「学級づくりカレンダーをもとに創る わくわく算数授業」(志水廣 編著 和田裕枝 著)から5(嶋藤)
○ P60 22行目より
「褒める」というのは、教師の価値観を子どもに示すことにもつながります。算数で言えば、式と答えを発表できる子だけに「すばらしいね」と教師が言うことは「式と答えを言える子だけが優秀で、先生から褒められる」と自然に子ども達に示していることになります。 「答えは、まだだけど、〜したらできそう」と発表した子を教師が褒めれば、「結果だけでなく、今の自分の考えを発表しても、この学級では認めてもらえる」という安心感を広めることになります。 〜略〜 あなたの褒める観点は正しいでしょうか。 正しい評価の観点をもちましょう。 また、子どもも教師を評価しています。子どもが自慢できる教師になりましょう。 ● 以上のことから 教師が褒める観点を間違えてしまえば、発言する子どもが少なくなってしまうかもしれないので、褒める観点を気を付けなければならない。自分の考えを発表できる子をしっかり褒め、そういう子を教師は認めていると子どもに分かってもらうことで、たくさんつぶやいたり発言したりする学級になると考える。 |
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