6月24日5期ゼミ生の発表を終えて(生田)

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 こんにちは!5期生の生田朋也です!ついにおばあちゃんに買ってもらった車が納車しました。感謝しかありません。この車で色んなところに行って、色んなことを学んでいこうと思います。

 さて今回は「落語家直伝 うまい!授業のつくりかた」を読んで発表をさせてもらいました。そこからの学びについて書いて行こうと思います。

 最初は発表の指摘について3点
・児童の発表中に教師が話し始めない。
・話が変わる時ほどゆっくりに
・発問に対して児童の発言が被った時は「正」の字で書いていくと時短かつ、児童の意見を黒板に残すことができる。
 上の2つに関してはもうすでに指導されていた人がいたにも関わらずやってしまいました。意識していきたいと思います。3つめは次で実践してみたいと思うとともに、チョークの色使いにも気をつけていきたいです。

 次は本の内容から、この本を読んで自分はあるテーマを持ちました。それは「人間としての弱みを見せることも教育」です。なぜこのようなテーマを持ったのかこの本から学んだキーワード3つを用いて説明していきたいと思います。

 1つめは「子どもにあえてつっこませる話し方」です。子どもにつっこませる?と思うかもしれません。しかし、故意に間違えたり、ボケたりすることで子どもは「先生!間違ってる!」「先生そこ〇〇だよ!」と子どもが先生に「教える」という形をとることで、能動的かつ主体的な活動が期待できます。さらに教えたいことも引き出せるかもしれません。

 2つめは「自分の失敗談を盛り込んだ話をする」です。人の失敗談は同情すると同時にどこか安心感があると思います。ましてや、教師が児童に失敗談を語れば「先生も失敗するのか!」と自信を持てることにも繋がります。逆に成功談は最初はすごいと思ったりすることがあるかもしれませんが、段々と自慢話に変わってしまいます。また自己完結してしまいがちです。

 3つめは「スキのある親しみが持てる先生を目指す」です。簡単に言うと弱みを見せてしまうということです。教師が児童に秘密の共有をする感じで伝えれば「信頼してもらえてるんだ」と相互の信頼も期待できますし、弱みを見せることで児童が共感したり、先生を助けてあげようとクラスがまとまることも期待できます。

 自分は威厳があり、舐められない厳しい先生になりたい、ならなければいけないと思っていました。さらに自分は比較的体が大きく、いかつい顔をしているので。しかしこの本を読んで考えが変わりました。自分はおっちょこちょいで、失敗も多く、いじられキャラです。そんな自分がそんな威厳な教師になりきるには限界がいつかやってきます。子どもにも見透かされることでしょう。

 つまり「ありのままでいい」「そのままの自分を見せればいい」ということをこの本が教えてくださいました。このような情けない自分だからこそ誰にも負けない教えれることがある。勝手ではあるのですがこの本が不安しか持ってなかった自分にそのような大きな自信を与えてくれました。完璧な人間はいない、できないことだってある、恥ずかしいことだってある、そんな「人間として弱みを見せることも教育」この本から学んだことです。著者 立川談慶先生、監修 玉置崇先生 そして、ご指導してくださった5期生のみなさん、ありがとうございました。(生田)

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