11月14日尾張小牧歴史文化振興会第48回歴史勉強会で講話(玉置)

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 尾張小牧歴史文化振興会から依頼を受けて2時間の「落語の歴史」講話。

 参加者は歴史好きな方が多いことから、歴史物語を語る講談と落語の違いを入れて、参加の皆さんが少しでも知的に楽しんでいただけるように務めたつもり。

 玉置先生ファンです(笑)と参加していただいた方もあって感激。地元で話をさせていただくのは有り難い限り。(玉置)

11月2日 篠岡中学校訪問での学び(二村)

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 こんにちは!5期生の二村です!
 私は社会科を専攻しています。教育実習では、知識注入型の授業になってしまい、社会科のいい授業とはなんだろうと授業づくりに行き詰まっている中、玉置先生が貴重な機会を設けてくださり、小牧市立篠岡中学校で授業研究として見学させていただきました。今回は篠岡中での授業研究の学びを書かせていただきます。

 三人の社会科の先生の授業を見学させていただき、三者三様の全く違う授業のスタイルで、とても勉強になりました。篠岡中では、どの学年でも席の形がコの字型で、子どもたち同士はすぐにグループになり、仲間と共に学び合う関係性ができていて、どのようにその下地を作っているのかとても興味が湧きました。

 最初は、一年生の歴史の授業を見学させていただきました。配布された一つの資料を見て、疑問に思ったことや、読み取れることをどんどん自分たちで書き込んでいく姿がとても印象的でした。子どもたちは、全員が話し合いに積極的に参加し、頭を寄せ合いながら多面的・多角的に資料を見て、予測していました。子どもたちの考え方はとても柔軟で、私が考えても思い浮かばないような考えや予測があり、私の教材研究力もまだまだ全然足りないことを実感させられました。桑山先生は必ず発言する生徒の対角線上に立ち位置を変えて発言を聞いたり、全員が参加して考えることができる課題を設定をしたり、子どもの発言から出たキーワードを拾い、意図的指名をして子どもと子どもをつなげているなど一つの授業の中にたくさんの細かい工夫をされていて、私も見習っていきたいものばかりでした。

 二つ目の授業は、三年生の公民の授業を見学させていただきました。印象的だったのは、授業として押さえておきたい大切なところでは、子ども同士での話し合いをさせることによって、子どもの口から答えを引き出し、教師が説明しなくても大切なポイントを押さえているところです。私が授業をしたら、知識として教師から教え込んでしまうところも子どもから引き出しているのを見て、基礎ベースができているからこそ子どもを信頼して託すことができるのだと思いました。また子どもたちがどんな顔して聞いているか、なにが困っているかなど、表情や身振り手振りから感じ取り、意図的に指名することで、全員参加する授業を作っていらっしゃいました。

 三つ目の授業は、二年生の地理の授業を見学させていただきました。グループ活動では、一人一つホワイトボードを活用して、それぞれが資料から読み取ったことをまとめ、四人で交流する姿が見られました。先生が「はいどんどんつないで〜」とおっしゃっているのがとても印象深く、全員が意見をつないでいく意識のある暖かい雰囲気の授業でした。たくさんの資料や写真を活用した授業をされていて、事前準備の大切さを学びました。資料や写真が切り替わるたびに子どもたちの興味を引きつけることができるので、集中がなかなか続かない子にとってとてもいい工夫だと思いました。

 最後に桑山先生にお話を伺う時間を設けていただきました。お話の中で、「つまりこういうことと子どもが自分の言葉で意味が言えることが大切」と教えていただき、単語は後から肉付けしていけばいいことを学びました。仲間と共に様々な角度から資料を見つめ、時代の背景やイメージを捉えさせることに重点を置く授業をしていきたいと思います。

 コロナ禍の中、また大変お忙しい中、貴重なお時間を設けていただきありがとうございました。自分の中でたくさんの学びを得ることができ、充実した濃い1日でした。篠岡中学校の先生方、生徒の皆さん、そして玉置先生ありがとうございました。(二村)

11月13日各務原市生涯学習講座「落語の楽しみ方」(玉置)

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 今日は各務原市西ライフデザインセンターへ。10時から12時まで生涯学習短期講座「落語の楽しみ方」で講師を務めました。ソーシャルディスタンスをとるために、応募者から抽選された36名の市民の皆さんに、落語の基本のことを学び、落語そのものを楽しんでいただきました。

