7月23日特別ゼミ模擬授業からの学び(加藤奨基)

 こんにちは!四期の加藤奨基です。試験も終わって一息ついていたら、だいぶつきすぎてしまいました。今回は以前行わせていただいた算数の模擬授業と、その時の授業作りからの学びを記事にさせていただきます。

 今回の学びの中で最も大切な事は、始めに教科書から「子どもが授業の最後でどのように言ったらその授業は成功か」を考え、その言葉を引き出すのにどうするかを逆算して授業を作っていくという事です。自分が以前授業案を考える時は何となく自分がしたい授業を作るだけでしたが、このコツを教えていただいたことで授業作りの方向性を学ぶことができ、ぐっと授業を考えやすくなりました。

 またその際に玉置先生がおっしゃっていた、「子どもは帰納的に学んでいく」という内容も特に印象的でした。これは子どもは様々なことから法則性を考えながら学びを深めていく、という意味です。今回の場合では、「様々なこと」が算数の練習問題にあたります。教科書にも練習問題はいくつか載っていたのですが、難易度が高めだったことや、子どもが法則を見つけるには問題数や問題のバリエーションが少なかったことから一から問題を作ることになりました。これらのことから、頭では理解していた「教材を教えるのではなく、教材で教える」ということが具体的にどのようなことかをしっかりと学ぶことができました。

 模擬授業にあたり、事前にたくさんシミュレーションしたのですが、やはりいざ前に立つと自分が今何を言っているのか分からなくなることもありました。これは教育実習での課題にもなると思います。しかし、授業作りの流れを実際に授業を作りながら学ぶことで、授業に対する視点が増え、より多くの見方をできるようになったかと思います。今回学んだ方法や視点を生かして、実習に臨みたいと思いました。(加藤)

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