後藤先生のお話をお聞きして(大澤)

 私は先日、味岡児童館にて後藤先生よりお話を聞かせていただきました。

 「学び合う学習」について、いろいろな視点から学ぶことができました。「学び合い」とは、私たちが今までに受けてきた一斉授業に対して、4人を基本としたグループをつくって考えを聴き合い、擦り合わせ、自分の考えを深める学習です。

 「学び合い」における大切な事柄として、まず、子どもが安心して学ぶことのできる環境や雰囲気づくりが欠かせないと思いました。自分の意見を発信するということは、勇気のいることだと思います。私自身、今でも自分の意見を発言する場面では緊張します。だから、授業のなかで安心して「わからない。」が言えるということや、関わり合うことで自分ではできない学びを生むことのできる「学び合う学習」は、魅力ある学習形態だと思いました。

 また、後藤先生は「学び合う学習」が聴く力の向上につながるということも言っていました。仲間の言うことに耳を傾け、「なるほど…」「それなら…」と考えをつなげたり、学び合いがすすむと、教師が「座りなさい!」「静かにしなさい!」と大きな声をださなくてもよくなるそうです。学び合いの学習を通して、いろいろな場面で成長を感じることができることに驚きました。

 全ての授業で「学び合う学習」を行うことは難しいですが、教師になるに向けて「学び合う」ということを私自身が勉強し、実践していきたいと思いました。

 後藤先生、お忙しい中、私たちのために貴重なお話をしてくださり、本当にありがとうございました。(大澤)

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