 主催者からすぐに届いたメール文を紹介して記録とさせていただきます。

 本日はとても素晴らしい講座にしていただき本当にありがとうございました。

 講座が終了したあとのみなさんの大きな拍手と、満足そうな表情を見て玉置先生にお願いして良かったなあと心から思いました。

 アンケート用紙をちらっと見ましたら、楽しかった、とても分かりやすかった、また玉置先生のお話を聞きたいといったことが書かれていました。先生の落語を聴きたいという方も!(私もです)

 受講生の方に書いてもらったアンケート用紙はこれから詳細をまとめますので、来週にはデータでお送りしたいと思っています。

 以上です。(玉置)

11月2日 篠岡中学校訪問での学び(長谷川)

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 こんにちは。5期生の長谷川です。11月2日に小牧市立篠岡中学校で社会科授業を参観させて頂きました。教育実習やゼミの模擬授業で社会科授業に苦しんでいたので、沢山のヒントを得ることができました。贅沢にも3人の先生方の授業を見させて頂いたので、そこで学んだことをまとめます。

 まず、3つの社会科授業に共通したことは、どの授業も「子どもたちの興味を惹きつけるような資料提示」があったことです。例えば、3年生の物流について学ぶための切り口となる資料では「なんで、同じ商品なのに買う場所によって値段がこんなにも違うの?知りたい!」と思うようなものでした。この展開であれば、子どもたちも自然と「教科書や資料集を使って調べてみたい」という気持ちになります。私は子どもたちが先生に言われたからという理由で、嫌々教科書を使って調べても、きっとあまり効果は無いと思います。せっかく使うならば、子どもたちの好奇心を引き出した上で活用していきたいです。

 また、今回は身近にあるスーパーやコンビニなどの写真でしたが、他にも社会科では、旅先のパンフレットや広告、など教材にしようと思えば活用できるものは沢山あると思います。常にアンテナをはって、教材で使えそうなものをストックしておきたいです。

 次に1年生の歴史の授業では、資料活用の面白さを体感しました。それは「みんな同じ資料を見ているのに、人によって読み取り方が違う」ことです。資料を読み取る中で、門の前で立っている人がいます。その人を「お坊さん!」という子もいれば「門の前に立っているから門番人だよ!」と考える子もいました。

 また「なんで1枚の絵に同じ人物が2人いるの?」や「塀に囲まれているから位の高い人の集まりなのでは?」と様々な疑問が出ていました。正直私には、門番人!という発想はなかったです。教材研究の中で「この資料を見たとき、子どもはなんていうのだろう」と想像しながら、資料を見て発問を考えることを大切にしたいです。私はこの授業から資料1つにしても、じっくり読み取る時間を設けることで、色々な見方や考え方ができ、沢山の疑問が集まって、自然と子ども同士で話し合いたくなる授業にすることができるのだと新たな学びに繋がりました。

 2年生の地理の授業では「発表の仕方の工夫」について気づきました。教科書や資料から読み取ったことをホワイトボードにまとめることで、グループ発表のときに、相手に見せながら話すことができ、見やすかったです。また、グループ内でまとめたことを発表する際も、ホワイトボードを見ながらの発表なので、教科書を丸読みして伝えるのではなく、自分の言葉で発表することができます。みんなで学び合うためには、発表の仕方の工夫も必要だと感じました。

 また、中部地方の農業のイメージが湧くように、多くの資料を活用していました。スライドが切り替わるたびに、集中が切れてしまいそうな子でも、興味を惹かれ授業に引き戻すことができます。私は資料1つでも、授業の流れを変えることができると思うので、資料提示の仕方など、細かい部分にもこだわって授業作りをしたいです。

 最後に桑山先生とお話をする時間を設けてくださいました。その中で「用語は後から付けるものであり、用語説明は緩く子どもの言葉で言えれば大丈夫」だと教えて頂きました。この言葉で気持ちが軽くなり、授業の中ではしっかり用語の意味を理解し説明できるようになることよりも、その時代背景やイメージを、資料をもとにして話し合い、授業を楽しむことに重点を置きたいなと思いました。

 コロナ禍で大変お忙しい中、貴重な学びの時間をありがとうございました。(長谷川)

11月12日飛島学園8年生数学飛び込み授業(玉置)

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 11月12日、飛島村教育委員会の依頼を受けて、8年生で数学飛び込み授業をさせていただきました。

 見ていただく先生方に伝えたかったことは、「子どもに考えさせる、つなげる、子どもが語る、対話する授業の具体像」です。必死でした(笑)。なんとか伝えることができたのではないかと思っています。

 ちなみに和田裕枝先生は5年生で算数飛び込み授業、終了後、二人で授業の在り方を伝えました。(玉置)

11月2日小牧市立篠岡中学校訪問での学び(木下)

