11月12日飛島学園の飛び込み授業に参加して(伊藤)

 先日、12月のバイトのシフトを出しに行った際、何も考えず12月24日と25日に出勤できますに丸をつけてしまいました。その後、シフトを社員さんに出したら「伊藤くんクリスマスイブとクリスマス予定ないんだ」と言われ、何故か見えを張ってしまい「あああ、間違えました。予定ありました。やっぱりバイト出れないです」といってしまいました。嘘を真実にするためにとりあえず、25日に上映する映画の予約をしました。果たして、伊藤幹太は今までの寂しいクリスマスとはおさらばし、カップル席で映画を見るクリスマスデートをすることができるのか、はたまた周りがカップルだらけの中一人で映画を見ることになるのか?ほんとにサンタがいるなら、今までいい子にしていた私に素敵なクリスマス過ごさせてください。お願いします。


 こんにちは6期生伊藤幹太です。先日11月12日飛島小学校で玉置先生と和田先生の授業に参加せていだきました。そこで多くのことを学んだので、どんな授業だったのか?そこから真似したいお二人の授業技術を紹介したいと思います。

 まずは玉置先生の授業で5時間目の8年生、三角形の合同条件を教える授業でした。私は簡単な内容だなと思っていたので意見がすぐ出てスムーズに進み発展したとこまで行くのかなと考えていました。しかし、私の想像とは真逆で生徒はほとんど意見が出ず、ある子が出した意見が間違っていて、先生が「これでいいですか?」と聞いても誰も「違います」とならない。そんな学級でした。私は「先生、大丈夫かな?」と心配していたのですが、そんな心配全く不要でした。

 まずわからない子が出たら3人ペアで話し合わせそして、グループの子に当ててわからなかったらわかるまで話し合いをさせる。その後3人でわからなかったら、6人のグループにする。そこで「一人の子がわからなかったら助けてあげるのが学級」などの声掛けをし、学級経営も授業に混ぜており、授業の雰囲気は後半になるに連れ良くなっていき、全員が悩んでグループで話して解決に向かおうとしていました。

 初めて、玉置先生の授業を生で見て、これが子供に考させ、仲間と話し合う、対話的な授業だと思いました。また、授業中に先生が発言することは少なく、生徒同士で意見を言い合えるように、つなげることをされており、答えも先生が言うのではなく、全部生徒から出させることで対話的な授業を体現されていました。

 6時間目の5年生和田先生の授業に参加させていただきました。まず、最初に思ったことは、子供が発言しやすいような雰囲気作りがとてもうまいなと思いました。子供が発言しやすい雰囲気を作るにはまず、先生本人が大きな声で明るく楽しそうに授業をすることがまず前提として大切だと和田先生の授業から感じさせられました。

 また子供が発言を多くするためには、ペアでの意見交流を多くすことが大切だと思いました。そこでペアでの交流前に、「相手の説明どこがわかりやすいか説明できるようにしっかり聞いてね」と声掛けをしており、ペアで交流を目的とせず、その後を大切にしていることがわかった。ペアでの話し合いはただの答え合わせにせず、考え方のいいとこを見つけにすることがペアワークの意味だとわかった。

 和田先生と玉置先生の授業を生で見るのが初めてで、当日の1週間前から楽しみにしていました。授業を見て、その後先生に喫茶店に連れてってもらいました。そこで先生たちの授業に対する思いを聞き、先生方の考えの深さに改めて私達とは格の差が何段もあるなと実感しました。このような経験を学生時代からできたのはとても価値があることだと思いました。玉置先生と和田先生と飛島学園の先生方、貴重な体験の機会をありがとうございました。(伊藤)

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11月27日東員町立笹尾東小学校で指導助言

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 11時少し前に家を出て、本年度2回目の東員町立笹尾東小学校へ向かう。美味しい給食をいただき、校長先生から地域や学校の実情をお聞きする。早々に2年後までの指導助言依頼を受ける。最近は長く関わらせていただく話が多く、お引き受けのたびに重い責任を感じる。

 5限の算数授業参観。「授業アドバイスツール」で指導助言で活用できそうな場面を録画。相手のことを思いやったり、相手の立場で発言したりする子どもが多く、見ていても気持ちが学級集団。学級担任のこれまでの指導の積み上げを感じることができる。

 授業検討会での先生方の話し合いは、小規模校を生かして少人数で協議。協議後に出された事柄はもっとものことばかり。三重県教育委員会の指導主事から写真をもとにした授業の価値付けと授業のねらいの提示方法について助言。

 その後、僕が指導助言。よく考え、よく発言する子どもたちだけに、教師の出場が重要であること。今日の授業であれば、表の数値を明らかにしてからきまりを見つけた発言をするように整理すべきだった、そこだけが残念と話したあと、授業アドバイスツールの動画をもとに、子どもたちの姿をもとに今後の授業作りのために皆さんで共有化したいことを話す。

 終了後、校長室で今後の相談を受ける。学習評価法の研究を基軸にしてより良い授業作りを目指したらどうかと助言。また「心の天気」「学びの天気」が入るようなので、その活用もまさに研究の基軸になるとも補足。

11月12日 飛島学園飛び込み授業に参加して(名桐)

 こんにちは。6期生の名桐です。最近、教員採用試験に向けた勉強に少しずつ取り組んでいるのですが、なかなか身が入らずに苦戦しております。頑張る気持ちに火をつけてくれるような出来事かま起こらないか、と切に願っています。

