10月28日2回目の模擬授業を終えて(生田)

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 こんにちは!玉置ゼミ五期生の生田朋也です!最近顎が開きにくく、開こうとすると痛いです。顎関節症かもしれません。顎が開かなくなる前に病院に行きたいですが、病院がとても嫌いなので行きたくありません。

 今回は10/28にゼミで行った自分の模擬授業についての記事を書いて行こうと思います。

 今回は教育実習でもやったことのない社会科に挑戦してみました。授業を終えた結果から言うと、全くうまくいきませんでした。
 
 私は五年生の情報分野について取り上げました。この時間で学ばせたかったことは、メディアは生活の中で場所に応じて情報を適切に取り上げることができるということを学ばせたかったのですが、発問内容がいろんな方向に飛びすぎて、もはやどこに向かっているかわからないものとなってしまいました。たしかに日常に結びつけようとわかりやすい発問を用意したのですが、特に深めることもなくただただ教師と子どものおしゃべりのようになってしまいました。まさしくミステリーツアーになってしまいました。それなりに授業を用意したつもりでしたが、あれもこれもと考えているうちに授業が終わった後自分が何をしたかったのか、何を学ばせたかったのか頭から消えてしまっていました。

 しっかり準備したつもりでしたが、終わってみてここまで浅い授業をしてしまい自分としてはかなり落ち込みました。日常や、身近なことと結びつけようとするとどうしても発問や内容が浅くなってしまいます。しっかり他のゼミ生、先生方の授業を見ながら今回の大失敗の原因をしっかり考えて行こうと思います。
 
 ただ一つ気づいたのが、他の教科も勿論大切なことなのですが特に社会科に関しては日頃の授業の準備、積み重ねが授業進行として大切なのではないかと感じました。(生田)

10月27日犬山中学校での学び(杉山)

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 こんにちは。5期生の杉山です。今回は10月27日犬山中学校での公開授業からの学びを記します。
 
 私は、2年生の社会の授業と、1年生の道徳の授業を見させて頂きました。私は中学校社会志望ですので、特に社会の授業の中で、授業づくりや発問や生徒の意見の繋ぎかた、資料や教材を重点的に見ましたが、やはり社会の授業は難しいなと思ったのが正直な感想です。社会科に限らず、全ての教科でその物事を「自分ごと」として捉えることが大切なことですが、それを生徒たちに感じてもらうために、やはり身近な教材から入ることが非常に大切なことだと感じました。今回の社会の授業では、京都の景観保護についてやりましたが、導入で、身近にあるマクドナルドやスタバなどの写真を提示して、生徒が食いつく導入をすることは効果的であると、生徒たちの反応から学びました。また、生徒の意見を自然と繋ぐ先生の技術にもとても感銘を受けました。私もたくさん教育書を読むことや実践を重ねて、良い授業づくりに邁進していこうと思います。

 道徳の授業後では、研究討議にも出席させて頂きました。題材がむずかしく、全員参加が難しいなと感じました。意見発表の際、いきなり個人から全体へいくのではなく、個人からペア、ペアから全体のように段階を踏んでいくと、生徒が意見発表しやすいという意見が出て、なるほどなと思いました。また、教師が期待する意見が出なかったときに、授業内で布石を打つ大切さも学ぶことができました。また、本音を出すことのできる道徳授業づくりの難しさも改めて感じることができました。

 今回、コロナ禍にも関わらずこうして貴重な機会をいただけて、学びを深めることができました。犬山中学校の皆様、玉置先生をはじめ、多くの方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。(杉山)

世界一の幸せ者です

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 5期生からの特製誕生お祝いケーキです。確かに世界一の幸せ者です。ありがとうございました。

10月27日犬山中学校訪問での学び(木下)

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 こんにちは。5期生の木下です。今回は10月27日の犬山中学校訪問について書きたいと思います。