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 こんにちは。5期生の木下です。11月2日に訪問させていただいた篠岡中学校での学びを書きたいと思います。今回は教育実習でうまく授業ができず悩んだり、ゼミでの社会授業で悩みを抱えている社会専修のゼミ生で篠岡中学校訪問をさせていただきました。半日でしたが、3人の先生方の社会科授業を見せていただくことができました。

 どの授業でも生徒たちの交流が活発で、4人のグループになって交流をするというスタイルが自然とつくられていたのが印象的でした。全員が1時間中前を向いて受ける授業ではなく、4人グループの交流を授業内に何回も取り入れることで、なかなか授業に参加できていない生徒に教師側もすぐに気づきやすいことを感じました。今まで私はグループ交流が始まると、生徒一人一人の発言や生徒同士の話を聞くだけでした。しかし、教室の隅の方から全体を見てみるとずっと下を向いていたり、交流から離れている生徒に気づくことができます。これは、4人という人数で交流をしているからこそすぐに気づけるのではないかと感じました。

 3人の先生方の授業後には、2時間目に授業をしていただいた桑山先生とお話をする時間もとっていただくことができました。その中で1番深い学びにつながったことは「語句や用語は後からつける」ということです。私は桑山先生の話を伺う前までは、「語句や用語を授業内に生徒に教えなければならない」と考えていました。もちろんこの考えが全く違うわけではありませんでした。しかし、授業の中では資料を読み取りイメージをしっかりと生徒自身が付け、その後にイメージに語句や用語の暗記を付け足すことが大切であるということを学びました。生徒たちは授業内で付けたイメージが頭の中にあるので、語句や用語をいざ暗記するとなった時にスッと暗記をすることができます。私が中学生であればどうだろうと考えてみると、最初から語句や用語を「このことは〜といいます」と教えられるのではなく、まずイメージを学んでから「授業で習ったイメージは〜というのか」と納得をして学んだ方が定着率もいいのではないかと感じました。そして、そのような考え方は今まで聞くことも、もちろん思いつくこともなかったので感動しました。

 コロナ禍の中、そしてお忙しい一日の中でとても貴重なお時間をいただくことができました。篠岡中学校の先生方、生徒の皆様、そして玉置先生ありがとうございました。

11月11日岡崎市立額田中学校研究発表会で指導助言(玉置)

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 3年前から関わらせていただいている岡崎市立額田中学校の研究発表会で指導助言をさせていただいた。とはいえ、コロナ禍で発表は紙上発表で、参観者は教育長をはじめ教育委員会、新任研修を兼ねているので対象者というわずかな人数。とても残念。

 コロナ禍でさえなかったら、全国の先生方に見ていただきたい子どもの学ぶ姿。1時間に6クラスの授業を参観したが、研究主題のテーマ「学びに向かう力を発揮する生徒の育成〜小集団の学習を核とした授業への転換〜」が、見事に子どもの姿で示されている。どこの学級、どの子どもを見ても、主体的に仲間と学び合っている姿。取材の中日新聞社記者さんも感激の表情で、その興奮ぶりもこちらに伝わってくるほど。「努力の成果は加速度的に現れる」という言葉も思い出した。10月に訪問させていただいたときは、ようやく授業が順調に進み始めたところで、まだしっくりきていなかったが、今日はこれまでの先生方の取組の成果がよく見えた!一気に上位に駆け上ったと確信。関わらせていただいていることに深く感謝。(玉置)

子どもたちが笑顔になった理由(矢崎)

 こんにちは。5期生の矢崎です。今日見たニュースについて書かせていただきます。

 今日、愛知県のある小学校で地元の名産であるさつまいもや無花果を使ったパンを商品開発するという活動を行っているというニュースを見ました。小学校四年生の児童が地元の名産を使ったパンを考え、イラストを描き、それを地元のパン屋さんに見ていただき選ばれたパンは実際に商品化されていました。

 児童のパンにはただ地元の名産を使うというだけでなく
「最近くらいニュースが多いから、このパンを食べてみんなが笑顔になってほしいと願いを込めた」
「いつかみんながマスクを取って笑い合えますようにと願いを込めた」
と素敵な願いも込められていました。

 その素敵なパンの案たちを無駄にしないように、できるだけ多くの児童の案を一つにまとめられるようにと地元のパン屋さんも一生懸命に考えていらっしゃいました。

 そうしてできた6つのパンを試食した児童たちの顔には笑顔がありました。

 この活動をニュースキャスターの方が
「子どもたちが考えたっていうだけでも胸があったかくなりますね」とおっしゃっていました。私も全くその通りだと思いました。

 私はちょうど先週の水曜に教育実践演習で総合的な学習の時間についての学習をして、実際にどのような活動を行いたいかのレポートを書いたところでした。この愛知県の小学校の活動はまさにこの総合的な学習の時間の活動にぴったりなのではないかと思いました。また、この活動で子どもたちが笑顔になったポイントは「自分の想いが形になった」ことにあるのではないでしょうか。想いが形になることは誰でも嬉しいことです。それが実現した今回の活動は子どもたちにとって、一生思い出に残ることだと思います。

