岡崎市立矢作南小学校現職研修に参加して(丹羽)

 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。先日、岡崎市立矢作南小学校で開かれた校内研修会に参加させていただきました。そこから学んだことを、

1.6年2組の算数授業
2.研修会での話し合い
3.道徳授業について
の、3つ紹介します。

 まず、1つ目の算数の授業です。6年2組の算数の授業を見せていただいたのですが、先生と児童との関係性がとてもよく、児童の表情や反応がとても豊かだった印象を受けました。

 グループ活動の際にも、できる子がまだ出来ていない子に対して教えてあげる姿や、お互いの考えを頷きながら聞くなどといった学び合う姿をみることができました。算数の授業でも、教材研究がとても大切であり、児童達からどんな質問が飛んできても答えられるよう準備しておくことの大切さを学ぶとともに、先生と児童との関係性の大切さを改めて実感することができました。

 2つ目の研修会では、授業の良かった点3つと改善点1つを出すということを行いました。現職の先生方のグループに入れてもらい、話を聞くことで、授業の視覚化や、意図的指名、切り返しなど一方的な授業になるのではなく、子どもたちにわかりやすく、全員参加出来るような工夫を取り入れることの大切さを学びました。

 それに加えて、見方・考え方を追求した教材研究の重要さも感じました。

 3つ目は道徳授業についてです。こちらは玉置先生に講演をしていただきました。わたしがこの講演の中で最も印象に残っているのは、評価方法です。

 道徳授業は、人物を評価するのでなく、心情変化を評価するものであるという明確な定義に感銘を受けました。実際に、「この子は責任感があります。」というのは、人物評価であり、道徳の時間だけで評価することはできません。そうではなく、「この子は責任感を持つことが大切だと気づくことができました。」とすることで、児童の心情変化が具体的に理解できるのだと学びました。私も来年度から評価をする立場になるので、児童の人物を評価するのではなく、心情変化を捉えて、所見を書いていけるようにしたいです。

 最後に、校長先生から色紙のプレゼントをいただきました。卒業生一人一人に手書きで書いているそうです。私も校長先生のようにあったかい子ども想いの先生になろうと思います。今回もたくさんの学びをありがとうございました。(丹羽)
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