10月31日3期生ゼミ記録(松田)

 こんにちは。3期生の松田です。今回は、10月31日のゼミで行われた丹羽さんの模擬授業について書きます。

 
 丹羽さんは、「イースター島にはなぜ森林がないのか」という6年生の国語の授業を行いました。

 授業後の意見交流では、主に「イースター島の森林が失われた原因」を読み取る場面での先生の対応について話し合いました。その場面は、子ども役が丹羽さんの用意していた答えと違う原因を言った際に、丹羽さんはその子どもに理由を聞いたり、その原因を確認したりしてどんどん1対1の会話になっていったという場面でした。
 
 このように、自分が用意していた答えと違う意見が出たときは、「○○さんと同じ意見の人?」と子どもに聞き、「意見が分かれたからみんなで話し合ってみようか」と子ども同士で話し合う場を作るということを教えていただきました。また、子どもの意見を聞いた後に「同じ意見の人?」と1回聞いたら、次にどんな意見が出たとしても同じように子どもに聞くというスタイルを変えてはいけないということも学びました。教師が聞き方のスタイルを変えてしまうと、その意見が間違っているのではないか、と子どもが察してしまうからです。

 丹羽さんの授業を受けてみて、つぶやきを拾ったり、違う意見が出ても決して「違う」ということを言わずに、「その意見は答えにつながっていく」と意見を受け入れたりしていて、一人ひとりを大切にしようという気持ちが伝わってきました。ぜひ真似したいと思う授業でした。(松田)

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