 さて、昨日、飛島学園で行われた玉置先生と和田先生の飛び込み授業に参加させていただきました。そこで学んだことや、今後の豊富について述べていきたいと思います。

 まずはじめに、玉置先生の授業を見させていただいて、グループ活動の使い方について考えました。玉置先生の授業では、相手に教えることを通して、深い学びに向かっていく体制が見られました。3人1組や6人1組のグループのなかで、分からない子に対し教えてあげたり、互いの意見を交流し数学の本質を考えたりすることで、子どもたち自身で「気付く」ことを体験してほしい、そんな願いが込められていた授業でした。

 私はその授業を見て、自分自身の授業を振り返り、グループ活動をなぜ行うのかについて改めて考えました。私は、教育実習で授業をさせていただいた際、「グループ活動を挙手をさせるための時間にしてない?」と担当の先生に指導されました。確かに、自分が考えた授業を円滑に進めるために、子どもたちが飽きない授業をするために、そういった思惑でグループ活動を取り入れていた所が本音でした。

 しかし、玉置先生の授業は、先生自身で決められたゴールに向かうために、子どもたちはどのルートを通ってもいい、ゴールへの道筋を互いの意見を聞いて選択すればいい、そのような構成でした。様々な経験をされているからこその技だとは思いますが、実際にその授業を見させていただいた限りは、今後自分の中に新たな授業展開の方法として、落とし込んでおきます。

 また、和田先生の授業では、間の使い方と話の抑揚の付け方を学びました。私は、特に声の大きさや表情を意識して教育実習の授業に臨み、たくさんの先生方にお褒めの言葉をいただいたため、それに関しては自信がありました。ですが、昨日の和田先生の授業を見させていただいて、その自信が無くなりました…(笑)

 和田先生は、伝えたいことや子どもの発言の中でも大切なものには必ず間を取っていらっしゃいました。すると、子どもたちはその間に気が付き、自然と前を向いて真剣に話を聞いていました。また、リアクションを大きく取られたり、重要事項を強調して話したりすることで、授業に一瞬の隙がなく自分も観察していて時間があっという間でした。

 それに加えて、和田先生から子どもたちへ視点を与えることで、みんなが1つの方向へ向いていて、それもまた1つのスキルとして学ばなければならないものだと思いました。私は今、授業をするその内容のことに頭が精一杯で、授業づくりの方へはあまり意識ができていないことが正直なところです。しかし、教壇に立つとそれらに加え学級経営や生徒指導など、様々な仕事が重なり合いとても大変です。今からでも教師になった時の自分をイメージし、昨日学んだことを存分に活かせるくらいの心の余裕を持つことも大切だなと感じました。

 飛島学園はものすごく施設が綺麗で、とても驚きました。また、掃除の時間や図書館の数など小中一貫校ならではの特徴も実際に見学することができました。この新たな経験を、今後に活かしてこれからも玉置先生、和田先生のもとで頑張りたいと思います。(名桐)

※ 写真は、名桐君、伊藤君、和田先生、私で帰路ではいった喫茶店での写真です。(玉置)
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来年教壇に立つにあたって思うこと。(遠藤)

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 こんにちは、五期生の遠藤です。今日は、私が来年から教壇に立つにあたり考えていること、感じていることについて書こうと思います。

 今の気持ちを一言で言うと、とても不安です。学級経営を一から自分一人で行うことも、すべての授業を自分が行うということも、何もかもが未知数で想像も出来ません。何年生に配属になるかまだ分かりませんが、学年によって行事も様々ですし、授業で教える範囲も違います。正直、考え始めると不安が溢れてしまうので、目を逸らし続けているのが現状です。

 ようやく長年の夢が叶うのだから、もっと前向きになりたいという気持ちもあります。しかし、とにかく予測できないこの先が不安で、どうしても楽しみという気持ちになれません。

 そこで、最近は図書館に行って児童書や絵本に触れることを始めてみました。もともと私は本が大好きで、学級文庫の本を入れ替えたり図書室のポップを書くのが好きだったので、教員になったら読み聞かせやおすすめの本紹介をぜひやりたいと思っていました。図書館で様々な本に触れることで、「教壇に立ったらこれを紹介したいな。」「これを読み聞かせたら、子どもはどんな反応をするのかな。」というように、担任になった時の楽しみを思い浮かべることが出来ました。それだけでなく、久しぶりに児童書を読み返すきっかけになったり、まだ読んだことのない本に出会えたりするので、自分自身のリフレッシュにもなっています。

 心配ごとや不安は山ほどありますが、私なりに楽しみを見つけて、教壇に笑顔で立てるよう頑張りたいと思います。とはいえ、まだまだ気持ちが前を向かないので、何かおすすめの気分転換や楽しみがあるという方、ぜひ教えて頂けると嬉しいです(笑)(遠藤)

※ 写真は、私が初めて親にねだって買ってもらった児童書です。「クレヨン王国」シリーズはどこから読み始めても面白いのでオススメです!

