蟹江町立蟹江小学校の道徳の授業をみて(嶋藤)

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 こんにちは。3期生の嶋藤菜月です。今回は蟹江町立蟹江小学校の道徳の授業をみてきました。そこで、学んだことを2つ書いていきます。

 1つ目は、心情を授業の中で聞いていかなければ、後で考える時間があっても出てこないということです。今回の授業では、心情をあまり聞かず、時系列の確認ばかり行っていました。その結果、子どもの言葉には心情が少なく、事実が多かったのではないかと思います。子どもにその人の立場になって考えさせるには、教師が心情を子どもにその都度聞いていくことが大切だと分かりました。

 2つ目は、対話とは会話ではないということです。会話というのは、相手の話に付け加えるのではなく、自分のことを話していればいいと思います。しかし、対話は相手の意見に対して確かにそうだな、いやそれは違うのではないかなど、何らかの反応をし、自分の意見を付け加えていくものです。

 今回の授業では、子どもと教師のみの対話で終わっており、子ども同士の対話というのが少なく、会話で終わっていたように思います。相手の意見に対してどう思うのかという対話をさせるためには、教師が子どもと子どもの言葉をつなげてあげることが大切であると分かりました。ほかっておいても子どもが勝手につながっていけば理想ですが、なかなかそれは難しいので、子どもの発言に対し、何かしら反応をしている子どもを教師があて、つなげることが大切であることが分かりました。そのために、聞いている子どもの表情をしっかり見ることが教師に必要だということも分かりました。

 以上のように、今回もとても勉強になる時間を過ごさせていただきました。これも、玉置先生のおかげです。卒業まで残り少ないですが、最後までしっかりと学んでいきたいと思います。ありがとうございました。(嶋藤)

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