「菊池省三の学級づくり方程式」(菊池省三著)から3(松田)

○ P25 2行目
「ほめる」「ほめられる」ことをあまり経験しないまま、進級してくる子どもたちも少なくありません。ですから、まずは「ほめる」「ほめられる」心地よさを実感させたいと考えています。普段より背伸びしたような行為も、徐々に少なくなっていきます。なぜなら、必ずしもほめられたいがための行為がほめられる対象にはならないことに気づくからです。

● 以上の記述より
「ほめ言葉のシャワー」で始めはほめられたくていつもより良い行動をしようとする子どもがいるが、自分が意識していなかった部分を見つけてほめてくれる仲間がいることを理解することで、ありのままの自分でも受け入れてもらえているという気持ちを持つことができ、自己肯定感の高まりにつながるということが分かる。このような気持ちを持たせるためには、教師が子どものありのままの良い姿を見つけることや、クラスの子どもたちにその日にほめられる子どものことをよく観察するよう伝えることが必要であると考える。(松田)

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