10月8日(月)教師力アップセミナーに参加して(井上、関口)

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 こんにちは!4期生の井上です。今回は教師力アップセミナーに参加してきました。今日講演していただいた方はなんと、玉置先生の師匠である、野口先生でした。前々から4期生のゼミで野口先生の話が出ていて、今回!野口先生が講演してくださると聞き、とても楽しみにしていただいた4期生は多かったと思います。

 さて、私は野口先生のお話の中で出てきた心眼と心耳について書いていきたいと思います。

 心眼とは肉眼では見えないもの、つまり不可視のものを見ることが出来る目のことです。不可視のものとは、人の心であったり、気持ちを理解するといった肉眼では見ることができないもののことです。

 不可視のものを見ることが出来る心眼で物事を見ることがとても大切で、子供達に養っていきたい力であると感じました。

 また、もう一つ、心眼の同じ意味合いの心耳という言葉があることも学びました。聞こえないものを聞く力。これも心眼と同様に養っていきたい力の一つだと考えました。この心眼と心耳で物事を捉えることが出来るようになると、野口先生が話されていた、「良い気づきが出来る人」になると思います。そういった子供達を育てていけるようにしていきたいです。

 この話の他にも、野口先生の師である、平田先生の話もとても面白く、すごく心に残る話でした。特に、原案の話は特に自分の心に残りました。師を持つことの重要さ、憧れの人と出会うことの難しさなどたくさん考えさせられることばかりでした。

 大それたことですが、自分にとっての師は玉置先生になっていくと思います。これからもゼミで、たくさんのことを学び、さらには卒業した後も沢山のことを学び、吸収して、自分なりに活用していけたらいいなと考えています。この出会えた奇跡に感謝しつつ、4期生の仲間とともに勉強に励んでいきたいと思います。野口先生、本日は本当にありがとうございました。(井上)


 こんにちは。4期生の関口です。第4回教師力アップセミナーの伊藤彰敏先生の模擬授業について書きます。

 私は国語専修なので困ったら当てるねと言われていてたくさん当てていただいたのですが、答えられなかったり的外れな発言をしたりしてしまいました。しかし、他の子をすぐ当て、生徒の意見で間違っていることに気づき、さっきは言えなかったけど言えるようになったねとフォローもしていただけました。生徒の言葉だからこその気づきやすさもあり、生徒の言葉でつないでできる授業という感じがしました。教師が一方的に喋らない授業を目指している私は、私たち生徒役の実態がわからない中で意図的指名もしにくいため、どうして言葉をつないでいけるのだろうと不思議に思いました。

 授業の検討では、野口先生が「授業前と授業後何が変わったのか」問われました。野口先生は『向上的変容』について話されました。私たちがその問いに答えるときにも、話し方をその場で指導されやり直させていて、本に書いてあった通りだと少し感動しました。
生徒が間違えたとき伊藤先生は他の生徒たちの意見を聞いて気づかせるという方法でしたが、野口先生は、否定しないといけないとおっしゃっていました。引っかかったところではしっかり止めて、今の発言について○か×をノートに書かせて挙手させ意見を聞いてしっかりと束ねる方法です。

 伊藤先生の方法は自分で気づくことができ、野口先生の方法は明確にこれは違うのだと学べていけます。どちらの方法も実習ではできなかった方法です。意図的指名なしで生徒の意見をつなげる方法はとても難しいと感じるため、○×の方法ならすぐに実践として取り組めるなと感じました。うまく束ねることはできないと思いますが、中学校実習で取り入れていきたいです。

 もうすぐ中学校実習が始まります。満足いかなかった授業が少しでも改善されるように伊藤先生の授業と野口先生の考えやお言葉を参考にチャレンジしていきたいです。
12月も野口先生に会えるのを楽しみにしています!(関口)
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