5月13日5期ゼミ発表を通しての学び(遠藤)

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 こんにちは。先日読んでいた本の中に、「コミュニーケーションは鏡と同じ」と書いてあり、ドキッとした遠藤です。

 相手を尊敬しながら話すと相手も自分を尊重してくれるし、緊張して喋っていると相手にも緊張は伝染してしまうのだそうです。相手が態度が悪いなぁと思ったら、まず自分を見直すこと、そしてその嫌な態度に自分まで引きづられないことが大切なのだと書いてあり、成る程なと感心しました。

 さて今回は、そんな本の内容から思いついて取り組んだゼミ発表の第2回についてお話したいと思います。

 今回の私のテーマは、「話すこと・聞くこと」について重要なポイント考えることでした。『鍛える国語教室シリーズ12 子供は授業で鍛える(野口芳宏著)』からの学びを通して、話すことにおいては、間違える=悪いというイメージをまず教員側から払拭しなくてはいけない、という点。聞くことについては、常に相手の話からなんで?どうして?という疑問点を見つけ出すよう意識して聞く点についてまとめました。

 今回の授業では話すことにしか触れられなかったのですが、自分の意図通り、間違える=悪なのか?という疑問を投げかけるところまで出来、流れは上手く出来たのではないかなと思います。授業内容は、冒頭で述べた、「コミュニーケーションは鏡」ということを伝えるべく、そこに最終的に持っていけるよう指名の方法と板書を工夫しました。

 しかし、後ろの方の席に座っていた子から、板書の字が小さかったと指摘してもらい、改めて見ると確かに小さいことに気がつきました。書き出しから文字が小さいと、そこから大きくするのは困難なので、最初から一定の大きさを保って書けるようになりたいと思います。それ以外では、意図的指名の工夫や授業の流れなどについて褒めてもらえて、自分の意図が伝わったことがわかり、とても嬉しかったです。

 ゼミ生の仲間がこれ程沢山の意見をくれるのも、野口先生の仰る疑問を持って相手の話を聞く、という聞き方の実践が既に出来ているからだと思います。今回は授業で扱うことは出来ませんでしたが、「聞き方」についての自分の学びはレジュメに詰め込んだので、きっとゼミ生の皆に届いたと信じています。

 これからのゼミでも、今日の学びを生かして創意工夫のある授業を考えていきたいです。(遠藤)
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