5月9日第2期生ゼミでの発表(牧野友)

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 私は5月9日ゼミで、野中信行先生の「新卒教師時代を生き抜く学級づくり3原則」より「3・7・30の法則」について発表しました。発表の内容は3・7・30の法則をつかって、主に日直、全員当番、清掃、給食の四つの指導をどのように行っていくと良いのかというものです。

 この本を読んで自分なりにまとめている時、教師はたくさんのことを考えながら子ども達と接していかなければ子どもとの良い関係は生まれないのだと感じました。例えば、係りに宿題係というのを設けて子ども達で宿題を集めさせることで宿題を忘れる子を減らしていく方法は、ただ叱りつけて子どもに「ごめんなさい」を言わせるやりかたよりも、私は好きですし、クラスの雰囲気が悪くなることもさけられます。こうした少しの工夫が学級づくりには大切なのだと思います。

 発表中は、とにかく緊張してしまい10分で話さなければいけないところを18分もかけてしまいました。話したいこと、ゼミの仲間に聞いてほしいことがたくさんあったと言うのもありますが、時間を守って子ども達にけじめをつけさせなければならない教師が時間をオーバーしてしまうことは致命的だと思います。ですから、すぐには難しくてもこの発表会などを通して時間内に話せるようにしたいと思います。また資料づくりも研究してみたいと思います。

 発表後の質問タイムでは、給食時に話しながら食べるか、静かに食べるかという話題がでました。個人の意見としては人と話しながら食べる方が好きです。ただ時間内に食べきれなかったり、せっかく放送委員さんが放送をしているのを聞かないのはかわいそうだという意見もあり、なるほどそのような考えもあるのかととても勉強になりました。

 今回の発表を通して自分一人で考える時間と他の人から意見をもらう時間はどちらも等しく大切だということに気がつきました。自分の意見と他者の意見が食い違った時に新しい考え、よりよいやり方を求めてみんなで考えることはとても楽しいからです。新しい課題を先生からいただいたのでこれをまとめる時に他者の意見を取り入れてつくってみようと思います。(牧野 友)
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