ダイキのアルミ風鈴(玉置)

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 なんと!ダイキのアルミ風鈴は、我がゼミのお母さんの斎藤さんからお贈りいただき、研究室入り口で軽やかな音を鳴らしてくれています。

 この音色の心地よさをぜひ皆さんに効いていただきたいです。ぜひ研究室にお越しを。(玉置)

幼稚園教育実習を終えて(金子)

 こんにちは!6期生の金子です。10日間の幼稚園教育実習が終わりましたのでそこでの学びをまとめたいと思います。
 
 幼稚園では、年中クラス(4,5歳)のもとで勉強させていただきました。小学校教育実習の2年生でも小さくてかわいらしいと思いましたが、さらにひとまわり小さくかわいさを感じながら、小学校とはまた違う雰囲気の中で実習させていただきました。
 
 私の実習先の幼稚園では毎朝、放送で園長先生のお話を聞く時間が5分から10分あり、それを含め朝の会を30分間行っていました。園長先生のお話の後にはクエスチョンタイムがあり、担任の先生が園長先生のお話はどのような話だったかを子どもたちに問いていました。子どもたちは大きな声で答えて、その姿を初めて見たときには驚きました。毎日の積み重ねで子どもたちの聞く力が育っているのだと思いました。

 先生は落ち着いて話を聞けている子を褒めていて、周りの子どもたちもそれをまねしようと頑張っている姿が見えました。実際に私も活動してみて、落ち着いて長時間放送を聞くことは大人でも難しいと思いました。子どもたちは毎朝の習慣となっていましたが、改めてすごいことだと伝えたり、子どもの姿に価値づけをして成長を援助する姿勢を大切にしたいと感じました。

 私が勉強させていただいた幼稚園は一日を通して、子どもたち全員で同じ遊びをする一斉保育を中心としていました。椅子取りゲームをした際に、女の子が「難しい」と泣き出してしまい、先生は「座ってみんなのことを応援してあげてね。」と声をかけていました。その後、女の子に「○○ちゃん、椅子いくつとる?」と声をかけ女の子を活動の輪の中心へともっていき、最後には笑顔で友達を応援する姿が見えました。一斉活動の良さはクラスの仲間で同じ話題で楽しめたり喜びや気づきを共有できることだと思いました。そのために保育者は子ども同士の関りを増やしたり、「活動が楽しい」と思えるような声掛けをするべきだと感じました。

 幼稚園実習では、小学校実習とはまた違う楽しさや学びがありました。ですが、保育者が子ども理解をもとに一人一人と関わる、また子どもがこの遊びを通してこういった学びをしていると省察しさらに追及や改善する、などという面に関しては小学校と共通していると感じました。教育実習を通して得られた学びは自分にとっての宝物です。それをもっと磨けるように今後のゼミ活動を頑張っていきたいです。

 もうすぐ対面ゼミが始まります。玉置先生、6期生のみんなと実習の話をしたり活動できるのを楽しみにしています。(金子)

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中学校教育実習を終えて(中野 )

 こんにちは!6期生の中野です。中学校実習での学びを書いていきたいと思います!

 私は小学校実習の一週間後に中学校実習が始まりました。本当に小学校実習の記憶も新しいまま始まりました。中学校実習でも先生たちの協力のもと授業を12回ほど行わせていただきました。

 私は中学校実習で本当に痛感したこと自分の理科の知識不足です。私自身が理科をあまり得意としていないので、中学校で教えることが本当に難しかったです。しかしその分本当にやりがいはありました。一生懸命前日にどのように説明すればわかりやすいのかを考え、授業中に説明した時に生徒から「あーそういうことなんだ!」という言葉を何回も聞き、本当に嬉しかったです。自分も理科を得意としていないので、理科に苦手意識を持つ子の気持ちに寄り添いながらどのように説明をしたらイメージがしやすいかを考えることができたような気がします。

 しかし、子供たちのその場での疑問にすぐに説明ができるようになるためにはもっともっと深い知識を自分自身が持っていないといけないと思いました。これからもっと理科の勉強をしていきたいなと思います。

 また、中学校では小学校と違い、クラスの色が強いように感じられました。そこで、担任の先生と話し合い、クラスによって授業の仕方を少しずつ変えてみたところ、全てのクラスで同じ深度で進めることができました。中学校ではクラスの特色を見極めることも重要だということを痛感しました。そして中学の授業ではかなり細かく授業計画を立てておかないと授業を行うことが難しかったことも小学校と違うように感じたところです。

 この実習で学んだことをしっかりと自分の経験にしていき、いい教師になれるように精進していきたいと思います。(中野)
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中学校教育実習を終えて(名桐)

 こんにちは。6期生の名桐です。本格的に寒くなり、今年も残り少ない時期になりました。最近、またコロナウイルスが流行り始めているため、改めてコロナウイルス対策をしっかりとしていきたいです。

 さて、先日中学校実習を終えました。実習前は子どもたちときちんと関われるか、小学校実習で学んだことを授業で活かせるかどうかが不安の種となり、初日前日はあまり寝れませんでした。しかし、先生方の優しい雰囲気と、活気ある子どもたちと関わることを通して、とても充実した2週間を過ごせたのかなと感じております。そんな実習の中で、新たに表面化した私自身の課題を述べていきたいと思います。

 社会の授業をやらせて頂き、様々な指導をしてくださりました。その中でも、多くの先生方に「喋りすぎだね」と指導をされました。小学校実習でも指導されたことですが、中学校でも私の悪い癖は抜けきりませんでした。子どもたちに分かってほしい、理解してほしいという気持ちが強いがあまりに喋りすぎてしまい、子どもたちが気付けた部分、子どもたちがわかっていた部分を反復して説明するなど、主体的な学習をあまり提供できませんでした。喋りすぎてしまう癖を無くせば、子どもたちが自ら気付き、それが強く印象に残り深い学びに繋がると思いますし、反復する時間を削れば当然時間にもゆとりがあり、まとまった授業をすることができます。計5回の授業をさせて頂き、最後の2回は改善できてるねと担当の先生からお褒めの言葉を頂きました。しかし、私の中では悔いしか残らない授業でしたので、より一層「良い授業」ができるために、気持ち新たに日々知識を付けていきたいと思います。

