4期生ゼミ第5回(5/18)中澤くんの発表記録(関口)

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 気温の変化にやられ風邪気味の関口です。今回は、中澤くんの発表について書きます。

 1冊目に続き今回も中村健一さんのかかれた本で『策略ブラック授業づくり つまらない普通の授業にはブラックペッパーをかけて』について発表してくれました。

 テーマは叱り方についてです。中澤くんはまず、「安藤さんが不要物を持って来ていたらどう注意するか」という発問を投げかけました。挙手制で発表させようとしたところ全員が手を挙げたため、一人一人聞いていく形をとりました。状況によってやり方を変えれるのがすごいと思います。

 そこで出た意見は、「終わったあと呼び出す」「個別で」「全体で」と三つに分かれました。板書も見やすいように分けて書いてあります。中澤くんはこれらの意見を全て活用して伝えたいことに持って行きました。「終わったあと呼び出されるのって嫌じゃない?先生も時間なくなるし」「個別で話してたら気になるよね」「だから全体でする。叱るのを活動にする。」と。

 ではどうするか、具体的に見本を見してくれました。まず、不要物を取り上げる時は全体に見せるように。そして、終わったら返すね、ということを伝える。最後にみんなの前に立ち、「○○さんは悪くありません。しかし不要物を持ってくるのはダメです。不要物を持ち込んでもバレます。」と呼びかける。これを子どもたちに復唱させることで、活動にする。という発表でした。

 もう一つのテーマは、「授業の最初に空気を支配せよ」でした。 号令を長くし、子どもに多く喋らせることで元気にさせ、声を揃えさせることで集中力を高めるということでした。また、「席に座ってない子がいても号令をさせる。」ということもいいなと思いました。子どもが気づくまで黙って立っている先生もいましたが、時間がもったいないなと思いました。「日直!」と声をかけることで、急ぐ姿の子どもを想像でき、面白かったです。

 子どもを引きつけることができると自慢されたので、私もそうなれるよう中澤くんを観察していきたいです(笑)。(関口)
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