 中学2年生の社会の授業と中学1年生道徳の授業を見させていただくことができました。

 社会の授業は私も中学校教育実習では2年生を担当したこともあり、どこか懐かしい気もしました。授業内容としては「なぜ京都の看板は目立たないのか」という授業で自分ごととして考えることが難しい単元でした。しかし、中学2年生が「おっ」と思うようなスターバックスや身近なローソンを最初に持ってくることで、生徒たちからは「和風だ」「かっこいい」という声があがっており、まずは生徒を惹きつけるような導入の大切さをあらためて感じました。

 道徳の授業後には研究協議会にも参加をさせていただきました。授業クラスのことをよく知っている先生方からは「答えがあると活発に話し合えるが、自分の考えや予想を出すことが難しいクラス」ということを教えていただきました。その中で最初に全体に向けて個人で考えを発表する場を設けるのではなく、まずはペアで話をすると自分の本音を出しやすいのではないかという意見が出て私自身強く共感をしました。また、「もったいない」という言葉の意味を広めたマータイさんの写真を見て、生徒たちがマータイさんは何をした人か予想するという場面が1番雰囲気が柔らかく感じ、生徒たち同士が本音で話せているように感じたという意見も出ました。今回、この本音を出せるような授業をつくることの難しさをあらためて感じることができました。
 
 なかなかセミナーや学校訪問が難しい中でとても貴重な機会を設けていただきました。自分の学びも深まり濃い半日となりました。犬山中学校の先生方、生徒の皆様、そして玉置先生ありがとうございました。

11月5日東員町立東員第一中学校で指導助言

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 「わからない」から始まる授業を創り出すために〜安心感で学力を伸ばす〜」をテーマにして実践研究を進めている東員町立東員第一中学校を訪問。

 3時間目、4時間目のいくつかの授業を参観。例によってポイントを写真に撮りながらメモ。

 お弁当をいただき、写真をもとに先生方に話すための写真プレゼンづくり。

 5時間目は特設授業で社会科授業。「地形図を活用しよう」というタイトルの意欲的な授業。とても良い課題のため、最後まで生徒の集中力は持続して、4人で熱心な話し合い。僕は「授業アドバイスツール」を活用。今日も級友の学びをつなぐ素敵な女の子の映像を撮ることができた。

 研究協議会での先生たちの様子はこれまで同様に、それぞれの視点で鋭い意見交流が続いていて活発。若手を温かく見守り育てようとする空気にあふれていて、とても良い空気。

 僕は「コロナ禍が学校につきつけたこと」を話した後、写真と動画でそれぞれの授業について改善案などを提示。

 コロナ禍でいろいろと制限がある中、テーマの具現化に向けて一丸となって取り組んでおられる学校に今年度も関わることができて嬉しい。

10月27日犬山市立犬山中学校公開授業での学び(矢崎)

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 こんにちは。5期生の矢崎です。今回は、犬山市立犬山中学校の学校公開日に参加させていただいた際の学びを書かせていただきます。

 今回の私の学びは「変容ポイントを意図的につくる」です。犬山中学校では、生徒の「変容」を見ることができる授業を目指していらっしゃいました。私はその「変容」に注目して授業を参観させてしていただきました。

 生徒の「変容」と言っても、例えば、意見が変わったという「変容」、解けなかった問題が解けるようになった「変容」など、様々な姿が想定できます。

 では、その「変容」はそのようにしたら見ることができるのでしょう。授業をしていたら、たまたまそういった姿をいることができる場合もあると思います。しかし、やはり、生徒の「変容」を毎日見るためには意図的に引き出されるように仕組みを考えるべきであると思いました。その仕組みのひとつが「教師の声かけ」であると今回の授業を参観させていただき、気づくことができました。

 1回目の授業で参観さて頂いた3年生の道徳の授業では、臓器移植を家族にさせるかさせないかという話題で、子どもたちがどうしようと迷っている姿が見られました。最初は意見を臓器移植をさせるにしていた生徒も、先生の表情と揺さぶりでどうしようと迷う「変容」がありました。

