授業研究の大切さ(古川)

2016年12月
中央教育審議会の答申において「主体的・対話的で深い学び」いう言葉が出されました。

「主体的・対話的で深い学び」の実現とは何かを答申で読み、改めて授業研究の大切さを感じました。

私はこれを知ったときに授業での「導入」が鍵になるのではないかと考えました。
授業の始めでいかに児童生徒が見たい、知りたい、学びたいと思ったかでその1時間が決まると思ったからです。
そのときにどんな授業をしたら良いのだろうかと考えたとき、自分の教育実習を振り返りました。そこで、1つの話をしたいと思います。

私は中学校実習で一年生を担当し、反比例の授業内容全てを任されました。その1つが反比例のグラフをかく授業です。ただ点をグラフ上にとっても面白くないと思い、どうしたら生徒が興味をわくのだろうと考えた結果、中数研のサイトの反比例のグラフを用いてどんどん点を取っていく様子を見せようと考えました。

そして授業の導入で
「今日は反比例のグラフの形の秘密を考えるよ」
と言いました。秘密と聞くと、なになにと言った言葉が飛び交い周りで様々な意見が飛び交いあいました。
実際にどんどん点を取っていく様子を見せると次々に前に来てデジタル黒板を見に来ました。「面白い」「この先反比例をどうなっていくの」「どれだけXとかYの数を大きくしても軸にくっついていない」「比例と比較してみよう」などとという意見が自然と飛び交いあいました。そして発表では私が想像している以上の意見が出て来ました。

最後のまとめではすべての意見を大切にしたいと思い、すべての意見を赤で囲みまとめとすると、「僕(私)が書いたのがまとめになってるとニコッとした生徒がたくさんいました。

これは完璧とは全然言えませんが少し主体的な授業に近づけれたのではないかと思いました。まだまだ私は未熟で、これを読んでこんな授業いけないと感じられる方も多いと思います。だから教師になったら授業研究をたくさんしたり先生方の授業をたくさん吸収して、授業が楽しくて仕方ないと言わせられる教師になりたいです。(古川)
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