6月3日のゼミ発表から学んだこと(杉山)

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 こんにちは。5期生の杉山です。6月3日のゼミ発表から学んだことを記します。

 私は、「プロ教師直伝!授業成功のゴールデンルール」(大前暁政 著)からの学びを授業風に発表…というわけではなく、この本から学んだ授業テクニックを活かして、普通の授業に挑戦しました。

 内容は中学3年生の公民で、課題を、「死刑制度について、自分の考えを持とう」という風にしました。この授業では、社会問題だけでなく、今後の人生で直面する答えのない問題に対し、常に考え続ける姿勢を養うことを狙いとしており、死刑制度の賛否に分かれて議論型の授業をする事で、友達がどのような考えを持っているのか、自分と立場の違う人はどのように考えているのかを知ることで、子供にとって大きな刺激になるというものです。

 本から学んだテクニックの1つ目は、資料を提示する上で、必ず1つずつ提示し、子供たちに読み取らせることです。複数の資料を同時に提示すると、混乱してしまう子供が出てきてしまい、せっかくの資料との対話の時間がムダになってしまいます。

 2つ目は、議論や討論を授業内で仕組むことです。子供たちは、友達の考えに敏感なので、自分とは異なる意見に驚き、新たな発見をします。こういった、友達からの刺激は、授業においてとても大事なことです。

 普通の授業に挑戦したことで、たくさんの改善点が見つかりました。細部まで指示をする(「手を下ろしてください」等の指示)、話すスピード(どうしても早口になってしまう)、わかりやすい板書(議論のための情報をきちんと書く)、子供の発言に対する返し方、板書のタイミング等、多くの指摘をいただき、実際にやってみることの大切さを実感しました。玉置先生からは、「こういうことを扱ったときのまとめは、動かずに、教壇から真剣な表情をして言うと良い」というアドバイスを頂きました。

 次回の発表をどのようにするかはまだ決まっていませんが、今回みたいな実践型の発表をリベンジしようかなと思っています。もっと多くのことを学んで、より良い授業にしていけるように頑張ります!(杉山)
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