6月26日第11回3期生ゼミ記録(松田)

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 こんにちは。3期生の松田です。今回は嶋藤さんの発表について書きます。嶋藤さんは山田洋一先生の「発問・説明・指示を超える対話術」という本について紹介してくれました。

 発言をすることが苦手な子どもに対しての教師の言葉を5つ紹介してくれました。嶋藤さんは「皆さんが教師であったらどう対応しますか」という問いかけを聞いている私たちにし、考える時間を取って発表を進めていました。

 発表が途切れ途切れになってしまう子どもに対しては「合いの手を入れながら聞く」ことが大切だそうです。発表が途切れてしまった際に、教師は「ここまで確認しよう、こういうことなんだね」と一度声を挟み、今のところ合っていると思わせることが必要だそうです。教師がその子どもの発言しようと思った気持ちを大事に、発言を拾うことで子どもは自信を持つことができると思いました。

 指名した子どもが意見を言えないときは「わからなさに共感する」ことが大切であるそうです。教師は「どこが分からないの?」と聞いてしまいがちでそう尋ねれば尋ねるほど子どもは困惑してしまいます。これを聞いたときに教えてあげようと思うと、私も「どこが分からない?何が分からない?」と聞いてしまうなと思いました。分からない子のどこが分からないのか分からないという気持ちを共感してあげて、分からない子を受容する雰囲気を作ることが必要であると分かりました。また、分からないことを子どものせいにするのではなく、「先生の説明が悪かったね」「先生の質問の仕方が悪かったね」と説明をしたり質問をする教師側に問題があるのだと認識することも大切であることが分かりました。教師の都合で子どもたちを不安にさせたり困ったりさせることはおかしなことであると思うので、よく自分を省みることが必要であることを感じました。


 今回のゼミの始めはアイスブレーキングではなく、それぞれが考えてきた自己紹介から始めました。教育実習初日の自己紹介という設定でそれぞれ考えました。短くかつインパクトのある自己紹介というのは難しいと考えてみて思いました。また、早く子どもたちと関係を持つには自己紹介も無駄にできないということを感じました。今回は高学年に向けた自己紹介という設定だったので、配当学年が決まったら、その学年に合った自己紹介を考えて実習に臨みたいです。(松田)

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