 今回このニュースを見てこのような活動をするためには、地域との連携が必要不可欠だとわかりました。この愛知県の小学校では日々、先生方が地域の方々と交流をされているから実現したことなんだろうなと感じました。

 私もいつか子どもたちが笑顔になる活動を作るために、コミュニケーション能力をもっと磨いていきたいなと思いました。(矢崎)
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10月28日模擬授業での学び(大久保)

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 こんにちは!5期生の大久保です!

 今回はゼミで行った模擬授業からの学びを記事にしていきます。今回の模擬授業では、私の卒業論文のテーマである作文教育に絡めた授業を提案しました。卒業論文を進めていく中で野口先生の本を中心に読み込んでいて、その中で絵話作文という取り組みに興味をもちました。それを基に私なりにアレンジして、挑戦しました。

 まず4枚の絵を提示します。それを自由に並び替えて、お話を作るということをさせました。

 その4枚の絵は、人によって並び方が変わるよう、色々な話が生まれる絵を選びました。

 野口先生流では、ここは口頭で登場人物を提示するのみなので、ここをアレンジしてみました。そこからは、ほぼほぼ野口先生流の絵話作文に則り進めていきました。

 私が今回の授業で最も意識したことは、作文という言葉を使わないことです。あくまでお話を自由に作る、想像力を膨らませることに重点を置きました。2年生を想定して授業したのですが、やはり低学年は作文教育の基盤ともなる学年だと考えます。「書くことが楽しい」と思ってもらうことのみを重視しました。

 授業を通して大変痛感したことがあります。それは、書いていく中で助詞や接続詞が間違っている子への声掛けです。今回は楽しむことを重視していたので、間違っている子へしつこく声掛けはしませんでした。しかし、学年が上がるにつれ、そういった細かい文法の間違いに児童自身が気付けるようにならないといけないと思います。如何に児童のやる気を削がず、また短い時間で間違いに気付かせる声掛けが必要になっていくはずです。私はその力が圧倒的に足りないと痛感しました。

 少しでも教師が困った顔をすると、児童にもその困りは伝わってしまいます。児童が私の予想の斜め上を行く書き方をしていたとしても、焦らず冷静に適切な声掛けをするだけの技量が必要だと感じました。

 今、卒業論文を進めています。私にできることは作文教育の進め方を知り、自分の中に落とし込むことだと思います。しっかりと書くだけで終えるのではなく、考えながら、自分の力としていくことを意識して書き進めたいです。

 ご指導してくださった玉置先生、授業を受けてくれた5期生と6期生の伊藤くんありがとうございました。最後までご高欄いただき、ありがとうございました。(大久保)

10月27日犬山中学校 公開授業の学び(伊藤)

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 先日、部屋の掃除をしていたら中学の授業で作った人生設計図という物が出てきました。そこには、自分の将来の出来事を年表に予想して書いてありました。

 先生は「書いたことは実現しやすい」と言ってたのを思い出しまして読んでみました。ここでは、大学生所に書いてあった私の人生設計図発表したいと思います。

 まず、大学1年時に可愛い彼女を作る。2年で別れ、3年で新たに彼女ができ、その人と26歳で結婚と書いてありました。実際、今の私の大学生での出来事は、1年彼女なし、2年彼女なし、3年今のところ彼女なし、、、。先生が言ったことは嘘だったのか?あと少しの大学生生活で挽回できるのか?中学生の私は1度2年生で別れを経験したかったのか?
謎は深まるばかりです。

 おはようございます!人生なかなかうまく行かない6期生の伊藤幹太です。

 10月27日犬山中学校の公開授業を見に行きました。そこで沢山の学びがあったので記事にまとめたいと思います。

 まずは5時間目の授業は色々な授業見たいと思いずっと歩き回ってました。どの授業も先生方の熱意が感じられる授業で生徒も先生に負けじと必死に学んでいる姿がどの教室からも見ることができ、とても素晴らしい学校だなと思いました。いい学校を作るには、やはり先生が熱意を持って授業をし生徒ともに作り上げていくことが大切だと改めて感じることができました。