 私は、小学校と中学校で実習をさせて頂き、中学校教師になりたいと気持ちが固まりました。これから大変なことも辛いこともたくさんあると思いますが、仲間たちと助け合い、教師なれるよう精進していきたいです。(名桐)
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小学校教育実習を終えて(中野)

 こんにちは。6期生の中野です!小学校での教育実習が終わりましたので記事に感想を書かせていただきたいと思います。

 まず最初に出てくる言葉は本当に楽しかったの一言です。子供たちと遊ぶことももちろんのこと、授業を行うことが何よりもとても楽しかったです。一つ一つのことが自分の経験になっている感覚しかありませんでした。今年の教育実習は新型コロナウイルス感染拡大の影響で二週間という短い期間での実習になってしまったにも関わらず、私が沢山授業を行える様に工夫してくださり、20回以上授業を行わせていただきました。

 その中で特に感じたことは、国語算数の授業においては、私が一つの単元を全て授業を行わせてもらったのですが、先を見据えて授業をすることの難しさです。最終的なゴールを目指して一つ一つの授業を大切に行わなければならず、そしてその一つ一つの授業をしっかりと関連づけていくことがとても難しかったです。自分が行った単元の児童のテストの様子を見た時に、ここをもう少ししっかり教えてよけばよかったなどの後悔がかなりありました。このように経験を積んでいき、どんどん単元ごとのポイントが見えてくるのかなと感じ、経験をどんどん積んでいくことの大切さを実感しました。経験と言えば、私は実習中にかなり黒板の丸文字を指摘されたので、これも本当に練習していかなければならないと痛感しました。
 
 本当に教員という職業は経験がとても大事であると思いました。経験を積んでいくことで、どんなとも初めてのことではなくなっていき、対処の方法を記憶から呼び起こせるようになりたいです。あの時こう思ったからこうしようというように、どんどん引き出しを多くしていきたいなと思いました。
 
 今回の実習で、本当に教員になりたいという気持ちが強くなりました。この実習での記憶を忘れずにいい教師になれるようにこれからゼミでもっとたくさんのことを学んでいきたいと思います。(中野)

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11月10日味岡小学校での学び(二宮)

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 こんにちは、五期生の二宮です。11月10日、味岡小学校で保坂先生の授業を2つ見させていただきました。本日はそれらの授業から、自分が外国語の授業する時に大切にしたいと感じたことを二つ書きます。

 一つ目は、メリハリをつけて授業を楽しむことです。外国語活動の授業では特に身体を動かしながらアクティビティを行なっていました。身体を動かすことで、実際に見させていただいた授業の様に方向指示の活動などは楽しみながら覚えることができます。それでも学級全体が楽しみ過ぎてしまっては指示が通りにくい上に、最悪怪我になってしまうこともあると思いました。なので落ち着きながら英語にしっかり触れられる活動があればいいですが、まずは楽しめる活動で指示をきちんと通すことができるようになりたいと思います。

 二つ目は、子どもの反応に応じて授業を変えることです。外国語科の授業では、買い物をするアクティビティを行っていましたが、実際に行われていたやりとりが日本語で考えた時に少々物足りなく感じました。授業が終わって保坂先生にそのことを伺ったところ、子どもと授業中に話し合ってそこを埋める言葉は出たものの、あえて無くしたと仰っていました。会話のレベルや児童の実態に合わせて、子どもと授業の進行を一緒に考えて、それを活かしていくことが全く悪いことではないと感じました。

 最後に、教師が楽しんで子どものことをよく考えて、授業を楽しめれば「幸せ」であると保坂先生は仰っていました。私は英語専修であり、約1年半前、1ヶ月だけニュージーランドで過ごした経験がありますが、今英語の授業についてはあまり自信がありません。自信は無くても授業を楽しむことだけは絶対に忘れず、勉強し続けることが改めて必要だと感じました。

 短い時間ではありましたが、英語のことだけでなく教師としての心構えなど、本当に多くのことを学ぶことができました。玉置先生、保坂先生、味岡小学校の先生方、宮野さん、貴重な機会をありがとうございました。(二宮)

11月10日味岡小学校での学び(宮野)

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 こんにちは!5期生の宮野です。今回は、味岡小学校にて、保坂先生の英語の授業を参観させて頂きました。その際の学びを書きます。

 保坂先生の授業は、子供たちが生き生きと英語を使い、とにかく活動しながら学ぶという印象を受けました。どうしてこのような活発な英語の授業ができるのだろうと疑問に思い、保坂先生に伺ったところ、主に次の2つのことが重要であると感じました。
 
 1つ目に、まずは教師が楽しいと思える授業づくりを行うことです。保坂先生は、教科書の内容を見て、子供たちが楽しんで活動している様子が想像できなければ、アレンジを加えるとおっしゃっていました。子供たちが生き生きと活動する様子を思い浮かべながら教材研究をするのが、楽しいと仰っていたのがとても印象的でした。教師自身の授業を仕組む際のワクワク感が、活発で楽しい授業に繋がるのだと感じました。
 
