中学校教育実習を終えて (江口)

画像1
私は、10月22日から11月18日まで中学校実習に行ってきました。担当は、3年7組でした。

中学生は、小学生に比べ話しかけてくれる生徒は少なく自分から行かないと仲良くなる事ができません。私は、人見知りではじめは、本当に苦労しました。初めの1週間で授業を通して話すなど1人一回は、話したもののなかなか、打ち解けることが出来ませんでした。しかし、毎日笑顔で授業、休み時間を通して話していくと生徒の方からも話しかけてくれるようになりました。私が行った学校では、その日あったこと、先生に伝えたいことを書くノートがあります。そのノートを通して、生徒の好きなもの、クラスの現状についてたくさん教えてくれました。そのおかげで、7組について理解することが出来ました。


私は、国語と道徳を授業させていただきました。国語は、7組以外にも2組と4組でもやらさせていただきましたが、名前が分からず、またクラスの状況が分からなかったためとても大変でした。しかし、積極的に挙手をしてくれて嬉しかったです。

7組では、授業の前に「たくさん挙手します。」「7組なら先生を支えてくれるよ。」「緊張するけど先生なら大丈夫。」とたくさん声を掛けてくれました。その言葉通り、普段挙手をしない子も挙げてくれたり、周りと協力して考えたり、大きな声で返事をしてくれたりと温かい雰囲気の中で授業を進めることが出来ました。緊張していた私は、一気に楽しさへと変化し、笑顔で行うことが出来ました。

国語の授業では、今まで受けてきた展開方法とは異なり、内容面を行わず指示語、接続語などテクニック面から読解をしていくものでした。どうしたら生徒に伝わるのかとても悩みました。数回の担任の先生の授業の仕方から新たな展開方法を行うことは、とても大変でした。しかし、夜遅くまで熱心に指導していただき、生徒から「わかりやすかった。」と言ってもらえたときは、本当に嬉しかったです。


最終日に道徳をやらせていただきました。同じ単元をやる実習生が既に終わっており、とてもいい授業をしていた為、プレッシャーがありました。クラスの実態に合うように何度も担任の先生と話し合い作り上げました。友達でも親友でもない、真の友つまり真友になって、卒業して欲しいという願いのもと行いました。道徳は、国語の読み取りとは異なり自分自身に置き換えて考えなければいけません。道徳の授業の難しさを改めて感じました。

今回実習をしてまた新たな発見、学びがありました。本当にありがとうございました。 (江口)

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30