6月24日5期生ゼミ発表からの学び(杉山)

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 こんにちは。5期生の杉山です。この前の第4回ゼミ発表から学んだことを記します。
僕は前回の発表で、公民の授業を行い、様々なアドバイスをみんなから頂きました。また、玉置先生から、「道徳の授業をやったらどうか。」と言われ、今の自分の力量を計るのと、これまでの学びを活かしたいとの思いで、今回の発表で道徳の授業に挑戦しました。

 これまでの、自分でつくった教材を用いるのではなく、現場で使用されている教材を用いての授業は、授業構想がとても難しく、苦労しました。

 今回扱った教材は、「うばわれた自由」というもので、「自由」とはどういったものかを、子供たちに考えてもらうものでした。

 導入では、子供たちがイメージする「自由」とはどういうものかを考えさせて、「好きなことができる」、「自分がしたいことを好きなときにできる」といった発言を引き出したあと、展開において、教材と照らし合わせながら、子供たちに「本当の自由」についての意識を、ゆさぶりの発問を通して持たせます。終末で、教材とこれまでの自分と仲間から得た考えで、「本当の自由」とは何かいう、一番学ばせたいことを、子供自らで発見するという授業構成にしました。

 授業後のゼミ生や玉置先生からの指摘では、導入に時間をかけすぎないこと、挙手を求める際、導入部分などの簡潔に済ませたい部分では、指名は意図的ではなく、列毎で指名するといった風でも良いこと、細かい1つ1つの言葉(たくさん手を挙げてくれてるけど、次で最後にするね等)をかけること、意見が分かれる発問において、教師は中立的立場であることがあがりました。

 これまで4回の発表を行って、第1回から大きく授業技術が向上したと感じましたが、まだまだこれからということも同時に思いました。また、ゼミを重ねるにつれて、ゼミ生のみんなの発表や指摘もどんどん良くなっていることを感じ、ゼミの環境のありがたさを改めて感じました。

 今回も様々な視点からの指摘で、またレベルが上がったと思います。これからも努力を重ねて、良い授業を作れるように頑張ります。(杉山)

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