7月16日4期生ゼミ発表(安藤)

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 こんにちは。4期生の安藤優里です。もうすぐ迎える夏休みを心うきうきわくわくで待ち遠しく思っています。その前にレポートとテストに追われる大学生の宿命からは逃れられないので、早く終わらせて実習前最後の夏休みを満喫しようと思います。

 今回の発表では『必ずクラスがまとまる教師の成功術』(著 野中信行・横藤雅人)という本を紹介させて頂きました。

 この本には学級経営のノウハウが満載で何を取り上げようかかなり悩むほどでした。その中で、1.横糸・縦糸の関係づくりと、縦糸の中でも私が大切にしたいと感じる 2.言葉づかいの指導を取り上げました。

1.横糸・縦糸の関係づくり
 これは玉置先生もよく話してくださるくらい学級づくりにおいて基本となる、かつ重要なポイントです。

 教師と生徒の上下関係を基礎とし、規律やルールに基づい秩序ある学級の仕組みをつくることを縦糸張り、教師と子供ともフラットなこころの通い合いを通して確かな信頼関係を築いていくことを横糸張り、と表現しており、学級経営においては、まず横糸を常に張り、その上で時間をかけて縦糸をしっかりと張っていく、そのふたつの糸が交互に作用してこそ学級経営がうまくいくということです。確かに信頼関係がないまま教師の指示は通らないし、上下関係がなくても、教師はなめられたまま学級は崩壊の道を辿っていくと思う。しっかりとした学級づくりは教師自身のためだけでなく、子どもたちに安心感と安定感を与えることであると分かりました。

 たくさんの縦糸・横糸張りの方法の中で(どれも大切ですが)、私が教師になったら特に意識したいと思うのは、縦糸では言葉づかいの指導、横糸では子供たちを褒める、認める、励ますということです。

 子どもちちに自分の長所を自覚させ、延ばしてあげられるのは著者曰く''担任の最大の仕事''だそうです。担任だからこそできる子どもたちのよいところみつけをたくさんして、子どもたちが自分たくさん自信を持てるようになってもらいたいです。

2.言葉づかいの指導
 私が縦糸で意識したい言葉づかいの指導は、私が国語専修であるため、自分も含めて言葉を大切にしたいという思いと、敬語など子どもたちが社会に出たときに直結するものであるからしっかりと言葉を使えるようになってもらいたいという思いがあります。そのためにま子どもたちにはなぜ言葉遣いが大切なのか考えてもらい、必要性を理解してもらうことが大切だと思います。みんなにも敬語指導を例に自分が教師になったらどうやって子どもたちに敬語の必要性を説明するか考えてもらい、様々な意見がでて勉強になりました。教育実習でも指導が必要な場面がでてくるかもしれないので自分なりに説明できるように考えておきたいです。

 ゼミ発表の最後に野中先生の本を読むことができて良かったと思います。ぜひいつか野中先生にお会いしたいです。

 これで最後の発表となりましたが、自分だけでは学びきれないたくさんのことをこのゼミで学ばせてもらいました。ゼミのみんなのおかげです。そして3冊の素敵な本に出会わせてくださった玉置先生、ありがとうございました。これからも教育書を読んだりセミナーにたくさん参加したりして学び続けていきたいです。(安藤)
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