6月30日「第8回教育と笑いの会in福岡」に参加して(吉田)

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 こんにちは、2期生の吉田です。ご無沙汰しております。

 私は今、山口県で小学校3年生34人と波乱万丈な毎日を過ごしています。失敗の連続の中に小さな幸せを感じるそんな日々です。

 先日、福岡で行われた教育と笑いの会に行かせていただきました。この記事では、そこでの学びを書かせていただきます。

1つ目は和田先生の模擬授業です。
 和田先生の授業の中で「子供の気付きを大切にして、何度も学ぶ機会を設ける大切さ」を感じました。和田先生は授業で子供に学んでほしいことは決して言いません。必ず子どもの気付きから導いて来られます。これは本当に難しいことだと思います。

 そして、何度も発表する・何度も考えるといった活動の中で1人の理解が3人に、3人が10人にと広がっていくのだと感じました。とても凄い授業でした。

 私はすぐにこんな素敵な授業はできません。いろんな授業を行う中で「ここで子供が困っていた、このミスはどんな気持ちからきたのか。」という視点を持ちながら、日々授業に取り組みたいと思います。

 2つ目は笑顔・元気でいることの大切さです。教育と笑いの会では本当に笑顔にさせていただきました。笑顔でいると本当にいい気持ちで過ごせます。

 私のクラスの子どもにこんなことを言われて事があります。
「先生、今めっちゃ笑顔やったね、学校、楽しいやろ?」
 この言葉を聞いた時に「私が今まで子どもの前で元気がなかったこと・子どもが僕を笑顔にしたかったのだ」と気付かされました。笑顔と元気は忘れてはいけない教師の姿だと心から思います。

 3つ目は教師理解をすることの重要さです。
 「子供理解より教師理解」という言葉が信頼関係を気付くための話で出てきました。教師理解とは、教師が子供にどう見られているかという視点をもっていた方がよいということを伝えています。実際そうだと思います。

 私も子供の言葉・姿からいつも反省をします。
「先生は、昼休みに時間通り来てくれないよね。」他の用事で忙しくても、子供との約束を守っていないと信頼どころではありません。
「先生、少し焦りすぎだよ。」授業を進めようとするあまり子供が言った言葉です。
 子供の視点に立って考えるという教師の姿を改めて考えることが出来ました。

 「書くことによって学ぶ」これは教員になっても同じです。所見を書きながら、子供のよさに気付けていない自分に気付く。」「研究授業の記録から、先生の姿を学ぶ。」「子供の記録を残し、保護者の方に伝える準備をする。」など、書くこと・学ぶことが多くあります。幸いなことに私は同僚の先生に「あなたの文章、いいね。」「私もこの表現を使いたくなった。」と言っていただけます。玉置ゼミでの2年間の学びの1つの成果が実を結んでいるのだと感じています。

 今日の学びもいつか生かせる自分になりたいです。(吉田)

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