 6時間目は数学は五角形の相似な図形を証明する授業でした。私が真似したいと思ったポイントが2つありました。

 1つ目はグループ分けを考えのにている人で組み話しあいで解決に向かわせることです。まず課題に足してどのように解くかをノートに書かせて、その上で意見の似ている人でグループを組む。このことによって深く話し合いができ、深い学びができるなと思いました。

 2つ目は揺さぶりです。グループでの話し合い中に間違っているとこがありました。そこで先生はその間違いをあらかじめ予想しており、会えて生徒たちが困るような声かけをしていました。その結果グループで必死になって考え意見を出し合う姿が見れました。揺さぶりをすることで生徒が深くまで思考を巡らせることができ、素晴らしい先生の技術だな思いました。

 コロナの影響でなかなか受け入れてもらえない中このような素晴らしい公開授業を見させていただき、犬山中学校の先生方、玉置先生ありがとうございました。(伊藤)

10月27日犬山中学校公開授業での学び(葛山)

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 こんにちは!準ゼミ生の葛山です。10月27日に犬山市立犬山中学校で行われた公開授業に特別に参加させていただきました。この日の学びを書いていきます。

 犬山中学校では子どもたちの「変容」を看取っていくことを重要視されていました。子どもたちが「変容」していくためにどんな工夫をするのか、またそれを看取るとはどういうことか、公開授業の説明の時から疑問と期待が膨らんでいました。「変容」とはその以前と以後で子どもの考え方や行動が変わっていることを表します。今回は、その「変容」についての学びがありました

 二つ見た授業の中で、最初に見たのは三年生の道徳の授業でした。生命を尊重するとはどういうことかというテーマを、臓器移植の話・実際のドナー提供者の動画等から考えていくという内容でした。

 私の学びは「『変容』のためには周りの人がどんな考えであるかを知る場を作ることが必要である」ということです。これは、ただ交流の場を設けてしまえば終わりということではありません。この授業内では、個人→ペア、ペア、全体という様々な話し合いの形式をとっていました。私が個人的に参考にしたいと思ったのは、全体で発表している合間にペアでの話し合いを入れ込むということです。

 子どもたちが新しく深い考えに「変容」していくためには、周りの人がどんな考えであるかを知ることが基盤になります。人の考えなしでは変容はありえないからです。この授業内では「変容」していない生徒もいましたが、「揺さぶられた」生徒は大勢いたように思います。それは、みんなの意見を自分の意見と照らし合わせた結果なのではないでしょうか。この授業を見て私は、全体に共有した意見についてペアで短く話し合う時間を設けることによって、テンポよく「変容」の順序が踏めるのだと感じました。

 最後に、今回の私の学びである「『変容』のためには周りの人がどんな考えであるかを知る場を作ることが必要である」に関連して、二つ目に見た国語の公開授業の反省の中で、ある先生がこんな言葉をおっしゃいました。

「何がどう変わったのかをどの瞬間で看取るのか」

 私は授業においてこの言葉を意識することがとても大切だと思いました。私なりに解釈すると、「子どもたちの何がどう変わったのかをどんな場面を設定して看取るのか」ということです。子どもたちの考えが「変容」していくためには、自分と同じ考え、自分と違う考え、自分と少し違う考えなど、様々な考えに触れる必要があります。また考えに触れた後、再思考する時間も必要です。私が見た道徳の授業では、考えに触れる機会と、再思考の時間がテンポよく生み出されていました。

 今回見た道徳の授業は「何がどう変わったのかをどの瞬間で看取るのか」ということを事前に考えられた授業だと思い、来年、自分もこの言葉を意識して授業を作っていきたいと思いました。

 このような経験ができたのは、犬山中学校の先生方、生徒の皆様、玉置先生、一緒に参加した玉置ゼミ生など、色んな人々のおかげです。貴重な経験をありがとうございました。(葛山)

10月28日模擬授業での学び(矢崎)

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 こんにちは。五期生の矢崎です。今回は、ゼミで行った二回目の模擬授業の学びを書かせていただきます。

 今回私は、「ごんぎつね」の4、5場面で授業をさせていただきました。4、5場面はごんが兵十に自分が栗などを持っていていることに気づいてほしいという心に揺れを持ち始める場面です。私はこのごんの心の揺れに児童が気づける授業にしたいと思い、授業を構成しました。

 児童に範読を聞きながらごんの行動に直線、ごんの気持ちに波線を引いてもらいました。そこから、ごんの行動からごんの気持ちを読み取り、意図的指名をしました。最終的にごんの「引き合わないなあ」にスッポットを当てて、ごんのこころの揺れに触れる機会を作りました。

授業を終えてからの講評で
・何行目かを言わせるとよかった。
・今日の授業は道徳になっていないか。
・授業の核に近づいた時に早口になってしまっていた。
という意見をいただきました。

