4月10日 第2回4期生ゼミ(山田)

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 こんにちは!4期生の山田です。今回は4月10日の第2回4期生ゼミについて書きたいと思います。

 今回は前回に引き続き教職教養の問題と、集団討論を行いました。

〇集団面接からの学び
「インクルーシブ教育以上に“インクルーシブ教育システム”が重要視されているのはなぜか」という議題を受けて、インクルーシブ教育について書かれたコラムを元に討論しました。

 テーマが難しくて、討論の中でうまく言えなかた悔しかったので、ゼミの後にもう一度このテーマについて考え直してみました。わたしの中でもまだ、うまくまとまっていないのですが、玉置先生や、ゼミのみんなの意見を聞いて、こうかな?と思うことを挑戦の気持ち!で書いてみようと思うので、なんか違うぞ?と思ったらぜひご指摘よろしくお願いします!

 「インクルーシブ教育」ではなくて、「インクルーシブ教育システム」が重要視されている背景には、インクルーシブ教育の概念にとらわれ、「特別支援学級の子が通常学級で共に学ぶこと」が目的になってしまっているという学校の現状があると考えます。

 しかし、インクルーシブ教育の一番の目的は、特別な支援を要する子の自立・社会参加を目指して、「教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供すること」です。だからこそ、共に学ぶという形にこだわるのではなく、多様で柔軟な仕組みを整備することが重要だと考えます。

 具体例としては、この児童は算数の時間は通常学級で他の児童と共に勉強すると固定化ささてしまうのではなく、その日の様子を見て通常学級での授業の参加不参加を決めたり、給食や掃除など社会性を身につける場への参加への支援に取り組んでいくことなどが挙げられます。

 一人一人異なる教育的ニーズに最大限に応えることができるように、もう一度特別支援学級と通常学級の関わり方を見直し、インクルーシブ教育システムの共通理解、構築を確かなものにしていくことの重要性を感じます。

〈 集団討議のポイント! 〉
・講師経験者の人や、知識に富んだ人の語りに圧倒されてしまいがちなので注意
・繋がりがなくても自分の意見はとりあえず述べる
・意見をうまくまとめられなくて困ったときは、「〇〇さんの言っていたことは、〜と言うことでよろしかったでしょうか?」と具体例を出して投げかける

 今回もとても内容の濃いゼミで、多くの学び得たのと同時に、自分の課題を痛感した90分でした。今回来れなかった子も次は元気に全員揃って会えることを楽しみにしています!
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