6月23日 教師力アップセミナー(永田繁雄先生)に参加して(早川・菱川・静谷)

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 こんにちは!!3期生の早川です。今回は6月23日の教師力アップセミナー「考え、議論する道徳の具体像(永田繁雄先生)」に参加し、学び得たことを3期生の男子組3人で1つの記事にしたいと思います。

 まずは私、早川からです。一番印象に残っていること1つに絞って書きます。

 それは、道徳の授業をワンパターンにせず、子どもたちの発言や議論を活発にするためには「発問の立ち位置」を変えて深めていかなければならないということです。道徳の授業というと(あくまでも私自身のイメージです)、「このときの◯◯さんの行動をみんなはどう思う?」「自分が△△くんだったらどうする?」といった読み物資料の中の人物と自分を重ね合わせた発問が立て続けになされ、一般論として模範的な行動や発言を述べることができれば道徳の授業を受ける態度とし良しとされる傾向があると考えます。

 しかし、特別の教科化された道徳は週1回行われます。毎回が先述した道徳の授業では、子供も「道徳の授業」に慣れてきてしまい道徳の”形骸化”が再び起こってしまいます。

 そこで永田先生は主に4つの区分の発問の立ち位置を述べられていました。

1.主人公の心情や考えを明らかにする。
2.主人公を客観的に見る。
3.主人公に自分を重ねる。
4.自分自身の気持ちや考えを持ち意識する。
以上のように、「主人公と自分を重ねるのか客観視するのか」(主人公との距離感)×「主人公と自分どちらの考えを元にするのか」(自他の意図)がポイントになってくると話されていました。

 実際に私が教員になるころには、道徳が教科化されて1年が既に経っている状況です。
そこで週1回の道徳の授業に困らないようにこの大学生活のうちに学びを深めておきたく思います。(早川)

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 3期生の菱川です。大口中学校で行われた教師力アップセミナーに参加してきました。
今回の講師の先生は永田 繁雄先生でした。考え議論する道徳について様々なことを学ばせていただきました。

 その中でも道徳授業の3つの方向性が僕の心に響きました。

 一つ目に主体的な取り組みです。子どもにが教師の方向付けに留まらず、子ども自らが問いをもって臨む。つまり問題意識をしっかりともつことです。教師が考えるテーマと子どもが考えようとするテーマの二つが重なるところを大切にしていくべきとおっしゃってました。

 二つ目に協働的・対話的な追求です。人物の共感に留まらず、価値や生き方を話し合う。つまり問題の追求をどうするかということです。例えば教材の中の主人公の葛藤、感動、気付きを浮き彫りにして自分自身の立ち位置を変えてその主人公への考えを問うなどです。

 三つ目に能動的な学びです。多様な感じ方・考え方を並べて終わらず、自己の納得を求める。つまり磨き合いをしていくこと。多様な考えをもとに比べ合い、違いの意味を認め合うことや、対立し、議論、討論し磨き合うこと。このように様々な意見に対して活動をもたせて自己の考えの納得に導くことが大切であると学びました。

 道徳の授業は実習の時本当に苦しんだ授業の一つです。このようなたくさんの学びを得ることのできるセミナーにぜひまた参加させていただき教師になる前に様々な知識をつけておきたいです。(菱川)


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 こんにちは。3期生の静谷です。今、教採の勉強をしている中で私は、道徳科の目標にもある「多面的・多角的」という言葉の意味があまりイメージができていませんでした。ただ単に、「多面的・多角的」とは、多様な考え方や感じ方という抽象的な考えしかしていませんでした。そこで、これについて少しでも考えを深められたらいいなと思いながらセミナーに参加していたので、今回の記事は「多面的・多角的」についてまとめていきます。

 まず、多面的についてです。多面的思考とは、主として「みとめ(深め)あい」ということです。見る立場を変えたり、多くの人の見方を生かし、対比させ合い、深め、掘り下げること。つまり、分析的思考で、ことがらについて考えていきます。さらに多面的思考は、導入や展開部分に多く考えさせることであると学びました。

 次に、多角的についてです。多角的思考とは、主として「みがきあい」ということです。自己の考え方の主張や生き方の選択肢について、他の人と対立し議論し合うなどして、より明確にすること。つまり、選択的思考で、ことがらについて考えていきます。さらに多角的思考は、終末に深く考えさせることであると学びました。

 私は、以上のことから特別の教科・道徳の授業づくりは、他の教科の授業づくりとほとんど変わりがないと感じました。授業は、子ども主導でつくり、導入では子どもに問題意識を持たせる。そして、多面的な考えで追求し、多角的な考えで納得解を深める。この納得解だけは、他の教科と変わってきますが、その他はほとんど変わりません。

 今までどのように道徳の授業を考えれば良いかわからない部分も多かったですが、今回の永田先生のセミナーで授業の構成が確立したと思います。永田先生、本日はありがとうございました(静谷)

※ 菱川君はセミナー後に用件があり、すぐに会場をあとにしたため、この写真になったようです。(玉置)
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