 2つ目に、英語教育に関するさまざまな本やALTから、アイデアを得ることです。保坂先生に、いくつか英語教育に関する本で参考にされているものを紹介していただき、やはり本を読み知見を広げることが大切だと感じました。また、ALTの先生の特性を踏まえた上で、共に相談しながら、授業のアイデアを生み出していくと仰っていました。私自身、実習の際、ALTの先生からたくさんアイデアを頂き、授業で活用したことを思い出しました。本や周りの先生から貪欲に学ぶ教師の姿勢が、活発で楽しい授業を作り出すのだと改めて感じました。
 
 英語の授業を見させて頂くのはとても久々で、有り難く、たくさんの学びをいただきました。英語専修で学んできた身として、保坂先生のように、活発で低学力の子も進んで参加できるような英語の授業づくりを目指したいです。保坂先生はじめ味岡小学校の先生方、またこのような機会を与えてくださった玉置先生、共に学んだ二宮くん、ありがとうございました!(宮野)

11月4日5期生ゼミでの学び(北神)

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 こんにちは!五期生の北神です。11月4日のゼミで第6学年算数の「角柱と円柱の体積」という単元の授業を行いました。今回はその模擬授業について書きます。

 私は、10月中旬に幼稚園実習へ行きました。そこで活動の導入の大切さを学びました。幼児はとても素直です。興味がない活動はなかなか取り組もうとしません。だから、主な活動の前に、絵本、手遊びや歌で、いかに子ども達の興味を惹きつけることができるかが重要だと教えて頂きました。

 これは、授業でも同じだと思います。導入で、子ども達に「やってみたい!」「なんで?」と思わせることが、まず大切だと考えています。

 そのことを意識して、円柱や角柱を発展させた形を、チーズケーキ、バームクーヘン、ロールケーキ、ティラミスに見立て、「どのケーキが一番大きいかな?」と問いかけることで、子どもの興味を惹きつけようと考えました。

 また、教材を出す順番も工夫しました。直径が分かっているチーズケーキ、円柱をくり抜くバームクーヘン、円柱が倒れているロールケーキ、角柱が組み合わさっているティラミスという順にしました。

 実習先の子ども達は、倒れている円柱や傾いている円柱に苦戦していました。底辺がどこか分からなくなるからです。そこで、ロールケーキは最後の方にして、底辺がどこかを全体で確認してから考えさせるようにしました。

 しかし、ロールケーキからティラミスにした意図は特にありませんでした。玉置先生にアドバイスを頂き、ティラミスを長靴のような形に角柱を組み合わせたものに変更しました。その立体は、公式を使うと一つの式で求めることができ、どこを底辺にすると良いか考えさせるために打ってつけのものでした。

 その立体を出すことで、「底辺は金太郎飴みたいにどこを切っても変わらない場所だ」と、底辺について深く考える子がでてきました。教材研究の大切さと面白さを改めて感じました。(北神)

11月4日5期生模擬授業からの学び(遠藤)

 こんにちは!5期生の遠藤です。今回は、11/4のゼミで、ICTを使った図工の模擬授業を行なったので、そこでの学びや気付きをまとめていきたいと思います。

 この教材は、「私のワンピース」という絵本を読んでいて思いついたものです。ウサギさんが作った真っ白のワンピースは、花畑では花柄に、雨が降ったらしずく模様に変化します。そのストーリーから、真ん中をくりぬいた厚紙をChromebookで写真に撮り、身の周りの風景を「切り取ろう」という図工の授業を思いつきました。対象は4年生です。

 今回配慮したのは大きく分けて2つです。
 
 一つ目は、工夫した点を書き込みツールで書くよう指示することで、キーボード入力が苦手な子も取り組みやすくした点です。4年生を想定して行ったので、タイピングの速度にばらつきがあることが予想されます。書けずに写真だけ出してしまう子がいないよう、作品に関しての情報は書き込みで、比較的文字数が少なくてよい感想などではタイピングで行うようにしました。

 二つ目は自分自身が実際に試して、いくつも失敗をし、その対策を考えておくことです。これを事前にしていたことで、当日予定していたアプリが起動しない子や、指示した表示が出ない子がいた際、スムーズに対応することができました。以前和田先生が、ICTを信頼しすぎて頼りきりになってはいけない、と仰っていましたが、その通りだと身をもって理解しました。先生のこのお言葉のおかげで、画用紙やペンなど万が一に備えた準備をすることができ、子どもがスムーズに学べるよう導くことができました。

 反省点として、盛り上がって大きな声を出している子どもへの注意が疎かになってしまったことが挙げられます。これは、授業後に子ども役でわざと大きい声を出してくれていたゼミ生から指摘してもらい、気付くことができました。最初に「騒ぎすぎないで、他のクラスの迷惑にならないように。」と約束をしたのだから、最後まで教師がそれを貫くべきでした。

 もう一つが、子どもと子どもを繋ぐ声かけが不十分だったことです。つまずいている子がいた際、「これはこうすればいい。」と私が自ら操作を手伝ってしまいました。出来ている子がいるのなら、その子をミニ先生として手伝ってもらったらいいのでは、とゼミ生から提案してもらい、成る程!と感じました。「教師がやってあげなくては。」という意識に縛られないよう、気をつけたいです。