 やはり、道徳と国語の違いをまだまだ明確に自分が理解できていないと感じました。「文章から読み取ることができるもの」が国語だから、その文章からごんの気持ちを想像することは、道徳に傾きかけているということです。

 では、どのように展開していけばよかったのか。正直、今の自分ではわかりません。この国語と道徳の違いを明確にしていくことが重要であると思いました。また、授業の核に近づくと教師側の気持ちが高ぶっていることを今回悟られてしまったので、児童の前で走る授業ではなく、一歩下がりつつ児童に後ろから声をかけるような授業をしていきたいと思いました。

 あと一回、模擬授業をさせていただける機会があります。ごんの6場面に挑戦します。
今回の反省を活かして、国語と道徳の違いを明確にできる授業をしていきたいと思います。(矢崎)

10月28日2回目の模擬授業を終えて(生田)

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 こんにちは!玉置ゼミ五期生の生田朋也です!最近顎が開きにくく、開こうとすると痛いです。顎関節症かもしれません。顎が開かなくなる前に病院に行きたいですが、病院がとても嫌いなので行きたくありません。

 今回は10/28にゼミで行った自分の模擬授業についての記事を書いて行こうと思います。

 今回は教育実習でもやったことのない社会科に挑戦してみました。授業を終えた結果から言うと、全くうまくいきませんでした。
 
 私は五年生の情報分野について取り上げました。この時間で学ばせたかったことは、メディアは生活の中で場所に応じて情報を適切に取り上げることができるということを学ばせたかったのですが、発問内容がいろんな方向に飛びすぎて、もはやどこに向かっているかわからないものとなってしまいました。たしかに日常に結びつけようとわかりやすい発問を用意したのですが、特に深めることもなくただただ教師と子どものおしゃべりのようになってしまいました。まさしくミステリーツアーになってしまいました。それなりに授業を用意したつもりでしたが、あれもこれもと考えているうちに授業が終わった後自分が何をしたかったのか、何を学ばせたかったのか頭から消えてしまっていました。

 しっかり準備したつもりでしたが、終わってみてここまで浅い授業をしてしまい自分としてはかなり落ち込みました。日常や、身近なことと結びつけようとするとどうしても発問や内容が浅くなってしまいます。しっかり他のゼミ生、先生方の授業を見ながら今回の大失敗の原因をしっかり考えて行こうと思います。
 
 ただ一つ気づいたのが、他の教科も勿論大切なことなのですが特に社会科に関しては日頃の授業の準備、積み重ねが授業進行として大切なのではないかと感じました。(生田)

10月27日犬山中学校での学び(杉山)

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 こんにちは。5期生の杉山です。今回は10月27日犬山中学校での公開授業からの学びを記します。
 
 私は、2年生の社会の授業と、1年生の道徳の授業を見させて頂きました。私は中学校社会志望ですので、特に社会の授業の中で、授業づくりや発問や生徒の意見の繋ぎかた、資料や教材を重点的に見ましたが、やはり社会の授業は難しいなと思ったのが正直な感想です。社会科に限らず、全ての教科でその物事を「自分ごと」として捉えることが大切なことですが、それを生徒たちに感じてもらうために、やはり身近な教材から入ることが非常に大切なことだと感じました。今回の社会の授業では、京都の景観保護についてやりましたが、導入で、身近にあるマクドナルドやスタバなどの写真を提示して、生徒が食いつく導入をすることは効果的であると、生徒たちの反応から学びました。また、生徒の意見を自然と繋ぐ先生の技術にもとても感銘を受けました。私もたくさん教育書を読むことや実践を重ねて、良い授業づくりに邁進していこうと思います。

 道徳の授業後では、研究討議にも出席させて頂きました。題材がむずかしく、全員参加が難しいなと感じました。意見発表の際、いきなり個人から全体へいくのではなく、個人からペア、ペアから全体のように段階を踏んでいくと、生徒が意見発表しやすいという意見が出て、なるほどなと思いました。また、教師が期待する意見が出なかったときに、授業内で布石を打つ大切さも学ぶことができました。また、本音を出すことのできる道徳授業づくりの難しさも改めて感じることができました。

 今回、コロナ禍にも関わらずこうして貴重な機会をいただけて、学びを深めることができました。犬山中学校の皆様、玉置先生をはじめ、多くの方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。(杉山)

世界一の幸せ者です

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 5期生からの特製誕生お祝いケーキです。確かに世界一の幸せ者です。ありがとうございました。

10月27日犬山中学校訪問での学び(木下)

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 こんにちは。5期生の木下です。今回は10月27日の犬山中学校訪問について書きたいと思います。

