4月28日教師力アップセミナー(赤坂真二先生)に参加して(岡本、丹羽)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。4月28日に行われた教師力アップセミナーから学んだことや感じたことを岡本と丹羽で記します。

 私は今回カメラ係をさせていただきました。カメラ係として写真を撮っていて感じたこと、最も印象に残っている言葉の2つについて紹介させて下さい。

 カメラ係をして感じたことは、参加されていた方の表情から笑いが溢れていたことです。カメラに収められた写真はどれも笑いがあり、赤坂先生の話のテンポやスライドに表示されるセンスのある写真、参加されていた方々はどなたも初対面と感じさせないくらいにこやかに隣の方とコミュニケーションを取っている様子がたくさん撮れました。また、赤坂先生自身が楽しそうに話している様子が伝わってきて、人の心に響く話をするためにはまずは自分自身が楽しまなくてはならないのだと実感させられました。

 次に最も印象に残っている言葉は「意味づけ」の大切さです。教師が子どもにどんな力をつけさせたいのか、教師がどんな力を持っているのかを明確にすることが大切であり、赤坂先生の言葉を使わせていただくと、「フリーライダー」を増やさないよう1つ1つの学習に教師が粘り強く意味づけることが必要なのだと学びました。

 今回はカメラ係をさせていただき、セミナー全体の様子を感じながらの参加であったからこそ、セミナーの温かさや赤坂先生の人を惹きつける魅力を感じることができました。ありがとうございました。(丹羽)


 こんにちは。準ゼミ生の岡本です。4月28日に行われた平成30年度教師力アップセミナー第1回、赤坂真二先生による『指導力のある教師が知っていること・やっていること〜「学級経営の充実」のために〜』の講演会に参加させていただきました。以前から赤坂先生の本を読ませていただいており、ぜひお会いして直接お話を聞きたいと思っていたため、とても楽しみにしていた講演会でした。

 当日は赤坂先生のトークのテンポに驚き、セミナー中は参加された方々の笑顔にあふれ、温かい場となりました。

 今回のテーマは、学習指導要領の改訂により注目されているアクティブ・ラーニングについてでした。その中でも特に私が驚いたことについて書かせていただきます。

 まず、アクティブ・ラーニングの重要性が叫ばれているいま、「アクティブ・ラーニングを行うための授業改善」に目が行きがちであるが、アクティブ・ラーニングを行う本当の目的は「アクティブラーナーとなる子どもたちを育成すること」であるということです。私自身、教員採用試験に向けて勉強している際に、アクティブ・ラーニングについて考えるとつい、どのように授業を行うことかという方法ばかりに目が行きがちになっていました。しかしアクティブ・ラーニングを行う目的をはき違えてしまうと、正に「形骸化した授業」になってしまい子どもたちもアクティブ・ラーニング疲れを起こしてしまうことがよく分かりました。

 そして本来のアクティブ・ラーニングの目的を実現するためには、個別学習の確保と学習の振り返り、教師の意味づけが必要であるということを学びました。今までの私にとってアクティブ・ラーニングとは「集団活動を多く取り入れる授業」というイメージでした。しかしアクティブ・ラーニングを行う際に大切なのが、まずは個人で活動する時間を確保し、やったふりをしている人を作らないことであるというお話はまさに目から鱗でした。そして、学習の成果を最後に振り返り、教師が活動の意味づけを各授業ごとに丁寧に行い続けることこそが子どもたちの学習につながっていくことを知りました。

 今回は特別に玉置ゼミに準ゼミ生として参加させていただきましたが、新しい学びが多くとても充実した1日となりました。ありがとうございました。(岡本)
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