 初めて自分で考えた教材で授業をしてみて、改めて授業の難しさと面白さを感じました。子ども役のゼミ生のみんなが、目を輝かせて写真を撮ったり、楽しそうに絵を描き込んだりする姿を見れて、とても嬉しかったです。しかしそれと同時に、たくさんの課題も見つかりました。ICTを使うと、特に「教師が手伝ってあげないと。」という意識が強くなってしまうことを実感しました。その為、積極的に子どもに協力してもらうなどして、子どもたち自身の力で進めていけるよう配慮したいと思います。

 玉置先生、五期生のみんな、六期生の伊藤くん、たくさんの学びをありがとうございました。(遠藤)
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11月4日5期生模擬授業からの学び(木下)

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 こんにちは。5期生の木下です。今回は11月4日のゼミでの模擬授業からの学びを書きます。

 私は今回、小学校社会の模擬授業に挑戦しました。対象は5年生。地理の「つくり育てる漁業」で養殖についてを学ぶ授業です。これは実際、私が小学校教育実習時に担当クラスである5年生のクラスで行った授業です。

 小学校教育実習時のこの授業は、社会ができる子どもだけで進み、知識注入型の授業で、教科書を読んで答え探しのようななんともひどい授業でした。そして、このひどい授業があったからこそ卒業論文のテーマを「全員参加の授業づくり」にしよう!と決意するきっかけにもなりました。

 私の卒業論文では、このひどい授業の指導案を多くの先生方の教育書で学んだ作法を使って、全員参加の授業の指導案へと変化させます。今回の模擬授業では、卒業論文でとりあげる指導案(全員参加の授業の指導案へと変化を遂げたもの)を実際に14人のゼミ生に向けて授業してみようという、実は私にとって大きな挑戦でした。なぜ大きな挑戦かというと、今回の模擬授業で大失敗(小学校教育実習時のような授業)をしたら自動的に私の卒業論文も一からスタートとなります。うまくいかなかったらどうしよう、子どもが全員参加できなかったらどうしよう、と正直色々な不安が前日の夜は頭を巡りました。

 実際授業をしてみると、うまくいった部分と気付かされた部分がありました。
 
 うまくいった部分は、全員参加の授業づくりの作法を何個も入れることができたことです。隠すことで子どもたちが考えたくなる流れや、子ども役のゼミ生全員の様子を広く見て意図的指名をすることができました。これは小学校教育実習時からの成長だと自分で感じました。(小学校教育実習時の私は教室を広く見て意図的指名をするなどの考えがまったく浮かばなかったこともあったので…)何よりも嬉しかった言葉はゼミ生からの「25間飽きない授業で楽しかった」の言葉です。

 気付かされた部分は、板書の仕方です。簡潔に、早い板書を意識しすぎて単語だけが並んでいる板書でした。子どもたちが後からノートを見て、何のことかわかるような板書を心がけたいです。また、グラフを読み取る際には縦軸と横軸に何が表されているかを確認すべきでした。自分の中では「これくらいわかるだろう」と簡単に考えていましたが、実際授業をするとなったら相手は小学生です。一緒に縦横それぞれ何が表されているか丁寧に確認をしてから読み取る作業にすることで、グラフが苦手な子どもも理解しやすいことをあらためて気付かされました。

 今回の模擬授業であらためて感じたことは、ゼミ生からの意見ほどありがたく、ためになるものはないということです。指導案を自分の中で何度も考えるだけよりも、やはり実際模擬授業をして多くの視点から意見を言ってもらうことで「なるほど」と自分の中で納得できる部分がいくつもありました。これからもお互い刺激をし合っていきたいなあと思いました。(木下)

11月15日みんなで育てよう!こまきこども未来館ワークショップで提言と進行(玉置)

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 11月15日午前は、こまきこども未来館体験ひろばで、「みんなで育てよう!こまきこども未来館 ワークショップ」に関わらせていただきました。

 参加していただいた方に、まずは施設見学をしていただき、体験ひろばの概要説明を運営の10人村さんから聞いていただいた後が私の担当です。

 こまきこども未来館講座運営会議会長として「こども未来館に期待すること」と題して提案。一番伝えたかったことは、こども未来館は単なる大型遊戯施設場ではないこと、遊びを学びに繋ぐための一言価値付けをしていただきたいこと。

 全体トークでは、皆さんに「私の関わり方カード」と「つぶやきカード」を書いてもらい、カテゴリー分けされたカードをもとに、皆さんに考えを発表してもらうように進行。副会長の長江先生や10人村の古谷さんと打合せなしのほどよい展開ができた。

 ますます期待と会長としての責任を感じた午前。新たな皆さんと縁ができたことにも感謝。(玉置)

11月2日篠岡中学校社会科授業参観からの学び(杉山)

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 こんにちは。5期生の杉山です。今回は、11月2日の篠原中学校の社会科授業参観から学んだことを記します。

 1〜3年生、地理、歴史、公民と、全ての学年・種類の社会科授業を拝見しました。どうしても知識注入型の授業になってしまうなか、どのように「良い社会科授業」をつくればいいのかを学ぶために、このような機会を頂きました。

 まずは1年生の歴史の授業から拝見しました。教科書はほとんど用いることはなく、鎌倉時代の武士の暮らしが描かれた絵巻(多分『一遍絵巻』?)のみを配布し、生徒がそれから、「鎌倉時代の人々は幸せだったのか?」という本時の課題解決に向けて、意欲的に読み取ったり、何か発見して仲間と話し合う姿が印象的でした。

