授業深堀りセミナーに参加して(吉田)

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 私は2月27日に行われた授業深堀りセミナーに参加させていただきました。伊藤先生の国語の授業、野木森先生の理科の授業を拝見し、勉強させていただきました。とても刺激的でここに書かせていただきたいことは山ほどあるのですが、2つに絞って書かせていただきます。

 まず1つ目に「授業で行うすべて行動に根拠を持たせる」ということです。

 導入での「今日はどんなことを知りたい?」あの一つの言葉で子供からねらいを引き出すこと、資料を出すタイミングと意味、直観に根拠という価値づけしていって意見を明確化することや実験後のわかったことなどをどう共有するか、どこで学びが確立されているのかなど、「題材」「意図的な発問」「実験後の展開」どこを切り取っても根拠があり、進んでいく「電車道」はもう一度授業を見て、研究したいと思うくらいでした。

 また、この根拠の先にあるものは当然なのかもしれませんが「児童・生徒」でした。「こういう力を身に着けてほしい」という教師の考え・願いをどう子供たちに伝え、一緒に学びあうかと考えた時に授業内の行動に根拠を持たせるということの重要性を感じました。授業は「全ての道はローマに通ず」ではなく、「すべての道は子供に通ず」なのかもしれません。

 2つ目は「視野」です。今回初めてセミナーに参加し、多くの先生のご意見が飛び交う中で、私自身が気にも留めていなかった内容をお聞きすることが多く、また「自分なら〜する」という考え(納得のいく説明を付けて)をもっておられる先生がほとんどでした。

 私よりもより洗練された視野、着眼点が先生方にはあるのだと圧倒されながら感じました。このようになられたのは、どの先生も児童のことを考え、努力されているからだと思います。もっと授業を見てゼミの仲間と意見交流することや本などの様々なメディアを活用して、視野をより広くし、一歩でも近づけるようにしていきたいです。「すべての道は子供に通ず」と信じて…

 今後も多くのことを学ばせていただきたいと思います。貴重なお時間ありがとうございました。積極的に参加したいと思います。(吉田)

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