2月5日 大口町立大口北小学校の現職教育に参加して(中澤・加藤・吉田)

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2月5日に大口町立大口北小学校にて行われた現職教育に参加させていただきました。設備が整った校舎の中で多くの子供たちが「こんにちは」と挨拶をしてくれる温かい環境で今回も多くのことを学ばせていただきました。本記事は4期生の中澤、加藤奨基と2期生の吉田が書かせていただきます。



こんにちは!四期生の中澤です。今回は、大口北小学校で道徳の授業作りを学ばせていただきました。

道徳の授業を国語の授業のように考えてしまうことに対して、私も共感を得た。

 そのため、物語を結末までただ読み、そこから発問をしていくのでなく、子どもが物語に参加するように呼び掛けながら物語を読むことが大事であることを学んだ。

 他に、子どもに揺さぶりをかけることで子ども達自身に道徳的確信を気づかせることが大事であることを学んだ。教師が結論を言うのでなく、子どもが結論を言うように誘導することを肝に命じたい。

 今回は教育実習前に道徳の授業の実践的なことを学ぶことができた。私も、担任の先生の言うことをよく聞きつつ、学び得たことを参考にして、授業をしていきたいと思います。今回も、セミナーに参加させていただき、ありがとうございます。(中澤)



 4期生の加藤奨基です。「しょうた」でも「りょうき」でもありません、「しょうき」です。今回は大口北小学校にて、初めて玉置先生の講演に参加させていただきました!

 講演では、これから教科化していく道徳について、また、実際の玉置先生の授業の様子を見ながら授業のコツや効果的な方法などを学びました。多くの新しい発見や学びがある中、特に子どもの行動を価値付けして意図的に指名する事、子どもの発言したそうな表情をつかむという事は授業の雰囲気作りという面からもとても大切だと思いました。

 実際の授業の様子では、資料を渡さず教師がストーリーを読みつつ子どもに展開を予想させるというのが印象深かったです。子どもたちは聞くことに徹する事で自ら展開を予想し、物語にのめり込んでいました。資料の扱い方一つで、短い道徳の資料にこんなにも子どもたちが熱心になるなんて!と、とても勉強になりました。

 こういった授業のコツを聞くと、授業してみたい!ってなりますね。玉置先生、お忙しい中ありがとうございました!(加藤)



 今回は2つの点について書かせていただきます。

 1つ目は子供の思考を逆算していくような授業展開です。玉置先生の授業案・授業技術には「子供」という存在が常にあります。「当り前」と思うかもしれませんが、それが本当に難しいのです。
「授業開始時にいろんな表現をさせる→子供を言語豊かにすることで多くの子が理解した状態が生み出す」
「範読時に感情を込める・間をとる・子供とのやり取り→子供を物語に引き付け、範読終了と共に子供の物語へのイメージを完成させる」
 このように授業技術と子供の姿と結び付けています。そして、それらを授業終了の子供の姿から逆算して意図的に組み立てること子供の思考として筋の通った授業展開になるのだと改めて考えることができました。自分でも実践してみようと思います。

 2つ目は「玉置流を学んできて」思ったことです。今まで私は玉置流道徳を講演会や授業等で学んできました。私の道徳への考えは講演の度に『揺さぶられ』ます。そして、学生なりに『深まって』きたと思います。

 始めは玉置先生の行われている実践を見て、憧れていました。しかし、今はそれだけではありません。今は玉置流道徳を通して玉置先生の視点・考え方・心を学ぶことがどれだけ大切かを感じながら学んでいます。学校現場で「いつでも玉置流」というのは難しいかもしれません。それでも「教材のどこが考えるべきポイントなのか」「子供の立場では、どう思うのか」「どんな子供の姿を教師として思い描くのか」などの考えはどんな授業でも大切になり、その心を学ぶことで昨日よりよい授業が生み出せるきっかけになると私は信じています。今後も「玉置流」の根底にある心を学び生かし、目の前にいる子供に真剣に向かっていく準備をしていきたいと思います。

 記事を書かせていただくのも、少なくなってきました。4月にどんな学校・どんな子に会えるか楽しみにしながら、1日1日を大切にしていこうと思います。本当にありがとうございました。(吉田)

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