5月27日 二宮くんの発表から学び得たこと(遠藤)

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 こんにちは!五期生の遠藤です。今回は、5月27日に行われた二宮くんの発表について書きたいと思います。

 二宮くんは最初、「技術は〇〇で補えるけど、〇〇は技術で補えない」の、〇〇に入る言葉を聞くという導入をしていました。二宮くんはこの言葉を印象付けたくて考えた導入だったと思うのですが、やはりこうした問いかけは発問方法にブレが生じやすく、難しいなと感じました。メリハリをつけるには、問いかける言葉を変えることなく、一貫した発問をすることが大事なのだと学びました。

 「熱」という文字の入った熟語を書けるだけ書いてみようというワークは、全員参加の実現や全員が褒められるという点において、とても良い物だと感じました。二宮くんは一人一人に異なる言葉がけをして、価値付けを怠らず、楽しくワークを進めていました。そんな姿を見るだけで、楽しい気持ちになり、意欲的に取り組むことができました。これは、二宮くん自身の持つ個性と、身につけた演出力の賜物だと思います。子供が楽しく取り組めるようなリズム感のある授業、是非真似したいです。

 授業の最後に学んだことは、言葉選びの難しさです。二宮くんが「ゲームをやろう!」と言って始めた言葉当ては、ゲームではなくクイズではないか?という指摘が授業後にあり、成る程と思いました。子供はゲームと言われたらゲームを期待してしまう、言葉選びを気をつけなくてはいけないというお話は、幼児教育学でも小学校教育の講義でも一度は聞いたことがありました。しかし、やはり大人の視点から話を聞いてしまった為、最初は全く違和感を持ちませんでした。これから自分もレクリエーションをする機会が何度かあると思いますが、言葉選びと指示の出し方は、よく考えた上で行おうと思いました。

 全体を通して様々な工夫があり、とても楽しい授業でした。二宮くんの持つ子供を惹きつける話し方や、前に立った時の雰囲気などがとても親しみやすく、私も真似したいと感じました。(遠藤)
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