11月7日三期生ゼミ記録(嶋藤)

画像1
 こんにちは。3期生の嶋藤菜月です。今回は後期ゼミ第5回で早川君が行った模擬授業について、意見を出し合ったことをまとめていきます。

 早川君は、小学5年生の算数の体積について模擬授業をしてくれました。模擬授業の話し合いで出たことを以下に書いていきます。

 まず、話し合いで話題になったのは、チャレンジ問題についてです。早川君は教科書にある練習問題ではなく、オリジナルの日本銀行の建物の体積を求めるという問題を使っていました。子どもにとって、この難易度の問題はどうなんだろうという話し合いになりました。日本銀行の建物の体積を求めるとなると、とても興味が湧くと思います。しかし、まだ体積を工夫して求める問題は1問しか解いたことがない子どもが、いきなりチャレンジ問題にいくのは早すぎるという意見が出ました。チャレンジ問題の前に、1つ目に解いた問題に近いものを練習問題で解かせ、自信をつけさせたところで、チャレンジ問題を解かせるのが良いのではないかという結論になりました。

 次に話題になったのは、黒板に何を書けばよいのかということについてです。今回の模擬授業の中では、子どもに式と答えを黒板に書かせていました。しかし、これだと、どうやって考えたか(図に線を引く)というところしか考えられない子どもにとって難易度が高すぎてしまいます。黒板に書くときは、どの子どもが見ても分かるように、考え方を書かせることが大切だということが話し合いの中で出てきました。そのためにも、教師が普段から考え方を大切にする必要があることを学びました。

 以上のように、今回も活発な話し合いをすることができました。早川君は前回もそうですが今回も、子どもの発言にしっかりと耳を傾けていたので、その発言に対しての返しが素晴らしいし、授業がスムーズに進んでいてとても良かったと思いました。模擬授業お疲れ様でした。(嶋藤)
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30