第4回(5月7日)4期生ゼミ活動 鏡味さんの発表について(高桑)

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 こんにちは。4期生の高桑です。今回は、鏡味さんのゼミでの発表について書きたいと思います。

『スペシャリスト直伝!小1担任の指導極意』(著者 宇野弘恵)

1.休み時間にケンカをして教室に戻ってきた小学校1年生がいたら

 このような状況では、まず怪我がないか確かめ、優しく相槌を打ちながら経緯を聞き、「この授業が終わった後で詳しく聞かせてね」と席に座らせることが必要です。子どもたちはこれを繰り返すことで、気持ちを切り替えて学習することの価値や、学習することの大切さを理解できる。

2.友達であっても「くん」「さん」を

 宇野先生は友達同士であれ「くん」「さん」をつけて呼ぶ必要があると主張しています。その理由は、ぞんざいな言葉遣いは良くなく、乱暴な言葉は乱暴な行動につながり、おとなしい子を支配していくからだと述べられているそうです。

 「自分が小学生の頃、友達に何と呼ばれていたか」という生徒が発言しやすい話題から話が広げ、「子ども同士がさん付けで呼ぶことについて賛成か反対か」というテーマでグループごとで話し合い、全体で共有という流れで授業が行われました。まとめとして、「本にはさん付けで呼ぶ必要があると書かれているが、自分の意見を持つことが大事だと思います」と両意見とも否定せずに意見を認めるということをしていたのがとても印象的でした。

 授業を受けていて感じたことは、とにかく板書の字が読みやすく、言葉遣いが丁寧だということです。また困っている生徒には「難しかったら、〜と考えたらどうかな」などの声掛けができていました。

 最後に玉置先生はアドバイスとして、1番大事な主発問をするときは動きを止め、子どもたちを見渡しながら訴えかけるように言うべきとおっしゃっていました。「ここが大事だ、しっかり聞こう!」と直接言うのではなく、態度で示して気づかせることはとても有効的だと思いました。鏡味さん、おつかれさまでした。(高桑)
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