10月10日 第3回3期生ゼミ記録(早川)

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 こんにちは。3期生の早川です。今回は社会専修の静谷くんによる、社会の模擬授業について授業を受ける側の視点から気づいた点を簡潔にまとめていきます。単元は、「巨大古墳と大王」を扱っていました。二期生ゼミの模擬授業に参加させてもらったときに、寺坂さんがこの単元をやっていた気がするなあなんてことを思いつつ授業を受けました。(笑)
それでは良かった点悪かった点を以下に簡潔にまとめていきます。

 まず、良い点からいくつか。
・口調かハキハキとしていて、聞き取りやすい。
・資料等の準備が充実していて学びの支援ができている。
・なんでもかんでも意見を拾いすぎない
・「1番早く手を挙げてくれていた...」など、よく児童の姿を見ることが出来ていた。
などが挙げられました。

 その一方で課題(改善点)もありました。
・追発問、追指示が目立つ。(=授業者として予想した思い通りの答えが返ってこなかったときに誘導するかのように指示・発問してしまう)

・指示の言い方が変わる。(=「読んでみよう」「音読しよう」「読んできてください」など一つの動作に対して表現が多い。)

 最後の改善点に関しては、玉置先生が指摘されていました。私も児童役をやっていて、私なりの感覚ではありますが、読んでみようと言われれば声には出さずに目で読もうと思いましたし、読んできてくださいと言われれば家で宿題として読んでくるんだろうと思いました。

 大学生でもこのように指示の違和感を感じるということは、実際の小学生であれば混乱してしまうのは明白です。授業内容以前に、このような基本に立ち返って考えることができるのは、模擬授業をやっているからです。授業をする上での注意として頭で分かっていても実際に授業者として実践しようとするとなかなか出来なかったりします。まだまだ始まったばかりのゼミ。大事にしていこうと思います。(早川)
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