4期生ゼミ 井上君の発表記録(鏡味)

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 こんにちは。4期生の鏡味です。今回は井上君のゼミの発表の記録を書きたいと思います。

「発問上達法」(著書 大西忠治)

1.一指示一行動は多指示行動への前段階
 これは一つの指示に対して一つの行動をさせるという意味です。しかし今回は一指示一行動だけで指示をすることが難しいことを学びました。低学年には混乱を避けるため一指示一行動が必要です。しかし高学年では時間がかかります。また高学年になるにつれ多指示で行動できるようにしていかなければいけません。最初は一指示一行動を用いて、できるようになっていったら多指示行動を用いていくことが大切だと分かりました。

2.授業において一番大切なのは発問でなく説明である
 この内容はゼミ内でも意見が分かれました。発問が上手である方が、子どもの学ぶ意欲が引き出せるなど発問を重視するゼミ生が多かったです。しかし本の著者大西先生は授業の中で大半を占める説明が大切であると述べていました。説明が上手であると子ども達の理解が得られると述べていました。

 井上君はまず最初に、「一時に一事知ってる?」という発問から授業に入っていきました。簡単な発問で授業の導入にふさわしかったです。その後に、「全員立って、全文を読んだら座り、この文章で一番大切な一文を選びなさい。」という文章を何個かに分けて下さいという指示を出しました。できた人からプリントの右上に○を書くなど指示が的確でした。その後発表してもらい交流をしました。発表させる時も「まず何個に分けた?」など聞き手に分かりやすい発表の仕方をしていました。この発言を玉置先生から褒められていました。

 また、授業の中で発問が大切かか説明が大切かを考えさせる時は、井上君は意見が持てたり、意見が分かれたことをまず褒めてあげたり、子どもの表情や様子を見て話を振ったりすることができていました。井上君、授業お疲れ様でした!(鏡味)
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