私の授業子どもに届いています。(中澤)

 こんにちは、『私の心洗われています』の記事で花の写真が載っているのをみて、「やっぱり自分は、顔写真より風景画の方がしっくり来る。」と嬉しい気持ちになってしまった中澤佑太です。玉置先生、素敵な画像を載せていただき、ありがとうございます。

 9月12日現在、三回目の授業を終えました。担任の先生からある言葉をいただきました。

「おめでとう!やっと、本当のスタートラインに立てたね!」

 ようやく授業について、スタートラインに立つことができたと認められました。先生から以下のように解説を受けました。

 「実習生は、大学で学んだことや塾のアルバイトでしてきたことを実習で行おうとしてしまう。しかし、現場は子ども達がいて、学習プリントを用意して、時間が過ぎていくのである。学級の子どもをどんな形であれ(その子らしい活躍の場をもうけて)全員を授業に向き合わせる必要がある。実習生はまずそれに苦労する。遊んでいるときは関心を持つが、授業になるとなぜか挙手をしないから苦労するのである。

 けれども先生は、まず45分間、導入からまとめまで自然に流すことができた。そして、挙手する子を発問ごとに増やしていった。さらに先生は、『緊張して挙手できない子も、プリントに自分の考えをたくさん書いていることを先生はちゃんと見ているから』と価値付けをしていた。まさに多くの子どもを授業に向き合わせていた。これがスタートラインである。ここから板書や机間指導など、大学で言われたことを意識しなければならないのである。」

 言い回しはもう少し柔らかかったが以上の言葉をいただきました。おそらく四期生は、私よりはるかに素敵な学びをしていると考えていますが、自分と担任の先生のペースで向上していきたいです。

 さて、タイトルについて解説します。三回目の授業を終えたあと、私は教務の先生の講話を聞くために学級を離れましたが、学級のある子(インテリ男子)が担任の先生に話しかけたそうです。

子「先生、中澤先生次いつ授業するの?」
担任「明日もだよ。なんで?」
子「中澤先生すごい頑張っているというか一生懸命だから授業を受けていたい。例え失敗したって中澤先生が言ってても忘れるし、日に日に変わっているから。」

 子どもの前で失敗したとか言ってはいけないと気を付けていますが、このやり取りがあったと担任の先生から聞いて私は、授業をしている自分の姿・子どもへの熱意・性格が子どもに届いていると感じ、胸が熱くなりました。


 私は、配当校へ通うことなどしんどいことが多くて実習が終わることを望んでいるのがやはり本音です。けれども、ずっと実習生として授業をし続けることができたらなと感じているのも本音です。

 私は今、実習最後の日に子ども達に歌を披露しようと考えています。アカペラで、昔自分で作詞した歌を。笑(楽器ができないので作曲はできません笑)担任の先生からも「ぜひお願い!」とおっしゃっていました。以上です。(中澤)

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