8月28日 真打会に参加して(早川・嶋藤・松田)

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 教採が終わって久しぶりにしっかりと椅子に座って勉強するということをして、数時間なのにとても疲れました。3期生の早川です。

 今回は玉置ゼミ1期生の先輩の大澤さんと3期生嶋藤が模擬授業を行い、内容を検討するという2本立てで行われました。

 1期生の大澤さんの授業は、実際にすでに現場に立たれて2年目とうこともあり、生徒役をしていて「小学生の授業をうけているなあ」との実感がとてもある授業でした。真打会終了後、玉置先生に授業内容の感想を話すと、自分の中には思いついていなかった授業内容の欠点を教えていただきました。自分が授業を受けて抱いた感想と、プロの目でみる授業の指摘というものには、まだまだ大きな乖離があるなと感じました。

 嶋藤の模擬授業については、本人が多く書いているので敢えて書かないでおきます。
真打会というものには今回はじめて参加をしましたが、模擬授業をその場でやってすぐに検討、改善点をみつけるという試みが画期的であると感じました。

 次、模擬授業をおそらく3期生の誰かがやるのでしょうが、率先してやろうと思えない自分自身。人間としてまだまだだなと感じます。(早川)


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 こんにちは。3期生の嶋藤です。8月28日(火)の真打会で今回は授業をやらさせていただきました。その時に学んだこと、感じたことを書いていきたいと思います。

 まず学んだことの1つ目は、板書の使い方です。今回私は、板書をあまりせず、授業を進めていきました。その結果、私の中では、前に子どもが発言したことは分かっていても、子どもたちは覚えていないので、発言のヒントとなるものがなく発言しづらいという状況になってしまいました。ですので、子どもが発言したものの中でキーワードとなるものは、必ず黒板に残すということが大切だと学ばせていただきました。

 2つ目は、子どもの気持ちになることの大切さです。私は今回の分数の内容で、子どもが日常で考えやすいものは何かと考えた時に、「ピザ」が分かりやすいと思い、「ピザ」を使って授業をしていくことにしました。そこまでは良かったのですが、2分の1は半分、4分の2も半分という説明の時に、私が紙を折ってしまうというミスをしました。子どもにとっては、自分で折りたいという思いがあるということに、その時は完全に気づくことができませんでした。このように、子どもの気持ちになって授業を進めていくことがとても大切なことで、また、とても難しいことだと痛感しました。ですので、授業の時に焦らないで済むためにも、教材研究の時から子どもの気持ちになって、研究していくことが必要だと学ばせていただきました。

 最後に、私が今回みなさんの前で授業をやって感じたことは、まだまだ甘いということです。私の理想の教師は、「物分かりの悪い教師」です。ですが、いざ授業をやってみると、自分の都合のいいように進めてしまったり、子どものことを考えずに進めてしまったりなど、理想の教師像とはかけ離れていました。理想とかけ離れた自分の姿に悔しくなり、授業後にはみっともない姿を見せてしまいました。申し訳ありません。ですが、この悔しさをばねにこれからたくさん勉強して、理想の教師像に近づいていけるように成長していきたいと思います。

 教採後、すぐの授業でしたが、やって良かったと感じています。このような機会をくださった玉置先生をはじめとする先生方、ありがとうございました。(嶋藤)

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 今回は、嶋藤さんが算数の模擬授業を行いました。印象的であったことは、2つのどちらが大きいかという質問をし、考えを交流した後でもう一度どちらが大きいか聞いたことです。
 
 始めと後で意見が変わった人や、手を挙げなかった人がいたということは、考えを交流したことによりもともと自分が持っていた考えと周りの人の考えを比べていることになり、交流した意味があると思いました。

 嶋藤さんは、授業前の打ち合わせで和田先生に教えていただいたことや、ゼミ生で話し合ったことの中で押さえなければならないことを授業できちんと忘れずに押さえていて、短時間で整理しているところがすごいと思いました。

 また、嶋藤さんのはきはきした声で堂々と話す姿を見て、子どもを不安にさせないために私もその話し方を身につけなければならないと感じました。(松田)
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