 その揺さぶりの声かけがあるかないかで生徒の心の変容は全く違ってきます。この揺さぶりこそ、意図的につくられた変容のポイントだと思いました。ですがこのポイントで「臓器移植をするのが正しいよ」だったとしたら、どうだったでしょう。きっと生徒の心の迷いもなくなり、変容は見ることができなかったでしょう。

 このように「変容」とは、授業の中で子どもたちに何を得てほしいか、財産にしてほしかという授業の根幹になる部分が子どもたちの姿となって見えることではないかと思いました。

 だから、この「変容」で求めたい姿を考え、その姿を引き出すための「変容ポイント」を意図的につくることが大切であるとわかりました。その「変容ポイント」を作るために「教師の声かけ」が必須であるということ。これは音声のある声だけでなく、教師の表情で伝える無言の声もあると学びました。

 今回学ばせていただいた、「変容ポイント」を作るということをこれからの授業づくりでも取り組んでいきたいです。

 犬山市立犬山中学校の先生方、生徒の皆様、貴重な学びをありがとうございました。(矢崎)

10月27日犬山中学校公開授業での学び(中西)

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 こんにちは。5期生の中西です。10月27日に犬山中学校で行われた公開授業を見させていただきました。そこでの学びを書かせていただきます。

 私は1年生と3年生の道徳授業を見させていただきました。どちらのクラスも、子どもの反応がとても良いと感じました。私が中学生の時は、発言する子が大体決まっていて、周りで相談する時でも仲の良い子や男同士でしか話していなかったように思います。

 しかし、犬山中学校は男女関係なく話し合う姿が見られ、活発に意見が出ていることが印象的でした。今の気持ちを素直に呟く子どもの姿も多く見られました。このような姿は、1時間の授業だけで育つものではありません。なんでも気軽に発言できる雰囲気作りや、教師が子どもの意見を大切にしながら呟きなども拾ってそれを問いかけにつなげる事など日頃の授業の積み重ねが大切だと学びました。

 また、教師が子どもに行う問いかけの難しさを改めて感じました。曖昧な問いかけをしてしまうと、子どもの反応は薄くなってしまいます。授業を行う前に、子どもの立場にたってこの問いかけは曖昧ではなく明確かを確認しておく必要があると感じました。

 挙手した子だけ発言させるのではなく、頷いた子には「なんで頷いたのかな?」と問いかけたり、困った表情をしている子には「どんなところで困っているのかな?」と問いかけるなど、子どもの反応に合わせた問いかけもできます。教師が子どもをつないでいくことが大切だと学びました。

 今回もたくさんの学びを得ることができました。今年はコロナ禍の中でなかなか授業を見させていただく機会やセミナーに参加する機会が少ないなか、貴重な機会を設けてくださった犬山中学の先生方、玉置先生、本当にありがとうございました。(中西)

10月27日 犬山中学校公開授業での学び(二村)

 こんにちは!5期生の二村です。
 今回は10月27日に行われた犬山市立犬山中学校で行われた公開授業に参加させて頂き、学んだことを書かせて頂きます。

 私は2年生の社会の授業と1年生の道徳の授業を見学させて頂きました。二つの授業を通して、子どもの意見をつないでいく難しさを改めて感じました。

 研究協議会に参加させて頂き、そこでは、「目の前の先生だけに向かって話しているため、全体に意見を伝えようとする子どもの姿が少なかった」という意見が出ました。子どもたちは一生懸命先生に向かって意見を発言し、自分の意見を伝えようとしているのはよく伝わりました。なので、教師はファシリテーターとなり、その子どもの意見をつなぐ必要があることを改めて学びました。「みんなAさんの意見分かった?」「おお!Bさん、うんうんって頷いてくれたね。Aさんはなんて言ってた?」と他の仲間につないでいくことや、机間指導を活用して、「Cさんも似ていることを書いていたよね?教えて?」と子ども同士の考えをつなぎ、考えを広げ深めていけるような働きかけをしていきたいです。

