「いのちの授業」を拝見して(中田啓)

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 玉置先生に紹介していただいた「いのちの授業」をそのサイト(動画)で見ました。

 小児がんという多くの人にとっては関わりのない、詳しく知らないもの、また、命という重い題材であるので子どもたちにうまく伝えるのはとても難しいと思いました。

 玉置先生と山田先生の授業を見ていると、生徒が徐々に授業に引き込まれていく様子がとてもよくわかります。はじめは、カメラや周囲の先生方が気になるのか周りを見ていた生徒も、ケイコちゃんの話が始まると食い入るように資料を読み、授業に取り組んでいました。

 これも先生方の授業技術なのかなと思いました。指名をすることで教室内に緊張感が生まれ、生徒の表情が真剣なものになっていました。

 「生」と「死」という難しい題材であり、答えの見つからないものですが、授業中の生徒の真剣な様子や、授業の最後に「命は弱い。」という言葉が生徒から出たこと、また、周りの人々に支えられているからこそ生きることが出来ているのだということが生徒に伝わっており、小児がんという具体的な題材、実際の話を使うことで生徒により伝わりやすくなっているのだとわかりました。

 今回この授業を見させていただき、自分もこんな道徳の授業がしたいと思いました。こういった授業が子どもたちの心に残って、道徳性を養うことが出来るのだろうなと思い、こういった授業をしないといけないのだと思いました。自分も少しでも近づけるよう勉強していきます。(中田啓)
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