10月10日2期生ゼミ記録(石川)

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 10月10日のゼミでは、私が授業提案を行いました。単元は「比べ方を考えよう」という割合の単元でした。設定は小学校5年生です。今回は、私が授業を行って感じたことや、検討会で学んだことをまとめます。

 今回学んだことは、大きく2つです。

 一つ目は、発問の言葉選びです。本来、「どのチームの成績が良いか?」という教科書通り発問から、自由に児童の意見や考えを引き出す予定でしたが、何気なく「どのチームが強いか?」と発問してしまいました。この発問から、児童の思考は、「強いって何?」という違う方向へと進んでしまいました。教師の発問は、どの児童も同じ課題について考えられるよう、シャープでなくてはなりません。その分、言葉をしっかりと選ぶ必要があります。私にはそこが欠けていました。

 二つ目は、次へ進むタイミングです。今回、児童の自由な意見から課題の焦点化を図りましたが、自由な意見を聞き出す時間が長すぎました。私の意図としては、この時間でもっと課題に近づいた意見を聞き出したかったのですが、ここで間延びしてしまった印象があります。その後、玉置先生から指導をいただきましたが。児童の自然な思考の流れを捉えることでテンポよく進めることができることを学びました。既習事項も含めて、児童はどこに疑問を持つのか、今以上に意識して教材研究を行う必要があると感じました。

 今回の授業、検討会を経て、玉置先生が最後に「やっぱり教材研究だよな。」と話されました。確かに、どのように発問するか?や、児童がどこに疑問を持つのか?などは、経験面も大きくありますが、今回の学びあいで、教材研究をすることで見えてくることもたくさんあるのだと感じました。今回のゼミで、教材研究の視点やコツのようなものを学ぶことができました。今回学んだことを少しでも自分のものにし、よりよい授業が行えるよう学び続けていきたいです。(石川)

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