3月26日 教育新聞を読んで(丹羽)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。教育新聞を読んでいて、感じたことがあったので紹介させてください。

 愛知県版の教育新聞に、「使いたい・伝えたい グローバル化に対応した英語教育」という見出しがありました。最近、愛知県は外国籍児童が最も多い県だということを知ったので気になり、読んでみました。愛知県義務教育問題研究協議会並びに愛知県教育委員会は小・中における「グローバル化に対応した新たな英語教育のあり方」についてのリーフレットをまとめたそうです。

 巻頭には「世界に視野を広げ、世界との関わりの中で活躍できる人づくりが喫緊の課題である。そのような中、異なる言語や文化を持つ他者を理解し、尊重する態度を育むとともに、外国語によるコミュニケーション能力の向上を図ることがますます重要となってくる」とあります。

 この部分からふとボランティア先にフィリピン国籍の女の子がいることを思い出しました。

 私は普段外国籍の子と話す機会は全くなく、外国語も苦手で始めてその子と話すときはどうしようかと悩んだことを今でもはっきりと覚えています。その子と関わる上で感じたことは、その子の文化や考えを尊重することの大切さです。日本では当たり前のことであっても彼女からすれば分からないことであったり、心配なことは必ずあります。そのように当たり前だと思って日本の文化を押し付けるのではなく、相手の言語や文化を尊重しながらコミュニケーションをとることで心を開いてくれたり、「わかること」や「できること」が増えていくように感じます。当初は馴染めずそわそわしていた彼女ですが、少しずつ自分のことを話してくれたり、学校で起こったことを話してくれるようになりました。ですから、グローバル化が進んでいく上でこれからを担う子供たちは外国語の習得が必要不可欠になるような気がします。

 私自身、英語は得意ではありませんが、教員になる身として意識していかなければならないことだと感じました。(丹羽)


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