2月3日教員人材銀行登録者資質向上事業に参加して(山下、丹羽、嶋藤)

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 こんにちは、3期生の山下です。2月3日(土)に行われた教員人材銀行登録者資質向上事業に参加して学んだことを山下、丹羽、嶋藤の3人でまとめさせていただきます。

 私がこの研修を受けてマネしようと思ったことは「一時に一事の原則」です。ワーキングメモリが少ない子もいるので同時に2つも3つも指示を与えない、一回の指示で指示することは一つだけにするということです。「問題集を出して、30ページの問題5のところにある(1)から(10)までの問題を全部ノートに写してから、解き始めてください。」これは悪い例です。一時に一事の原則に従って言い直すと「教科書を出してください。30ページの問題5を見てください。(1)から(10)までの問題を全部ノートに写してください。それから解き始めてください。」のように一回の指示で1つの指示だけにすると子どもたちに伝わりやすいそうです。また、悪い例のように指示すると教師は伝わっていると思っているので言った通りにしてくれない子に対して「何度言ったらわかるんだ。」「ちゃんと聞いていないからだ。」などと子供のせいにしてしまいます。私も教育実習の際に長々と指示をしてしまい、子どもたちに伝わらなかった経験があるので一時に一事の原則を意識したいと思いました。

 今回は教師としての大切な作法というテーマでしたが人間として大切にしたいと思うことをたくさん学びました。全ての内容について『〜の原則』と分かりやすいキーワードがあったので教訓にしてこれからの生活に生かしたいと思いました。(山下)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。教育人材銀行登録者資質向上事業に参加させていただき、学んだことを2つ記したいと思います。 

 1つ目は「木は光を浴びて育つ 人は言葉を浴びて育つ」ということです。子どもというのは掛けられた言葉によって、良いようにも悪いようにもなってしまうということを学びました。教師は、子どもと長い時間接する職業であることから、子どもの良さをたくさん見つけて褒め、豊かな子に育てていきたいと思いました。

 2つ目は話し合った後の全体交流への繋げ方です。例えば、話し合いをした後「はい、じゃあ意見がある人!」と聞くのでは話し合いをした意味が無くなってしまいます。そうではなく、教師が子どもを褒めながら、「○○さんは手振りを使って話していたね、良かったからもう一度言ってくれる?」と意図的指名をすることでその子の意見に対して全員で考えを深めることができるということを学びました。

 今回は1時間という短い時間でしたが、教師になろうとする身として、教師になってから実践してみようと思うことだけでなく、すぐにでも大人として大切にしていきたいことをたくさん教えていただけました。ありがとうございました。(丹羽)

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 こんにちは。3期生の嶋藤です。2月3日(土)に教員資質向上研修に参加してきました。そこで学んだことについて記事に書きたいと思います。

 私がこの研修で一番心に残っていることを紹介します。それは、セブンイレブン会長の鈴木敏文さんの言葉の「〜のために、 〜の立場で」です。これは「お客様のために」ではなく、「お客様の立場で」ということだそうですが、どういうことだろう?と少し疑問に思いました。そこで、教育で考えると、「子どものために」テスト前にプリントをたくさん配るのではなく、「子どもの立場で」考えて、重要なプリントだけ渡すということだそうです。なるほど、たしかに子どもからしたらテスト前にプリントをたくさん渡されても解けないよ、大変となってしまいます。教師が子どものためと思ってやったことが裏目に出てしまうことがあるので、子どもの立場で考えて行動することが大切だと感じました。しかし、なかなか子どもの立場に立って考えることは難しいですね、、、。これでもかというくらい、普段から子どもの立場で物事が見られるようにしていきたいと思いました。(嶋藤)
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