 また、話す隊形を変えることで、先生だけではなく、全員で話し合いをしているという意識付けに繋がり、積極的に話し合う工夫の一つだと思いました。例えば、コの字型やロの字型、中心の発表者に向かって話すなど、聞き手は話し手の顔を見て、より聞こうと思うことができ、話し手は全体の仲間に向かって自分の意見を聞いてもらおうという気持ちが芽生えやすいと思いました。私が、中学校教育実習の時、担当の先生から、子どもは教師の方を見て話すから、教師は発表する子の対角線上に立つようにするといいと言われたことを思い出しました。

 教師が少しの工夫や働きかけをすることで、子どもは仲間と一緒に学び、お互い吸収や刺激をし合うことで、より学びが深くなることを体感することができると思います。教師が導く時には導き、子どもをつなぐ時にはつなぐことで、仲間と学び合うよさを伝えることができる教師になりたいです。

 コロナ禍という状況で、なかなか授業を見学することができない中、とても貴重な機会をありがとうございました。今回もたくさんの学びがあり、改めて授業の難しさを感じました。残された4か月で一教師としても人としても成長し、自信を持って教壇に立てるよう励んでいきたいと思います!(二村)
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最近心に残った言葉(古川)

 こんにちは、5期生の古川です。今日は、先日受けた大学の講義の中で、心に響いた言葉があったので書いていこうと思います。

 心に響いたのは、「苦手だと思っている(人)のは羨ましさの裏返し」という言葉です。例えば、「決断力のない」というのは、たくさんの可能性を考えて、吟味する力がある、またその力のおかげで失敗が少ないということも考えられます。「自己中心的」というのは、自分の心に忠実で思いを率直に伝えるとも取ることができます。

 私自身、正直に言うと、自分とは合わないかもしれないと思うタイプの人と出会うこともあります。しかしそれは、その人が自分にないものを持っていて、羨ましさもあったのかと考えるとなんだか少し納得しました。

 物ごとは、捉え方によって良くも悪くも見える、それに改めて気づかされました。来年から、教壇に立つということもあり、また新しくたくさんの人と出会います。マイナスの面に目が向きそうになったとき、見方を変えて、プラスに捉えられると周りも自分自身も温かく、幸せな気持ちになれると思います。自分の成長するきっかけになる可能性もあります。たくさんのプラス変換ができる人、先生になりたいなと考えさせられました。(古川)
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10月21日5期生ゼミでの学び(古川)

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 こんにちは、5期生の古川です。今回は、10月21日のゼミで行った社会の「 これからの食料生産と私たち」の授業の振り返りを書いていこうと思います。

 今回の授業内容は、最終的に自給率等、日本の食品産業の現状に目を向けて、どうしていくべきかと自分達の生活について考えていくという内容でした。しかし、導入が雑談のような形になってしまい、長くなったことで「出口の見えない授業」になってしまいました。今回は、そのことについて中心に書いていこうと思います。

 まず大きな失敗の原因として資料の吟味ができていなかったということが挙げられると思います。事前に参考になる写真を撮りに行ったり、実物を用意したりと事前準備はしたつもりでした。しかし、授業の時間は限られています。その資料を扱う為に他の時間をどう使うのか、という計画が甘かったのだと思います。

 本時で私は、実物を含め5つの資料を用いるつもりでした。食料自給率の方向へ進める為にはキーワードとなる資料があったのですが、そこに行き着くまでに時間が取られてしまいました。

 何を授業の重点にしたいのか、そこを考える時間を確保する為にどう時間を配分するのかということを考えることの大切さを改めて痛感させられました。用意していた資料の中に、1枚で産地と値段を比べられる写真があったので、そこに重点を置き、導入の資料を端的に終わらせる為、当て方、板書を工夫出来たら良かったのではないかと思います。

 場面にあった、挙手当て方、事前準備の大切さを実感させられました。私がゼミで授業ができるのはあと1回です。最後、後悔の残らない授業ができるように頑張りたいです。(古川)

10 月21日5期生ゼミでの学び(酒井)

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 こんにちは!最近肌寒いと感じることが増えたなあと思っている5期生の酒井です。

 今回は10月21日のゼミでやらせていただいた発表での学びを書かせていただきます。4年になって初めてみんなの前で授業をしたのでとても緊張したのをよく覚えています。取り扱ったのは小学校4年生の算数です。

