教室をいきいきと2 大村はま (丹羽)

◯ p212より
 みなが自分の勉強に、自分なりに精一杯努力していて、それでめいめいが面白かったり張り合いがよかったりする、また自分として何かできるようになってきていることがどの子にもあって、できる人なのかできない人なのかが問題にならないところ、そういう世界で勉強しているのでないと、本当に明るくはならないと思います。

● 以上より
 いきいきとした教室を作るためには、教師として、一人一人に合った教材を用意しなくてはならないのだとおもう。ただ、時間の問題や決められた範囲があるのは事実であるため、同じ教材、資料を使うにしても一人一人の力に合わせた課題であったり声かけをし、その子自身が達成感を味わえるようにしたい。大村はま先生は読書会を開き、一人一人違った本をみなに紹介することで誰もさぼることなく、自分の課題に取り組めるような工夫を行なっており、大変面白いと感じた。

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