 中学2年生の社会の授業と中学1年生道徳の授業を見させていただくことができました。

 社会の授業は私も中学校教育実習では2年生を担当したこともあり、どこか懐かしい気もしました。授業内容としては「なぜ京都の看板は目立たないのか」という授業で自分ごととして考えることが難しい単元でした。しかし、中学2年生が「おっ」と思うようなスターバックスや身近なローソンを最初に持ってくることで、生徒たちからは「和風だ」「かっこいい」という声があがっており、まずは生徒を惹きつけるような導入の大切さをあらためて感じました。

 道徳の授業後には研究協議会にも参加をさせていただきました。授業クラスのことをよく知っている先生方からは「答えがあると活発に話し合えるが、自分の考えや予想を出すことが難しいクラス」ということを教えていただきました。その中で最初に全体に向けて個人で考えを発表する場を設けるのではなく、まずはペアで話をすると自分の本音を出しやすいのではないかという意見が出て私自身強く共感をしました。また、「もったいない」という言葉の意味を広めたマータイさんの写真を見て、生徒たちがマータイさんは何をした人か予想するという場面が1番雰囲気が柔らかく感じ、生徒たち同士が本音で話せているように感じたという意見も出ました。今回、この本音を出せるような授業をつくることの難しさをあらためて感じることができました。
 
 なかなかセミナーや学校訪問が難しい中でとても貴重な機会を設けていただきました。自分の学びも深まり濃い半日となりました。犬山中学校の先生方、生徒の皆様、そして玉置先生ありがとうございました。

11月5日東員町立東員第一中学校で指導助言

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 「わからない」から始まる授業を創り出すために〜安心感で学力を伸ばす〜」をテーマにして実践研究を進めている東員町立東員第一中学校を訪問。

 3時間目、4時間目のいくつかの授業を参観。例によってポイントを写真に撮りながらメモ。

 お弁当をいただき、写真をもとに先生方に話すための写真プレゼンづくり。

 5時間目は特設授業で社会科授業。「地形図を活用しよう」というタイトルの意欲的な授業。とても良い課題のため、最後まで生徒の集中力は持続して、4人で熱心な話し合い。僕は「授業アドバイスツール」を活用。今日も級友の学びをつなぐ素敵な女の子の映像を撮ることができた。

 研究協議会での先生たちの様子はこれまで同様に、それぞれの視点で鋭い意見交流が続いていて活発。若手を温かく見守り育てようとする空気にあふれていて、とても良い空気。

 僕は「コロナ禍が学校につきつけたこと」を話した後、写真と動画でそれぞれの授業について改善案などを提示。

 コロナ禍でいろいろと制限がある中、テーマの具現化に向けて一丸となって取り組んでおられる学校に今年度も関わることができて嬉しい。

10月27日犬山市立犬山中学校公開授業での学び(矢崎)

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 こんにちは。5期生の矢崎です。今回は、犬山市立犬山中学校の学校公開日に参加させていただいた際の学びを書かせていただきます。

 今回の私の学びは「変容ポイントを意図的につくる」です。犬山中学校では、生徒の「変容」を見ることができる授業を目指していらっしゃいました。私はその「変容」に注目して授業を参観させてしていただきました。

 生徒の「変容」と言っても、例えば、意見が変わったという「変容」、解けなかった問題が解けるようになった「変容」など、様々な姿が想定できます。

 では、その「変容」はそのようにしたら見ることができるのでしょう。授業をしていたら、たまたまそういった姿をいることができる場合もあると思います。しかし、やはり、生徒の「変容」を毎日見るためには意図的に引き出されるように仕組みを考えるべきであると思いました。その仕組みのひとつが「教師の声かけ」であると今回の授業を参観させていただき、気づくことができました。

 1回目の授業で参観さて頂いた3年生の道徳の授業では、臓器移植を家族にさせるかさせないかという話題で、子どもたちがどうしようと迷っている姿が見られました。最初は意見を臓器移植をさせるにしていた生徒も、先生の表情と揺さぶりでどうしようと迷う「変容」がありました。

 その揺さぶりの声かけがあるかないかで生徒の心の変容は全く違ってきます。この揺さぶりこそ、意図的につくられた変容のポイントだと思いました。ですがこのポイントで「臓器移植をするのが正しいよ」だったとしたら、どうだったでしょう。きっと生徒の心の迷いもなくなり、変容は見ることができなかったでしょう。

 このように「変容」とは、授業の中で子どもたちに何を得てほしいか、財産にしてほしかという授業の根幹になる部分が子どもたちの姿となって見えることではないかと思いました。