 ここからは成果2つ、課題1つの3つに絞って書かせていただきます。

 1つ目の成果は子どもの目線で一緒に考える姿勢でいられたことです。問題提示の際や、分からない児童がいた時にもの分かりの悪い先生となり一緒に悩んだり、教えてほしいと頼ったりして授業を展開していきました。そのかいあってか子ども役からたくさんのつぶやきが生まれ、それを拾いながら共に考えることができたのではないかと思っています。

 2つ目の成果は一人の発言を周りの子どもとつなげられたことです。例えば一人の子が自分の考えを発表したらまずおなじよう考えた子がいないか確認しました。おなじように考えた子がいればそのまま指名して、その子の言葉で説明してもらいました。ひとりの子どもとのやりとりにならないように発言をつなげたり広げたりすることは対面の授業だからこそできる事だ思うので常に大切にしたいです。

 最後に課題点です。いくつか出していただきましたが、特に適切に伝わる指示をすべきだというところには今後力をいれて改善していきたいです。言いたい内容が同じでも話す順番や遣う言葉で伝わり方がかなり変わってくるので、普段から聞き手の立場にたって話せるようにしたいです。

 授業を経て改めてゼミ生同士で高め合う楽しさを感じました。自分では思いつかないアイディアを教えてくれたり、気づいてなかった抜け目を指摘してくれたりこの仲間でよかったなあとしみじみ思いました。自分の残り2回の発表での改善はもちろんですが、発表を見る立場としてもはりきって取り組みたい気持ちが増しました。

 実は、先生が授業に考えるのがゆっくりな子に対して心ない言葉をかける児童がいる設定をつくってくださったのですが、とっさの対応に大変困りました。その時私は分からない子もいるよね、気持ちはわかるけどね、と返してしまいました。濁してよかったのか不安ではありましたが、一回目はそれくらいにして繰り返されたら厳しく指導せよとの助言を玉置先生からいただいたのでそれを踏まえて今後は対応していきたいです。貴重な機会をありがとうございました。(酒井)

10月30日関西教育ICT展で登壇

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 10月30日インデックス大阪で開催された「関西教育ICT展」でパネルディスカッションの進行役を務めました。

 テーマは「有益なデータの見える化により教育の質の向上へ〜大阪市スマートスクール・次世代学校支援システム活用〜」です。

 ダッシュボードという児童生徒の様々な情報を集約するシステムを活用して、次の観点でどう変化をしたのかを語っていただきました。やはり実践者の声は会場に強く伝わります。大好評でした。

1 実証校となっての心情は?
2 ダッシュボードデータを、生徒指導、学習指導、保護者対応などで生かすことができた事例
3 職員室での会話は変化したか?(例 心の天気で)、学校運営は変わったか?、ダッシュボード活用は どこでも可能か?

 

10月21日模擬授業での学び(中西)

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 こんにちは。5期生の中西です。後期ゼミになって初めての模擬授業を行いました。そこでの学びを書かせていただきます。

 今回は小学5年生の道徳で、「命」という詩を取り上げました。小児ガンの子どもが亡くなる4か月前に書いた詩です。

 この授業を行ってみて学んだことは、命について取り上げるにあたって、子どもの実態を教師がしっかり把握しておかなければならないという点です。ここ最近家族の誰かがガンで亡くなってしまったという子どもにとっては、この授業は精神的に大きな負担となってしまう可能性があります。実際に大きな病気にかかった子どもにとっても辛い記憶がよみがえるかもしれません。事前に保護者の方からの同意をとるなどの対応が求められます。「命」や「病気」「死」について授業で取り上げるときには、これらのことを意識して臨まねばならないと学びました。
 
 今回の反省点は、詩の読み取りに時間をかけすぎてしまったことです。内容把握も必要ですが、それ以上に子どもがその作品を通してどんなことを考えたか、なにを感じたかが大切です。その意識をもっと高くもつ必要があると学びました。

