第4回教師力アップセミナーに参加して(幸島、安藤、丹羽)

 こんにちは。三期生の丹羽亜由美です。今回は第4回の教師力アップセミナーに参加させていただき、学んだことを準ゼミ生の幸島、4期生の安藤と丹羽でお伝えします。

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 こんにちは。準ゼミ生の幸島です。10月8日(土)の第4回教師力アップセミナーに参加させていただきました。そこで学んだことを記事に書きたいと思います。1本目の道徳の模擬授業について、特に印象に残ったことを書きます。

 まず、野口先生は、道徳教育というのは、良い気づきの学びであると仰っていました。肉眼では見えない部分に気づける、そんな人に私自身もなりたいと思いました。子どもたちの心や頭の中には無限の宇宙があると聞いたことがあります。全部に気づくのは難しいかもしれませんが、一人一人の思いや気づきを大切にできる教員になりたいと思います。

 次に、授業についてです。授業者が何を伝えたいのかが1番であり、気に入った心のものを心を込めて伝えることが大切だと学びました。やらなければならない仕事もたくさんあるかと思いますが、自分の大切にしたいという心を、目の前の子どもたちに熱意をもって伝えられるようになりたいと思いました。

 1日みっちり3本立てで、たくさんのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。(幸島)

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 こんにちは。4期生の安藤です。私は伊藤先生の国語の授業から学んだことを書いていこうと思います。

 今回は「閑かさや…」と始まる芭蕉の有名な俳句で授業をして頂き、私は生徒役として授業を受けました。

 伊藤先生の授業で学んだことは五感を使って読むことで情景を捉えさせるということです。私は俳句や詩で情景を思い浮かべることが苦手です。こんなに有名な句なのに、まあ蝉が鳴いててしみじみとしているんだろうなあ、などと浅い読みしかできていませんでした。伊藤先生は終始生徒に五感のうち何を使って芭蕉はこの詩俳句を作ったのかを生徒に考えさせており、私は俳句の情景をより鮮明に思い浮かべることができました。

 五感という読み方の手がかりを提示することで、普通に読むだけでは想像もしなかったこと(例えば嗅覚で苔のにおいがするなど)を考える着眼点が生まれて、より具体的に考えさせることができると分かりました。また、その情景を生徒にどんどん答えさせる中で、「〜さんは蝉は1匹って言ってるけどそうなの?」と他の生徒にも投げかけ、生徒の意見を受容しつつ、一人ひとりの読み取りのズレがやんわり修正されていくことも印象的でした。俳句をみんなで議論する形式は自分だけで読み取ったり、先生からこの句はこういうことだよと教えられるより楽しく、より記憶に残りました。
 
 最後に伊藤先生の授業を受ける中で感じたことは、伊藤先生は生徒の発言をとてもよく聞いていらっしゃるということです。意図的指名や「〜くんは…って言ってたよ」など自分でも何と発言したか忘れてしまうのに、誰がどんな考えだったか覚えていらっしゃって驚きました。私はまだ誰が言ったか覚えて指名することまで授業の中で余裕がなくてできていないのでこれからできるようになりたいと思いました。
伊藤先生素敵な授業をありがとうございました。(安藤)

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 みなさん、こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。私は第三部の教養講座について印象に残った内容をお伝えしたいと思います。

 私が最も印象に残ったことは「憧れ」を持ち続ける大切さです。憧れというのは字の通り、子どもの心ですが、やはり、教員として、子どもを良くするためには、自分の趣味や知識を増やしたり、充実させたりすることが子どもを育てる上で大切なのだと学びました。

 教育基本法にもあるように、「研究と修養」の趣味の方である「修養」を充実させ、自己改善することを意識していきたいです。

 私自身、これといった趣味がないのですが、卒業までに卒論があります。野口先生もおっしゃっていたように、自分の知識を増やすための価値のある読者をたくさんできたらいいなと思います。また、玉置ゼミの一員として、教師力アップセミナーや、ほかのセミナーに参加させてもらえることはとても貴重な経験だと改めて感じることのできた時間でした。野口先生、ありがとうございました。(丹羽)

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