11月14日 3期生ゼミ記録(丹羽)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。今回は菱川くんの算数の授業を受けてみて、印象に残ったこと、議論になったことを紹介します。

 まず、菱川くんの授業の単元は小学校5年生の体積の求め方の単元でした。4年生まででならった単位数を元にどうすれば体積が求まるかを考える授業です。

 私が印象に残ったことは2つあります。
 1つ目は、授業準備が豊かであるということです。菱川くんはペアごとに画用紙で作った立方体と直方体を用意しており、子どもたちが実際に作業できるような工夫がされていました。受けてみて、やっぱりただ話を聞いて、やり方を覚えるだけの授業よりも手を動かしながら仲間と考えてする授業はとても充実するな、と感じるとともに授業準備の大切さを改めて実感しました。

 2つ目は子どもの疑問に対しての親身さです。菱川くんは子ども一人一人の疑問を拾い、丁寧に答えている姿勢がよく見えました。これは私自身も大切にしたいと思っていることですが、どんな小さな疑問であっても耳を傾けることで子どもにとっては「この先生になら聞ける」というような安心感が生まれるのではないかと感じました。

 次に議論になったことは課題に対して、授業内容や発問がズレていってしまうことです。私自身、教育実習などで課題を提示していても、子どもたちの理解度や進み具合で発問を変えてしまったり、課題に対して適切な授業ができなくなってしまった経験があります。

 この問題点にたいして重要なのは、より言葉をシャープにする、ということを学びました。どうしても子どもたちに伝えよう、わかってほしい、という思いがあるあまり、余計なことを言ってしまったり、発問がズレてしまうことがあると思います。最後は子どもの力を信じてシャープに伝えることが大切なのだと菱川くんの授業を通して学ばせてもらいました。

 菱川くん、おつかれ様でした。(丹羽)
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