 道徳授業で私は「命」について取り上げたことがなかったので、正直かなり不安でした。「命の大切さ」についてその子なりの答えを出させることは、思っていたより難しく、まだまだ授業の改善が必要だと感じました。この反省や学びをいかし、次の模擬授業につなげていきたいです。(中西)

※良い授業に集中して写真を撮ることを忘れました。中西君の横顔でお許しを(玉置)

5期生が誕生日お祝いケーキ

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 今日(10月28日)のゼミ後、5期生が写真のような素敵な特製ケーキで、誕生日のお祝いをしてくれました。こんな幸せなことはありません。

「『知』と『学び』の授業エンジン」を読んでの学び(矢崎)

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 こんにちは。5期生の矢崎です。今回は岩下修先生の「『知』と『学び』の授業エンジン」を読んだ学びを書かせていただきます。

 実はこの本は何ヶ月も前に先生に読んでみなさいと貸していただきました。それから自分の怠けから読まずに今日まで経ってしまいました。それをわたしは今とても後悔しています。この本をもっと早く読めば良かったと思いました。

 来年から教師となる身にとって、学びになる「授業エンジン」がたくさん載っていて、こんな授業がしたいと思える私にとっての「授業エンジン」になったからです。だから、ぜひ、わたしのような来年教師になる人に読んでほしいと感じました。

 この本を読んで感じたのは、これからはインプットだけでなく、インプットしたことをアウトプットする力が必要だなということです。

 今まで、玉置先生に多くの教育講演会に参加させていただく機会をいただきました。その一つひとつで毎回授業に関する様々な学びをインプットさせていただきました。でも、これからはこのインプットした事を教師としてアウトプットしていかなくてはなりません。この本の著者の岩下修先生はご自身の講演会や飛び込み授業を受ける子どもたちや講演会を聴きに来る大人の反応を見て、毎回「授業エンジン」の上書きをされます。

 これは岩下先生が一つひとつの場所で学びをインプットするだけではなく、その場で改善したり、後で考え直したり、常にアウトプットしていらっしゃるという事だなと感じました。岩下先生は「日々、授業をしていますので…、この今の時代の子どものために必要だとおもって…」とおっしゃっています。この言葉から、常に授業もその時代の子どもたちに合った授業に変わるべきだと納得がいきました。

 これから教師になるために、インプットだけじゃなく、アウトプットできる力をつけていきたいです。(矢崎)

10月14日模擬授業での学び(長谷川)

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 こんにちは。5期生の長谷川です。10月14日のゼミで行った道徳の授業「今度は、ぼくの番」についての振り返りを書きたいと思います。

 今回行った授業内容は、題名にある通り「今度は、ぼくの番」と、主人公が決意をして、行動に移す場面です。私は教材研究を進めていく中で、揺さぶりの発問を、どんな発問にしようか、とても悩みました。今までは、主人公の心情変化に着目して「本当にそうなのか?」などと、揺さぶり発問をすることが多かったです。しかし、今回の教材は、揺さぶるような場面がなく、どうしたら子どもたちの考えを、もっと深められるのだろうか、と何度も発問を考え直しました。

 私が道徳の授業を終えて学んだことは「雪を降り積もらせるような道徳授業の展開」です。私なりの解釈ですが「雪を降り積もらせる授業」とは、まず、主人公の決意をしたときの気持ちを子どもたちに、じっくりと考えさせます。次に、自分の考え方や価値感を自分の言葉で多くの子どもたちに語ってもらいます。そして、雪のように、沢山同じ価値感を積もらせ、それらを蓄積することによってより深く、主人公の心情を想像し、自分ごととして考えることができるようになるのだと思いました。

 板書計画では、教育実習での反省を生かし心情曲線を取り入れたり、物語を読みながら「この時、ぼくはどんな気持ちだったのだろう?想像でいいよ、教えて」と、子どもたちに聞いたりすることで、主人公の気持ちを想像させて、少しでも物語に入り込めるような工夫を取り入れました。