 また、全体交流する際、先生は生徒の意見から更なる疑問を投げかけ、さらにそれを生徒たちが考えていくという、「考える連鎖」が起きていました。発問の難易度も生徒が取り組みやすいものであり、全体参加の授業かつ、知識注入ではない「思考する」社会科授業が完成されていました。子供の思考はとても柔軟で、我々大学生にも考えがつかないようなことも考察してくるため、それに対する教師の切り返しも非常に重要になってきます。そのための教材研究力も、知識とともにさらにアップデートしていかねばならないと感じました。

 3年生の公民の授業では、流通についての授業でした。導入で生徒が食いつく身近なもの(販売されている場所によって、同一商品でも価格が異なる画像)を提示し、生徒の興味を引き付けていました。印象に残った場面は、授業の核となる大切な部分は、教師が先導して教えるのではなく、生徒に確認させて、それを生徒から全体へ広めていたところです。教師が教えるよりも、仲間から得た知識のほうが、生徒は効率よく知識を吸収します。それをしっかりと毎時間実践することは、時間の都合もあり、簡単なようでとても難しいことだと感じています。意図的指名で、わからない子供をつくらない工夫も見えて、学ぶことばかりでした。

 2年生の地理の授業では、中部地方の農業の特徴についてでした。グループ活動でホワイトボードを用いていて、生徒一人一人自分の意見や考えを持つ時間が設定されていて、それらをグループ交流させることで、活発な生徒の姿を見ることができました。また、全体に向けて教師が授業をする際も、たくさんの資料を準備されていて、生徒たちの興味がひきつけられるものになっていました。こういったことから、授業の事前準備の大切さや、資料が生徒にとって有効であるかどうかの吟味も良くすべきであると改めて感じました。

 最後に桑山先生からお話を伺う機会を頂きました。その中で印象に残った言葉が2つあります。まず1つ目は、「生徒の言葉で授業を創る」ということ、2つ目は「知識は授業の経験と、そのあとで肉付けする」ということです。この2つのお言葉は、これまでの僕の社会科授業の価値観を変えるものとなりました。

 こういったご時世の中、快く授業公開を引き受けてくださった篠岡中学校の先生方、このような機会をくださった玉置先生に感謝申し上げます。ありがとうございました。(杉山)

11月14日尾張小牧歴史文化振興会第48回歴史勉強会で講話(玉置)

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 尾張小牧歴史文化振興会から依頼を受けて2時間の「落語の歴史」講話。

 参加者は歴史好きな方が多いことから、歴史物語を語る講談と落語の違いを入れて、参加の皆さんが少しでも知的に楽しんでいただけるように務めたつもり。

 玉置先生ファンです(笑)と参加していただいた方もあって感激。地元で話をさせていただくのは有り難い限り。(玉置)

11月2日 篠岡中学校訪問での学び(二村)

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 こんにちは!5期生の二村です!
 私は社会科を専攻しています。教育実習では、知識注入型の授業になってしまい、社会科のいい授業とはなんだろうと授業づくりに行き詰まっている中、玉置先生が貴重な機会を設けてくださり、小牧市立篠岡中学校で授業研究として見学させていただきました。今回は篠岡中での授業研究の学びを書かせていただきます。

 三人の社会科の先生の授業を見学させていただき、三者三様の全く違う授業のスタイルで、とても勉強になりました。篠岡中では、どの学年でも席の形がコの字型で、子どもたち同士はすぐにグループになり、仲間と共に学び合う関係性ができていて、どのようにその下地を作っているのかとても興味が湧きました。

 最初は、一年生の歴史の授業を見学させていただきました。配布された一つの資料を見て、疑問に思ったことや、読み取れることをどんどん自分たちで書き込んでいく姿がとても印象的でした。子どもたちは、全員が話し合いに積極的に参加し、頭を寄せ合いながら多面的・多角的に資料を見て、予測していました。子どもたちの考え方はとても柔軟で、私が考えても思い浮かばないような考えや予測があり、私の教材研究力もまだまだ全然足りないことを実感させられました。桑山先生は必ず発言する生徒の対角線上に立ち位置を変えて発言を聞いたり、全員が参加して考えることができる課題を設定をしたり、子どもの発言から出たキーワードを拾い、意図的指名をして子どもと子どもをつなげているなど一つの授業の中にたくさんの細かい工夫をされていて、私も見習っていきたいものばかりでした。

 二つ目の授業は、三年生の公民の授業を見学させていただきました。印象的だったのは、授業として押さえておきたい大切なところでは、子ども同士での話し合いをさせることによって、子どもの口から答えを引き出し、教師が説明しなくても大切なポイントを押さえているところです。私が授業をしたら、知識として教師から教え込んでしまうところも子どもから引き出しているのを見て、基礎ベースができているからこそ子どもを信頼して託すことができるのだと思いました。また子どもたちがどんな顔して聞いているか、なにが困っているかなど、表情や身振り手振りから感じ取り、意図的に指名することで、全員参加する授業を作っていらっしゃいました。

 三つ目の授業は、二年生の地理の授業を見学させていただきました。グループ活動では、一人一つホワイトボードを活用して、それぞれが資料から読み取ったことをまとめ、四人で交流する姿が見られました。先生が「はいどんどんつないで〜」とおっしゃっているのがとても印象深く、全員が意見をつないでいく意識のある暖かい雰囲気の授業でした。たくさんの資料や写真を活用した授業をされていて、事前準備の大切さを学びました。資料や写真が切り替わるたびに子どもたちの興味を引きつけることができるので、集中がなかなか続かない子にとってとてもいい工夫だと思いました。

