7/2 4期生ゼミ高橋さんの発表記録(加藤奨基)

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 こんにちは!加藤奨基です。7/2(月)に行われたゼミの、高橋さんの発表記録です。

 今回高橋さんが発表してくれた本は、松尾英明先生の「新任3年目までに知っておきたいピンチがチャンスになる『切り返し』の技術」という本です。

 一つ目は、口の悪い子への切り返しです。自分(教師)に対して口悪くアプローチしてきがちな子への切り返し方について、実際に「今日の先生の髪型ダサい」と言われたつもりでロールプレイしながら考えていきました。

 ロールプレイでは、
・どんな髪型なら似合いそう?
・よく気付けるね、でもトゲトゲ言葉はよくないね
・よく見てるね、先生のこと大好きじゃん!
 など様々な切り返し方がでました。

 ここでの学びは、「アイメッセージ」を使うということです。アイメッセージで教師自身の素直な気持ちを伝えつつ、その前に「あなたの事は好きだけど…」などその子を尊重する言葉を入れることで、人格の尊重と部分否定で対応するということを学びました。

 二つ目は、騒がしい教室を落ち着かせたい時の切り返しです。「静か」という言葉をNGワードとして、どのような切り返しで教室を静かにさせるかを考えました。
・ずっとだまって静かになるのを待つ
・今は何をする時間?
・話したいんだけど、いいかな?
など子どもの時に聞いたことのある言葉がたくさんでましたが、ここでの正解は「○○の音を聴いてみよう」でした。

 ○○には鳥のさえずりや、リコーダーの音色などの自然音が入ります。静かにしないと聞こえない音を聴くことで静けさを取り戻すという方法です。

 これは以前にも玉置先生に教えていただいた、
「AさせたいならBと言え」
に当てはまります。

 疑問点として、またすぐにうるさくなってしまうのでは?と思いましたが、静かにできたことを価値付けて褒めてあげ、維持していこうねと声かけをしてあげれば次第に子どもたちにも定着していくのではないかと思いました。

 今回の「AさせたいならBと言え」など、頭では理解していて言われたらパッと思い出すのにいざという時使えない…。まだまだそんな知識ばかりですが、実習に向けて一つでも多く授業技術を学んでいきたいと思います。高橋さん、おつかれさまでした!(加藤)
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