 上手く行ったところもあれば、まだまだだなあ、と感じたこともあります。後期ゼミでは、総まとめとして、今までに学んだ知識を1つでも多く、模擬授業の中で実践していきたいです。(長谷川)

10月14日ゼミでの学び(二宮)

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 こんにちは、5期生の二宮です。今日は10月14日のゼミで模擬授業をして学んだこと二点を書いていきます。

 一つ目は問い返しに執着しすぎないことです。私は25分の授業の中で価値導入の発問、人物理解の発問、価値理解の発問の3つをしました。価値理解の発問は自分事として「身近な自然を大切にすること」を考えて欲しくて、誘導とも捉えられるような発問をしてしまいました。

 自分の中ではこの発問が、低学年で自分事として考えられるものだと思っていましたが、人物理解の発問と似てしまったり、選択肢の意味がなくなったりしました。授業が進んでいくにつれ、考えるポイントを絞っていきたいですが、絞りすぎて選択肢をなくさない発問を作れるようになりたいと思います。

 二つ目は学習規律についてです。「これ何分でやりますか?」のように考える時間を教師から提案していましたが、「これは3分でやってね」のように時間は教師が定めても良いというものでした。私は自分で決めていく主体性を少しでも育めたらいいという思いでやりましたが、発言しているのは元気な子でありその発言には意図が少ないということや時間が守られなかった時によくないということをアドバイスしていただきました。自分の実力で将来どんな授業ができるかわかりませんが学級の状況や発達段階にあわせて指示が出せるようになりたいです。

 今回の模擬授業は小学校2年生の道徳で自然愛護をねらった「かえってきたホタル」という教材で自分の卒業論文を意識しながら行いました。9月からお世話になっているボランティア先で実際に先生がされていた授業を自分なりにアレンジして挑戦したので、子どもの姿がイメージできなかったり、自然愛護の考えをどのように自分事にさせたりするかということが苦労しました。

 その中でも自然な雰囲気で授業をすること、授業全体をイメージする力や子どもの発言を予想する力がついてきたと感じることはできましたが、発問の精選や全体への指示の出し方がぎこちないことなど、改めて課題がわかりました。残り2回の模擬授業で課題を少しでも克服し、そして新しい課題を見つけ、向き合いたいと思います。ありがとうございました。(二宮)

10月14日模擬授業での学び(宮野)

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 こんにちは、5期生の宮野です。今日は後期ゼミ初めての模擬授業をさせて頂きました。今回は算数の志水廣先生の授業DVDを参考にさせていただき、授業を行いました。その中で自分の中で、反省点が3つあります。
 
 1つ目に、自分の用意していた教材を一部使い忘れていたことです。せっかく前に来て書きに来てくれたにも関わらず、うまく活用できませんでした。教材を出す順番を書いてはいたのですが、あまりに多くて焦ってしまったので、次から使う教材を精選して、もう少し減らしたいと思います。
 
 2つ目に、授業を流すことに必死になってしまい、自分の意図した意見が出たときと、そうでなかったときに表情に出てしまったことです。もっと、子供の意見を引き出したり、繋げていったり、子供の意見を活かせるよう心がけたいです。
 
 3つ目に、一生役立つ見方・考え方を意識した展開ができなかったことです。自分の中で、子供が最後にこう言って欲しいとイメージしていた具体像がありましたが、その目標までは、到達できていなかったように思います。次から、そのポイントを外れないように、強調したり、色んな子に話させるなどして改善していきたいです。
 
 今回模擬授業をさせて頂き、改めて授業の難しさと、自分が意図した流れに無意識に持っていこうとしてしまっていたことに気づきました。次の模擬授業では、この反省を生かして子供の意見を大切にした授業を行いたいです。(宮野)

小学校教育実習を終えて(金子)

 先日10日間の教育実習を終えました。実習で学んだことは数え切れません。その中でも特に心に残っていることをまとめたいと思います。
 
 はじめに、私は実習で日常生活から子どもたちと積極的に関わることを心がけたいとここでも記させていただきました。その意識を忘れず授業だけでなく休み時間にも多くの子どもたちと遊びました。授業をやるなかで子どもたちが「なお先生の授業楽しみ」「先生頑張ってね」という声をかけてくれました。それは日頃からの関わりがあったからこそ生まれた言葉だと思います。日常の信頼形成の大切さを感じました。
 