 だから、この「変容」で求めたい姿を考え、その姿を引き出すための「変容ポイント」を意図的につくることが大切であるとわかりました。その「変容ポイント」を作るために「教師の声かけ」が必須であるということ。これは音声のある声だけでなく、教師の表情で伝える無言の声もあると学びました。

 今回学ばせていただいた、「変容ポイント」を作るということをこれからの授業づくりでも取り組んでいきたいです。

 犬山市立犬山中学校の先生方、生徒の皆様、貴重な学びをありがとうございました。(矢崎)

10月27日犬山中学校公開授業での学び(中西)

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 こんにちは。5期生の中西です。10月27日に犬山中学校で行われた公開授業を見させていただきました。そこでの学びを書かせていただきます。

 私は1年生と3年生の道徳授業を見させていただきました。どちらのクラスも、子どもの反応がとても良いと感じました。私が中学生の時は、発言する子が大体決まっていて、周りで相談する時でも仲の良い子や男同士でしか話していなかったように思います。

 しかし、犬山中学校は男女関係なく話し合う姿が見られ、活発に意見が出ていることが印象的でした。今の気持ちを素直に呟く子どもの姿も多く見られました。このような姿は、1時間の授業だけで育つものではありません。なんでも気軽に発言できる雰囲気作りや、教師が子どもの意見を大切にしながら呟きなども拾ってそれを問いかけにつなげる事など日頃の授業の積み重ねが大切だと学びました。

 また、教師が子どもに行う問いかけの難しさを改めて感じました。曖昧な問いかけをしてしまうと、子どもの反応は薄くなってしまいます。授業を行う前に、子どもの立場にたってこの問いかけは曖昧ではなく明確かを確認しておく必要があると感じました。

 挙手した子だけ発言させるのではなく、頷いた子には「なんで頷いたのかな?」と問いかけたり、困った表情をしている子には「どんなところで困っているのかな?」と問いかけるなど、子どもの反応に合わせた問いかけもできます。教師が子どもをつないでいくことが大切だと学びました。

 今回もたくさんの学びを得ることができました。今年はコロナ禍の中でなかなか授業を見させていただく機会やセミナーに参加する機会が少ないなか、貴重な機会を設けてくださった犬山中学の先生方、玉置先生、本当にありがとうございました。(中西)

10月27日 犬山中学校公開授業での学び(二村)

 こんにちは!5期生の二村です。
 今回は10月27日に行われた犬山市立犬山中学校で行われた公開授業に参加させて頂き、学んだことを書かせて頂きます。

 私は2年生の社会の授業と1年生の道徳の授業を見学させて頂きました。二つの授業を通して、子どもの意見をつないでいく難しさを改めて感じました。

 研究協議会に参加させて頂き、そこでは、「目の前の先生だけに向かって話しているため、全体に意見を伝えようとする子どもの姿が少なかった」という意見が出ました。子どもたちは一生懸命先生に向かって意見を発言し、自分の意見を伝えようとしているのはよく伝わりました。なので、教師はファシリテーターとなり、その子どもの意見をつなぐ必要があることを改めて学びました。「みんなAさんの意見分かった?」「おお!Bさん、うんうんって頷いてくれたね。Aさんはなんて言ってた?」と他の仲間につないでいくことや、机間指導を活用して、「Cさんも似ていることを書いていたよね?教えて?」と子ども同士の考えをつなぎ、考えを広げ深めていけるような働きかけをしていきたいです。

 また、話す隊形を変えることで、先生だけではなく、全員で話し合いをしているという意識付けに繋がり、積極的に話し合う工夫の一つだと思いました。例えば、コの字型やロの字型、中心の発表者に向かって話すなど、聞き手は話し手の顔を見て、より聞こうと思うことができ、話し手は全体の仲間に向かって自分の意見を聞いてもらおうという気持ちが芽生えやすいと思いました。私が、中学校教育実習の時、担当の先生から、子どもは教師の方を見て話すから、教師は発表する子の対角線上に立つようにするといいと言われたことを思い出しました。

 教師が少しの工夫や働きかけをすることで、子どもは仲間と一緒に学び、お互い吸収や刺激をし合うことで、より学びが深くなることを体感することができると思います。教師が導く時には導き、子どもをつなぐ時にはつなぐことで、仲間と学び合うよさを伝えることができる教師になりたいです。

 コロナ禍という状況で、なかなか授業を見学することができない中、とても貴重な機会をありがとうございました。今回もたくさんの学びがあり、改めて授業の難しさを感じました。残された4か月で一教師としても人としても成長し、自信を持って教壇に立てるよう励んでいきたいと思います!(二村)
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