「教育の力」を読んで(高桑)

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 はじめまして。4期生の高桑 伽林(たかくわ かりん)です。まず初めに私の自己紹介をさせていただきます。

 私は数学専修の2年生で、出身は愛知県の清須市です。小学5年生から7年間吹奏楽部に所属していたため、担当だったトランペットを吹くことができます。人と話すことが大好きで、先日の成人式では小学校卒業以来会っていない人がほとんどという状況の中、自分から積極的に話しかけて、とても楽しい時間を過ごすことができました。この積極性を生かし、2年間玉置先生のもとで多くのことを学んでいきたいと思います。これからよろしくお願いします!

 さて、本題に入ります。今回は玉置先生が4期生に読んでほしいと用意していただいた、「教育の力」という本から、「学びの協同化」に焦点を当て、学び得たことを書きます。

 私は先日の実践観察という実習で、今の小中学校では、私が小学生や中学生の頃と違い、授業の大半の時間を個人追求や生徒間交流、全体交流に使うということを知りました。これについてこの本では、児童・生徒同士の「学び合い」を通して、多様な子どもたちの力を持ち寄ることで、全員の実りある学びを達成することができると書かれていました。ここで印象に残ったのは子どもたちの「学び合い」とともに、いろんな得手不得手を持った、多様な教師の「協同」も重要になってくることです。

 私は、人前に立つことも、その場で自分の考えをわかりやすくまとめて伝えることも大の苦手です。これは何もかも完璧を求められる教師にとって、とても必要となる力であり、自分は教師に向いてるのか不安になることもありました。しかしこの本から、すべてに完璧を求める必要はなく、それぞれの力や特性を活かし合うことが大切であるということを学び、これからも自分なりに成長を続けていこうという考え方に変えることができました。

 最後になりましたが、私たち4期生にこの本を用意してくださった玉置先生に感謝して、今回学び得たことをもとに一生懸命頑張りたいと思います。(高桑)
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