 実習で特に感じたことは、子どもにわかりやすく伝えるための工夫、授業のねらいの設定とそこに関する振り返りの大切さです。
 
 1つ目の子どもにわかりやすく伝える工夫に関しては授業外でも感じました。私は二年生に入って勉強させていただきました。子どもたちには大人の言葉では全く伝わりません。私自身、研究授業のとき書き方の見本を示しましたが、言葉での説明が足らず書き方に困っている子どももいました。実習先の先生が3分の1の児童がわからなければ先生の説明が悪いとおっしゃられました。

 また低学年の先生方はただ書いてみようとかではなく、「〇〇名人になろう」「説明マスターは誰かな?」という言葉をかけて活動をしていました。わかりやすく伝える声かけや子どもたちが楽しみながら活動できる言葉選びの工夫についても改めて考えさせられました。
 
 次にねらいの設定と振り返りについてです。授業のねらいを明確にすることの大切さを考えさせられました。私は書く活動と発表する活動を取り入れ、そこにねらいを設定しましたが、両方の軸がぶれた授業になっていたと実習先の先生からご指導いただきました。ねらいがぶれてしまったため、それに対する振り返りもできず、授業を終えました。2年生ならばどちらかを軸としそこをしっかり設定していくべきで、そこができていれば、1番大切な振り返り活動もできたと反省しました。子どもたちにこの授業で何を身につけてほしいか、学んでほしいか、授業をつくる上で一番大切な部分だと痛感しました。
 
 この10日間は本当に多くのことを学び、現場でしか得られないもの、見られないものを近くでたくさん学びました。ゼミで得た学びを活かせた!と感じた部分もあり嬉しくなりました。子どもたちも先生方も本当に暖かく、この状況下の中で実習をさせていただいたことに本当に感謝の気持で一杯です。得られた財産をこれからも大切に生かしていけるようにゼミ活動に望みたいと思います。
 
 次は、幼稚園実習を迎えます。小学校とは全く別物になると思うので、多くの実りある実習にするために目的を明確にして望みたいと思います。(金子)

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10月22日豊岡市立弘道小学校で指導助言(玉置)

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 8時25分地元駅、名古屋、京都、福知山と乗り継いで八鹿(「ようか」とはまず読めない)駅に着いたのは12時25分。ちょうど4時間。

 13時過ぎに豊岡市立弘道小学校へ到着。学校を見てびっくり。校長先生曰く、全国でも3本の指に入る小学校とのこと。何度、凄い!と声を出したことだろうか。すでにTVでも何度も取り上げられているとのこと。大いに納得。

 13時30分から低中高学年それぞれの授業参観。いくつの記録。

 14時40分から16時30分まで講演。「会話から対話へ 自己の考えを広げ深める授業づくり」という演題は、今年度のこの弘道小学校の研究テーマ。去年までこの学校に勤めておられた西村徹先生も聴いていただいた。西村先生が書かれた私の講演の感想ならびに車中の記録が有り難い。

 玉置先生の研修講座は楽しかったですね。聴講している我々の気持ちをそらされません。話術も巧みで、ユーモアもいっぱい。説得力もあります。本当に楽しい2時間でした。講座後、玉置先生とは、お互いに再会を喜び合い「ご縁って不思議ですね」感を強くしました。校長室で、また、八鹿駅までの車中で楽しい話の連続。最後は、八鹿駅で二人自撮り。おじさん二人が仲良く顔を並べての自撮りに周りの高校生は困惑顔(笑)。楽しく、おかげさま、感謝の一日でした。

 西村先生に八鹿駅へ送っていただき、福知山まで普通、そこから特急で京都、名古屋、地元駅へ。到着は22時19分。久しぶりの長時間の外出。さすがに疲労困憊(笑)(玉置)。
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