中で、苦しかったことが1つあります。
どのような教師になりたいのか、どういう学級にしたいのかを面接に向けて、ずっと自問自答し続けました。ずっと考えていると、学級経営の難しさが常に私の心を遮りました。

「素直に気持ちを言えるクラスにしたい」
そのクラスにするには具体的に何をする?
それでも中々素直に意見が言えない児童にはどうする?
素直に言うことでマイナスな面もあるのでは?
など、様々な難しさが頭の中に降りかかりました。いくら壁を乗り越えても、乗り越えても、その先には壁がそり立っている、そのような感覚でした。

このような数多くの難しさに直面しながらも、柔軟に対応して、クラスを支える現場の先生方は改めて凄い方ばかりだと感じました。

もし私が担任を受け持ち、学級経営をしていくとなったら、本当にできるのだろうか私で大丈夫なのだろうかと何度も自分には向いていないと思うことがありました。

しかし、教育実習で感じた児童一人一人の圧倒されるほどのパワフルさ、短い期間でもグングンと成長していく姿、それら全てが教師としてのやりがいだと実習を振り返った時、やはり教師になりたいという思いが強く残りました。

上でも述べましたが、結果はどうなるか分かりません。もし残念な結果になったとしても、現場に出ることはできるので、目の前の児童に「このクラスで良かった!」そう思って貰えるように、残された大学生活を私自身の教師力の向上の時間に費やしていこうと、前向きに過ごしていきます。

教員採用試験に向けて多くの時間を掛けてくださった玉置先生、お忙しい中話をしてくださった4期生の先輩方、一緒に勉強した5期生13名、本当にありがとうございました。(大久保)

20200817西尾市立東部中学校講演

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 8月17日は、西尾市立東部中学校の先生方を対象にしてオンライン講演。

 事前に1時間弱のYouTubeで限定公開説明動画を見ていただき、11時からオンラインで皆さんにお話しするという新展開。

 メールでいただいた感想は、

・具体的でわかりやすかった。
・「つなぐ」ことの大切さを感じ目の前の子供の顔が浮かんできた。
・幅広い視野に立たれていてすごい。
・やってみないとわからないという言葉で勇気をもらった。

 お役に立てたようでなりより。
 

GIGA HUB WEBで「心の天気」紹介される

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 GIGA HUB WEBで、GIGAスクール構想実現のために、私が提案している「ステップ0(ゼロ)」提案が紹介されました。

 ベースになっている考え方は「子どもが入力した情報(心の天気など)を教師が見る」ことから始めましょう、というものです。

 ここをクリックして詳細をご覧ください。

20200815第10回授業UDカレッジに登壇(玉置)

 8月15日、16日に開催された第10回授業UDカレッジに登壇しました。

 私は「学級経営」の部門の「学級経営と職員と保護者との連携」で90分間話しました。

 時々、zoomのチャットで皆さんの考えを聞きながらの展開。これは初体験。テキスト「授業のユニバーサルデザイン特別支援教育・学級経営」の一部も書かせていただき、とても良い勉強をさせていただきました。

 ちなみに、私の講演までは、赤坂先生、上條先生の講演からしっかり学ばせていただきました。(玉置)
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今考えないといけないこと (矢崎)

こんにちは。5期生の矢崎です。
今日の夕方見たニュースについて書かせていただきます。

明日、日本は終戦75年を迎えます。
今年は、コロナウイルスという予想がつかなかった事が起こりました。
日本人はこのウイルスとの共存にあたって、戦時と同じことを繰り返してしまいそうなのだと、戦争を経験された方はおっしゃいます。

何を繰り返してしまいそうなのか。それは「他人を監視すること」です。

戦時中、戦争に勝つ為に様々な制度ができ、多くの人が耐えながら生活していました。
その耐える生活で心に芽生えるのは「私は我慢しているのに何故あの人は我慢しないの」という思い。
そして、その思いは「他人を監視すること」に変わります。
常に誰もが誰かを監視する日本が生まれました。

今の日本はどうでしょうか。
感染を広めない為、多くの人が「我慢」しています。
この「我慢」は感染を広めない為には必要であることは確かです。
しかし、この「我慢」が「他人を監視すること」に変化してきてはいないでしょうか。
日本に住んでいる人は一人ひとり容姿が違うように、一人ひとり違う生活スタイルを持っています。
それを全て統一することは不可能です。統一すれば誰かが生きづらくなります。
その「我慢」がその人の生活を左右することにもなりかねないのです。

だから、今大切にすべきことは「誰かに何かを求める」ことではなくて、「自分にできることをする」だと思いました。

このコロナウイルスと生活する中で、この問題はとても難しい問題です。
私が感じた事が100%正しいとは思っていません。
ですが、日本人が誇れる「周りと共存する力」が「周りに強制し合う力」に変わってはいけないと感じます。

コロナウイルスが広まる今だからこそ気づくことができた、人と関わる大切さをもう一度思い出して、自分自身、誰かを想いながら生活していきたいです。(矢崎)

※ 写真は、林文通先生撮影のある学校の一コマです。記事とは関係ありません。学校のワンシーンがとてもうまく切り取られていますので、使わせていただけるようにお願いをしました。
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「授業力&学級経営力」2020年9月号で「よい発問」の条件を掲載(玉置)

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 授業名人が考える「よい発問」の条件として、この雑誌には次のように6条件を示しました。詳細はぜひ本書でご確認ください。


条件1 だれもが考えてみようと思う発問であること

 発問を聞いた途端、子どもが「よし!これなら私も考えることができる」と気持ちを高めるものでなくてはいけません。


条件2 考えれば考えるほど深い思考となる発問であること

 自分なりの考えが生まれても「これでよいのだろうか」と思考を継続させる発問であるべきです。


条件3 こどもをゆさぶる要素がある発問であること

 話し合いが収束に向かっていくときに、さらに考えを深めさせるゆさぶり発問は話し合いの質を高める効果があります。


条件4 様々な面や角度から考えさせる発問であること

 子どもたちに自ずと違う角度から考えてみようと思わせる発問であると意見交流は活発になります。


条件5 子どもから新たな疑問を生み出す発問であること

 考えているうちに「こういう場合もあるのかなあ」など、子どもに新たな疑問を生み出す発問づくりを心がけましょう。

条件6 子どもが思わず発してしまう定番の発問であること

 子どもが「先生はきっとこういう発問をするだろう」と予想できる定番の発問をいくつかもちましょう。(玉置)
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