教室をいきいきと2 大村はま (丹羽)

◯P149 7行目より
 授業での発言において、自分を責めていて、しかし言いわけをするのもいやだというのでしおれて出て行く子のほうが深刻ですから、そういう子にはかならず声をかけます。そういう子に限って、受け答えはしませんが、声をかけておいたほうがよいのです。

●以上のことから
 発言しなかった子どもでも、「今日はくたびれてて」「眠くて」と言いわけができる子どもに対してはそれを素直に受け取り、簡単に返すことでその子にとっての切り替えになるのだと思います。しかし、自分が発言できなかったことに対して、本当に落ち込んでしまう子どもに対しては、本人がなにも言わなくても、教師として気づき、心の傷を直してあげることが大切だと学びました。やはり、その日のうちに声をかけることが重要なのではないかと感じました。
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