 最後に桑山先生にお話を伺う時間を設けていただきました。お話の中で、「つまりこういうことと子どもが自分の言葉で意味が言えることが大切」と教えていただき、単語は後から肉付けしていけばいいことを学びました。仲間と共に様々な角度から資料を見つめ、時代の背景やイメージを捉えさせることに重点を置く授業をしていきたいと思います。

 コロナ禍の中、また大変お忙しい中、貴重なお時間を設けていただきありがとうございました。自分の中でたくさんの学びを得ることができ、充実した濃い1日でした。篠岡中学校の先生方、生徒の皆さん、そして玉置先生ありがとうございました。(二村)

11月13日各務原市生涯学習講座「落語の楽しみ方」(玉置)

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 今日は各務原市西ライフデザインセンターへ。10時から12時まで生涯学習短期講座「落語の楽しみ方」で講師を務めました。ソーシャルディスタンスをとるために、応募者から抽選された36名の市民の皆さんに、落語の基本のことを学び、落語そのものを楽しんでいただきました。

 主催者からすぐに届いたメール文を紹介して記録とさせていただきます。

 本日はとても素晴らしい講座にしていただき本当にありがとうございました。

 講座が終了したあとのみなさんの大きな拍手と、満足そうな表情を見て玉置先生にお願いして良かったなあと心から思いました。

 アンケート用紙をちらっと見ましたら、楽しかった、とても分かりやすかった、また玉置先生のお話を聞きたいといったことが書かれていました。先生の落語を聴きたいという方も!(私もです)

 受講生の方に書いてもらったアンケート用紙はこれから詳細をまとめますので、来週にはデータでお送りしたいと思っています。

 以上です。(玉置)

11月2日 篠岡中学校訪問での学び(長谷川)

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 こんにちは。5期生の長谷川です。11月2日に小牧市立篠岡中学校で社会科授業を参観させて頂きました。教育実習やゼミの模擬授業で社会科授業に苦しんでいたので、沢山のヒントを得ることができました。贅沢にも3人の先生方の授業を見させて頂いたので、そこで学んだことをまとめます。

 まず、3つの社会科授業に共通したことは、どの授業も「子どもたちの興味を惹きつけるような資料提示」があったことです。例えば、3年生の物流について学ぶための切り口となる資料では「なんで、同じ商品なのに買う場所によって値段がこんなにも違うの?知りたい!」と思うようなものでした。この展開であれば、子どもたちも自然と「教科書や資料集を使って調べてみたい」という気持ちになります。私は子どもたちが先生に言われたからという理由で、嫌々教科書を使って調べても、きっとあまり効果は無いと思います。せっかく使うならば、子どもたちの好奇心を引き出した上で活用していきたいです。

 また、今回は身近にあるスーパーやコンビニなどの写真でしたが、他にも社会科では、旅先のパンフレットや広告、など教材にしようと思えば活用できるものは沢山あると思います。常にアンテナをはって、教材で使えそうなものをストックしておきたいです。

 次に1年生の歴史の授業では、資料活用の面白さを体感しました。それは「みんな同じ資料を見ているのに、人によって読み取り方が違う」ことです。資料を読み取る中で、門の前で立っている人がいます。その人を「お坊さん!」という子もいれば「門の前に立っているから門番人だよ!」と考える子もいました。

 また「なんで1枚の絵に同じ人物が2人いるの?」や「塀に囲まれているから位の高い人の集まりなのでは?」と様々な疑問が出ていました。正直私には、門番人!という発想はなかったです。教材研究の中で「この資料を見たとき、子どもはなんていうのだろう」と想像しながら、資料を見て発問を考えることを大切にしたいです。私はこの授業から資料1つにしても、じっくり読み取る時間を設けることで、色々な見方や考え方ができ、沢山の疑問が集まって、自然と子ども同士で話し合いたくなる授業にすることができるのだと新たな学びに繋がりました。

 2年生の地理の授業では「発表の仕方の工夫」について気づきました。教科書や資料から読み取ったことをホワイトボードにまとめることで、グループ発表のときに、相手に見せながら話すことができ、見やすかったです。また、グループ内でまとめたことを発表する際も、ホワイトボードを見ながらの発表なので、教科書を丸読みして伝えるのではなく、自分の言葉で発表することができます。みんなで学び合うためには、発表の仕方の工夫も必要だと感じました。

 また、中部地方の農業のイメージが湧くように、多くの資料を活用していました。スライドが切り替わるたびに、集中が切れてしまいそうな子でも、興味を惹かれ授業に引き戻すことができます。私は資料1つでも、授業の流れを変えることができると思うので、資料提示の仕方など、細かい部分にもこだわって授業作りをしたいです。

 最後に桑山先生とお話をする時間を設けてくださいました。その中で「用語は後から付けるものであり、用語説明は緩く子どもの言葉で言えれば大丈夫」だと教えて頂きました。この言葉で気持ちが軽くなり、授業の中ではしっかり用語の意味を理解し説明できるようになることよりも、その時代背景やイメージを、資料をもとにして話し合い、授業を楽しむことに重点を置きたいなと思いました。

 コロナ禍で大変お忙しい中、貴重な学びの時間をありがとうございました。(長谷川)
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